抜きゲーみたいな島に住んでるボッチはどうすりゃいいですか?   作:くももん

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NLNS

「比企谷には、俺達の秘密基地に来てもらいたい」

 

 

「秘密基地??」

 

 

秘密基地?なんで俺が。秘密基地ってあれだろ、山の中とかに作った木材とかを適当に組み合わせて作るあれだろ。作ったことも、見たこともないから知らんけど

 

 

「詳しいことは基地でするから、なっ!来てくれよ、なっ!なっ!」

 

 

めちゃくちゃ綺麗な笑顔でまくし立てられる。その笑顔の裏にの目には何か闘志のようなものが見えるような、見えないような。

 

しかし、こうも強く責められるとノーと言えないのがボッチ、ひいては陰キャのさが。ノーといえる日本人になりたい。

 

「えっと、そのあのえっと、、、ちょっと用事があれ何で、はい・・・」

 

 

しかし、そこで潔くイエスと言えるほど潔いボッチでもない。変化を求めず、他者との関わりを持たないのがエリートボッチ。人と関わりを持ちすぎると人間強度が下がるからね。

 

そこで、このイエスとはいえず、ノーとはっきり言わない程度の返し。そして、追加で挙動不審なこの態度。これで逃げ出す、もとい俺を避けなかったクラスメイトはいない!!

悲しくなんてないんだからね

 

 

「そこを、なっ!頼むよ、比企谷」

 

 

ば、馬鹿な・・・。引かないだとっ。ここは「あーそうか、仕方ないか。まて今度誘うわ」とか言って二度と誘われることはないパターンだろっ。

 

「・・・しかし驚いたな。奈々瀬から聞いてた言い訳のままだ(小声)」

 

 

「・・・・・・聞こえてるぞ。おい片桐」

 

 

 

どうにも押しが強いと思ったら片桐の入れ知恵か。あいつとは1年間の付き合いだから、ある程度こちらの性格を知られている。

 

 

「別に変なことは言ってないわよ。ちょっと八幡は押しに弱いから、強く押せば大丈夫。すぐ変な言い訳をするけど、ウソだから気にしなくてもいいのだわ っていっただけよ」

 

 

目を逸らしながら言うな。こっちを見ろ

 

 

 

「とりあえず、ねっ。取り敢えず来てもらうだけでいいから、ねっ」

 

 

片桐はお願いするように手を合わせながら言う。

 

ここで変な言い訳をしても長引くだけか。仕方ないか。

 

 

 

「・・・分かったよ。行けばいいんだろ、行けば」

 

 

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「・・・で、どこにあるんだよ秘密基地。森の中とかなら体力的に厳しいだけど」

 

 

 

「あぁ、心配するな。すぐに着く」

 

 

 

こういうときの人の「すぐに着く」は信用ならない。何故なら経験上、すぐに着いた試しがないからだ。すぐに着くのなら具体的な時間を言う。それを言わないということは、具体的な数字をいうと相手が帰ってしまうことを危惧しているからだ。

 

 

(・・・何となく長くなりそうだな)

 

 

さらば愛しのマイホーム。君と会うのは数時間後になりそうだ。

 

 

そうして、片桐、橘兄、橘妹、俺の4人はエレベーターのほうへ向かう。

 

 

「・・・わざわざ、エレベーター使う必要ないんじゃないのか?この距離なら階段使ったほうが早いだろ」

 

 

エレベーターの下のボタンを橘兄が押した後に言う。

 

このエレベーターは現生徒会長のために作られたものだ。安全上、エレベーターの中ではドスケベが禁止になっている。

なので、普段から生徒たちはエレベーターを使わずに階段で、昇り降りする。たかだか4階か3階建ての校舎の昇り降りにエレベーターを使うのは、逆に時間が掛かり非効率なのだ。

 

「まぁまぁ、いいから、いいから」

 

 

片桐が笑いながらこちらを宥めるように言う。その表情はまるで、何かを楽しみに待っているようでもあった。

 

 

そんなことを思っていると、エレベーターが来た。そこに4人で入り込む。

 

エレベーターに4人で入り込むと少し手狭になるな。

そんなことを思っていると、片桐がエレベーターのボタンを操作し始めた。

 

その押し方はまるでパスワードを入力するような手つきで、少し戸惑う。

何故なら、ここは2階だ。1階に行くための操作なら1と表記されているボタンを押すだけで事足りる。それを複数回、それもパスワードのように複雑に押す理由は何だ?

 

 

おかしことはまだ続く。明らかに遅い。

もうとっくに1階に着いていても、おかしくないのだ。それなのにエレベーターは、まだ下降を続けている。

 

どういうどだ?今、俺はどこに向かっている?

 

 

「・・・おい、片桐。これは・・・」

 

 

「着いたわよ」

 

 

チンッという音を合図に扉が開く。

 

 

「・・・どういうことだ、これは」

 

 

思わず目が飛びてるほど開く。俺は先ほどまで校舎にいたはずだ。

 

しかし、扉の先に見える景色は校舎とは裏腹に黒を基調とした、どこか近未来を模した部屋。

 

部屋の端には、明らかに高性能なPCや謎の設備。部屋の中心には男心をくすぐる白く光を放っているデスクがあった。

 

校舎の中とは思えない場所が、そこにはあった。

 

 

ここは、まさか校舎の地下なのか。

なら、何故校舎の地下にこんな場所がある。

 

こいつらは一体・・・

 

 

「驚いたか? ようこそ!俺達の秘密基地へ」

 

 

「・・・驚いた。お前達は一体何者なんだ?」

 

 

 

頭の処理が追いつかないが、まずはやはりそこだ。こいつらは何者で何が目的なんだ。俺に何をやらせたい。

 

 

そうすると橘兄はフッフッフッと笑い、待ってましたとばかりに口を開く。

 

 

「・・・ハァッハッハ!いいぞ、我が組織に名乗り口上など存在はしないが特別に答えてやろう」

 

 

一呼吸置いて、橘 淳之介は大きく声を荒げる

 

 

 

「我らはNLNSッッッ!!全ての愛なきドスケベセックスに鉄槌を下す反交尾勢力だっっっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・ゴホッゴホッ。悪い大きい声出しすぎて、ちょっとむせた」

「・・・兄ぃ」

「・・・淳」

 

 

し、締まらねぇ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ということで、NLNSの基地に着きました。
長いなー。読むのは一瞬なんだけど、書くとなると長すぎる。
文乃を出すのはいつになることやら。
ルートとかは特に決めてません。
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