アリウス転生   作:お茶漬け2

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アリウス分校

俺がここに来て1週間くらいがたった…

 

「起きろ、朝食の時間だ…」

 

「……はいはい、今起きますよ…」

 

「それを食い終わったら、すぐにマダムの所に行くぞ…」

 

そう言われ、朝食を渡される…

 

(今日も拷問まじりなことをされるのか…」

 

そんなことを思い、朝食を食べた…

 

「今日は何すんのさ?」

 

「いえ…今日で貴方の実験を一旦辞めることにします…」

 

「ある程度のこともしましたので、今あるものでも大した結果にはならないので…」

 

「そうか…それは結構嬉しいわ…」

 

「あら…最初会った時より、ずいぶん威勢が無くなったこと…」

 

「そりゃそうだろ…毎日毎日、銃で蜂の巣にされたり、ミンチみたいに潰されたり、毒や変な化学薬品入れられたり…俺は痛みを快楽だと思える性癖はないのでね…」

 

「マジ、何回死んだことか…100回からはもう数えてないぞ…」

 

「それでも、正気を保っているのは、さすがと言うべきですかね…」

 

「あっはいそうですか」

 

趣味の悪い笑顔で言うベアトリーチェに俺はぶっきらぼうに返す

 

「さて、本題ですが…今から貴方はアリウス分校に行ってもらいます」

 

「あっ?ここがアリウス分校じゃないのか?」

 

「正確にはちょと違います…ここは私の実験室みたいなものです…」

 

「貴方の再生力は、目を張るものです…外傷はおろか、毒物や、化学薬品での内部の侵食も貴方の体は、すぐにその物質に有効な成分を出し治していく」

 

「本来であれば、この実験は1ヶ月かかるつもりでしたが…私の思ったよりも貴方の再生力がたかく、こんなにも早く終わるとは思いませんでした」

 

「治すって言ってもな…痛覚はあるから痛いもんは痛いぞ…」

 

「それは貴方が我慢すればいいだけでしょう?」

 

「おっと話が逸れました…貴方のその再生力は兵士としても便利。なので貴方には、兵士としての実力を上げるために、訓練していただきます」

 

「あっそ、お前に会わなくていいなら訓練でも何でもするは…」

 

「あと、私への態度も身につけて欲しいですね…」

 

「それは人間に空飛べって言ってるようなもんだぞ」

 

俺はそう言い…部屋を後にした…

 

「着いてこい…」

 

そう言われ、俺はアリウス生の後を着いていく。

 

(この人、必要事項しか喋らないんだよなぁ〜)

 

何回か会話を試みたが、全て無視され、さすがの俺でも泣きそうになった…

 

(話し相手が居ないし、居たとしても、あのクソババアだし…マジでノイローゼになるところだったわ…)

 

「着いたぞ…」

 

そんなくだらないことを考えていると着いたらしい…

 

(ここがアリウス分校…)

 

学校と言う割には、ボロボロで、軍事拠点のような重苦しい雰囲気があり、所々に西洋風な建築跡があるが、その大半は崩れかけだったり、植物に覆われていた…

 

(兵士を育てているって言ってたが、これはあまりにも酷いぞ…)

 

アリウス内の環境は、俺がいた世界では想像も出来ないような光景が広がっていた…

 

「おい!!何ボサっとしている!!早く銃を持て!!」

 

「休むな!!早く立て!!まだノルマは達成してないぞ!!」

 

「だって…昨日から何も食べてなくて…力が入りません…」

 

「口答えするな!!今日もノルマを達成出来なかったら、飯は抜きだそ!!」

 

倒れている子供に、鞭を叩きながら叱責しているロボットの教官らしき者や…

 

「お前らには自由はない。ただの兵士だ。全てはマダムに捧げることだけ考えるのだ。」

 

洗脳紛いなことをしている者…

 

「ふえぇ…お腹がすきました…」

 

「うぅ…寒い…」

 

「ヒヨリ、ミサキしっかりしろ…」

 

「……」

 

隅でうずくまっている4人組だったり…

 

(確かにアズサが逃げ出すのも納得の理由だ…これではまるで…教育と言うより…虐待じゃないか…)

 

「今日からお前が入る隊だ。教官に挨拶しとけよ。」

 

そう言い、連れてきたアリウス生は去る。

 

教官らしき人?ロボット?に挨拶をする…

 

「今日からこの隊に入ることになりました。葉ノ宮カオルです。よろしくお願いします。」

 

「マダムからは話は聞いている。すぐにこの隊服に着替え、訓練の準備をしろ…」

 

そう言われ、服と防弾チョキそれと銃を渡された。

 

瓦礫の影に入り服を着替えた。

 

(俺、銃の撃ち方知らないんだけど…この世界では銃持つの常識らしいけど…俺のいた所は銃持っちゃダメだからなぁ〜)

 

訓練はもう少したったら始まるらしい、その時間になるまで俺は周りを観察していた…

 

(皆結構怪我しているな…ここの住人は撃たれてもほぼ無傷らしいが…なのに、ここまで怪我をおっているなら、相当無理をしているな…)

 

そう思いながら周りを観察していると、見知った人を見つける

 

(……!?あれっ!もしかして…)

 

「やっぱり…アズサだったか!!」

 

「…!!その声は…!!」

 

「久しぶりアズサ。元気にしてt…ゴハァッ…」

 

言い切る前に、アズサがものすごい勢いで俺に突進してきた…

 

「本当に…本当に良かった…もう会えないのかと思った…この1週間カオルを探したけど、全然いなくて…殺されたのかと思った…」

 

「確かにこの1週間監禁されていたけど、殺されてもないし、怪我もしてないよ…」

 

「でも…また会えて良かった…」

 

「俺もアズサに会えて嬉しいよ…」

 

涙目になっている彼女に俺はそう答える

 

(あれっ……この状況…俺アズサに抱きしめられてね!?やばいやばいどうすればいいんだ?抱き返せばいいのか?アズサにはそうゆう意図は無いんだろうけど、彼女いない歴=年齢だからこうゆう時なにすればいいか分かんねぇ…)

 

そんな童貞をこじらせた考えをしていると…

 

「カオル…顔が赤いけど大丈夫か?」

 

「大丈夫だよ…だけど、ちょと苦しいから手、離してくれない?」

 

「あっ…ごめん。嬉しくてつい…」

 

アズサは腰に回した腕を離す…離されたにも関わらずまだ熱を感じる

 

「そういえば、カオルさっき怪我もしてないよって言っていたが、襲撃された時に頭と胸を撃たれていたがそれは大丈夫なのか?」

 

「あぁーそれがさぁ…」

 

「お前ら、これから訓練を始める」

 

「訓練が始まるみたいだ…事情は後で話す」

 

「分かった」

 

「初めて訓練するけど、何するんだ?」

 

「そっか…カオルは初めてなんだ…」

 

「なら、私と一緒に行動しよう。そうすれば分からないことがあったら教えられるから。」

 

「ありがとう…また頼らせてもらうよ。」

 

こうしてアリウス生としての活動が始まった

 

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