ゼロの使い魔 竜の乱   作:くたしん

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最近、ハルトマンの妖怪少女にはまってるくたしんです。

今回はあの看板最強と厨..ゲフンゲフン かっこいいあの狼が出てきます(明らかに出てくる順番おかしいだろ!!というのは内緒)

今回は短めです


6話 混沌に呻く火竜山脈

 

火竜山脈、別名 ガリアの背骨とも呼ばれる山脈だ。その名の通り、ガリアの国土を背骨のように東から西にかけて連なっている山であり、東端はガリアとロマリアの国境になってるなど色々な役割を果たしている。

 

そんな火竜山脈だが、文字通り火竜が住んでいる。いや、火竜の天国と言っても差し支えはない。脅威となる生物は灼熱の火山のおかげで入ってはこないし、熱が自身の炎ブレスを強化してくれるからだ。

 

そんな火竜の体長は大人で10メイルに届くか届かないほど。飛行速度では風竜に負けるが、強力な炎ブレスを操る。間違いなく火竜山脈の王者で『あった』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、やつらが来るまでは

 

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サラマンダーはご存知だろうか?炎を吐く大型のトカゲで、大きいものは虎ほどにもなる。特に火竜山脈に住んでるサラマンダーは上質で、戦闘能力は高い。最も、火竜山脈の生態系ピラミッドでは火竜より下の地位で甘んじてるが。

 

そんなサラマンダーだが、普段は群れで生活している。時に『乱暴者』と評されるサラマンダーは喧嘩ばかりしてるが、それは戦闘訓練にもなるのはまた余談である

 

火竜山脈のとある所にサラマンダーの群れがいた。数は十四匹。キュルケの使い魔『フレイム』もこの群れの一員であった。

 

その群れが今いるのは火山内部の開けた場所。四方を赤、それよりも高温であることを示すオレンジ色の溶岩の海で囲まれている灼熱地獄だ。

 

溶岩の海の上に浮かんでるは岩の広場。そこにサラマンダーは寝転がっていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

否、殺されていた。辺りに無残に散らばるは八匹のサラマンダーの亡骸。あるサラマンダーは腹に大穴が、あるサラマンダーは首をへし折られ、またあるサラマンダーは頭部だけを残し、死んでいる。

 

立っているのは二匹のサラマンダー。では、残りの四匹は?その四匹は原型すら留めてなく、肉の欠片となって辺りに散らばっている。

 

その惨事を引き起こしたのは『一匹の竜』。大事な事なので二回言う。『一匹の竜』がこの惨事を引き起こした。決してサラマンダーが弱いわけではない。この竜が強すぎるのだ。

 

突如サラマンダーを襲撃したこの竜はハルケギニアで見たこともないタイプの骨格を持っている。まず、前傾姿勢で二本足で歩いており、体長は15メイルを超えていて、全身をメタリックな群青色の甲殻がその巨体を包んでいる。だが、何よりも特長的なのは前脚と頭部であろう。前脚はまるでミサイルのような形状をしており、それを蛍光色の何かが覆っている。頭部は突起のように前に突き出ていて、前脚と同じく蛍光色の何かがが覆っている。

 

生き残った二匹のサラマンダーがその竜と対峙する。姿勢を低くし、口から炎を出すが、その竜はどこ吹く風。その特徴的な前脚を振り上げて、殴りつけてきた

 

サラマンダー二匹はそれぞれ横に逃げることにより回避。竜の前脚が二匹のサラマンダーが元いた場所に叩きつけられ、ドスッという音ともう一つ、ベシャっという音と共に蛍光色の『何か』が地面に広がった

 

サラマンダー達はその『何か』の正体を知っている。何せ、その『何か』のせいで何匹ものサラマンダーが屠られたのだから

 

二匹のサラマンダーは竜の両サイドを取るように動き、炎を吐き出そうとするが、竜の動きはサラマンダーの一歩上をいくものだ。竜は素早いフットワークで逆に一匹のサラマンダーの側面に移動、横フックで殴りつけた。

 

「シャッ!?」

 

サラマンダーは悲鳴をあげ、吹っ飛ばされる。だが、かろうじてクリーンヒットは免れたためか、骨は折られていないようだ。

 

殴り飛ばされたサラマンダーは体勢を立て直そうとし、絶望する。

 

サラマンダーが今、立っている場所は竜が先程殴りつけたところ。先程まで蛍光色に光ってた『何か』が今は高熱を含んでるかのように真っ赤になっている。そして、それは唐突に起きた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボォン!!!

 

赤くなった『何か』は大爆発を起こし、サラマンダーを吹っ飛ばした。更に、殴られた際付いた『何か』も連鎖爆発。サラマンダーをただの肉片にする

 

「シャアアアアアアア!!!」

 

舌をチラつかせながら、怒り狂う最後のサラマンダー。大きく息を吸い込み、炎を吐いた

 

だが、それは虚しくも竜に当たらなかった。竜はその巨体に似合わずサラマンダーに向かって大きく跳躍し、炎を回避。巨体は空中で止まることなくそれは落ちてき、そして...

 

ボグシャア!!

 

竜の前脚がサラマンダーにぶち当たり、背骨を叩き折られ、絶命。群れが全滅した瞬間であった。

 

それを引き起こした竜は最後に殺したサラマンダーを背に...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ギアアアアアアアアァァァァァァァ!!!!」

 

最後のサラマンダーを屠る際に着いた何か...粘菌が爆発。それを背景に天に向かって吠えた。まるで、この縄張りは自分のだ、と言ってるかのように

 

『砕く竜』文字通りサラマンダーの群れを砕いた竜。別世界名 砕竜ブラキディオスがハルケギニアに現れた瞬間であった

 

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「ギアアアアアアアアァァァァァァァ!!!!」

 

「!!」

 

それをブラキディオスからそう遠くない場所でその咆哮を聞いたものがいた。

 

そいつは狼のような竜であった。体長は15メイルほど。全体を黒色の甲殻が包んでいて、それとは対照的な白い毛が背中から生えており、紅い稲妻のようなラインが非常に禍々しい。太く発達している前脚。それについている獲物の命を刈り取るために長く、鋭く発達した紅い爪。そして、『王』の象徴であるかのような頭部についてる二本の角。

その狼の足元には、一匹の『頭部を失った』火竜。この狼が仕留めたものだ。狼が足を動かす度にヌチャ、という音と共に地面と狼の手の間に紅の橋が出来るのはこの火竜に顔があったことの証拠であろう

 

あと、狼は別にこの竜を食べるつもりで狩ったわけではない。歩いていたところをこの火竜に襲撃され、『お手』で一撃のもとに沈めただけだ。最も、今の興味はさっき聞こえてきた咆哮にしかないが

 

そう遠くないうちに戦うことになる...そう予感した狼は『赤黒い球状の光』を従えゆっくりと、だが威厳のある歩みで、その場を後にした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

獄狼竜 ジンオウガ亜種。火竜山脈に降臨す

 




火竜山脈がいよいよ凄いことになってきますね。

それでは、また次回お会いしましょう
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