内緒やで、ぶっちゃけダサいと思っとんねん。術師が得物使わんの   作:器用貧乏ならっこ

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毎日投稿四日目です。やるね、君(メロンパン評)

それとまた急ぎ足です。申し訳ない…
(非道いなあ…丁寧な描写とかないんか?)とドブカスくんが囁いてきます。(´・ω・)
誰か私に文才をください…

(総合評価500超えありがとう!こんな駄作を見てくれた方には感謝してもしきれません!)


非道いなあ…人の心とかないんか?

羂索の目的を話し終えた天元は九十九由基、乙骨憂太、そして()()()()

 

その三人を見て問いを発した。

 

「さて、そろそろ誰が残るか決めてくれないかな」

 

俺が残ったる(私が残ろう)

 

『!』

 

「まあこん中やったら乙骨くんと、この女の方が俺よりも強い。『死滅回遊』に参加するんやったら、過去の術師含めて勝利できる可能性の高いこの二人の方が適任やろ」

 

まず名乗り出たのは禪院直哉。

 

「羂索を殺すか、悟くんを解放するか、天元様を守り切るか、この三つのどれかを達成してしまえば、あとはまあどうにでもなるんやろ? ほなここに残るだけで恵くんのお願いも達成や。その代わり禪院家当主云々はしばらく恵くんにお任せするで」

 

それに甚爾くんの事もちょっと聞きたいしな、と付け加えて直哉は残る意思を見せた。

 

更に九十九も残る理由を話し、護衛はこの二人に決まる。

 

続けて『死滅回遊』のルール説明を天元から受け、その情報を整理し、それぞれの役割を分担することになった。

 

「ほんなら、役割分担といこか。まず真希ちゃんは禪院家に行って呪具の回収な。俺の許可さえあれば入れるから、ちゃんと伝えるんやで」

 

「そもそも悟が封印されてから、加茂家と禪院家が根こそぎ呪具を持っていかなければこうはならなかったんだけどな」

 

悪びれもなく言う直哉に真希は悪態をつく。

 

「そんなん俺に言われても知らんがな。扇さんに言ってや」

 

直哉はそんな真希に舌を出しながら我関せずにいた。

 

「チッ、まあいい。それで……天元様」

 

「ああ、組屋鞣造の工房(アトリエ)だろう?」

 

「助かります。用が終わったら私は『死滅回遊』に参加する。憂太は?」

 

そう言って真希は乙骨に話を促す。

 

「僕は早速結界(コロニー)に入って回遊に参加するよ。津美紀さんや伏黒君達が回遊に参加する前に少しでも多くの情報を集めたいからね。身内で潰し合うことがないように、できるだけ遠くの結界(コロニー)に入るよ」

 

「それなら俺も離れた場所の結界(コロニー)に入って、回遊に参加することにしよう」

 

乙骨の役割と同じように脹相も自身の役割を語る。

 

虎杖と伏黒は3年の先輩である、『秤金次(はかりきんじ)』と接触をし、協力を要請するということに決まった。

 

「あ、真希ちゃん気をつけてな〜」

 

「……」

 

直哉の冷やかしを無視して、真希は『薨星宮』の外に出て行った。

 

「ほんなら、甚爾くんのこと聞かせてもらいましょか」

 

最も直哉はそれを気にも留めず。憧れの人の話に興味津々であったが。

 

 

 

 

◆◆

 

 

 

 

真希達と別れた数日後、直哉達は策を練り、天元から結界術の指導を受けていた。

 

「なあ天元様、羂索の結界術の腕前ってどんなもんなん?」

 

その休憩中に直哉は前々から気になっていたことを聞く。

 

「羂索の結界術の腕前は私に次ぐよ。仮に君たちが『領域展開』をしたとしても、『簡易領域』やその原型である『彌子葛籠』で耐え凌げる可能性すらある」

 

「……」

 

そう語る天元に直哉と九十九は頭を悩ませた。

 

「ほんなら、俺が羂索と先にやり合うわ」

 

「……死ぬよ」

 

直哉の意見に九十九は冷静に返す。

 

しかし、

 

「なら二対一でやるか? 邪魔にならんとは言わんけど、それでも俺は足手纏いになるやろ」

 

直哉は冷静に語る。

 

「俺かて死にたくないし、なんなら残らんかったら良かったとも思っとるけど、ベストを考えるなら俺が羂索の手札暴いてアンタに繋げるのが一番ええやろ」

 

「……」

 

九十九は押し黙る。直哉の意見が正しいと考えているからだ。

 

「まあ安心しい。ただでは転ばんし、なんならアンタが来る前に羂索殺しといたるわ」

 

直哉は笑みを見せる。

 

「それに、羂索殺せば名実共に俺はあっち側や。こんなチャンス滅多にないやろ」

 

ようやく悲願が達成できるのだと、直哉は言った。

 

「変わったね、直哉。私が叩き直した甲斐があったよ」

 

「ハッ、羂索の次はアンタや、メスゴリラ」

 

「ボコボコにしてやるよドブカス」

 

「あん?」

 

「あ゛?」

 

「仲良くしなさい」

 

睨みを効かせる二人に優しく天元は諭す。

 

「やなこった」

 

「そんなんこっちから願い下げやわ」

 

「はぁ……」

 

残念ながら効果は今ひとつのようだ。

 

『!』

 

「もうちょい話してたかったんやけどな。ほな行くわ」

 

羂索が来たことに気づいた直哉が、立ち上がる。

 

「どんな手段使うてもいい。あっち側に立つんは、俺や」

 

五年前に自身に課したその覚悟(呪い)を背負って直哉はその場所を後にした。

 

 

 

 

◆◆

 

 

 

 

「おや、てっきり脹相が居ると思っていたんだけどね、君か」

 

『薨星宮』の結界を破って侵入してきたのは千年間生きた最悪の呪詛師──羂索。

 

「ひどい面やなあ……その額の縫い目、もう治らんのやろ?」

 

対するは禪院家28代目当主──『最速の術師』と名高い禪院直哉。

 

「人の身体乗っ取る術式なんやってな」

 

「『天元』から聞いたのかな? なら私の目的も知ってるみたいだね」

 

「ああ、聞いたで。『死滅回遊』で起こる殺し合いは同化前の”慣らし”なんやってな」

 

そこまで話した後、直哉は羂索に聞く。

 

「非道いなあ……人の心とかないんか?」

 

「ああ、平安に置いてきちゃったからね」

 

それに羂索は笑って答えた。




素直哉はこの数日で九十九に幾度と叩き直されて、綺麗なドブカスに片足突っ込むくらいにはなりました。まあ善院直哉には到底及びませんが…


ついでに強くなってます。この世界線では入れ替え修行後の日下部さんより上です。
直哉は自覚してませんが、もう既にあっち側に片足突っ込んでます。
『反転術式』と『領域展開』無しで、です。黒閃は二年くらい前に特級呪霊との死闘で経験しました。(あとは言わんでもわかるやろ?そういうことや)

それと残念ながらやっぱり禪院家は滅びました。甚壱さんは乗り気じゃなかったのに、扇が調子に乗って原作通り真希・真依を呪霊部屋に放り投げて、そのあと全部壊されました。

扇さんはなあ…頭があかんわ。それに強さもパッとせえへん。

もう誰もアンタのこと眼中にないで? byドブカス

(さてと、どう戦闘シーンを組み立てるかな…)
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