リコロイ編にサトシの娘生やしてみた   作:猫屋ノン

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Switchのファイアレッドを遊んでいたらアニポケ小説を書きたくなりました!


最初の出会い

(ニャオハ、どこに行ったんだろ…)

 

ここはカントー地方にあるセキエイ学園。そこで一人の少女が何かを探している様子だった。

 

少女の名はリコ。セキエイ学園に通う為にパルデア地方から遥々やって来た少女だ。彼女は今日パートナーとなるポケモン、ニャオハを受け取ったのだがニャオハから爪で引っ搔かれてしまい、挙句の果てには教室を飛び出してしまったのだ。

 

そんなニャオハを追ってリコは学園内をくまなく探したが中々見つからず、気が付けば夕暮れ時になっていた。

 

(こんな筈じゃなかったのに…)

 

自身のパートナーとの出会いにリコは緊張しつつも楽しみにしていたが、そのパートナーとの出会いは少なからず良い物ではなかった。その事にリコはショックを受けてしまっているようだ。

 

「ニャ~!」

 

「今の鳴き声…ニャオハ!」

 

ニャオハの鳴き声が近くの茂みから聞こえ、リコはすぐさま茂みに飛び込んでいった。

 

「わぁ…」

 

茂みの先には大きな湖があり、夕暮れ時という事もあってかリコにとってとても綺麗な景色に見えていた。

 

 

 

 

 

「美味しい?」

 

「ニャ~!」

 

「そっか!」

 

「ピッカ!」

 

 

 

 

 

すると近くから声が聞こえてきた。そこにはリコが探していたニャオハと帽子を被っている人物、そして帽子の人物の肩に乗っているメスのピカチュウがいた。ニャオハは帽子の人物からオレンの実を貰ってご満悦の様だ。

 

(いた!ニャオハ!…誰かと一緒にいる…それにあのポケモン、ピカチュウだよね?)

 

「ピカ?」

 

「ん?」

 

「あっ…」

 

すると帽子の人物とニャオハはリコに気づいたようだ。帽子の人物の顔がリコの眼に入る。

 

(綺麗…)

 

帽子を被った人物はリコから見ても『美少女』と言ってもいい顔立ちをしていた。

 

整った黒色のショートヘア、綺麗な睫毛に水色の瞳。服装は年季の入った帽子に青色の半袖パーカー、水色のショートパンツに黒色のニーハイソックスと少しボーイッシュではあるが。

 

「もしかして、この子のトレーナー?」

 

「えっ!?…う、うん…」

 

「そっか!良かったね、トレーナーに会えて」

 

そう言って少女はニャオハを抱き上げてリコに渡す。

 

「ニャオハ!良かった~!」

 

「その子、ニャオハって言うんだ。初めて見るポケモンだね、ハル!」

 

「ピカピカ!」

 

少女と『ハル』と呼ばれたピカチュウは目を輝かせながらニャオハを見ていた。

 

リコはニャオハに顔を近づけるがニャオハはリコに目にパンチをし、リコから離れて近くの岩の上で寝始めてしまった。

 

「もしかして、ゲットしたばかりなの?」

 

「うん、今日初めて貰ったポケモンなんだ…」

 

「そうなんだ…ところでその制服…もしかしてセキエイ学園の生徒?」

 

「う、うん…」

 

「良かった~!僕達セキエイ学園に向かってたんだけど道に迷っちゃってて…どこにあるの?」

 

「えっと…あそこだけど…(えっ、僕…?)」

 

「あそこだね!教えてくれてありがとう!行こ、ハル!」

 

「ピカ!」

 

少女とピカチュウはすぐさまリコが指を指した方角へと走っていった。

 

(あの子とピカチュウ、凄く仲が良さそうだった…私とニャオハも仲良くなれるかな…?)

 

あの少女とピカチュウは、リコには眩しく見えているようだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇリコ!この前のポケモンリーグセキエイ大会観た!?」

 

次の日、教室にいたリコはルームメイトでもあるアンに話しかけられていた。

 

「ポケモンリーグ…?」

 

「えっ!?もしかして見てないの!?」

 

「ごめんね、そういうのちょっと疎くて…」

 

「そうなんだ…でもね!ホントに凄かったんだって!私達と歳が変わらない女の子が優勝したんだからさ!」

 

(私達と歳が変わらない女の子が…?)

 

「凄いのはそれだけじゃないんだよ!優勝したのは『リオ』っていう女の子なんだけど、あのサトシさんの娘なんだって!」

 

「サトシさんって…もしかしてあの!?」

 

「そう!世界チャンピオンのサトシさん!」

 

ポケモンバトルに疎いリコでもその名前は知っている。

 

カントー地方にある田舎町、マサラタウン出身のレジェンドトレーナーサトシ。今から20年前、当時10歳の少年だったサトシは無敗の王者と呼ばれていたダンデに勝ち、見事世界王者に君臨してみせた。それから20年、サトシは現在もチャンピオンの座を防衛し続けているらしい。

 

(あのサトシさんの娘さんって事は、凄く強いんだろうな…)

 

少しすると担任の教師がやって来る。

 

「突然ですが、今日からこのクラスに入る新しい友達を紹介します。入ってきてください」

 

「はい!」

 

(あれ?この声って…)

 

教室に入ってきた人物は帽子を被っており、制服の上に青色のパーカーを羽織り、肩の上にピカチュウを乗せていた。

 

「ね、ねぇ、あの子もしかして…!」

 

「な、なんでここに!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日からお世話になります、マサラタウンのリオです!この子はパートナーのピカチュウでハルって言います!よろしくお願いします!」

 

「ピカチュウ~!」

 

(えぇぇぇぇぇぇぇ~~~!!)

 

教室に入って来たのは、昨日リコとニャオハが出会った少女とピカチュウであった。




リオ
イメージCV:古賀葵

マサラタウン出身の少女で世界チャンピオンサトシの娘。リコも見惚れるレベルの美少女でその容姿は母親の遺伝である。性格は若干父親似。彼女が被っている帽子はサトシが最初に旅に出た時に被っていた物で幼い頃にサトシから貰った物だ。パートナーは卵から育てたメスのピカチュウ(ハル)だ。



・リオのポケモン達。

ピカチュウ(♀)

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