テイワットに堕ちた呪いの王   作:懐玉

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この小説は、宿儺が基本最強します。
単純に、平安宿儺に本編でできることを全てつぎ込んだりご都合設定が入りますがそれでも大丈夫と言う方は読んでください。


廻る呪い

暗い闇の中。

そこは、魂の通り道。

宿儺は小さな少年の手を掴みただ歩いている。

12月24日、新宿にて両面宿儺は敗北した。

肉体は消滅し、今はただ魂のみとなり進んでいる。

行く当てもなくただ前へと、そして呪いの王の魂は何の前触れもなくどこかへと消えた。

 

 

日光を浴び目を開ける。

 

「ん?」

 

「どこだ?」

 

体を起き上がらせ周囲を見渡す。目に映ったのは平原だ。青く澄み渡った空と穏やかな風に揺らされる木々が見える美しい平原。

次に見たのは自分の体だ。先程からあるはずの四つ腕の感覚はなく、背が小さくなっているとわかった。そして妙に居心地が悪いと感じる。

 

「この体は。」

 

自分の服装を見るとそれは呪術高専の制服だったしかも赤いフード付き。

 

「どうなっている。なぜあの小僧の服装になっている。いや、今の俺は小僧の肉体と言うことか?」

 

宿儺は、困惑していた。魂を切り離し、現代へと行き渡った宿儺ですら想定外の事だった。

 

「ちっ。状況がわからんな。」

 

それに裏梅もいない。

まずは、情報整理だ。

容姿は気にしない物として、まずはここがどこかと言う点だが。

異世界と言う奴か?先程から呪力を感じなければ呪霊もいない。

俺自身は、呪力量も出力も変わっていない事を考えるに術式も使えるだろうな。

宿儺は、そんな事を考えながら呪力を少しだけ出す。

すると。

 

「!!呪力が変質していく。」

 

呪力が、世界に適応するかのように変化していく。これは、生前の宿儺が不可能とした物だ。まさかこんな形で体験するとは思いもよらなかっただろう。

変質し終わると先程まであった違和感が消える。

 

「なるほど。この世界に何か別の力があるな。呪力がそれに適応を強制させられたか?」

 

違和感が消えたのも呪力が、この世界に適応するように変わったおかげだろう。

まずは、術式が使えるか調べるか。

 

「ん?術式が二つある?」

 

一つは、宿儺が元から持っていた御厨子、もう一つは伏黒恵の術式十種影法術。

 

「玉犬。」

 

宿儺が、手印を組むと影から黒い犬が現れた。

玉犬の姿に変化はない。それに破壊された式神も復活している。

術式が2つある理由は、分からんが。

一先ず術式が使える事が分かれそれでいい。

術式が、使えるなら気になるのは、この世界にある力だ。

 

「感じはするが、それが何なのかはよくわからんな。」

 

呪力が変化した事で、呪力以外の何かがあることを認識できるようになったが、周辺にあるものは微弱すぎてうまく感じとれないな。

わからない事が多すぎる。

宿儺は、近くを改めて見渡す。

すると巨大な遺跡のような物を発見した。

 

「行くか。」

 

とりあえず、情報収集をする。

宿儺は、遺跡へと歩いて行く。土の感触や日光などは特に変な感じはしない。

遺跡周辺に着くと、目の前に見たことのない生物たちが焚き火を囲っていた。

火を使う。人間か?仮面でよくわからんが。

そんな考えをしながら眺めていると、未知の生き物はこちらに気づき武器を持って襲いかかる。

 

「yaaaaa!!」

 

「解」

 

宿儺は、すぐに術式を発動する。不可視の斬撃を網目状に飛ばすと襲いかかってきた生物を細切れにする。

 

「弱いな。」

 

刻まれた敵を無視し他の敵を見ると、少し遠くにいた者が弓を絞る。

するとその矢には、炎が灯った。

宿儺は、目を開くと同時に矢は飛来する。

炎をまとった矢が、眼前に迫るが慌てる事なく掴み取る。

 

「なるほど。未知の力はこれか。」

 

掴んだ矢を見ながら理解する。

宿儺は、弓を持つ生物を切り刻みながら前に進む。

すると次は、氷の矢と雷の矢が、飛来すると身を軽く捩り交わす。

 

「ふむ。炎に氷、雷か。一つではなかったわけだ。」

 

地面を蹴ると凄まじい速度で、急接近し敵を蹴り上げる。

 

「gaaaaaaaa」

 

目に見える敵を全員を蹴り飛ばし絶命させた。数は多けれど、所詮は雑魚の集まり制圧は簡単に終わった。

 

「同じような奴らばかりだな」

 

死体を避けながら遺跡に、近づいていく。

道中、巨体を持つ者を含めた何体かの敵を倒していく。

すると遺跡に到着した。巨大ないくつもの柱が立ち並び、地面には巨大な瓦礫な転がっている。

それだけを見るなら、ただの遺跡だがそこにはロボットがいた。

 

「訳のわからん世界だ。」

 

宿儺に、反応するようにロボットはこちらを見つけミサイルを飛ばしてくる。

宿儺は、ミサイルを避けると急速接近しロボットを殴る。金属のような体を容易く貫通する一撃で、ロボットの体が大きく変形し爆破する。

爆音と砂煙が舞い散った。

爆散したロボットを見下ろす。

 

「まあ収穫はあったよしとするか。」

 

「それに、新たな世界。生き方を変えて見るのも悪くはない。」

 

宿儺は、新たな人生を考えなが道を戻っていくのであった。

 

 

 

 

 

 




宿儺を強くしたかったので、色々混ぜました。
次回もお楽しみに。
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