イナズマイレブンGO はぐれ者の炎   作:神炎

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黒の騎士団との試合は、1対10の大差だった
だが、黒の騎士団の棄権により試合が終わる
黒月達の、入学は波乱の試合で幕を開けた






【入部試験】

黒の騎士団との試合が終わり、一段落した

とはいかない

あの試合を境に、サッカー部を辞める者が出たのだ

それを知ったのは松風らがサッカー部棟に来てから数分後

 

「ミーティングルームか、良い設備だな」

 

神童「さて、お前も自己紹介してもらう」

 

「名前は言ったはずですけど、……黒月一夜、それで?これでいいですか?」

 

そう言うと一夜は、部室から出ようとしていた

だが、松風がそれを止めに来た

 

松風「待って一夜!一緒にサッカーやって行くんだし、一夜の事教えてくれないか?剣城も」

 

剣城「仲良しごっこする気は無い。ましてやお前とは」

 

「居続けるのは良いが、友達作りに来てる訳じゃない。俺は俺の目的がある」

 

剣城「っ!目的だと。それに関しては、興味あるな」

 

「仲良しごっこしたくねんじゃなかったのか?」

 

剣城「あの動きと技術、それと俺の化身シュートを蹴りだけで打ち返してゴールに入れる。その辺の奴ができる事じゃねぇ」

 

「………その内分かる、俺の言う目的ってやつを」

 

剣城「ふん、イケすかない奴だな」

 

そう言い、剣城は部室を出て行った

その後、久道監督から入部テストを行う事を伝えられる

 

久道「黒月」

 

「何でしょうか?」

 

久道「お前は別でテストを受けてもらう」

 

一同「っ!?」

 

「……どう言う事でしょうか?俺も松風達と入部テストを受けるんじゃないんですか?」

 

久道「ここに居る者は、今回の試合で知ったと思うが、黒月の実力は剣城以上のものを持つ。そうなると、松風達の受けるテストでは、どれ程のものなのか分からない奴が出るだろう」

 

久道の言っている事は合っている

実際、あの剣城の化身シュートを蹴り返してしまったのだから

それもゴールして

松風と西園は一夜に対して、興味を示していた

だが、神童達上級生はというと

 

神童「仮に、剣城が入るのは仕方ないとして、何故黒月を?確かに実力はあると思います。化身の力を打ち返した、でもそれとこれとは違います!俺達h」

 

久道「神童、お前の目で見るんだ。今のサッカー、そして黒月を」

 

神童「何を言って……」

 

時間になり、久道は一夜達を帰宅する様促し、解散となった

 

────────────────────────

 

17時04分

解散してから時間が経ち、一夜は雷雷軒に居た

 

「ラーメンと炒飯で」

 

?「あいよ!そう言えば、雷門中に入ったんだってな」

 

「はい、憧れだった雷門に。でも、理想が高かったのか、そこまで凄みは無かったですよ」

 

?「そうか」

 

「そう言えば、【飛鷹】さんってサッカーやらないんですか?」

 

飛鷹「店持ってるし、やりたくても出来ないんだ」

 

「俺知ってるんですよ。飛鷹さんの学生時代の時、FFIに出て活躍してたっての」

 

飛鷹「よく覚えてるな。キャプテン達は兎も角、俺は無名だった筈だけどな」

 

「初心者があんなプレイを魅せつけられたら、いやでも記憶に残りますよ!」

 

雷雷軒大将・飛鷹征矢

学生時代、FFI日本代表メンバーの1人

ポジションはDFであり、日本代表の危機を何度も救った、居なくてはならない人物だ

そんな一夜は、小学生の頃雷雷軒に食べに来て以来、常連となっていた

その結果、飛鷹に顔を覚えてもらいそれからの付き合いである

 

飛鷹「一夜は物好きだな」

 

「俺はあの頃の雷門が好きなんです。勿論飛鷹さんも含めて」

 

飛鷹「ふっ…追加頼むか?俺からのサービスだ」

 

「いいんですか!?」

 

飛鷹「入学祝いだ。何なら、お前の好きなのでも良いぞ?」

 

お言葉に甘える事にした一夜は、1つサービスで頂く事になった

 

───────────────────────

 

翌日放課後

 

前日に話していた入部テストを行う時間となった

久道の話通りに、松風と西園と他数人で、神童達とサッカーバトルを行った

他の者は良いプレイだが、松風というと

お世辞にも上手いとは言えない

強いて言うならば、ドリブルだけは他よりは上手かった

だが、キープ力やディフェンス力は無く、ことごとくボールを奪われていった

すると

松風の背中から黒い靄の様なものが見えた

 

「っ!?今のは……。この先のダークホースになりそうだな」

 

すると、時間切れとなり試験終了となった

結果は何と、松風と西園が受かったのだ

不合格となった者達は不満を言いながら立ち去って行った

 

「松風と西園か。今後の成長次第だな」

 

久道「次!黒月、準備しろ」

 

「準備ならとっくに出来てますよ。何ならアップも」

 

久道「これから、黒月の入部テストを行う」

 

松風と西園は、ベンチの近くに移動した

久道は黒月の入部テストの内容を話す

 

久道「神童・倉間・霧野・天城・三国、この5人が黒月の相手をする」

 

FW・倉間

MF・神童

DF・霧野、天城

GK・三国

雷門サッカー部の主力メンバーである

そんなメンバーを

 

久道「今言った5人と黒月で、試験を行う」

 

「俺と5人か」

 

松風「一夜と神童先輩達で!?いくら一夜でも」

 

西園「どんなに上手い一夜でも、流石に無理なんじゃあ」

 

「分かりました。普通に試合をすればいいんですか?」

 

久道「いや、お前には条件をつける」

 

「条件ですか?」

 

久道「シュートを打てるのは1度だけだ。もし、そのシュートを決められなければ、不合格とする」

 

「また、難易度の高い条件ですね」

 

神童「監督!いくら黒月がサッカーが上手いからと言って打てるシュートは1回は落とす前提なのでは?」

 

久道「昨日も言ったが、黒月の実力は確かなものだ。この無茶な条件下で、黒月の能力を見る」

 

久道の無茶すぎる条件を課せられた黒月

選ばれたメンバー全員、ポジションに付いた

 

「神童さん」

 

神童「何だ?」

 

「久道監督の課した条件何ですが」

 

久道がホイッスルを口にする

 

「俺はあれじゃあまだ甘いと思ってます」

 

ピィィ!

 

試験が始まった

黒月はボールを持ち、上がる

倉間が立ち塞がる

 

倉間「お前の実力見てやる」

 

「それは光栄ですね、倉間先輩」

 

抜けようと左右に動く

だが、行かせまいと倉間が食らい付く

 

「流石雷門中FWですね。前線でも圧が凄い」

 

中々抜けない黒月

だが

 

「なんてね!」

 

先程のフォーカスと打って変わって、簡単に倉間を抜いてしまった

 

倉間「なっ!?」

 

そこからは、速度を上げて行った

横から神童のプレスが来る

 

神童「行かせない!」

 

「甘いっ」

 

簡単に抜かれてしまった

 

神童「何だと!?」

 

DFの霧野と天城が壁となって阻む

 

霧野「ここから先は」

 

天城「行かせないド!」

 

「強固な壁、けど」

 

気付けば既にDF陣を抜いてしまった

 

霧野「そんな…」

 

天城「2人がかりでも抜けられたド!?」

 

ゾーンエリア内に入った黒月

ゴール前には三国が

 

「シュートは一度だけ」

 

三国「ここで止める」

 

「……なら」

 

黒月はボールを真上に蹴り上げた

すると、左回転しながら上へ跳ぶ

すると、だんだん身体が横に向いていく

 

音無「っ!?あのシュートってまさか!?」

 

黒月の周りに炎の渦が現れる

そして

 

「【ファイアトルネード】!」

 

炎を纏ったシュートがゴールに迫る

 

三国「入れさせない!」

 

三国も真上に跳ぶ

 

三国「【バーニングキャッチ】!」

 

炎のキーパー技・バーニングキャッチ

上からファイアトルネードを抑える

だが、長くは続かずそのままゴールへと入り、ネットを揺らした

 

ピィ!ピィ!ピィィィ!

 

久道「そこまで!」

 

結果は条件通り、一度のシュートでゴールを決めた

 

久道「試験の結果、黒月一夜!合格だ」

 

「ありがとうございます」

 

西園「す、凄いよ一夜!凄い先輩達相手に、ゴール決めるなんて!」

 

松風「それにあのシュートって、あの【豪炎寺】さんのシュート技だよね!一夜凄いよ!」

 

無事、松風・西園・黒月は雷門中サッカー部に入部する事になった

自由のない試合がない事を松風達は知らない

 

 

 




入部テストを行った黒月達
松風と西園達で入部テストが始まる
まだ、荒削りだが何とか合格した2人
黒月の入部テストは、何と主力メンバーに1度しかシュートが出来ないと言う難易度の高い条件だった
だが、何の苦戦もなく黒月は試験に合格
無事、雷門サッカー部に入部する事となった


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