任務から数日後、今日の朝、俺とアズサは教官に呼ばれていた
「お前達は別の隊に移動する事になった」
「それは別にいいけど、なんで俺達だけ移動する事になったんだ?」
「マダムからの命令だ」
「はぁーアイツからの命令か、何企んでるんだ?」
「マダムには敬意を持って呼べ!」
「はいはい」
「それで私達はどこへ移動となるんだ?」
「それは私から説明しよう」
「今日から、お前達の教官となる、錠前サオリだ」
(錠前サオリ…風の噂で聞いた事がある、アリウススクワッドを率いるリーダー…数々の任務をこなしてきたと言われている、アリウス内でもトップクラスの戦闘力を持っているって聞いた事がある…)
「準備が出来たら出発するぞ」
「分かった…」
「後でお前達に紹介したい人達がいる」
移動中のサオリがつぶやく
「お前以外のスクワッドのメンバーか?」
「そうだが…私がスクワッドのメンバーだと知っていたのか?」
「あんたの事は、名前とアリウススクワッドっていうグループにいた事は知っていたからな」
「そうだったのか…実は私もお前の事はマダムと仲間から聞いたことがある。キヴォトスでも珍しい男子生徒で特殊な神秘を持っているって…」
「意外と俺の事知ってるやつ多いな…」
そんな事を考えてると
「着いたぞ」
そう言われサオリ達の隊の拠点に着いた
「ただいま…」
「おかえりなさい…サオリ姉さん」
「ヒヨリ、人前ではリーダーと呼べ」
「あっ、そうでしたね…すみませんリーダー…」
「おかえり…リーダー…その子達がリーダーが言ってた新しく入る子?」
「あぁ、そうだ」
「………」
水色髪のオドオドした少女、マスクを付けてるダウナー系の少女、仮面を付けていて、フードを被った少女がいた
(これが…サオリ以外のスクワッドのメンバーか…)
「さっきも言ったが、今日から入る新しいメンバーだ、自己紹介を頼む」
「俺の名前は、葉ノ宮カオル。よろしく頼む」
「白洲アズサ。よろしく」
「えへへ…カオル君に、アズサちゃんですか、私は、鎚永ヒヨリと申します…私みたいな道端のゴミ以下の存在によろしくされても嫌だと思いますけど…」
「……戒野ミサキ…よろしく…」
「…………」スッスッ
手を動かしてる少女
「手話か?…!!手話?!」
(このアリウスで手話を使う人を俺は1人知っている…)
「もしかして、アツコか?」
うんうんっと首を縦に振る少女
「知り合い?」
アズサが聞いてくる
「マダムの所に行ってた時に知り合った友人だよ。アリウス内に居るって聞いてたけど、アリウススクワッドだったんだ…」
「………」スッスッ
「ごめん、俺ら手話分からないから、何言ってるかわからん」
「私が説明しよう」
「お前は知ってると思うが、この子は秤アツコよろしくと伝えている」
「後でお前らにはアツコと会話出来るように手話を教える」
「分かった」
「これで自己紹介も終わったな…これから訓練を始めるから、直ちに準備し、訓練所に移動しろ」
そういい、全員が準備を始める…
(錠前サオリ…彼女のことは噂だけで知っていたけど、実際に会って見たけど、覇気が違う…今までの教官も弱くはなかったが、どこか俺らを見下している感じかあったが、コイツには一切そうゆう慢心がない…それに他ののスクワッドのメンバーも錠前程じゃないが、一人一人が強い…それに彼奴らの関係性と、スクワッドって名乗っているから、連携も凄いのだろう…仮に俺とアズサがアリウス外に逃げられたとしても、コイツらに狙われたら一瞬で捕まるだろう…)
そんな現実に悲観していると…
「カオル、準備は終わったか?」
アズサが尋ねて来る
「俺はもう、準備できてるよ」
「何か考え事をしてたのか?」
「初めてここの隊で訓練するからさ、ちょと身構えちゃただけさ」
「言っておくけど、リーダーの訓練はスパルタだから…」
「マジかぁ〜」
こうして俺とアズサはアリウススクワッドでの生活が始まった…