貴方は淫魔の国へ渡る   作:ばばばばば

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 貴方と彼女がひとしきり話し終わった後、貴方の食事の時間が訪れる。

 

 

 貴方が改めて食材を確認した所、様々な魔界の食材を見た。 

 

                                  

   

 

 驚くべきことに、その中には貴方の非常に見知った物に近い食材があったのは僥倖だろう 

 

 

 

 しかし、これらの食材を食すとなれば、ただ火を通せばいいという訳にはいかない 

 

 

 

 

                                  

 

 

 燃料を燃やして火を起こし、その火で食材を加熱する調理器具という

 大雑把な貴方の説明に彼女は首を傾げる。

 

 

 

 

 彼女は中に軽く手をかざすと銅のような金属光沢を放つ板が一枚出現する。

 

 

 

 

 

                                      

 貴方の顔を目で追いながら、彼女は目もむけずに指をなぞり

 細やかな動きで板に文様を刻みだす。

 

 

 

 

 

 そんな小学校のナップサックのような軽いノリで語る彼女であるが

 貴方から見ればまさにファンタジーそのものの光景。

 

 

 

 

 

 彼女の描く指先はすぐに一つの円を描き終わると、彼女が軽く息を吹きかける。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                          

 

                        
          

 

 

 

 

 

 近くでのぞき込んでいることに気づいた彼女は貴方に向けて苦笑いを浮かべる。 

 

 

 

 貴方の目の前に起きた現象は

 人間が積み上げた科学を漏れ出た笑いの鼻息で吹き飛ばすような光景であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 彼女は噛み締めるように貴方の尊敬の念を噛み締めた後、実感を込めて一言だけ絞り出した。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 貴方は目の前でだらしなく宙を見ながら涎を垂らす彼女を次第に心配し始めた。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 正気に戻った彼女は貴方の後ろ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                 

 

 

 貴方は今まで黙っていたが、振り返り、なんとも言えない表情を彼女に向ける。

 

 

                                      

 

 

 貴方の要望を聞いた彼女はやけに似合う悪戯っぽい表情を浮かべた。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そういうモノであると言われたら貴方にはどうしようもないだろう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 貴方の目の前には平皿の上に乗った白米と焼いた肉に気持ちばかりの葉物を添えた物がある。 

 よく言えばステーキセット

 悪く言えば雑なことこの上ないワンプレート料理を貴方は作り上げた。

 

 

 

 

 

 

 

貴方はもう一枚の皿に自分の料理を取り分けた

 

貴方は彼女に感謝しながら料理にかぶりついた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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