イナズマイレブンGO はぐれ者の炎   作:神炎

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栄都学園との試合が始まった
お互い良いプレイをしていた
だが、途端に雷門の動きが変わる
栄都学園の選手がゴール前まで上がり、シュートを放つ
雷門キーパーの三国が止めるが得点を許してしまった




【パスに込められた思いと狼煙】

先制点は栄都学園

正直今のシュートは三国でも止められる

だが、入ってしまった

それがフィフスセクターの決定、誰も逆らえない

 

「これが雷門の戦いか?これがこいつらのサッカーか?」

 

フィフスセクターのせいとはいえ、今の雷門の姿である

黒月は残念と思ってしまった

今のサッカーは自由ではないからだ

各々元の場所へと戻り、試合再開

次もまたボールを取られてしまう

 

松風「大丈夫だ、次は止めてくれる」

 

だが、その願いは叶わず無情にも雷門ゴールにボールが入ってしまった

 

松風「っ!?まさか」

 

流石の松風でも気づいてしまった

あえてボールを入れている事を

そして、タイムを使い選手はベンチに集合した

 

松風「何で本気でやらないんですか?」

 

「(流石に気づいたか)」

 

松風「何で本気でサッカーをしないんですか?」

 

「これが今のサッカーだ、松風」

 

松風「えっ?どういう事?」

 

黒月は松風にフィフスセクターがサッカーを管理している事を話す

 

「フィフスセクターが試合をコントロールしてんだよ。誰もが平等に勝てる様にな」

 

松風「誰もが勝てる様にって、そんなの可笑しいじゃないか!サッカーはお互いがぶつかり合って、競い合って勝利を目指すものじゃないか」

 

「事実だ。現にフィフスの刺客である剣城が雷門に来た。平等に勝つ様にな」

 

松風「そ…そんな」

 

真実を知った松風

不敵に笑う剣城

顔が曇る雷門サッカー部上級生

そして

 

「だから俺が雷門に入ったんだ」

 

燃えている黒月

 

「俺はフィフスの事を知り、止める為に雷門中に来たんだ。自由にサッカーが出来る様に」

 

松風「一夜…」

 

神童「自由なサッカーなんてもう無い。知っているなら分かってる筈だ、フィフスセクターに逆らえばどうなるのかを」

 

「そうはならない、そうはさせない。あんた達は本当に雷門イレブンかよ、俺の知っている雷門は、どんな壁にぶち当たっても諦めない!必ず勝利へと突き進む。そんな雷門が好きなんだ。あの【円堂守】の様に」

 

憧れでもある雷門の守護神円堂守

廃部寸前のサッカー部を世界一にしたゴールキーパー

憧れているからこそ、許せない

 

「俺は自由なサッカーをする。フィフスと対立しようが関係無い」

 

だが、立ち向かうとしても黒月と松風しか戦えない

残りのメンバーはフィフスセクターに従う

2対20で戦う様なもの

そして時間が経ち、フィールドへと戻った

 

「松風」

 

松風「何?一夜」

 

「戦う意思のある俺達だけで戦う。死に物狂いに付いて来い」

 

松風「えっ!?確かに立ち向かうのはそうだけど、今の俺が一夜に追いつけるかどうか……」

 

「この先そんな事言ってられねぇぞ」

 

試合再開

再び栄都学園にボールが渡る

 

「させねぇ」

 

相手の正面に立った黒月

だが、すぐにボールを奪い敵陣へと上がる

 

「松風!」

 

黒月はボールを松風にパスした

ぎこちないながらもボールを受け取った松風

そのまま松風は上がって行く

それは、次に繋ぐパス、革命の狼煙が上がった瞬間だった

 

松風「っ!」

 

パスが繋がった雷門

その後、松風がとった行動は

 

松風「キャプテン」

 

神童にパスを出した

だが

 

神童「っ」

 

パスを受け取らずボールは明後日の方向へと過ぎ去った

やはり、フィフスセクターに従うのだろう

どこの学校も従うのみ

逆らう者などそもそもいない

それでも、黒月はこのサッカー界を変える為に雷門中へと赴き、革命を起こす為に来た

自由なきサッカーはサッカーではない

 

「あいつ、神童さんにボールを集めて点を取るつもりか?」

 

ボールを奪い、再び神童にパスした

 

松風「キャプテン!」

 

だが、またボールを取らずスルーしてしまった

松風はまたボールを取る何度も何度もボールを取り、ボールを 神童パスを出す

誰もが見てもしつこいと思う程の

だけど、止める事はない

何度も、何度も、何度でも

そして

 

松風「キャプテン!!!」

 

その込められたボールが神童に向かう

パス、と言うより投げかけてくる

そんな様なものが、神童に襲い掛かる

そして

 

神童「…………っ!!!!!」

 

ボールを渾身の蹴りで相手ゴールへと向かう

 

ピィィィィィィィ!!

 

そのボールは栄都学園のゴールネットを揺らした

 

「……入れたか」

 

神童「っ!?俺は、何を…」

 

ピィィ!ピィィィィ!

 

前半を終えた

互いのチームはベンチへと向かった

 

「入れましたね、神童さん」

 

神童「……何故俺は、ゴールを」

 

どうやら、自分が決めた事に驚いていた

それもその筈、今までフィフスセクターの指示の元、サッカーをしていた

それも雷門が負けるという試合を

 

「それでいいんです。それが本来のサッカーなんですから」

 

神童「何故お前は俺達にこんな事を」

 

「言ったでしょ。俺は自由なサッカーをする為に雷門に来たと」

 

神童「……今更自由なサッカーなんて」

 

「だからやる為に戦うんです。フィフスと」

 

三国「フィフスセクターとだと!?」

 

倉間「いい加減にしろ!そんな事に俺達を巻き込むな!」

 

「それでサッカーしようだなんて、本気で言ってます?それが雷門のさっかーですか?」

 

先輩相手でも、一歩も引かない黒月

かなりひやひやしている松風と西園

それと、音無

そこに久道が

 

久道「これから指示を言う」

 

ともあれ、栄都学園は実力的にはそこまで強くないチーム

このチームでも勝てる

だがフィフスセクターによって自由に出来ないでいる

そんな中で、久道は指示を出す

 

久道「黒月はそのまま続けろ。松風、ドリブルで前線を繋ぎ続けろ。神童」

 

神童「はっ…はい」

 

久道「今まで通りでいい。いつも通りにしろ」

 

神童に出した指示はいつも通りという指示だった

だが、新人である松風と黒月を使い、戦うという事

そして、後半戦が始まる時間になった

黒月達は、フィールドへと戻り、各ポジションにつく

 

「じゃあ好きな様にやるか」

 

ピィィ!

 

後半戦が始まった

相手ボールで後半再開

先ほどよりも栄都学園の動きは良くなっていた

だが、黒月の前ではあまり意味を為さなかった

 

「さて、やるか」

 

黒月は松風にボールを渡す

 

「松風」

 

松風「っ!」

 

「ちゃんと付いて来いよ」

 

そういい、黒月は前線へと上がる

松風も負けじと付いていくが、追うので精一杯だった

黒月は、少し離れた所でいつでもカバーが行ける所にいた

だが、相手は待ってくれない

松風からボールを奪う為に阻む

 

松風「たとえ俺達だけだとしても、絶対に諦めない!」

 

松風はそのまま前へ走る

 

松風「【そよかぜステップ】」

 

一回転回り相手を抜いた

松風のオフェンス技──そよかぜステップ

そのまま、松風は上がって行く

 

「(剣城と戦った時の様なドリブル捌き、MFに必要なボールキープ力を持っている。なら)」

 

相手チームのプレスにあう

だが

 

「松風!」

 

絶妙な位置とコースだがこれが通れば守る者が居なくなる

果たして

 

松風「一夜!」

 

思った以上に高くボールが上がる

 

松風「しまった!?高すぎた」

 

「いいや、絶妙だ!」

 

一夜は高く上がったボールをそのままシュート体制に入った

入部試験で使ったシュート技

 

「ファイアートルネード!」

 

ファイアートルネードが栄都学園のゴールへ襲う

キーパーが止めに行ったが、触れられる事なくゴールに入った

 

「ナイスパスだ、松風」

 

松風「やったね一夜!初得点だよ!!」

 

そう喜んでいた松風

その後、一夜と松風で攻めていったが複数人のディフェンスで止められゴールを決められてしまう

試合が終わり、2対3で栄都学園の勝利となった

 

────────────────────────

 

試合が終わった後、理事長から久道が雷門の監督を下されたと言う

一夜は暗くなる時間、久道に会いに行った

 

「久道さん」

 

久道「一夜か、良いプレイだった」

 

「松風を使っただけです。そう難しくありません。監督を下されたの、フィフスでしょ、よくもやる事が」

 

久道「一夜、お前はフィフスセクターの事をよく知っている口ぶりだ。何を知っている?」

 

「俺は、……いや、今はまだ言えない。ですが必ず知る時は来ます。それまでは」

 

久道「……分かった、俺は暫く雷門に顔は出せない」

 

「恐らく、フィフスから刺客を送られます。数日中には来ると思います」

 

久道「……気を付けろ、いいな」

 

「あいつらよりはマシです。久道監督、貴方とサッカーをしたかったですよ。元イナズマジャパン監督の貴方と」

 

久道と話した一夜はお別れをした

次の監督は誰なのか

 

 

雷門vs栄都学園

2vs3

敗北

 

 




フィフスセクターの指示通りに試合運びが行われる練習試合
だが、その異変に松風が気付いたが、変わらず雷門イレブンは指示通りの試合をする
一夜と松風だけ、栄都学園からてんを取る為に奮闘
何とか2点取れたが多数のディフェンスで3点目を許してしまい敗北してしまった
その後、試合結果を元に雷門中の監督であった久道が降ろされてしまう
果たして、新しく来る雷門の監督は誰なのか

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