そうやって中庭で呼び止められたハイブリッドと話し合いをしていたがここに呼ばれたのも何かの運命だとして隠すこともなく話してほしいと言われていた。
まあ、ハイブリッドが言いたい気持ちも分かるしそうだと言いたいが残念ながら隠しておきたいのだ。
それは大親友のイーフェも同じだ、こんな事は話せないし巻き込みたくはない。
自分の考えが正しければこの先に大きな戦いが待ち受けているのだ。
そんな戦いに大親友のイーフェは勿論のこと、ニトスさんもそしてハイブリッドも巻き込みたくはないとして自分は隠すことに決めた。
「ねぇ・・・私の事がそんなに信用出来ないのぉ・・・トーシュエンさん」
「別に隠す事に関してはハイブリッドだけではないよ?ニトスさんもそうだし・・・あの大親友のイーフェすら隠す事だ。言ってしまえば誰にも話せない内容だ」
「・・・・信用してくれないのねぇ・・・シルバみたいに」
「シルバってあのダブルガンズ・オブ・シルバの事か。確か、十字八剣の長をしている人物だったよな」
そうなのかシンバみたいか・・・そう思われても良いよと答えた上で自分はハイブリッドに対して伝えるのだった。
「ハイブリッド、自分は窮地にあった時の君を助けることはできるけど自分は君のことを幸せにさせる力はない」
それを言うとどうしてそんな事を言うのとぉと悲しそうな声で聞いてきたので答えてあげた。
「自分は怪物だから・・・それに尽きる。でもハイブリッドは違う、普通の幸せを掴んでほしいのだ。こんな普通ではない存在なんて忘れてほしい。単純に運が良かったと思ってくれたら助からるから」
自分の思いを伝えるとハイブリッドは泣きそうな顔をしながら下を向いてしまった。
そして自分はごめんねと謝りながらその場から立ち去った。
自分では彼女を幸せにさせるなんて出来ないのだから出来るのは彼女の苦しみを解放させただけでそれ以上はしてあげられる力は自分にはないのだから。
そうして自分は中庭を立ち去り部屋に戻ってきていた。
はあ〜と思っていると自分はふっとした時に小さな監視カメラらしい物を見つけた。
監視カメラ!?どうしてこんな場所に・・・ハイブリッドが仕掛けたのか・・・いいや?彼女にはそんな技術はないはずだ。
イーフェの可能性も低い・・・もしかしてお嬢がやったのか!?つまりここまで情報を集めている段階まで来ているのか・・・待てよ!
これはチャンスだ!そろそろナビの正体を暴くためにもそして己自身の正体を暴くためにもお嬢には伝えておくべきだろう。
なんせあの時はかなりムカついたからビリビリに破って行動をしていたけどその後に異世界である事をしながら冷静になるとある人物に似ていると気がついたのでその答え合わせた。
ちなみに己の答えでもあるけど・・・ハズレてほしいなと思いながら深く息をしてからナビー!と叫んだ。
(はい!ナビが登場しましたが何でしょうか)
「ナビ、聞きたいことがあるのだけど教えてくれないか?」
(何でしょうか、聞いてください。可能な限りに答えますので)
「なら聞くけど・・・ナビの正体は何なのだ?いや答えを出そう・・・・絶対悪、ディライなのだろう」
それを聞いたナビはゆっくりとページを捲ってからどうしてそう思ったのですかと書いてきたので答え始めた。
「まず一つ!ハイブリッドに取り憑いていた怨霊たちを引き受けた時にナビは確かに怨霊達の魂を飲み込んでいると書いていたな。どうしてそんなことが分かったのだ?それは明らかに魂が見えている証拠だ」
それを言うとナビは・・・・としていた。
「二つ目!ウェルヴィッシュと言う単語を知っている事!!どうして知っているのかと気になるのはインボルグの過ごし方でウェルヴィッシュと言う単語は出てこないのにウェルヴィッシュと言う言葉を知っているのは・・・つまりゾディアークの世界を知っている事になる!!」
(・・・その中でディライを選んだのかな)
「三つ目!先程にあまりにも非常な提案をしてきた事!もしも例えば赤砂糖の事、シュガーレッドなら恋愛の大切さを知っている。それらはヨハンたちにも言える・・・その中で軽視しているのは・・・絶対悪の貴方しかいないですよ、ディライ」
それを言い終えるとナビは何も書かずにいたけど少ししてからナビが書き始めた。
(それでトーシュエンさんの正体の仮説は何でしょうか)
「・・・・自分はシルバの亡霊なのであろう・・・この力を手に入れる時にたまたま昔の映像を思い出すようにフラッシュバックしたのさ」
そうして自分は異世界で手に入れた力を見せるとナビは驚きながらその力はと驚いている様子だった。
「まあね、まさか飛ばされた異世界がアカメが斬る!の世界でしかも過去でありあの本来ならばエスデスが手にするはずだった帝具を先に奪って飲んでしまいました!あれも意外と精神に来ましたけど気合で逆に飲み込みました!!」
いや〜アニメでも描写されていたからある程度は覚悟していたけど意外と来たねと思いながら飲み込み見事に氷の力を手に入れました!
だからこそ上手く行けば・・・時を止まれザ・ワールド!!ができるようになる訳です。
それは良いけど答えをと言うとナビは諦めたようにしてから姿を本から人に変わっていき現れたのはディライであり本編の見た目通りだと驚きながら見ていた。
「済まなかったな、お前だけならば最初からこの姿でするつもりであったのだが」
最初からラスボス戦をさせるつもりだったの!?
絶対に勝てないからな・・・・でも敵対心はなさそうだな、だってその気になればエーテルを放出するだけでウェルヴィッシュ化をさせられるのにどうしてなのと尋ねた。
「簡単な話だ、お前には本当に普通の幸せをしてほしかった・・・ただそれだけだ」
なるほどね、偽りはないという訳か。でもどうして自分にはここまで甘いのかと聞くとディライはそうか、お前は覚えていないのも当然かも知れないと言われた。
何かしたのと聞くとそれはまた後日に話そうと言われてディライはまた本の姿に戻ってからこの姿の時はナビと言ってほしいと書き出してからしばらくしてそのまま立ち去った。
さてとこれで黒幕みたいに存在が理解したが相変わらずにこちらに対して敵対心はなしか・・・いや?むしろ、自分の推測が当たってしまってシルバの亡霊だと言う事実がお嬢達にバレてしまったほうがまずいのではないかと感じた。
・・・・まあ!何とかなるでしょう(適当)
それとせっかくだから自分はお嬢に対して伝える為に紙に書いてから監視カメラに書いた文字を見せるのだった。
それと少しばかり格好良くする為にお嬢ともしかしたらと思いで文章を考えた。
(これで満足したかな?紫色の仔猫ちゃんに・・・・過去の俺が英雄ジークフリート以外に唯一認めた男、ロンドよ)
さてと監視カメラに見せているから自分はゆっくりと休みますかと色々とあって疲れたので自分はそのまま休む事にしたのであった。