ソードアート・オンライン―黒の剣士ともう一人の少年―   作:出席する白ウサギ

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原作キャラ、ここでエギル氏がログインします。
実はエギルさんを書いてるとキャラクターが暴走するんですよね(苦笑
これでも抑えた方です、一応これだけは言っときますけど

※ キャラ崩壊注意!


エギルという名の剣

はじまりの町にある転移門と呼ばれる場所に行き、解放されているフロアの転移門がある町をコールすれば自動で転移してくれる。

それを親切に教えてくれる人に礼を言ってさっさと二層へと向かった。

 

 

 

 

二層について、まずは情報集めをすることにした。

最前線のレベルがどんなものかとか、ボス戦がどういったものかに興味があるからだ。

しっかし……

 

「情報集めるってどうするんだよ……ツテとかないぞ僕は……」

 

情報を集めようとしていきなり詰んだけど僕は悪くないぞ!

おし、気を取り直してどうにか情報を掴むことにしよう。

幸い、転移門の所にプレイヤーがいるし、この人に訪ねてみる。

 

「すみません、第一層の攻略に参加できなかったんですけど、攻略って少数精鋭とかある人のフレ固めだけで突破したそんなですか?」

「あー、もしかしてタイミング悪く募集を見なかった感じかな?

あ、俺はビーンって言うんだが名前を聞いても?」

「あ、名乗らずすみません、アリスっていいます」

 

かかった!

 

「いや~アリスちゃんか~、女の子が珍しいね。

あ、えっと……募集のとこまで言ったか。

とりあえず募集をかけて、その後ボス攻略会議ってのを開いて数十人が作戦を立ててボス攻略に挑んだって訳」

「うわぁ、本当にタイミング悪かったんだ……」

 

実はずっとフィールドでモンスター倒してました、とか言いにくいから苦笑でも返しておこう。

 

「そういや、女の子で思い出したけど、美少女と組んでたってことで今話題になってるビーターの剣士が活躍したんだってさ、確か……美少女の方はアスナ?って名前だった気がする、そんでもう一人が……キ」

「アスナ!?アスナってプレイヤーがいるんですか!?」

「なんだ?知り合いか?」

「あ、いえ……知ってる人と同じ名前だったから……別人の可能性もありますけど」

 

思わぬ収穫だった。

話題のビーター?そんなことよりアスナっていうプレイヤーが姉ちゃんかどうかだ。

ただ、実名をそのままアバター名で使ってるのかがわかんない所だけど訪ねてみる価値はありそうだと思う。

 

「いろいろと情報ありがとうございました」

「いやいや、こっちもお嬢ちゃんの役にたてたってなら男冥利に尽きるってもんよ」

 

誤解を解くのもめんどくさいから放置しておく。

ていうか装備みたら気づくんじゃ……って初期装備じゃないからこういう装備と思われてるのか。

でも、アスナってプレイヤーがどこにいるかはわからないのが痛い所だな。

 

「仮に姉ちゃんどうこうは置いておいて最前線を戦ってたってことはこの時間はフィールドにいrいたっ!」

「おっと、圏内だからダメージとかはないが大丈夫か?」

 

イモータルオブジェクトという障壁に阻まれてダメージはないがぶつかってしまったようだ。

 

「あっと、すみません、余所見していて」

「いや、俺も余所見してたからな、すまねぇ」

 

謝ってから気づく……うわぁ、体格でかい黒人さんだなぁって、僕が女と間違われてたらやばいんじゃない?見た目ゴロツキっぽくてやばそうだし……

 

「あー、俺はエギル、お詫びといっちゃなんだが何か奢るぜ、懐が今あったかいからな」

「いや、あの、大丈夫です、大丈夫ですから!」

「まぁそういうなって」

 

やばいやばいやばいやばい、僕の脳内アラームが全力でやばいと鳴り響く。

絶対なんかヤられるって、マジで。

 

 

 

 

と、思ってたらエギルさん、実は物凄くいい人でした。

連れていかれた後、普通にご飯を奢ってくれて僕がビビってるのを見て素直に謝ってきて……その、なんていうか、こっちが物凄く悪い気がしてきて正直に思ってた事を言ったら大笑いされた。

地味に傷付く……

 

「だいたいSAOにはセクシャル・ハラスメント・コードがあるんだからそんなことにはならないだろう……ブフッ」

「エギルさん酷くないですか?笑いすぎですよ」

「いやぁ、すまねぇ、まさか俺の姿を見てそう思われるとはな……ブフッ」

 

とりあえず足を踏んでおく。

圏内だからダメージとかないし、動きだけでも僕が傷付いてるってわかるだろうし。

あ、ちなみに誤解を解いたときに僕が男だって事も名前も伝えている。

 

「いやぁ、本当にすまねぇ、デスゲームが始まってから笑ったの初めてかもしれねぇ」

「はぁ……笑われたこっちはたまったもんじゃないですけどね……、エギルさん、貸し1ですからね」

「なぁ!?ちょっと、待てよ!笑っただけ……あぁ、わかったよ、何をしてほしいんだ?」

 

睨みを少し効かせば通じた、やったね!

確か、エギルさんは取引なんかの仲介をしてる最前線に近いプレイヤーって聞いたし、これはあれだね、あれしかないね。

いつになく真剣な表情で僕はエギルさんに言う。

 

「最前線にアスナってプレイヤーがいるって聞きました。

その人の居場所とかわかりませんか?」

「…………知り合いとかか?」

「あってみないとわかりません、でも、知り合いの可能性があります」

 

実の姉です、とかまだ言えんな。

 

「わかった、知り合いとかに訪ねてみよう。

ただ、確実にわかるとは言い切れないが、これで貸しはチャラにしてもらうぞ」

「エギルさんって実は情報通?」

「俺のやることは情報がないと駄目だからな、出来る限りのツテは作ってある」

 

おぉ!なんとも頼もしいじゃないか。

とりあえず情報が集まるまで少し待ってくれってことだし、エギルさんの奢りで待つことにしよう。

 

「なっ!?俺の奢りかよ!」

「え?だってエギルさんがここで待てって言うから」

「あのなぁ……」

「悪かったって、冗談だよ冗談」

「余裕がでてきたみたいだな」

「えっ?」

「デスゲームってなってから大抵のやつは今さっきのお前みたいに余裕がないやつがほとんどだからな……貸し1な」

「なっ!?貸しとられたぁぁぁぁ!!」

 

エギルさんに言われた通り、今まで余裕がなかったと僕も思う。

エギルさんと会って、色々と荷が降りた気もする。

今回のでいつも以上にリラックスできた。

これで姉ちゃんを探すのも頑張れそうだ。




そういえばサブタイトルを共通して剣って付けてます。
意図的になんで「ここに剣ってつけるの変だろ」って思っても見逃してください(^^;
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