兎の群れ√ 出会いの果ての未来   作:サイセンサイ

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鋼鉄処女聖戦鎮魂歌

 

「ぐうぅぅ!よりにもよって私があの発情兎の子供を一番最初に宿してしまうなんてぇ〜」

 

『黄昏の館』にてレフィーヤは目の前の『先輩』に色んなものをぶちまけていた。一番最初にベルの子供を宿したことで色んなところが色んな大盛り上がりを見せており、現在レフィーヤは色んな意味で注目されていた。注目されるならせめてベルに勝ったという武勲が良かったと愚痴ってはいたが、これは仕方なかった。

 

『先輩』はレフィーヤを慰めた

 

「アイズさんからジト目を向けられた私の気持ちがわかります!?事実誤認ですから!別に抜け駆けしようとか考えていませんから!別に愛が上とか考えてませんから!完全な予想外ですから!別に誰よりもそういうのを楽しんでるわけじゃないですから!1番目に子供が出来たからって私は発情してる人ではありませんから!、、、、、、いやまぁあの男は、、、まぁ私への気遣いをちゃんとしてくれたので、、、愛してるの言葉はちゃんと言ってあげますが、、、」

 

『先輩』はため息をついた

 

「これから忙しくなるので訓練は瞑想に絞ります。流石に子供がいる状態で訓練はできませんから、ご迷惑をおかけします、、、、でも、、、不思議ですね、自分のお腹に命がいるこの感覚、、、まだ先の話ですけど、あの人はもう顔が見たくて待ちきれないって言ってました。早すぎるって注意したんですけど、正直そのあとすぐに私も同じ気持ちになってしまいました。」

 

『先輩』は微笑ましい目でレフィーヤを見た

 

 まだ膨らんですらないお腹を擦って感慨深い顔をするレフィーヤはきっといい母親になる。そうなる事を疑っていない。なんせファミリアに入ってきたときからずっと見てきたのだから

 

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 レフィーヤが生まれた赤ん坊の長男をファミリアに連れてきた。見たい触りたいとみんなが群がりレフィーヤから【手を洗ってからにしてください】と言われてそのひと言だけでレフィーヤは母になったんだと実感した。

 

「夜泣きですか?凄いですよ。元気いっぱいすぎて参ってるんですけど色々手伝ってくれますからねベルは、、、ふふっあっちはもっともっと慌ててて見ものでしたよ」

 

レフィーヤは少しだけ思い出し笑いをした

 

「まぁ当然ですね、私を母親にしたんですから責任は取ってもらわないと、他の人たちも産まれるのが近くて忙しい中なのでちょっとの休憩を勘弁してあげます。でもたくさんの女性に愛を誓ったのだから厳しく接しますよ、泣いても疲れても身体が千切れても絶対に容赦しません」

 

レフィーヤはムンっ!とした顔で答えた

 

「貴方はたくさんのお兄ちゃんになってしまいましたね〜きっと色々大変でしょうけど、私が守ってあげますからね〜、、、、でも絶対にベルに似た子には育てませんよ!女性を誑かす息子になんて死んでもさせませんからね!」

 

レフィーヤは我が子に向かってそう決意した。

 

 その姿を見て『先輩』は少し寂しさを覚えた。自分とは違う、大人になり、人の親になるという自分には未だ想像できないその現状で笑顔でいられるのはきっと凄いことなのだと何となくそう思ったのだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「全く!一体アコーディオの兄弟が何人になってしまうやら!」

 

 プンプン!と怒ってレフィーヤはアコーディオの未来を嘆いた。毎年誰かしらベルの子を宿している現実にあきれを通り越した感情をレフィーヤは湧き上がらせていた

 

「そりゃちゃーーーーんと愛があればそれでいいですけど!でもねぇ!だからってホントに発情兎じゃないですか!正真正銘盛りまくってることがバレバレじゃないですか!こっちも恥ずかしいんですよ!ちょっとは落ち着けって話ですよ!」

 

腕をブンブン振るって怒りを表現するレフィーヤはまるで未熟だった頃の彼女が帰ってきたようで『先輩』は少しだけ笑みを浮かべた。

 

だが

 

「最近は赤ん坊やら妻への気遣いやらも手慣れて余裕のある顔をしてるのがちょっと、、、だいぶん気に入りませんね、全く情けないのが常のベルがあんな顔してるのは解釈違いと言いますかなんと言いますか何でこんなことでこちらの心が掻き乱されなきゃいけないんですかねぇ〜ホントに」

 

何というか

 

「勉強してるんですよねぇ〜色んな事を、英雄になってるのになった後に色んな知識を学習して育児兼メンタルケアにも隙がなくなってきて、最近は魔法の勉強してるんですよ?ファイアボルトを白妖の魔杖のみたいに扱いたいんですって、、そんな事したら魔導師の立つ瀬が無いじゃないですかって話になりますよ!でもあぁもう!何が【子供に教えてあげたい】ですか!反論の余地の無い免罪符で私の罵倒を封じるだなんてなんという謀略!ホントにむかつきます!きっとベルは子供たちのため!強いては私達のためにこれからも自らの男を磨くことを止めないんでしょうね!死にかける日々はなくなっても己を何処までも高みへ駆けることをやめてないじゃないですかあの虚勢兎はぁ~!!!」

 

無自覚の惚気にちょっとイラッとした

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「待ちなさいバカ息子ぉ〜!」

 

レフィーヤが入団したばかりの幼い息子を追いかけている。そしてレフィーヤの身体には大量の土と枯れ葉がついており、なぜか知らんが汚れていた。

 

「母を落とし穴に落とすとかどういう神経してるんですかバカ息子〜!」

 

「母さんがキショく悪い演技してる目を覚まさせてやろうと思ったんだよ」

 

「どういうことですか!?」

 

「今がマストの母さんだろ?叫んで暴れて理不尽な暴言を吐くのが母さんの個性でアイデンティティだろ?」

 

「母親のことを何だと思ってるんですかぁ〜!!」

 

どうやらレフィーヤの長男・アコーディオは想像以上にやんちゃな性格をしているらしい

 

「母さんの先輩たちのほうがよっぽど大人だよ」

 

「それはそうかもしれませんけど!!」

 

そしてそれは何の悪気もなく何の悪意もなく【放たれた】

 

「母さんと違って【結婚もしてないのに】」

 

グサッ!

 

「【子供がいるわけでもないのに】」

 

グサッ!

 

「なんなら【経験もないのに】」

 

グササッ!!!

 

「それでなんで母さんの方が子供っぽいんだよ」

 

「貴方ねぇ!貴方もエルフの血を引いてるならその年でそんな話題は辞めなさぁぁぁぁい!!」

 

自分の心の痛みなど知らずに親子は愉快な追いかけっこを続けた

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「最近ベルとの訓練に時間を割きすぎでしょ子どもたちはぁーー!!」

 

レフィーヤが『先輩』に愚痴を吐きに来た

 

「アコーディオは『魔法剣士』ですけどだからってベルにばかり教えを請いて!私だって魔法剣士なんですからね!?そりゃファミリアの新人教育のために後衛魔道士に徹することが多いですけど!今私はダンジョンに行ける状態じゃないですけど!私の実力は全くこれっぽっちも衰えてないですからぁ!そりゃ強いですよ!ベルは英雄ですからね!でも私に気を使えって話ですよ!全く!」

 

どうやら息子の関心が自分に向けられないことに嫉妬しているらしい

 

「お腹に4人目がいるからって指導は出来るんですよ!学区譲りの教育に文句なんてないでしょう!ベルには出来ないことたくさん出来るのにぃ〜!こんな時にすら私の怒りを買うベルはホントにもう!」

 

それは良くある愚痴で

 

同じ内容というわけではないけど

 

それは見慣れたパッションで

 

そして最後は必ず

 

「子どもたちの訓練、他のファミリアの訓練、年少組の遊び相手、赤ちゃんたちのお世話、仕事やら育児やらチュール商会の手伝いやらで毎日1時間睡眠で乗り切って更に子どもたちの尊敬を集めるあの男はぁ~!堂々と注意する私が悪者みたいじゃないですかホントに!ホントに!ホントォーーにぃーーーー!!!隙のない家族サービスを当然のように行って!私も何か返さなきゃいけないじゃないですか!」

 

必ずベルの事を褒めるのだ

 

こんな事をもうどれくらいやっているんだっけ?

 

「4人目が生まれたら私がデートプランを考えなきゃ、最後にしたときはベルが考えたものだったし」

 

不服そうなセリフ、だがその顔はその時を楽しみにしているのか、めちゃくちゃニヤニヤしていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幸せそうだなぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいなぁ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

とあるお昼ごろ『先輩』と何となく話していただけだった

 

「あのレストランですか?」

 

話題は最近オラリオに出来た【お高いレストラン】

 

金に余裕のある人しかいけない高級レストラン

 

味は神々のお墨付きでミアの料理と遜色ないらしい

 

そのレストランにレフィーヤは昨日行ったらしい

 

 

 

 

 

 

ベルと二人っきりで

 

 

 

 

 

「私はほかの人と一緒でもいいって遠慮してあげたんですけどベルは二人っきりでいいって、、、まぁ正直いうと二人っきりに最適なレストランだったので〜まぁ二人っきりがいいのかなって私も思ってましたけど」

 

 

そうなんだ、、、、、、、

 

 

「美味しかったですよ、、、でもベルが品性ある食べかたしてるのはちょっとイラッとしましたよ!私より品のある食べかたをしてて私が劣ってるみたいじゃないですかぁ!私の痴態をレストランに居る従業員やらお客やらに見せつけて自分が上だと見せつける策略兎がぁ〜」

 

 

 

 

 

 

何にも変わらないな

 

 

 

 

ホントに何にも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【新婚の頃から何にも】

 

 

 

 

 

 

 

 

「私の為に必死で覚えたみたいでホント余計なことしてくれますよ!私より上手くなってどうするんですか!嬉しかったけど!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃあ別にいいじゃないか

 

 

 

 

 

 

 

 

「私の食の好みまで把握したコースを予約してて、【最近二人っきりの機会が少なかったから張り切っちゃった】なんて」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幸せものですねぇ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全く、、、、アサカラダウゴカナカッタジャナイデスカ」

 

ボソリと何か言った気がしたが気づかないふりをした

 

レフィーヤは無意識に首元に手をかけていた

 

多分あれだ

 

首元に【赤い跡】があるからだ

 

この感じだとレストラン後に二人っきりで、、、、

 

 

 

 

 

 

そして

 

その後の言葉が衝撃的だった

 

「これじゃ、、、、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    好きになっちゃうじゃないですか

 

 

 

          は?

 

 

 

 

 

 

 

「私はそれじゃいけないのに、私のキャラじゃないのに、そりゃまぁ、、、愛してはいますよ、、、けどそれ以上を更新してきたらそれはもう暴力ですよ、、、私の心臓をドキドキで殺しに来る暴力ですよ、、、他の妻たちにも同じことしてるくせに、私が唯一無二じゃないのにそれでも許しちゃうのはあの人が今もなおいい夫でいい父親であり続ける努力をやめないから、、、昨日はついたくさん好きって、、あぁ!違う違う!つい言葉を!忘れてください!」

 

 

 

 

 

 

 

別にこれが初めてじゃない

 

似たようなことなどたくさんあった

 

つい本音を言ってしまうなんてよくある事だ

 

 

 

 

 

何も珍しいことじゃない

 

 

 

 

 

だって

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう《10年》もこんなやり取りをしているのだから

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

 

 

 

 

『10年』だ〚十年〛だぞ〘Ⅹ年〙なんだよ

 

レフィーヤがベルと結婚して子供もできて

 

今だにベルとこんな事があって

 

新婚の年月なんてとっくに過ぎてるのに

 

なぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んにも変わらなくて

 

レフィーヤ以外もこんな感じなんだろう

 

アイズもティオナも似たようなことしてくるし

 

けど自分は『先輩』だからレフィーヤ達からそういう話を聞く機会が多くて

 

 

 

機会が多くって

 

 

 

 

どうしても多い立場で

 

 

 

 

 

 

 

たくさん聞いて理解している

レフィーヤはもうベルにベタ惚れだ

けど本人はそれを否定している

そんなんじゃないとそれは自分のキャラじゃないと

 

けど

 

けどさぁ

 

もう十年も経ってるのに

 

 

 

今更【好きになっちゃうじゃないですか】?

 

 

 

 

 

          はぁ?

 

 

     何言っているんだこの後輩は?

 

 

      何言ってるんだこの女は?

 

 

      何言ってんのこのアマは

 

 

 

     何言ってんだよこのクソアマは

 

 

 

 

 

  何を言っているこの淫乱脳内お花畑どエロフは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私には夫なんていないのに

 

恋人すらいないのに

 

浮いた話なんて一つもないのに

 

何にもないのに

 

 

 

なんでだ?

 

 

いつからだ?

 

 

 

 

いつから自分は【尊んでいた純潔】を呪いのように感じていた?

 

純潔を守ることは大事なことだ

 

それに間違いはない

 

けど

 

純潔を守り続けている自分よりも

 

明らかに純潔を捨てた後輩の方が幸せそうで

 

でも間違ってない

 

間違ってなんていない

 

 

 

 

 

 

 

〚後輩の子供が10歳になる年齢まで時の流れが進んで今だに純潔な自分は何も間違ってなんて〛

 

 

ハハッ

 

大丈夫

 

私は大丈夫

 

 

だって私は【一人】じゃないから

 

 

 

『先輩』はたくさんいるから

 

 

 

レフィーヤの振る舞いに〚十年〛付き添った同類は私だけじゃないから

 

 

 

 

 

 

私にはお互いの痛みを理解できる【未婚友達】がいるから

 

 

 

 

 

ハハハハハハハハハハハハハハハハハハ☆

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

とある日のとあるオラリオで事件は起こった

 

正確には『未遂』が起こった

 

それは後に神々の爆笑と共に名前をつけられる

 

ロキ・ファミリアの未婚の女たちが暴走したのだ

 

全員が未婚で純潔で清らかな乙女(乙女の年齢では無い)

 

彼女達が何をやろうとしたのか

 

 

それは

 

 

〘オラリオに存在する全男性に猛アタックすること〙

 

 

オラリオ崩壊の危機だった

 

男たちは怯えに怯えまくった

 

彼女達は口々に言葉にした

 

 

「レフィーヤは悪くない。私たちが今まで消極的だっただけ」

 

「レフィーヤは悪くない。結婚出来ないんじゃなくてしなかったってことを証明するだけ」

 

「レフィーヤは悪くない。ただ本気になっただけ」

 

「レフィーヤは悪くない。きっとこのオラリオには私を幸せにしてくれる人がいる」

 

「レフィーヤは悪くない。誰にも負けないくらい、レフィーヤにも負けないくらいの男が」

 

「レフィーヤは悪くない。だから探すの」

 

「レフィーヤは悪くない。絶対に大丈夫」

 

「レフィーヤは悪くない。私達は正気」

 

「レフィーヤは悪くない。結婚したい」

 

「レフィーヤは悪くない。幸せになりたい」

 

「レフィーヤは悪くない。もう嫌だ」

 

「レフィーヤは悪くない。レフィーヤを嫌いになりたくない」

 

「レフィーヤは悪くない。もうみじめは」

 

「レフィーヤを悪くない。卒業するの」

 

「レフィーヤは悪くない。惨めな自分を」

 

「「「「「「だから虱潰しするの」」」」」」

 

「「「「虱潰しで運命の人を探すの」」」」

 

「「「「きっといるから」」」」

 

 

女達の目は『澄んでいた』濁ってなどいない

 

だけど だけどね なんでか殺気を放ってるんだ

 

たまたま来ていたテルスキュラのアマゾネス達が臆するほど

 

アマゾネス達は言った

 

『あの存在は我々の上位互換』だと

 

『絶対に勝てない最強の領域に達した女達』だと

 

アマゾネス達は頭を下げてその集団に平伏した

 

誰かが言った

 

『オラリオで見つからなかったら?』

 

そして女達は答えた

 

 

 

 

 

全世界に存在する男の人に猛アタックしてみるよ☆

 

世界滅亡の危機だった

 

 

 

 

こんな痴態など外の世界に持ち込めない

 

ロキ・ファミリアの人たちが命がけで食い止めた

 

あくまでも『内部闘争』として処理するために

 

レフィーヤは先陣を切って戦った

 

涙を流して戦った

 

黒竜との死闘を共に乗り越えた先輩達と戦った

 

レフィーヤを襲ったのは『十年』の月日でたまりに溜まった【攻撃】と【口撃】

 

殺意の籠もった怨撃と理性を振り払った罵倒暴言醜言

 

 説得は無駄。幸せになりたい鋼鉄の処女達は聖戦と称して世界を滅亡させようとしたがそれでも何にもならず、ただの暴力で解決するしかなかった現実。彼女達を止めた魔法の詠唱は彼女達に取って鎮魂歌だったのかもしれない

 

 

 

神々だけが床を転げ回って笑っていた

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「以上が鋼鉄処女聖戦鎮魂歌(アイアン・メイデン・レクイエム・ウォー)の詳細となります」

 

 

 

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