兎の群れ√ 出会いの果ての未来   作:サイセンサイ

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所々で正気を保てない それが母親

 

 朝に目を覚ましてすぐに顔を洗って洗面台の鏡で身なりを整える。この後も朝食を食べたり服をきっちり着たりで色々あるだろうがその都度鏡で顔を確認する。何故なら彼女にとって今はこの先の商いに大きな影響を及ぼす期間だからだ

 鏡に映るのは母親譲りの美貌と父譲りの赤目、一時期は兄のようなオッドアイに憧れてたりもしてたが、成長して羞恥を覚えてからは目立つオッドアイじゃなくてときどきホッとしている。兄には失礼だが

 そこは用意された仮宿で洗面台くらいしかないワンルーム、食料も寝具も当然持参のその場所で少女は少し前から寝泊まりしていた

 

「よし」

 

「5回も確認するのは流石に多くないか?」

 

「だって心配で」

 

 そしてそこには彼女の異母兄にあたる男もいた。彼は今回の期間中仕事場に泊まり込みになるので仮宿は取っておらず妹とともに泊まっていたのだ。

 

 駆け出しの氷菓子店経営者 ディディ・クラネル

 

 クラネル一家の金庫番 コントラス・クラネル

 

 この祭りのスポンサーの一人である母親のエイナと共にその中枢に関わる仕事につくコントラスと多種多様にある露店の一店として出張番の露店を開くディディは朝食をとった後外に繰り出す。既に多くの人が祭りの準備のために訪れておりもはや一つの街とも言ってよかった。

 

「そう言えば何でお祭りの場所が『フィアナ・コーズウェイ』なのかな?」

ディディ

 

「フィンさんが色々な手を使って根回しをしてこの場所に決まったんだよ。小人の女神の名前を多くの人に知ってもらうために」

コントラス

 

「そのためだけに!?」

ディディ

 

「そのためだけだよ」

コントラス

 

 その野望あふれる熱意には脱帽だなとディディは思った。だが正直ここで良かったとディディは思っている。なんせオラリオから近くそれでいて世界的に注目されるお祭りで出店できる事が何より嬉しかったし誇らしかった。親の関わりで仕事を貰ったのは正直気が引けたが兄であるコントラスは運も実力のうちと励ましてくれた。

 

「やるからには世界的な氷菓子店になりなよ」

コントラス

 

「流石に恐れ多いよ!!?」

ディディ

 

「ディディは小さい頃から『豊穣の女主人』を手伝っていた豪傑、卑下なんてしなくていい」

コントラス

 

「酒場で働いたら豪傑なの!?」

ディディ

 

 謙虚で控えめなディディは兄の言葉に恐れ多いとなるばかりだが実際彼女はそれほど大した人間なのだ

 コントラスは8歳の頃から6年間学区にいたので直接見たことは少ないのだが、ディディは7歳の頃から豊穣の女主人で手伝いをしていた。最初は皿洗いからだったが、そこから少しずつ店の仕事増やしていき、ついには菓子店を自律させるまでとなった。

 ヘルンと瓜二つの容姿の彼女はヘルン譲りの『行動力』を持って生まれた。それはベルにも言えることだが、謙虚で控えめながら重大な殺害計画を独断専行で実行してしまうヘルンの行動力は間違いなく娘に受け継がれていた、17歳で露店を開けるその胆力も両親のめんどくさくも魅力的な面をよく受け継いでいる

 

 

「所で今どこに向かってるの?」

 

 ディディはコントラスと建設地を周っていたのだが、いつの間にか端の方に歩いていた。何処か行きたいとこがあるのかな?と首を傾げながらディディはコントラスについて行っていた。

 

「お迎え」

 

「お迎え?」

 

 そして峡谷の端まで移動すると見知った顔がそこにいた。昨日は忙しくていけなかったが、着いたという連絡は聞いていた。この音楽祭の一組として皆の前でその芸能を披露するという自慢の妹達、その顔ぶれを観た瞬間ディディは笑顔を浮かべた

 

「あ!ディディ姉!」

ゼラ

 

 そしてそれは向こうも同じだった。ランクアップして冒険者もやっている彼女達は貫禄があるから間違えそうになるがディディの方が年上のお姉さん、年長のユーフォニアが同い年であるので『BUNNY・PARRY』にとっては姉なのだ。

 

「昨日はいけなくてごめんね」

ディディ

 

「気にしなくていい」

サク

 

「そっちも忙しいでしょ」

ゼラ

 

「ありがとう」

ディディ

 

 自分より年下でありながら冒険者兼音楽家の彼女達をディディは素直に尊敬している。周りから多く感じる視線は見物人、英雄の娘なのだから注目されて当然だが、一人一人が人を惹きつける魅力を持っている。自分の妹が多くの人々に伝わっている事に姉である彼女は嬉しくなった

 

「みんなはなんでここに集まってるの?」

ディディ

 

「あぁ、それは」

ゼラ

 

 その時だった

 

「なんだあれ!!?」

 

 一人の見物人の男が指さして叫んだ。その声を河霧に周りの人々もザワザワと声を上げていく

 

 

 

 男が指を差した先にあったのは『竜巻』

 

 まだ距離はあるうえに小さいが確かに目視できる。ギュルギュルと螺旋を巻く風がまるで巨大な蛇のようにうねってこちらへ近づいてくるのだ。それもかなり早く

 

 人々が騒ぐなかで彼女達だけが冷静だった

 

「大声失礼!あの竜巻は魔法です!害があるものではありません!」

コントラス

 

 この中でも一番の年長で唯一の男であるコントラスが周りに呼びかける。しかしそう言われても得体がしれなさすぎてすぐに落ち着くことなどできないが

 

「いったい何をやっているんだ」

サク

 

「さぁ?」

ゼラ

 

「大方乗ってきた馬車になんかあったんだろ?」

シェイカ

 

 彼女達のなんとも思っていない様子に少しずつ冷静を取り戻す人々、あの魔法が何なのかを知っているのだろうか

 

 すると『竜巻』が渦を巻きながら周囲に散っていく、強風が吹き荒れてとっさに目を瞑るものが殆どだが、一部の者たちは『ソレ』を確かに目にした

 

 竜巻から何かが飛び出してきた

 

 そしてソレはこちらへ向かってくる

 

 思いの外すごい速さで彼女達の頭上に到着

 

 その瞬間、再び風が吹き荒れてその場に静止

 

 そして風を纏ったソレはゆっくりと地面に降りてきた

 

 そして耳にしたのはとある女達の声

 

「もっと抑えること出来なかったの!!?」

 

「ごめん、久しぶりでエアリエルの制御が難しくて」

 

「まさかの竜巻が起こるとは」

 

「はぁ〜これ絶対沢山の人に見られたよね〜」

 

「ウップ!酔った!」

 

 ゆっくり通りてきたのは『馬車』だった。ただし前に繋がれてる筈の馬が居らず、馬車の荷台だけがそこにあった。だがそんな大きなものが竜巻から飛び出して風に乗ってこの場に舞い降りたなどという珍事、脳の処理なんて追いつかないが、その荷台から人が出てきた瞬間、空気が変わった

 

 一人は金髪のメッシュを入れた栗色髪の小人

 

 一人は長すぎる金髪を縦に折っている狐人

 

 一人は翡翠の目を待つハーフ・エルフ

 

 一人は金髪のメイド服を着たヒューマン

 

 そして最後の一人は知らぬものなどいないこの祭りの主役

 

 「来たわよ!フィアナ・コーズウェイ!」

 

 ハルモニアを含めたベル・クラネルの妻達5人だった

 

 全員が容姿端麗で有名人、周りのギャラリーは先ほどの珍事を忘れて興奮の叫びを上げる。一人また一人と手を天に振り上げて大盛り上がりだった。

 

 歌と演技で大衆を世界を魅了し今や大人の麗しい雰囲気をまとった存在感の塊

 世界の歌姫 ハルモニア・クラネル

 

 小人でありながらレベル3にまで至り黒竜討伐にも貢献した知将の女

 小人のサポーター リリルカ・クラネル

 

 儚い雰囲気も待ちながらも大人の色気を確かに宿す極東風の女

 狐人のジャが丸くん職人 春姫・クラネル

 

 他とは別の面から英雄を支えてその寵愛を得ることに成功した博識の女

 チュール商会会長 エイナ・クラネル

 

 運命に翻弄されながらも最後は幸せを手に入れて今は愛する家族のメイドをやっている女

 クラネル一家母兼メイド アイズ・クラネル

 

 そしてそこに英雄の子供達

 

 確して世界注目の一家の一欠片がそこに集まっていた

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「馬車の馬さんが怪我しちゃって仕方なく私の魔法で運んでたんだけど」

アイズ

 

「久しぶりすぎて調整が出来なかったと」

ユーフォニア

 

「ほんとに振り下ろされるかと思った」

リリルカ

 

「お母さんらしい」

クラリネ

 

「クラリネ!?(ガーン!)」

アイズ

 

 そこはVIP用高級ホテルの廊下、そこに歩く一団は仲良く談笑しているが、彼女達をよく知らない者達からすればその一挙手一投足が気になって仕方ない、そして廊下の終わり、目の前にある大きな扉を開けるとそこには大きな長机が置かれた個室、その上座には美の女神が座っていた。

 

「やっと来たみたいね」

 

 ハルモニアの主神アフロディーテ

 誰もが目を奪われる美の女神、だが彼女達は物怖じすることなく長机に用意されている椅子に向かって歩いていく、部屋の隅には各国が用意した護衛と思われる男たちがいるのだが、アフロディーテへの魅了すら忘れてその光景に汗を垂らし息を呑んだ

 

 今、男たちの目の前にいるのは世界が注目する一家のメンバー、麗しい容姿に存在感、そしてかすかに感じる強者ゆえの圧迫感、神々で言うところの『見開き幹部集合シーンきたー』である

 

 全員が正装のスーツを着用(アイズだけはメイド服)した後にこの部屋に集まり今後の方針を話し合う手はず、そしてソレは祭りの中枢にも影響するので各国の代表者もここに来る手筈になっている。その前に個人的な話を進めるためにこの場に来たのだ。

 

「ディディ姉と春母は別なの?」

ゼラ

 

「私は露店の一つで春母さんはチュール商会の方々と一緒にジャが丸くんの大規模販売だから」

ディディ

 

「こんなにたくさんの方々の中核、、、私に務まるでしょうか?」

春姫

 

「春姫さんは家庭でたくさんの子供達をまとめてるでしょ、あんなエネルギーの塊な子達を相手にしてるんですから大丈夫ですよ」

エイナ

 

「大丈夫だよ春母、母さんもドンと構えてろって言ってたし」

シェイカ

 

「ジャが丸くん楽しみにしてます」

ユーフォニア

 

「リリ母、顔合わせはどれくらいかかる?」

サク

 

「すぐに練習したいだろうけど最初は出なさい、肝心だから」

リリルカ

 

「お母さん!最後は一緒に歌おうね!最強親子共演の伝説作ろうね!」

ソプラ

 

「もちろんよ愛娘!」

ハルモニア

 

「お腹減った」

クラリネ

 

「何かもらってこようか?」

アイズ

 

 美の女神を筆頭に二度見確実な美女、美少女ばかり、その場に配備された男達は実に幸運だったのだろう。そして皆が共通して思うのだ。

 ベル・クラネルうらやましいちょっと死ね と

 

「みんな、そろそろ代表者の方々が来る頃合いだよ」

コントラス

 

 その場にいるクラネル一家で唯一の男であるコントラスが手をパチンと叩き視線を集める。女性だらけの中で男一人は息苦しいだろうが彼にそんな様子は一切ない、そもそもベルの子供たちは男より女が多い家族でこの程度で何かを感じることはないのだ。

 

「代表者の中には学区時代の同級生もいるから話は思ったよりスムーズだと思う」

 

「そうなの?」

ゼラ

 

「私も最初聞いたときは驚いたな〜確か学区に行って3年目の時に一度オラリオに戻ってきたでしょ?その時に会ってるはずだよ」

エイナ

 

「あれは騒がしかった。殆どの学生が家の見学に来てそれはもうてんやわんやで」

リリルカ

 

「それより同級生ということはコントラスと同い年くらい、その若さで国の代表は少し不自然では?」

サク

 

「まぁそこも国同士の見栄の張り合いよ。家だって優秀な若者がいまーすアピール」

アフロディーテ

 

「コントラスの知り合いだからというのもあるだろうけど」

ハルモニア

 

「チャンスがあればお父さんに近づきたって思うだろうし」

ユーフォニア

 

 ベル・クラネルは下界救済の英雄、その英雄に近づきたいと思うのは誰もが一緒、そしてそこには必ず利益重視の黒い思考が混ざり込む。英雄になったからといっていい思いばかりもしれられない、それが現実

 

 そしてその話になった直後

 

 殺気が部屋に蔓延った

 

 警備の者たちはブワッと肌をざわつかせてその殺気の出どころを探る。すぐにわかった。何故ならわかりやすく怒った顔をしている美女が部屋の中央にいるのだから

 

 

 

「誰もベルには近づけさせない」

 

 英雄の妻の一人であり今はメイドもやっているアイズである

 

 他の妻達にも言えることだが、夫の貞操?を狙う者達を彼女達は一切の容赦をしない、アイズはベルが好きだと自覚してからもうずっとその状態なのだ

 要するに妻の中でもめんどくさい

 

「私がベルを守る」

 

「あ、アイ母落ち着いて」

ユーフォニア

 

「ベルが噛んでいいのは私たちだけ」

 

「アイ母さん!!?」

ディディ

 

「私の噛み跡は私が守る!」

 

「アイ母さんストップ!!」

ディディ

 

 この中で一番の常識人であるディディがアイズの過激な言動を止める。 

 アイズの美貌に目を奪われていた警備の男達は思った

 やっぱりベル・クラネル死なないかなと

 

「知らない女の人に関わるくらいなら私と関わって欲しいし私を愛でて欲しいそれは仕方のないこと」

 

「親子でこの話やめよう!」

ディディ

 

「でも実際その通り」

リリルカ

 

「リリ母!?」

ディディ

 

「だってそうでしょう!あんないい旦那の隣に立ててそう思わないのは正直そっちがおかしい!他にいるはずないものあんな素敵な旦那!規格外の乳に規格外の美貌が近くにいながらそこそこ上の上な自分をちゃんと愛してくれる人なんて!」

 

「そこそこの上の上って何!?」

ユーフォニア

 

「穢らわしい現実世界で生きていればこうなりますよ小娘ども!ベルの愛を知ったらもう離れることなんて出来ない!足なんていくらでも開きますよ!なんせ英雄の妻の座ですからね人生勝ち組人類の頂点最悪な幼少期を生きてきた見返りをもらえて良かったヒャッハーーーーー!!」

リリルカ

 

「落ち着いて!」

ディディ

 

「なんでリリ母さんは一番頭がいいのに頭が悪いお母さんと同じでときどき正気じゃないの?」

クラリネ

 

「クラリネ!?」

アイズ

 

「正気じゃ父さんの愛を受け取るのに不足するからだよ。ここに来る前にも父さんに甘えてから来ただろうし」

コントラス

 

(こ!この子私たちが6人でしたことを絶対察してる!!)

エイナ

 

(確かにベル様と番ってから正気ではなせない事をたくさんしてますけど!)

春姫

 

「今さらだが毎年誰かしら腹を膨らませてる家系なんて正気じゃないに決まってる」

サク  

 

「ちょっ!その家に住んでる私たちまで正気じゃないとでも!?」

ユーフォニア

 

「やっぱりもっとベルを夢中にさせないと、今度はティオナとレフィーヤも誘って」

 

「アイ母さん止まって!」

ディディ

 

「私の産みの母の名前出すのは止めて!!」

ユーフォニア

 

「そういうことなら春母だって負けてないはずだよ、ここ数年『2人以上』でしかしてないんだと」

シェイカ

 

「なんで知ってるんですか!!?」

春姫

 

「母さんから聞いた」

シェイカ

 

 常人では理解できない会話。ただしベル・クラネルがそれはもう羨ましい思いをしているのはわかる

 あぁ憎しみだけで人を殺れたらなぁ と警備の男達は思った

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 コツコツと靴の音を立てて少なくない人数がその部屋に向かっていた。各国から派遣された代表者達だ。不自然なほど若い世代が多いのは各国の意地の張り合いとベルの子供達と同世代としてお近づきになることを目的とした打算のメンツ

 皆が似たような考えで裏を思案する中

 

 とある2人の少女は違った

 

 何故なら

 

「久しぶりにコントラスくんに会うね、カリィちゃん」

 

「そうだね、ローザ」

 

 その2人は既に彼と知り合いだったからだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 数年前 学区

 

 

「アルゴノゥト」

 

「「え?」」

 

 学区の超巨大船『フリングホルニ』

 その中にある施設の一つである図書館でとある出会いが存在した。2人の少女が図書館にあったとある英雄譚を読んでいたのだ。そこに偶然通りかかった彼は本の表示を見て思わず口にしてしまった

 

「知ってるんですか?」

 

「はい、、、結構好きな英雄譚だったので」

 

「え!?」

 

 2人の少女は彼のことをよく知っている。英雄の息子であるコントラスは最近入ってきたばかりだが、すでに有名人なのだ。

 

 だから以外だったのだ 太古の英雄譚に興味を示すなど

 

 そもそも自分達の世代は今を生きる英雄であるベル・クラネルの物語に夢中で他の英雄譚に疎いという事例が存在している。おまけに父親が英雄本人なので彼もその疎い人だと思い込んでいた。

 

「一番の好きなのは父さんだけど、好きなんです 英雄譚」

 

「、、、、そっか、じゃあアルゴノゥトについて語ろうか!」

 

「ろ、ローザ!いきなりは迷惑じゃ!」

 

 コントラスは目の前の少女二人を見る

 

 一人はドワーフの少女でガッシリした体系ではなく小柄で可愛らしく明るい雰囲気を纏っている

 

 もう一人は狼人の少女で今は慌ててはいるが大人っぽく物静かな印象を受ける

 

 知らなかったわけではない、その容姿端麗さから二人もまた有名人だった。だが直接話をするのはこれが初めてだった。

 

 

 

「私はスローザス・ルムス!ローザって呼んでね!」

 

「カリィリリ・ユリスです、カリィって呼んで」

 

 

 

 2人とも1個上の先輩、そして同年代では優等生に当たる存在、だからこそコントラスは母親から強く躾けられた礼儀作法に則り挨拶をした

 

 

「コントラス・クラネルです。よろしくお願いします」

 

 

 

 

 

 

 後に『三人婚』をすることになる三人である

 

 

 

 

 




 
 最後に出てきた2人はオリキャラですが

 とあるキャラの子孫という設定にしています
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