「ふぅ〜食べた、食べた〜」
モニカ
「今更ですが変な感じですね、実家なのに実家ではないなんて」
コントラス
「そりゃそうだよ 過去なんだから」
フルト
「学区で世界を回ったコントラス兄さんでもそう思うんだ」
リコ
「いくら世界を回ってもこんな体験は流石に初だよ リコ」
コントラス
「ていうかお前はこのままで良いのか?俺はてっきり世界を周るタイプの営業マンになると思ってたが」
アコーディオ
「僕も最初はそうでしたけど、成長するたんびに感じたんですよ。『父さんの近くが一番退屈がなくて楽しい』と」
コントラス
「「「「「「「「「それもそうだね」」」」」」」」」
「親父の近くが一番刺激にあふれてる」
シュバル
「何の比喩もなくね」
アスタネット
「父さんの近く以上にハプニングが起こる場所も早々ないからな」
メロ
「えぇ〜、、、複雑なんだけど」
ベル
「正確に言えば父様の魅力に惹きつけられ父様が開花させた才能の塊である隣人たちが起こすハプニングもですね」
フリューゲル
「開花させたなんて大げさだよ」
ベル
「いやいやそれはないでしょ〜」
チェロナ
「父さんが見つけたから今がある人なんて沢山いるよ〜」
セロナ
「「吐いて捨てるほど〜」」
チェロナ&セロナ
「言い方!」
ベル
「俺は父さんにもっと強くしてほしい」
アニカ
「僕もです」
ツヅミ
「俺たち『強くなりたいガチ勢』の面倒を産み出した責任、きちんと取ってもらわなきゃ困るぜ」
アコーディオ
「それはそうだけど、僕としてはもっと世界を見てほしいな」
ベル
「えぇ〜なんのツテもない俺たちを放り出すの〜(ウルウル)」
フルト
「キモいから作り涙目をやめろMゲロ」
メロ
「別に全くツテがないわけじゃないだろ、アレン先輩とかリヴェリア先輩とか」
オルガ
「リヴェリア元副団長はやめとけ、母さんがうるさい」
アコーディオ
「王族の方々だからね」
チェロナ
「お母さんから厳しく言われてる、私はヒューマンなのに」
セロナ
「僕もだよ、あの方は世界を救ってくれた英雄の一人だからね」
コントラス
「そのおかげで私達も産まれることができたから」
リコ
「あ?『太ももと太ももの間に注がれたもんが脳天までいった母達』が一番の功労者だろ?」
アコーディオ
「「「「その例えは流石にOUTだバカ!」」」」
「「「「「「最低の例え!!」」」」」」
「アコーディオ!?その例えは流石に誰が聞いても引くよ!」
ベル
「事実だろ実際」
アコーディオ
「それは、、、とにかくダメ!」
ベル
「ならどうすんだい?アレン先輩に頼るのか?」
オルガ
「あの凶暴丸出しの大人を?」
アスタネット
「あれでも丸くなった方だよ。それに黒竜が死んだ後も世界に残った竜を倒すために世界を周ってる凄い人だから一概に否定はやめなさい」
ベル
「俺はあの人好きだよ。カッコいい、そして厳しく強くしてくれそう」
アニカ
「まぁ確かに過去のアレン先輩を見たら本当に丸くなってたんだなぁ〜と実感したけど」
シュバル
「そもそもあんまり会ったことないから」
モニカ
「めったにオラリオに帰ってこないよな〜」
フルト
「最後に帰ってきたのはいつ頃だったっけ?」
アニカ
「えっと、、、確か、、、」
リコ
「アーニャさんに『子供』が生まれた時だよ、そしてその前はアーニャさんの『結婚式』の時」
ピアノ
「あ、そうだった」
モニカ
「父様?どうかされましたか?」
フリューゲル
「背筋がビクってなったけどどうしたの?」
アスタネット
「いや、、、そうだった、これは過去のアレンさんにとっては心臓発作ものの事実だった」
ベル
「まぁ確かに妹が未来で普通の男性と結婚してますなんて衝撃的ではあるな」
アコーディオ
「ねぇ知ってる〜?あの人〜人目を忍んで号泣してたんだぜ♪そんで俺は覗きがバレて殺されかけたぜ♫」
フルト
「この時代のアーニャさんは俺たちが知ってるアーニャさんより更にバカっぽいからな、、、若者の俺がいうのもなんだが、若さってやつか」
メロ
「アレ?無視っすか?泣くっすよ?」
フルト
「この時代だとまだあの旦那様と出会ってすらいないんでしたっけ?」
フリューゲル
「えぇ〜と、結婚したのが30歳を越えてからだから、まだまだ先ですね」
ツヅミ
「この時代のアーニャさん何歳だっけ?」
アニカ
「こらそこ〜女の人の年齢関係は慎重に」
モニカ
「お前にしては賢い言葉だな?」
アコーディオ
「あぁん!!?」
モニカ
「なんなら教えちゃう?」
チェロナ
「顔もスペックも普通だけどすごく優しいお人」
セロナ
「「そんな彼との素敵な出会いが待ってま〜すって♡」」
チェロナ&セロナ
「やめときなさい」
コントラス
「神様たちの言うネタバレになる、ぶっちゃけ面白そうだけど」
シュバル
「いや、これに関してはマジでやめとけ、今の父さんを見て察しろ」
メロ
「父様!!?どうされました!!?」
フリューゲル
「顔が青い!!?母さん達とどれだけ激しい夜を過ごしても顔に出さない父さんが!!?」
アスタネット
「『太ももと太ももの間に注がれたもんが脳天にまでいく所業を成す』父さんが?」
アコーディオ
「だからやめなさいその言い方!」
ベル
「なんだよそんなに爆弾なのか?」
アコーディオ
「爆弾だよ、最悪黒竜と戦う前にオラリオが火の海になる」
ベル
「あの人そこまでやるの!!?」
リコ
「私、夢で見た。アポロン様のカルマと同じくらいキショいシスコンだった」
ピアノ
「僕たちが知るアレン先輩は口数が少なくてどういう人か分かりづらいですからね、怖さ以外」
コントラス
「この時代のアレンさんは未来とは比べものにならないくらい怖いから本当にこの事は漏らしちゃダメだよ、じゃないと師匠(マスター)の本気以上の暴虐が吹き荒れる」
ベル
「そ、、そこまで言うんだ、、、」
リコ
「それってどれくらい?」
チェロナ
「『恋愛小説の乱』くらいの雷が落ちるの?」
セロナ
「あの事件もやめてぇーー!!本当にあの事件も危なかったから!!」
ベル
「なんだっけ?」
コントラス
「あぁお前が学区に行ってた時の事件だったか」
メロ
「エレキが創作してゼウス様がおふざけで本にして出版した恋愛小説があったんだけど」
ツヅミ
「俺様系主人公と守ってあげたくなる系ヒロインの物語」
ピアノ
「あのバカ狐、よりにもよって帝王(カイザー)を主人公のモデルにしたあげく 父さんがモデルのヒロインを爆誕させやがった」
アコーディオ
「え!なんて!?」
コントラス
「主人公のモデルが帝王(カイザー)」
チェロナ
「ヒロインのモデルが父さん」
セロナ
「「そんな2人の純愛物語♡」」
チェロナ&セロナ
「よく生きてたねエレキ」
コントラス
「父さんが本気で止めてくれたから」
アニカ
「あの時の師匠(マスター)は怖かった」
ベル
「母さんもエレキのお尻を本気で叩いてた」
ツヅミ
「そうでもしなきゃ帝王(カイザー)の怒りは収まらなかったんだろうさ」
シュバル
「うぅ〜あの時のエレキ姉さんの悲鳴が蘇ってこっちまで震えてきた」
リコ
「アレ?何の話だったっけ?」
アニカ
「『恋愛小説の乱』
『ラブレター・テンペスト』
『ぽっこりお腹地獄』
『雄兎熱血歌舞(クラネル・バースト・ライブ)』
『聖女の煮汁転売事件』
『オッタル増殖週間』
『守護天使覚醒・堕緯奏優丿雄兄参(たいそうのおにいさん)ヘグニ電撃デビュー』
『鋼鉄処女聖戦鎮魂歌(アイアン・メイデン・レクイエム・ウォー)』
私たちの日常は世界一という話」
ピアノ
「なるほど」
アニカ
「碌な家系じゃねぇなぁ〜」
アコーディオ
「いや、『ラブレター・テンペスト』はお前が起こした事件だろ」
メロ
「あんな燃やさなきゃいけない黒歴史固定情報物質をこの世に残してたほうが悪い」
アコーディオ
「アコーディオ!本人は真剣なんだよ!」
ベル
「わかったわかったよ、悪かった、母達が父さんの為に書いたラブレターと父さんが母達の為に書いたラブレターを刷りまくってばら撒いて札束の雨ごっこをしたのは流石に悪かった」
アコーディオ
「それでその発端が」
リコ
「ゼウス様にそそのかされて」
アコーディオ
「おじいちゃーーーーーーん」
ベル
「ほんと、我が長兄ながら何やってんだか」
アスタネット
「『聖女の煮汁転売事件』の首謀者が何いってんだ?」
アコーディオ
「ちっ!せっかくみんなが忘れかけてたことを!」
アスタネット
「自分のファミリアの団長の煮汁を転売するってマジで頭おかしいぞお前」
メロ
「だって売れるんだも〜〜ん」
アスタネット
「父さんに『1週間口を聞かないの刑』に処されてワンワン泣いてた姿は今でも頭にこびりついてる」
シュバル
「忘れろバカ兄貴!!」
アスタネット
「なんだよ〜耐えきれなくなって〜俺のとこに来て〜抱きしめてよしよししてやったの忘れたか〜?」
シュバル
「死ね!」
アスタネット
「全く、寂しがり屋の妹め」
シュバル
「捻くれ者のバカ兄貴め!」
アスタネット
「お、落ち着いて!」
リコ
「リコ姉ぇ〜バカ兄貴がいじめる〜抱きしめて〜」
アスタネット
「おわっ!」
リコ
「父さんに雰囲気が似てるからリコには素直に甘えるんだよなコイツ」
シュバル
「明日〜黒竜討伐の為に必要な『医療機関の情報』をディアンケヒト・ファミリアに話さなきゃいけないから〜やっぱりリコ姉がついてきて〜」
アスタネット
「未来の進んだ医療を今のうちに知っといたほうがいいからな」
アコーディオ
「きっとアミッドさんも喜びますね」
ツヅミ
「それどころか狂喜乱舞するでしょうね」
フリューゲル
「俺たちの正体は隠す方針だよな?」
フルト
「これ以上知る奴はいないほうが良い」
メロ
「団長は何が何でも私たちの正体を突き止めようとするだろうけどね」
アスタネット
「治癒の猪だからなあの方は」
アコーディオ
「一歩間違えればこのホームに突撃しに来るぜ絶対」
シュバル
「「「「「「見たい気持ちはある」」」」」」
「みんな元気すぎ、、、こんな凄い状況なのに」
ベル
「「「「父さんがいるから」」」」
「ん、、、ありがとう」
ベル
「、、、、、、、、、、、、、、、、、、」
「、、、、、、、、、、、、、、、、むぅ」
「ん?神様?ヴェルフ?どうしたの?」
「「カオスすぎるからだよ、『サウナ』の中で」」
ヘスティアとヴェルフの声が揃ってその場の情報がもたらされた。
ベルとその子供たちはずっと『サウナ』の中で会話をしていた。
しかもその『サウナ』は手作りだ
ここに来たその日に子供達が知識と連携を駆使してホームの中庭に小屋を作り見事に『サウナ』を再現してしまった。
マジでやりたい放題である
「世話になる駄賃代わりだ。どうせ未来で建てられる事になるんだからいいだろ」
アコーディオ
「あ、未来にもあるんだこの『サウナ』」
ヘスティア
「、、、、、、、、、、、、」
ヴェルフ
「ヴェルフ?」
ベル
「いや、その、、、いろいろ複雑でな」
ヴェルフ
ヴェルフは周囲を見渡す。『サウナ』であるがため、ベルもヘスティアもヴェルフも子供達も水着を着ていた。ていうか子供達はどうやって用意したんだよとツッコみたかったがそれどころではなかった。
ベルの子供達、そのなかでも娘達は容姿も整っているばかりかスタイルが良いものばかり(リコはまな板)そんな彼女達と共に『サウナ』に入っていれば目にはいるのはその魅力、汗が滴り艶めかしく映るのは極上とも言える女体、それも複数、モニカに至っては胸囲が3桁のエクストラミート、男なら桃源郷を夢見る光景
だけど純粋に楽しめない、何故ならベルの娘だから、なんかこういけないことをしている自己嫌悪感のほうが勝ってしまうから
ちなみに女性陣たちはヘスティアを除いて全員いない。何故なら自分を抱いた男の上半身裸の姿を目にするなんてロイヤルストレートな喪女である彼女たちにはハードルが高すぎるから
「なぁ〜俺も入りたいんだけど〜」
トライア
サウナの外から声を出すのはサウナを熱くする作業をしているトライア。昼間の一件のお仕置きとしてサウナを動かす労働を課されていた。
「明日はディアンケヒト・ファミリアだよ」
ベル