テイワットに堕ちた呪いの王   作:懐玉

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小説書くのはやっぱり難しい。


西風騎士団

翌朝。

あの後、宿に戻った宿儺はすぐに眠りついた。

 

「さて、行くか。」

 

荷物を持ちを宿を後にする。

少し歩き、大通りと言える道を通って西風騎士団本部がある場所を目指す。

小さな噴水を通り、階段を登る。

モンド城は、シードル湖と言う場所に浮かんでおり街自体にかなりの高低差がある。そのためかなりの階段を登る必要がある。

すべての階段を登りきり左を見る。

そこには、巨大な建物があった。

西風騎士団本部だ。

入り口前には、2人の兵士と昨日会ったガイアが立っていた。

宿儺は、ガイアたちに近づく。

すると相手もこちらに気付き歩み寄ってくる。その足取りは、警戒の色を含んでいた。

 

「本当に来るとはな。」

 

「何。面倒ごとを起こす気はない。」

 

「その割には、昨日は帰ったじゃないか。」

 

「あの時、お前について行ったところで代理団長には会えなかっただろ?」

 

「………」

 

宿儺の言っている事は正しい。

昨日は珍しくすべての仕事が終わっていたため、西風騎士の団員がほとんど帰っていた。

もちろんそれは、常に仕事ばかりしている代理団長も含まれている。緊急の招集をかける事は可能だが、久しぶりに早く帰り休ませる事ができたため自分一人で片付けようとしていた。

それに、アビスの魔術師と敵対していたため少なからず悪だと思っていなかったと言うのもある。

宿儺は、長い間戦闘を見ていながら、応援を呼ばなかったことから仲間を呼べないもしくは呼びたくないと考えていると理解していたのだ。

 

「俺が、お前を代理団長の前まで連れて行くとは限らないぞ。」

 

「嘘だな。俺の相手など一人でしたいとは思っていないだろう。」

 

宿儺は、少し面白そうに笑う。

ガイアは、飄々としているがしっかりと物事を判断する。だからこそ、目の前に立っている男は自分の手には余るとわかっている。

 

「とりあえず案内しよう。ついて来てくれ。」

 

ガイアが、背を向けて歩き出し騎士団本部に入って行く。

中に入るとそのまま左の部屋に案内した。

 

「失礼するぞ。」

 

ドアを3度ノックして部屋に入る。

中には、二人の女性がいた。

目の前の仕事机で作業をしている女性に目を向ける。

長い金髪で高身長な女性だ。

そして、仕事机に軽くもたれかかっている薄めた金色の髪を持つ女性を見る。服装からは魔女のように見える。

 

「代理団長様。連れて来たぜ。」

 

「ああ、ありがとう。ガイア。そして君がか。」

 

「あら。意外と可愛い子ね。」

 

一人は、警戒するようにもう一人は、率直に、感想を述べながらも警戒を緩めないようにしていた。

ガイアは、目を合わせると部屋から出ていった。

 

「自己紹介をしよう。私は、西風騎士団代理団長、ジン・グンヒルドだ。」

 

「私は、リサ・ミンツ。図書館司書よ。」

 

「宿儺だ。」

 

「さて、報告は受けている。教えてくれないか?君について。」

 

「ああ。」

 

宿儺は、ジンとリサに説明をした。だが、正直に呪力の話を詳しくはせずに生まれつき変わった力を持っておりそれを呪力と呼んでいると言った。

出身や年齢、世界の事なども捨てられて必死に生きてきたからわからないなどの嘘を着く。

宿儺は、自分が他の世界から来た事を黙っている。相手からすれば、この世界の人間ではないとなれば、より警戒されるとわかっているからだ。

 

「ふむ。君自身もわからないか。出身は、名前からして稲妻だと思っていたが。いや、髪色的にも違うか?」

 

「稲妻?」

 

「雷神様が治める島国の名前だ。」

 

「ふーん。本当に何も知らないのね。」

 

ジンは、顎に手を当てなから少し困ったように考えリサは、微笑んでいた。そして二人の警戒が少し解けているようにも感じた。

 

「まあ、君の現状はわかった。だが、なぜわざわざ私との対談を申し込んだ。」

 

「ほう。分かるか。」

 

「ああ。君は、わざわざ今日事情を話しに来た。私に言いたいことがあったのだろう?」

 

ジンは、宿儺と話しながら無駄を嫌う性格だとわかった。これは、対人関係が豊富だと言うところもある。そしてそれは事実だった。

 

「敵意がない事を証明したかっただけだ。下を説得するよりも、上を説得したほうが早いだろう。」

 

「なるほど。ならば君は、我々を説得し何をしたいんだ?」

 

「情報が欲しい。俺は、今まで世界についてほとんど知らなかったからな。」

 

その言葉を聞きジンは、少しの間考え事をする。

 

「そうか。わかった。君を信じよう。」

 

考えがまとまりジンは、強く頷くこちらを見る。リサは、ニコニコと笑みを溢している。

それからジンは、様々な情報を話した。国の存在や、神の事、俺が戦ったアビスについて。

 

「感謝する。帰っていいか?」

 

「構わないが、仕事はどうする?」

 

「冒険者になろうと考えている。」

 

「なら、こちらから冒険者協会に登録しておこう。」

 

「いいのか?」

 

「ああ。我々なりの誠意だ。」

 

「なら、これは礼だ。」

 

宿儺は、リサはに近づく。リサは、少し不思議そうに見つめてくる。

 

「あら、お姉さんに見惚れちゃったかしら。」

 

宿儺は、リサに手をかざす。するとリサの体から何かが消えていく。

 

「!!」

 

「ふむ。これでいいか。」

 

「ちょっと待って。何をしたの?」

 

「呪いを解いただけだ。」

 

リサは、信じられないと言うような顔をしている。

彼女は、200年に一人の天才と謳われるほど逸材だ。そして彼女はそれを理解しているだからこそ、彼女は自分の呪いはあっさりと解かれたことに驚いている。

 

「モンドがピンチになったら助けてやる。」

 

宿儺は、そう言い残し部屋を後にした。

 

 

「神か。」

 

部屋を出た宿儺は、騎士団本部を出てモンド城を歩いている。

宿儺の一番の目的は、モンドからの信頼を得ることだが、それ以外にも様々な情報を知った。

やはり1番気になったのは神についてだ。

神の目を与え、それぞれの元素を司っている上位存在。

最強とも言える存在たちに少し興奮していた。

まだこの世界に来て、強者と言える者と戦うどころか会えてすらいない。

そんなことも相まって、宿儺は興味を抱いていた。

 

「少しは楽しめそうだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ここからアビス関係の話になるけど、理解してないところ多いから、変なこと書くかも。
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