陽炎の色彩 =同級生がマリスビリーを殺すまでの話= 作:新ツキハ
《本編後、『名も無き少女』が生き残った√》
・ラストの後、あの時点でマリスビリーがまだ完全に死んでいなかった場合のルート
マリスビリーが『名も無き少女』の後追いを予期し意識を繋ぎ止めていたか、『名も無き少女』の後追いで黄泉から一時的に舞い戻るか。
どの道、マリスビリーが『名も無き少女』を治癒魔術で助け、彼女が生存することになる。
聞こえなくなった『使命』と、誰にも理解されない苦しみと、『色彩』を自分で殺した事実で死んでしまいたい。
しかし、彼女は『マリスビリーに助けられた』という一点で生きるしかない。マリスビリーは最後まで、自分を思ってくれていたのだから。
平たく言えばビターエンドだろうか。
《マリスビリーが生き残った場合の√》
・前提として、『名も無き少女』はあのまま亡くなった。マリスビリーはやはり『魔術刻印』で死にきれず、生き残ってしまった……という√になっている
1、『名も無き少女』に『再会する』ことが目的に増える
『計画』の中に彼女の蘇生や復活などを含め、元々の『人理保障』と共に『たった一人の女の子に会いたい』という人間くさい目的も果たそうとしている。
所謂『理解できない思考の人間が、人間くさい』という悪役ギャップあるあるの状態になる。闇堕ち系がイメージに近いのだろうか。
個人的にはマリスビリーっぽくないので、あくまでIF√案の一つというだけ。
2、『名も無き少女』が居なくなったことで枷が外れ、FGO本編が悪化する
悪人らしくなるのではなく、どこか投げやりになるマリスビリー……という想定。
『人理保障』を成す目的も、計画も何も変わっていない。ただどこか乱雑というか、『どうなっても変わらない』といった諦めたに近いものがある状態。パッと見はわからないが、必死に押し込めているこの感情が後々バタフライエフェクトとなり、大惨事を引き起こす。
もちろん、悲劇という形で。
見たさはあるがこれも個人的に『マリスビリーこうなるか……?』の疑問があるので、IF√以下略
3、主人公に『再会する』ことを目指しつつ、過激なやり方はしない『カルデア』を作る
一番平穏なIF√。マリスビリー生存ルートの中で行くならコレ
本来の『人類の未来を見通し、間違った道に行かないように気をつける』という理念を正しく理念としているカルデアを、マリスビリーが運営する。
デミサーヴァント実験はないので我々の知る『マシュ』とは異なる『マシュ』になる上、ロストベルト0を発生させないのでロマニも居ないと思われる。聖杯による『莫大な資産』無しで、出来る『人理保障』を行っている。
少し無茶苦茶な理屈を捏ねれば、『名も無き少女』との再会も可能。
『名も無き少女』を無理やり『地球白紙化を行うはずだったマリスビリーを暗殺した英雄』(※マリスビリーは生きてる)として刻み込み、無理やり英霊として扱う……とか、出来たらイケるか……?
カルデア式召喚ではなくとも、もしかしたらFakeとかZeroに殴り込む可能性はある。そして『名も無き少女』召喚。
なお『名も無き少女』のサーヴァントとしての力は、某最弱のアヴェンジャーさん以下である。
『名も無き少女』サーヴァント化のくだりはだいぶトンチキ入っているが、『アディショナルタイム』として小さな幸福を享受する与太IF√としては一番良いと思う。
最初から最後まで趣味丸出しですが、書いている間はめちゃくちゃ楽しかったです。
皆様も楽しんで頂けましたら幸いです。
閲覧ありがとうございました。