禪院全「全ては僕の為に」 作:羂索ハードモード
なんで、助けてくれたんだ……?
僕のことなんて、知らないくせに……
38.幼魚と導標-吉凶禍福
——二〇一八年 九月。
神奈川県 川崎市。
薄暗いシネマコンプレックスの廊下に、バタンッ! と少しばかり乱暴な扉の開閉音が響き渡る。
平日に学校をサボり、鬱屈とした日常からの気晴らしとして訪れた映画館。
マイナーなB級ホラー映画の客入りはまばらで、本来であれば誰にも邪魔されずにスクリーンの中の惨劇へ浸れる至福の時間となるはずだった。
だが、不運にもそのガラガラの劇場内に
(なんで、よりによってあいつらが……)
順平を日常的にいじめ、尊厳を削り取ってくる不良三人組。
彼らは映画を観る気など毛頭ないらしく、最後列に陣取ってぺちゃくちゃと下品な会話を続け、暗闇の中でスマートフォンの画面を煌々と光らせていた。
ホラー映画の肝である静寂と緊張感は彼らの笑い声でズタズタに引き裂かれ、順平の頭にはまったくもって映画の内容が入ってこなかった。
注意する勇気など、当然ない。
それに、もしこのまま同じ空間に留まり続けて映画が終わって明るくなった時に自分が見つかれば、鬱陶しい絡まれ方をすることは火を見るより明らかだった。
だからこそ、順平は身を屈めるようにして静かに席を立って逃げ出したのだ。
最後の扉を閉める時、せめてものちっぽけな反抗心からわざと大きな音を立てて扉を閉めてやった。
(……どうせ、奴らは映画なんか見てないから気付きもしないだろうけど)
己の矮小な抵抗に虚しさを覚えながら、順平は重い足取りで映画館の入っている商業施設のフロアをあてもなくフラフラと歩き始めた。
行き交う人々の波をぼんやりと眺めながらエスカレーターを下りていると、ふと、視界の端に異質な集団が映り込んだ。
「ん……?」
このあたりでは見慣れない黒い詰め襟の制服姿の高校生三人組だ。
パーカーを中に着込んだピンク髪の少年に、ツンツン頭でむっつりとした顔の少年。そして、同じく黒い制服を着こなした気の強そうな茶髪の少女。
平日の昼間からこんな場所をウロウロしているということは、自分やあの不良たちと同じく学校をサボっているのだろうか。
なんとなく気になって、順平は彼らと一定の距離を保ちながら、盗み聞きのようなことをしてしまった。
『……で、どこにいんのよ、口裂け女』
『目撃証言はかなり散らばってる。定位置には居ないタイプだろうな。おまけに条件を満たせば非術師にも見えるらしい』
『この広い街で探すのか……? キッツ……』
『任務で一番時間かかるのこういうパターンだからな』
——
彼らの口から漏れ聞こえたその単語に、順平は眉をひそめた。
(そういえば、最近このあたりでやたらと話題になってるな……)
学生たちのSNSや掲示板を中心に、「本当に見た」「追いかけられた」「誰それが殺された」などという、尾ヒレのついた噂がまことしやかに囁かれているのだ。
昭和レトロな怪談が平成の今の世に再度流行るとは、人間の想像力というものはどうにも安直なものだ。
(……口裂け女といえば、十年少し前に邦画で映画化されてたなぁ。……ああ、二年ほど前にもチープなハリウッド映画があったか)
映画オタクである順平の脳内では、「口裂け女」というワードから即座に過去のB級ホラー作品の数々が検索され、勝手にレビューが始まっていた。
あんな陳腐な映画の怪人が現実に出るわけがない。あの三人組も、ただ都市伝説にかまけて肝試しでも計画している痛い連中なのだろう。
「……くだらない」
順平は深くため息をつき、三人の会話から意識を切り離した。
現実の世界は映画よりもずっと理不尽で、退屈で、そして胸糞が悪い。
重い前髪で右目を隠した少年は、ポケットに両手を突っ込み、彼らとは違う方向へとうつむきがちに歩き去っていった。
「多分、条件が揃わないとそもそも出会えないタイプだろうな」
禪院恵はスマートフォンに目を落とし伊地知から提供された事前資料を見つめながら低く呟いた。
画面にはネット上の証言から何から、口裂け女のあらゆる目撃証言がマッピングされた川崎市の地図が表示されている。
見事なまでにバラバラだ。路地裏、公園、駅のトイレと共通点が見出せない。
「実際に遭遇した『窓』からの情報も含めて精査して、発生のトリガーを特定しなきゃ始まんねえ」
その言葉に虎杖悠仁は腕を組んで「うーん」と唸った。
「めんどくせータイプだな……」
「そうね。サクッと見つけてサクッとボコって終わり、とはいかないわけね」
「なあ、いっそのことでーっかい『帳』おろしてさ、炙り出して探しちゃ駄目か?」
彼の安直な提案に、恵は即座にジト目を向けた。
「誰がやるんだよ、それを」
「えっ、伊地知さんとか……?」
「目撃範囲全体を覆う帳なんて、伊地知さんじゃ無理だぞ」
恵は呆れたように首を横に振った。
五条悟や乙骨憂太のような特級術師ならいざ知らず、一介の補助監督に街一つをすっぽり覆うような大結界を要求するなど無茶にも程がある。
「そもそも、炙り出してもそんな広範囲じゃ見つけらんないでしょ、バカ」
釘﨑野薔薇がポーチの中の金槌を弄びながら辛辣なツッコミを入れた。
「だだっ広い結界の中で『どこにいるカナー?』って、探す手間の何が省けるのよ。少しは頭使いなさいよ」
「うっ……言われてみれば確かに……」
ぐぬぬと詰まる悠仁。
だが、すぐに気を取り直してポンと手を打った。
「うーん……じゃあ、やっぱり地道に足で探すっきゃないか。三手に分かれる?」
彼の提案に、恵と野薔薇の視線が彼に集まる。
相手は一級相当の仮想怨霊だ。戦力分散は当然危険を伴うが、この広いエリアから神出鬼没の呪いを捜索するには効率的でもある。
「見つけたらすぐに連絡! 五条先生が言ってたみたいに、ポマードやべっこう飴で遅延戦術取って合流するまで粘るってのはどう?」
「…………」
恵は少しの間、無言で悠仁を見つめ、やがて顎に手を当てて小さく頷いた。
「……即座の戦闘じゃなく、最初に必ず『わたし、きれい?』って問答が入るからな。口裂け女に限っちゃ、アリだ」
仮想怨霊は己を構成する伝承の
問答の間に逃げる、あるいは伝承に伝わるポマードやべっこう飴といった弱点をぶつけることで相手の行動を一時的に制限できる可能性は非常に高い。時間を稼ぐという一点において、彼の提案は的を射ていた。
「へぇ……アンタもちゃんと考えられるのね」
野薔薇が少しだけ感心したように、そして小馬鹿にしたような笑みを浮かべて言った。
「それにしましょ。べっこう飴ならその辺のコンビニで買えるでしょうし、手分けして探すわよ」
「……もしかして俺、普段すげーバカだと思われてる?」
彼女のあからさまな「意外だ」という反応に、悠仁が少しだけ傷ついたような顔で呟く。
「思われてるっていうか、バカだろ」
「否定する要素がないわね」
恵と野薔薇から、間髪入れずに事実が突きつけられた。
「お前ら……!」
彼が抗議の声を上げようとしたが、野薔薇はすでに「ほら、コンビニ行くわよ」と背を向けて歩き出していた。恵も「日が暮れる前にアタリをつけたい」と後に続く。
「ちょっ、待てよ! 俺の分もべっこう飴買っといてくれよな!」
急いで二人を追いかける悠仁。
こうして、若き呪術師たちは三手に分かれ、昭和の怪談が具現化した呪いを探して、初秋の川崎の街へと散っていったのだった。
***
散っていったのだ——が。
「見つかんねぇ……ッ!!!」
既に黄昏時となり、街の輪郭が夕闇に溶け始めようとしている河原の土手で悠仁は深く嘆息した。
手に持ったべっこう飴の袋をシャカシャカと振りながら、彼は疲れたように河川敷のベンチに腰を下ろす。
足が棒になるまで歩き回って怪しい路地裏や公園のトイレなどを虱潰しに探し回ったが、仮想怨霊の気配どころかまともな呪霊の毛一本すら見つからなかったのだ。
スマートフォンを開いて確認しても、恵や野薔薇からの定時連絡は「未発見」を示すものだけ。
文面からでも野薔薇は『足が痛い、見つけたら裂け目を倍にしてやる』と苛立ちを隠さず、恵は『ターゲットを探し回るのもよくある事だ、明日以降も覚悟しとけ』と既に諦観をにじませているのが読み取れた。
(……このまま一旦帰って体をしっかり休めてまた来るか、ここらに宿を手配してもらうか、あるいは気合で夜通し探すか……)
伊地知に頼めばホテルくらい取ってくれるだろうが、そうするとまた明日の朝早くから探し直しになる。
そんな三択が頭をよぎり、悠仁がもう一度深くため息をついた、その時だった。
——ドスッ。
風に乗って鈍い打撃音と、「うっ……」という低いうめき声が悠仁の耳を捉えた。
「……!」
悠仁はハッとして顔を上げ、音のした方へと弾かれたように駆け出した。
河川敷から少し下った橋の下の薄暗い死角。そこは外からの視線が遮られ、何かが行われていても気づかれにくい場所だった。
足音を殺して近づいた悠仁の目に飛び込んできたのは、三人の不良風の高校生が一人の小柄な少年を取り囲んでいる光景だった。
少年は腹を殴られたのか、地面にうずくまって痛みに顔を歪めている。
「オラ吉野、もっと声出せ。聞こえねーよ?」
ニタニタと下劣な笑いを浮かべる不良たち。
そのうちの一人、正面に立つ男の手には赤々と火のついたタバコが握られていた。
「や、やめ……!」
「ヒヒッ、おめー唯一の美点はコレされたときの反応の良さだろうが」
彼はうずくまる少年の前髪を乱暴に掴んで無理やり顔を上げさせると、その火のついたタバコを、少年の額——前髪で隠れていた右目の上の皮膚へと、ゆっくりと近づけていったのだ。
「——おい」
その瞬間、悠仁の声帯から普段の彼からは想像もつかないほど低く、冷たい声が飛び出した。
橋の下に響いたその声に不良三人と、そして暴行を受けていた少年——吉野順平の四人が一斉に動きを止めた。
「ダセーことしてんじゃねえよ」
悠仁は橋の橋脚からゆっくりと歩み出た。
その瞳には呪霊に立ち向かう時とはまた違う、しかし同じくらいに純粋で静かな怒りが燃えていた。
「……あぁ?」
タバコを持っていた不良が、鬱陶しそうに顔をしかめて悠仁を睨みつけた。
「んだテメェ。関係ねー奴はすっこんでろ」
「見ねぇツラだな。どこの高校だテメェ」
他の二人も凄みながら悠仁を取り囲もうと動く。
順平は自分をいじめる不良たちと突如現れた見知らぬ少年を交互に見比べ、震える手で額を抑えながら地面に這いつくばったまま固まっていた。
(なんで、この人が……?)
昼間に映画館の近くで見かけた黒い制服の三人組の一人だった。
知り合いでもない、会話どころか目を合わせたことすらない正真正銘の赤の他人。
ふつふつと、悠仁の中で怒りが湧き上がる。
弱者を面白半分で痛めつける、下劣な悪意。
だが、彼はその怒りのままに呪力を練り上げることはしなかった。
——そんなものは必要ない。絶対に、使ってはいけない。
呪術師としての力を非術師である彼らに向けるのは、ルール違反以前に人間としての道理に反する。
これは呪術ではなく、ただヒトとしての行いの問題だ。
「テメェ、今何つった?」
タバコを地面に投げ捨てた不良のリーダー格が悠仁の胸ぐらを左手で乱暴に掴み上げるがら悠仁は全く動じることなく不動のままその男の目を真っ直ぐに見据える。
「クソダセーことしてんじゃねー、って言ったんだよ」
再度はっきりと、静かに告げる。
「ナメてんじゃねぇぞコラァッ!!」
激昂した不良が振り上げた右の拳が悠仁の顔面めがけて肉薄した。
喧嘩慣れしているのだろう、素人にしては鋭いパンチだ。
——だが。
パシッ。
「…………え?」
不良の拳が悠仁の顔の数センチ手前で完全に静止していた。
いや、静止させられたのだ。
悠仁が下からスッと伸ばした左の手のひら。
それが不良の拳を包み込むようにして、完璧に受け止めていた。
不良の体重と怒りが乗ったはずの拳が、まるでティッシュペーパーでも受け止めたかのように完全に威力を殺され、不動のまま止められていたのだ。
「……っ!?」
不良の顔に驚愕の色が浮かぶ。
引こうにも、悠仁の手のひらが万力のように拳を掴んで離さない。
呪力など一切使っていない。生まれ持った規格外のフィジカルと、禪院真希の地獄のようなシゴキで更に磨きがかかった体捌き。
ただの高校生不良など、赤子の手をひねるより容易い相手だった。
ギュッ、と。
悠仁はほんの僅かに——相手の骨が折れない程度の絶妙な力加減で不良の拳を握り込んだ。
「あ、ぎッ……!! 痛っ、いてててて!!」
たったそれだけで不良の顔が苦痛に歪み、腰が砕けて地面に崩れ落ちた。
悠仁はパッと手を離し、這いつくばって自分の手をさすりながら呻く不良を冷たく見下ろした。
「てめぇッ!!」
リーダーがやられたのを見て背後にいたもう一人の不良が激昂し、近くに転がっていた角材を拾い上げて悠仁の後頭部めがけてフルスイングで殴りかかってきた。
風を切り裂く鈍い音。当たればただでは済まない一撃だ。
——だが悠仁は振り返ることもなく、ただ一歩だけ横にズレた。
そして。
バキィッ!!!!
「………………えっ!?」
不良の握っていた角材が彼の頭部に直撃した瞬間、木端微塵に砕け散ったのだ。
いや、単に直撃したのではない。悠仁が自ら頭を振り、角材に対して
悠仁はノーダメージのままゆっくりと振り返り、ギロリと鋭い視線を向けた。
砕けた角材の根元を握りしめた不良は顔面を土気色にして硬直していた。
「ヒッ……! ず、頭突きで、角材を……!?」
「バ、バケモンだ……!」
常識外れの頑丈さと、圧倒的な暴力の差。
残ったもう一人の不良も含め、三人は恐怖で顔を引き攣らせ、ジリッ、ジリッと後ずさりをしていく。
「お、覚えとけよコラァ!!」
「次会ったらただじゃおかねぇぞ!!」
もはや定番とも言える負け犬の捨て台詞を吐き捨てながら三人は踵を返し、我先にと這々の体で逃げ出していった。
その情けない背中が夕闇に消えて足音が完全に聞こえなくなるまで、悠仁は静かに彼らを見送っていた。
「……ったく。一人を囲んでボコるくせに、ますますダセー奴らだ」
悠仁は深くため息をつき、頭をぽりぽりと掻いた。そしてすぐに表情を和らげ、地面にうずくまったまま固まっている少年——吉野順平の方へと向き直った。
「……それより、大丈夫か? 怪我はない?」
悠仁はしゃがみ込み、順平に目線を合わせた。
その時、順平の乱れた前髪の隙間から、いくつもの丸く焼け焦げた古い火傷痕が痛ましげに覗いているのを、悠仁は見逃さなかった。
——タバコの火を押し付けられた痕だ。今日が初めてではないという残酷な証明。
彼の瞳が、痛ましげに伏せられる。
「立てるか?」
悠仁が差し出した手。
順平はその少しごつごつとした温かそうな大きな手を、呆然と見つめていた。
(……暴力の一つも使わずに、アイツらをねじ伏せた……)
順平の胸の奥で激しい感情の渦が巻いていた。
自分を虫けらのように虐げていたあの不良たちが、この見ず知らずの少年の前に手も足も出ず、恐怖に顔を歪めて逃げ出していった。
殴るわけでもなく、ただその圧倒的な「力」の差を見せつけるだけで。
順平は差し出された手を取ることもできず、ただ震える声で絞り出すように尋ねた。
「……なんで」
「え?」
「なんで、助けてくれたんだ……? 僕のことなんて、知らないくせに……」
順平の問いにきょとんとした顔をした後、悠仁は少しだけ困ったように頬を掻いた。
「なんでって……」
彼は少しだけ遠い目をして、祖父の言葉を思い出すように空を仰いだ。
「人が理不尽に傷つけられたり、死にそうな目に遭ってんのを見過ごしたら……寝覚めがわりーだろ?」
それは誰かを見殺しにしたくないという、不器用で真っ直ぐな彼の本心だった。
「それにさ、あいつらマジでダサかったから。なんか腹立ってさ」
ニカッと太陽のような屈託のない笑顔を向ける悠仁。そのあまりにも真っ直ぐで、淀みのない善意に触れ、順平は言葉を失った。
映画のようなヒーローは現実にはいないと、ずっと自分に言い聞かせてきた。
呪いや悪意ばかりが蔓延るこの腐った世界で順平は常に自分を殻に閉じ込め、全てに無関心を装うことで身を守ってきたのだ。
だが、目の前の少年は——。
「ほら、立てるか?」
再び差し出された手。
順平はまだ震える自分の手をゆっくりと伸ばし——その温かい手を、しっかりと握り返した。
「……ありがとう」
消え入りそうな声で、順平は礼を言った。
悠仁は「おう!」と力強く頷き、彼をぐいっと引っ張り起こした。
「俺、虎杖悠仁。お前は?」
「吉野……吉野順平」
「そっか、順平か! よろしくな!」
初対面の、しかも助けたばかりの相手へ当たり前のように名前を呼び、人懐っこく距離を詰めてくる悠仁。
順平はその眩しすぎるほどの真っ直ぐさに戸惑いつつも、自分がこれまで出会ってきた人間たちとは明らかに違う「何か」を感じ取っていた。
恵・野薔薇「「虎杖のやつどこいった??」」(途中から定時連絡なし)
■ 映画館にて
原作と違いグニィするヤツがいないので、普通に出てくる不良たち。そして絡まれて虐められる純平。
■ 吉野順平
序盤のトラウマの象徴みたいなヤツ。
どこぞの誰かが原作開始前に色々と大暴れをした影響でのっけから運命激変。
■ 虎杖悠仁
負けっぱなし、かっこ悪いところ晒しっぱなしだったのでここらでカッコいいシーンをプラスしていく。よっ、西中の虎!!!
真面目に、あんな二つ名がつく程度にはこういう事日常的にやってたんじゃないかなって。単純に身体能力馬鹿強いからってのもあるでしょうが。
……というわけで、原作における『幼魚と逆罰』編に相当する『幼魚と道標』編のスタートとなります。
全六話で、各話の長さはやや控えめ?
どこぞの誰かの行動で順平の出番まるっとカットして問題なくなったんですが、それだと味気ないなと、どっかの誰か自身に出番を捻出させることに。
なんかいい理由ねーかなー、あ、初期に直毘人に祓われた口裂け女がいるではないか、と。
口裂け女なら章ボスを務められるくらいの『格』はありますからね。