ソードアート・オンライン―黒の剣士ともう一人の少年―   作:出席する白ウサギ

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今回はオリキャラがでます。
それはサブタイトル通りクラインの仲間の事です。
アニメに姿ぐらいは出てますがアニメほとんど見てないので一括オリジナル化です。


クラインと愉快な仲間たち

最前線が今5層になった。

行方不明だったキリトと姉ちゃんはインスタントマップという簡易のマップに行ってて見つからなかったという迷惑な話だった。

僕は参加してないけど3層のボス戦でキリトと姉ちゃんは合流したみたい。

しかも、3層でギルド設立用クエストを受けて攻略組のギルドが設立されて、そこが攻略に力を入れてるから、2層の時よりも楽になったみたい。

4層は水上での戦闘とかあって大変だったらしいけどなんとかボスを倒したらしい。

これらは全て姉ちゃんからの情報だ。

今の僕は自身の弱さを理解して前線から離脱したしがない一人のプレイヤーだけど、前線に戻りたいから情報は貰ってる。

 

「あの……クエストを手伝ってくれるっていうのを見てきたんですけど、あってます?」

「はい、私がそうですよ」

 

ちょくちょく上の層にレベリングのために行くけど今は3層でギルド設立クエストの手伝いを専門に動いてる。

傭兵みたいなもんだ。

そして今日も依頼が来た。

今回は赤いバンダナを巻いた人を筆頭に数人のようだ。

 

「俺、クラインって言います。その……ギルドを設立しようにも実力とか装備がなくて、装備を整えつつ助っ人でも迎えようと思ってたら助っ人を雇うコルが尽きて……」

 

クラインは苦笑しながら語る。

 

「報酬は依頼終了してから払える分だけ払ってもらうって書いてあるの見てこれしかないって思いました。

お願いします、コルとかほとんどありませんが俺達と一緒にクエストを受けてください」

 

クラインに続き仲間達もお願いします、と頭を下げる。

って、土下座!?

 

「あの、頭上げてください、依頼断る理由ありませんから受けますんで、上げてください」

「俺ァ馬鹿だから、これぐらいしか仲間の為に出来ないから……って……えっ!?」

「だから、断る理由もないんで受けますって」

「いよっしゃァ!!」

 

ガッツポーズで急に立ち上がる。

それに続いて仲間も喜んでる。

 

「でも、本当に払えるコルは……」

「別にコルが欲しいからやってるわけではありませんから。私の名前はアリスって言います、よろしく」

「あ、俺はクラインってんだ、よ、よろしく」

 

僕とクラインさんは握手する。

その時後ろから耳打ちしてる声を聞いてしまった。

 

「リーダー、何テンパってんすか、相手が女の子で耐性ないからって自己紹介2回もすることないじゃないっすか」

「う、うるせぇやい、俺はお前らを思って真面目にだなぁ……」

「俺らを思ってんなら今すぐその右手を放すッス!野郎だらけでも俺らは我慢してるのにリーダーだけずるいッス!」

「んな!?てめぇら!俺は真面目に接してるだけでそんな下心は全然ねぇんだぞ!」

「とか言いつつ握ってる手は離さないんだねぇリーダー……」

「女の子hshs」

 

クラインとその愉快な仲間達ってとこかな?

ていうか最後のやつに僕は危機感を覚える。

まぁ、男なんだけど僕は。

そんなやり取りを聞いてるとつい笑ってしまった。

 

「ごめんなさい、つい面白くて笑ってしまって」

 

笑いすぎて涙がでる。

正直こんなに笑ったのはデスゲームが始まってから初めてかもしれない。

姉ちゃんと再開した時も笑顔はあったけど、あれは安堵の笑みだったと思う。

 

「あ、わりぃ、聞こえてたか。こいつら馬鹿で変態だけどいい奴だから」

「リーダー、何自分だけ逃げようとしてるんですか……あ、自分サザナミって言います。得意武器は槍、この中で一番の常識人だと思ってますんで、よろしくお願いします」

「サザナミさんも地味に逃れようとしてるッス!それは卑怯ッス!俺はムーって言うッス!得意は片手棍っス!よろしくっス!」

「サザもムーもそれぐらいにして、僕はスノラです。リーダー共々五月蝿いと思いますがよろしくお願いします。得意武器は片手直剣です。そしてこの思考がヤバイやつがカサギです、武器は斧を使ってます」

「よろしくって思考ヤバイ言うなっつうの」

 

それぞれが自己紹介をしてくれる。

槍持ってる人がサザナミさんで、片手棍持ってる人がムーさん、片手直剣持ってる人がスノラさん、最後に斧持ってる人がカサギさんか。

 

「クラインさん、サザナミさん、ムーさん、スノラさん……カサギさん、よろしくお願いします」

「い、今!俺のとこだけ変な間がぁ!」

「普通誰だって関わりたくないと思うわボケ」

「い、今!スノラさんボケって言ったァ!」

「ボケにボケって言って何が悪いってんだバカ野郎」

「今、バカって言ったァ!」

 

なんだろう、この2人お笑いコンビか何かかな?見てて面白い。

 

「あー、あいつら2人いつもああなんだ。ほっといてやれ。それと、俺達はその……敬語とか慣れてないからそっちが気にしないんだったら敬語抜きの方が嬉しいんだが……です?」

「リーダー口調おかしい事になってますよ」

「うっせぇ。とりあえず、そこらへんは気にしないようにしてほしい」

 

熱血仲間想いのリーダークラインさん、そしてそのクラインさん達の中での良心サザナミさん、あたふたしてるのを見てると何だか笑えてくるムーさん、ちょっとSっ気を感じるスノラさん、変人なカサギさん。

でも、悪い人はいなさそうだ。

 

「はい、私も敬語は得意ではないで、敬語は無しでいいです?ってこれ敬語だ……」

 

自分で言ったことに途中で気づき自分で突っ込む。

それを見てみんな笑う。

 

「ちょ、笑うのはなしなし、なーし!」

「はいはい、わかったわかった」

「サザナミさん、それわかってないよね?」

 

前言撤回、サザナミさんにもSっ気はありそう。

 

 

 

 

編成とか考えようとした時ムーさんのお腹が鳴ったことで食事をしながらこれからの事を話した。

前衛に片手直剣の僕と曲刀を持ったクラインさんに片手棍を持ったムーさん。

中衛に槍のサザナミさんに片手直剣のスノラさん。

後衛に斧を持ったカサギさんという配置になった。

 

「リーダー異議あり!」

「なにかなカサギ君、発言を許可しよう」

「女の子が野郎を差し置いて前衛に出るのはおかしいと思いまーす、ぜひサザナミの野郎とアリスちゃんの交代を申請する、てか通せ」

 

何故か偉そうに取り繕ってクラインさんが判断を下す。

 

「それが通ると思ってんのか、出直せ」

 

無慈悲な宣告にスノラさんはこの世の終わりを迎えたかのようにショックを受ける。

僕はそれがたまらなく面白かった。

 

「ふーん……」

 

何故かサザナミさんが面白くなさそうにこちらを見ている。

 

「な、なんでしょう?」

「いや、なんでもない。早く食べないとムーに取られるかもしれないと言おうと思ったけどやめとこうと思って」

「それ忠告したいのかしたくないのかどっちかハッキリしてくれませんか!」

「あれ?サザナミさん食べないっスか?もらうっスね」

「あ、ちょ、まだ食べかけ……だったのに……」

「ムー、仮にアリスたんのを食べるんだったら……俺が許さんぞ、全部俺が食べるんだから」

「カサギさん何言ってるんですか!」

「あぁ……昼飯がぁ……」

 

ご飯を食べそこなってうなだれるサザナミさん。

ムーさんはご飯を食べて幸せそうで、カサギさんの変態発言。

僕もちょくちょく突っ込んだりして疲れるけど、この人達といると笑顔溢れていて、ここがデスゲームだということを忘れさせてくれる。

そんな居心地のいい空間だ。

 

「お前ら、そろそろクエスト攻略しに行くぞ」

 

クラインさんの号令と共に皆支度を始める。

僕もその号令に合わせて装備を整える。

 

「うっし!お前ら、準備はいいか?」

「いつでもいけます」

「準備万端!」

「やってやんよ」

「俺、帰ったら彼女作るんだ……」

「カサギさん、それフラグ……ではないか、彼女いないってことだし」

 

クラインさんに続いてサザナミさん、ムーさん、スノラさん、カサギさん、僕の順に応答した。

いつの間にかこの空気が馴染んじゃったかな?




オリキャラ
槍の自称常識人サザナミ
片手棍の食いしん坊ムー
片手直剣のSっ気あるスノラ
斧使いの変態カサギ

一気にオリキャラ4人登場なので一応まとめておきます。


さて、今回やっとクライン登場です。
初対面回なので敬語使わせてみましたがクラインが敬語を話すと気持ち悪いです(真顔
一応20歳だから社会人成り立てってことで敬語には慣れきってない……ちょっと無理矢理感のある見様見真似敬語って形に収めました。
成り立てって言っても半年はたってることになってんだけどね……

そして、初対面だからこそアリスも敬語です。
でも、面子が面子だったからかな?
敬語書いててすごく気持ち悪かったのでこちらもクラインと同じ感じで見様見真似レベルの敬語です。
更に、ツッコミ属性獲得おめでとう!


とまぁ、そんなわけでクラインとその仲間登場回でした。
それなりにキャラを出しつつサブキャラエンドさせる予定だったけどキャラが強すぎた気がする……ま、いっか
と思いつつ口調とかで悪戦苦闘してますw
たぶん、これからミスとか目立って出てきそうw
ていうかSAOのサントラ聞きながら気分盛り上げないと書けなかったw
Sword land様様ですw
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