名探偵コナン 〜桜下の操り人形(マリオネット)〜   作:ワンピース 夢幻の炎

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新幹線とクイズ

東京駅のホームには、朝の光が差し込んでいた。

白い車体の新幹線が静かに停車し、乗客たちが次々と乗り込んでいく。

 

「急げ〜!置いてかれちまうぞ!?」

 

到着した新幹線にあわてて元太が飛び乗る。

 

「まだですよ元太くん、発車まであと三分ありますから」

 

光彦が落ち着いた声で言うが、本人もどこかそわそわしている。

 

「大阪かぁ……楽しみだね!」

 

歩美がうれしそうに窓の外を眺めた。

座席の通路側では、蘭と園子が荷物を整理しながら、子供達にこえをかける。

 

「みんな、自分の席にちゃんと座ってね」

 

「はーい」

 

新幹線の中でも、少年探偵団の話題は尽きない。

光彦は、AIやロボットについて。

歩美は体験型のVRや、桜のライトアップ。

元太は、未来のうな重が、といつもの感じだ。

灰原も、未来博には興味があるようで、パンフレットを眺めている。

通路を挟んだ席でその様子を見ていたコナンは、小さく笑った。

 

まあ、無理もないか。未来博なんて、そうそう見られるものじゃない。

そのとき、車内アナウンスが流れる。

 

『まもなく発車いたします——』

 

列車が静かに動き出した。

窓の外のホームがゆっくりと後ろへ流れていく。

 

「大阪までどれくらい?」

 

歩美が尋ねる。

その質問に、視線を変えず灰原が答える。

 

「だいたい二時間半くらいね」

 

灰原の回答に、元太が感心していると、阿笠博士が得意?のクイズを出してきた。

 

「ここで、クイズじゃ!

新幹線の中に動物がいます。その動物は次のうちどれでしょう?

1.ヒツジ

2.ウシ

3.ヤギ

4.ウマ」

 

子供達は、悩みながら答えを出す。

 

「ウマじゃねえかな?こん中で1番足が速そうだぜ」

「新幹線は白ですから、ヒツジではないでしょうか?」

「う〜ん」

 

悩む子供たちを見て、コナンが阿笠博士に耳打ちをする

 

「今回は、少し難しくねぇか?

少しヒントをやったらどうだ?」

 

コナンの言葉を聞いて、阿笠博士はニヤけながらヒントを出す。

 

「難しかったかのぉ。

では、ヒントじゃ。

新幹線を英語にすると?」

 

ヒントを聞き、子供たちは議論を進める。

 

「新幹線の英語って何だよ?」

「新幹線は、英語でもシンカンセンじゃないでしょうか?」

「哀ちゃ〜ん」

 

歩美に頼られ、灰原が更にヒントを出す。

 

「新幹線は、バレットトレインとも言われるわ。

綴りはbullet train」

 

そこまで言うと、光彦がわかったと声をあげる。

 

「答えは、2のウシですよ!

バレットの中にウシのbullがあります!」

 

「正解じゃ。みんな、楽しめたかな?」

 

そんな会話をしながら、新幹線は東京の街並みを抜け、広い空の下を滑るように走り始めた。

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