昔、憧れた雷門中に入学した
そんな時、出会ったのは【松風天馬】
雷門中サッカー部に入部希望の少年
明るく、元気でサッカーが好きな松風天馬と黒月一夜が出会った
だがその後、グラウンドでサッカー部と1人の少年がサッカー対決をしていた
結果サッカー部惨敗
1人でサッカー部とやったのは【剣城京介】
そんな所に黒月一夜が近づき、剣城京介とサッカーバトルをする事に
その時、雷門中サッカー部ファーストチームが現れる
松風「えっ!?一夜サッカー部に入るの!?でもさっきは」
「興味を持ったって言ったろ。それで、神童さんどうします?」
神童「とりあえず、皆サッカー棟についてくるんだ」
「サッカー棟?」
松風「さっき音無先生と行った時に行ったんだ。凄くでかくて、サッカーの為に用意された施設って感じだったよ」
「そんなにか」
剣城「ならこうだ、雷門中のキャプテン。今から俺達とあんたらとで試合しないか?」
神童「何だと?」
「試合ねえ(互いの実力を知るのに良い機会かもな)」
その場にいた面々はサッカー棟へ向かう
その道中一夜は考えていた
Side 一夜
まさか入学初日でシードと会うとはな
さて、今の雷門は何処までやれるのか、知れるな
「けどサッカー棟ってこんなにでかいんだな。予想以上だ」
松風「そうだよね。俺も見た時はえぇ!?って驚いたし」
「設備も充実している。流石は名門雷門だな」
まぁそれもそうかあの雷門だしな
て事はだ、技の継承とかはしてるんのか?
それなら個人的には嬉しいが
俺はそう思いつつ、サッカー棟内のグラウンドへと足を踏み入れた
Side out
松風「ここがサッカー棟のグラウンドか」
「見てねぇのかよ」
松風「見ようとしたんだけど、さっきの騒ぎを聞いて行ったから見てないんだ」
「そうか、まあサッカー部に入るんならいつでも見れるんじゃねぇの」
松風「そうだよね。でも、話によると入部テストがあるって聞いたし」
「何がどうであれ、お前は受かるつもりでやるんだろ」
松風「うん!だって憧れの雷門中サッカー部に入れるって思ったら、あっまだ入ってないんだった。入部出来る様に全力で挑むよ」
「まあ精々頑張れ」
松風「一夜も入るなら、入部テストやるでしょ?ならお互い頑張ろう!」
「(入部テストね。それ以前に、サッカー部が無くなるかも知れねぇのにな)」
その後、神童率いる雷門中サッカー部と剣城が所属する【黒の騎士団】との試合をする事に
すると
??「お前達、名前は?」
松風「松風天馬です」
「黒月…一夜。【久遠】さんですよね。イナズマジャパンを優勝に導いた監督ってのは」
久遠「そうだが、松風・黒月。お前達、サッカーは好きか?」
松風「はい!大好きです!」
久遠の目線は黒月へと向く
先程の松風とはうって変わって、すぐに返答せず、少しの間沈黙が作られた
そして
「今のサッカーはつまらねぇ。それだけだ」
松風とは違う返答
だが、久遠は
久遠「そうか」
それだけだった
その後、スタメンが発表され、松風と黒月はベンチ入りになる
どうやら2人を使う様子
「(こいつも使うのか。出来る奴ならいいが)」
黒月は松風に対し、あまり期待はしていない様だ
初めてあった者である為、至極当然である
そして、試合が始まった
雷門から攻撃が始まる
「(流石名門雷門、良い動きだ。だが)」
雷門FW【南沢篤志】のダイレクトシュートを放つ
だが、黒の騎士団のGKがそれを止める
すると、ボールは雷門陣の所に居る剣城へとパスが渡る
そして
剣城「ふん」
右足の甲で上手くボールを乗せる
その後、素早く足を下ろした後、宙に浮いているボールに蹴りを入れる
身体を右側に向けた
剣城京介の必殺シュート
剣城「【デスソード】!」
反対側に向き直した瞬間、ボールは黒く纏、剣の様にゴールへ向かった
雷門中GK【三国太一】はGK技【バーニングキャッチ】で止める
だが、あまりの威力に止めきれず、得点を許してしまった
初得点は黒の騎士団となった
「デスソード……中々の威力だな」
剣城のシュート技の威力に興味を持った
対して、三国には
「GKのあいつは、実力はあると思うが、あれを止められ無い様じゃこの先はないな」
超辛口だった
それも2つ上の者に対して
状況は劣勢
かなり実力をつけていた雷門中
だが、それを上回る黒の騎士団
そうこうしていると10点入れられた
これが今の雷門の実力
すると
久遠「松風、黒月、今からお前達を試す。選手交代、南沢篤志に変わって、松風天馬!」
松風「えっ!?俺!?」
「(ここで交代か。どうなるのか)」
感心していると
久遠「倉間典人に変わって、黒月一夜!」
「……俺もか」
松風だけでなく一夜も出る事に
南沢「俺があいつと交代?」
倉間「サッカー部じゃないあいつと?何考えてんだ監督は」
松風達に雷門中のユニフォームを渡した
松風には8番
一夜には15番が渡された
「松風」
松風「何?一夜」
「この試合、どう足掻いても負ける。気楽にいけ」
松風「そんなの、やってみないと分からないよ」
「(今に分かる。現代のサッカーってやつが何なのか)」
フィールドに入った2人
松風は南沢の居た左側に
一夜は倉間の居た右側にそれぞれついた
剣城「一夜…」
各々ついた2人
「(まさか、入部前に試合に出すなんて。それも試す為にか)」
これが久遠道也という男の采配なのだろう
大丈夫なのか、そう思う者が多く居た
だが、一夜だけは違った
まるで、待ってましたと言わんばかりの気持ちを膨らませていた
「さあ、…サッカーしようか」
ピィィィィ!
試合再開した
ボールは黒の騎士団
先程と同じく、雷門を圧倒している
その筆頭は、剣城
そして、次は一夜に近づいていく
剣城「サッカーしようかだと?フィフスセクターに管理されてるサッカーのどこにある?」
一夜は剣城からボールを奪う為、プレスをかける
スゥー……
事をしなかった
剣城「何っ!?」
「………………」
特に追う訳でもなく、ただその場に立っていた
倉間「おい!何抜かれてんだ!何故止めに行かない?」
「その気持ちを試合でも見せて欲しいですよ、倉間先輩」
倉間「なんだと」
「(さて、この状況で松風はどうするのか、それと)」
倉間の発言に返した後、一夜はすぐに松風達がどう動くのかを考えていた
松風の動きはとてもサッカー経験者の動きではなかった
だが、一つだけ感心した事がある
【ドリブル】だ
「あいつ、他のみんなが傷つかない様にボールを持ち続けてる」
だが、それもそう長く続かない
剣城によってボールを奪われてしまった
他の者が止めに行く
それを諸共せず、ゴールへと向かってくる
進む剣城の前に一夜が阻む
「かなりイラついてるな」
剣城「サッカーサッカー言ってるあいつが目障りだからな。それとお前も」
「対抗心燃やすのは良い事だ。けど、よそ見しない方がいいぞ」
剣城の後ろを見る
そこには神童が立っており、まさかの化身が出現していた
剣城「こいつも化身を出したか」
「覚醒した、が正しい。殻を破った。さっきまでのあの人じゃねぇ」
一夜は剣城から離れた
その後、剣城は神童と化身をぶつけあった
だが、結果は剣城が優勢だった
剣城「これで終わらせる」
なんと、剣城は化身シュート体制に入った
剣城の周りは先程と違い異質になった
剣城の化身、剣聖ランスロットの化身技
剣城「【ロストエンジェル】!」
雷門ゴールへ襲い掛かる
三国「くっ……必ず止める!バーニンg」
「お前のシュートがどんなものか、見てやる」
先程まで中央に居た筈の一夜が雷門ゴール前に居た
三国「っ!?」
剣城「いつの間に!?」
一夜はロストエンジェルを真正面に蹴りで受ける
「ふん!!」
剣城「化身のシュートだ。お前がかなりの実力を持ってるとしても、それは止められない」
化身シュートは化身でしか止めれない
それが今のサッカーの常識だ
それを真っ向から受けている一夜
化身を出していないのに
それなのに
「でぇりゃあ!!!」
競り合いに勝ち、そのまま黒の騎士団のゴールネットを激しく揺らした
一同驚きを隠せない
一番驚いているのは
剣城「俺の…シュートを、普通の蹴りでっ」
シュートを放った剣城本人だった
ピー!
音無「剣城君の化身シュートを普通の蹴りで打ち返しましたよっ!?それもそのままゴールに入れて」
久遠「これは、とんでもない奴が入学したな」
常識を覆す存在──黒月一夜
化身を使ってもいないのにランスロットの化身シュートを打ち消し、そのままゴールへと入れた
普通そんな事は出来ない
いや、出来る筈がない
化身は化身でしか止められない
実力がかなり上だとしても、化身の力が込められたボールを止めるのは難しい
それを一夜1人で止めてしまった
「さて……これからg」
黒服の男が試合を止め、棄権した
いい情報を得たのだろう
そう一夜は思った
「最後までやらねぇのか。まあ妥当な判断だな」
松風「一夜!凄いよさっきの!?化身って力を止めて、なんならそのままゴールに入れちゃったなんて。一夜って何者なの?」
三国「それは俺も思った。あんなシュートただの蹴りで打ち返せるものじゃない。俺でも止められないのに」
神童「確かに、何なんだ?お前は。まさか」
「神童さん、俺はシードじゃないです。それもフィフスの人間じゃあない」
神童「さっきのプレイでフィフスセクターじゃないとでも?」
「それはいつか分かります。松風には名前言いましたけど、神童さん達には言ってないですね。俺は黒月一夜、雷門サッカー部に入る。そして」
その目には何かを見据えた目をしていた
「救いたい奴の為に、俺はここに来た」
救いたい奴────それは一体誰なのだろうか
雷門中vs黒の騎士団
1対10
騒ぎを聞きつけた雷門中サッカー部ファーストチーム
それを率いるキャプテン──神童拓人
剣城の申し出を受け、試合をする事になる
雷門中対黒の騎士団と呼ばれる、フィフスセクターのメンバーで構成されたチーム
試合が始まり、雷門が攻める
だが簡単に取られ黒の騎士団の猛攻に手も足も出ない雷門
大差を付けられてしまう
そんな中、久遠は松風と黒月を試合に使うと言い出す
南沢と倉間は試合出来るのかと疑問を抱く
その後、黒の騎士団は雷門メンバーを攻撃
ボロボロにされてしまう
松風はこれ以上攻撃されない様にドリブルで一人でボールを持ち続ける事に
だが、すぐに剣城によって奪われるが、なんと神童が化身に目覚めた
競り合いをしたが、そう長くは続かず
そのまま剣城は化身技である【ロストエンジェル】を放つ
また、黒の騎士団に点が入る
と思われていた
黒月のお陰でそれ以上の失点はなく、逆に得点を上げたのだ
化身技を普通の蹴りで蹴り返し、そのままゴールに入れてしまった
一体黒月一夜とは何なのか──────