これは――四皇と裏世界の全面戦争。
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# ビッグ・マム海賊団 vs ボンゴレファミリー
舞台は“万国(トットランド)”。
甘い匂いに満ちた海域。
だがその日、空は黒く割れた。
侵入者――
ボンゴレファミリー。
率いるは裏世界の帝王、
沢田綱吉。
対するは四皇、
シャーロット・リンリン。
“ビッグ・マム”。
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## 開戦の理由
きっかけは一つ。
魂の取引。
裏社会の情報屋が消えた。
ビッグ・マム海賊団が“魂”を奪い、
ボンゴレの構成員をホーミーズ化した。
帝王は動いた。
「仲間は返してもらう」
宣戦布告。
四皇の縄張りへ単独侵攻。
それは世界を震わせる愚行。
だが――
ツナは止まらなかった。
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## 万物が敵
艦隊が海域に入った瞬間、
海そのものが牙を剥く。
巨大な波。
歌う船。
生きた雲。
ゼウスの雷が落ちる。
だが、
ボンゴレの守護者が前へ出る。
獄寺の嵐の炎が雷を分解。
山本武の剣が波を断つ。
雲雀恭弥が城壁を破壊。
「群れるのは嫌いだ」
だが戦場では並び立つ。
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## 三将星
立ちはだかるのは将星。
カタクリ。
スムージー。
クラッカー。
未来を読むカタクリの拳が、
綱吉へ迫る。
だが――
「未来は一つじゃない」
白蘭が空間を歪ませる。
時間軸の揺らぎ。
未来視と多重未来の衝突。
空間が割れる。
その隙を、
ザンザスの憤怒の炎が撃ち抜く。
クラッカーの兵が砕け散る。
炎真の大地操作が島を沈ませ、
スムージーの巨体を拘束。
戦線は拮抗。
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## 女王の怒号
ビッグ・マムが現れる。
その覇気だけで空が裂ける。
「マママママ!!」
ナポレオンが振り下ろされ、
大地が消し飛ぶ。
ツナは死ぬ気の炎を最大出力。
Xバーナーが四皇と正面衝突。
衝撃で島の半分が崩壊。
覇王色と死ぬ気の炎がぶつかる。
空が二つに割れる。
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## 魂 vs 炎
リンリンは叫ぶ。
「魂を置いていけ!!」
だがツナは一歩も退かない。
「魂は、誰のものでもない」
その言葉は、
裏世界の帝王としての信念。
炎が純度を増す。
零地点突破・改。
超圧縮された炎が、
ホーミーズの支配を一瞬断ち切る。
捕らわれた構成員が解放される。
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## 転機
だが四皇は四皇。
リンリンの一撃がツナを飲み込む。
その瞬間――
「ボスは渡さねぇ」
ザンザスが前に出る。
「未来は壊させないよ」
白蘭が空間を閉じる。
「極限だ!!」
了平が衝撃を逸らす。
守護者全員が前へ。
帝王一人の戦いではない。
ファミリーの戦争。
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## 帝王の選択
ツナは悟る。
倒すことは可能かもしれない。
だが四皇を完全に潰せば、
世界の均衡が崩壊する。
裏世界の帝王は、
破壊者ではない。
均衡の管理者。
「撤退する」
その言葉に驚きが走る。
だが目的は達成。
仲間は奪還。
四皇の威信にも傷。
十分だった。
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## 戦後
リンリンは笑う。
「面白い小僧だねェ」
完全決着はつかなかった。
だが四皇は理解した。
ボンゴレは、
ただの裏社会組織ではない。
国家級戦力。
海軍も、四皇も、
無視できない存在。
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## 結末
帰還する艦隊。
傷だらけの守護者たち。
ツナは空を見上げる。
「まだ足りない」
四皇と真正面から渡り合う力。
それを手に入れなければ、
守れない未来がある。
遠く、万国では、
ビッグ・マムが海を睨む。
新しい均衡。
表の四皇。
裏の帝王。
世界は、
二重構造の時代へ入った。
――戦争は終わらない。
次に火がつくのは、
海か。
それとも裏世界か。