イナズマイレブンGO はぐれ者の炎   作:神炎

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ホーリーロード予選初戦
天河原中と当たった雷門
先制点は雷門中
未だに黒月・神童・松風・西園以外戦おうとしない
そんな中、4人で戦う面々





【勝利の反乱!革命の火蓋】

ホーリーロード予選1回戦

先制点は雷門中で始まった

 

喜多「神童、何でフィフスセクターの指示を」

 

神童「俺は決めたんだ。サッカーを取り戻すって」

 

今の神童の決心は固い

本気でフィフスセクターと戦うのだろう

神童は振り返り、雷門中皆に向かって

 

神童「この試合、俺達雷門中が勝つ!」

 

これが本来の神童拓人なのだろう

戦うと決めた松風と西園は気合いを入れた

 

「気合い入ってますね」

 

神童「まさか、俺がフィフスセクターと戦うなんて、思ってもなかったからな」

 

「なら、この試合勝たないとですね。神童さんが本気で戦うなら、俺は力を貸しますよ」

 

神童「ありがとう一夜」

 

天河原中のメンバーの中に、フィフスセクターに忠実の4人、西野空・安藤・隼総・喜多

雷門中が一点を取り、フィフスセクターの勝敗指示に反した事で、真剣な顔になった

 

「(さてと、誰が使者(化身使い)か)」

 

ボールは天河原で再開

保持している西野空は上がって来て、神童と松風は止める為、目の前に立ち塞がった

他のメンバーに止める様に指示を出した

だが、1歩も動かずに居た

フィフスセクターの指示通りにする、その為の行動

 

西野空「ふん!」

 

神童「ぐわぁ!?」

 

シェルダーチャージで神童は吹っ飛ばされた

反則スレスレのラフプレー

かなり危ない

その後、西野空は安藤にパスを出し、前線に上がって行く

行く先には黒月が居た

 

安藤「ふっ」

 

ぶつかるつもりなのだろう

だが、そうはならない

何故なら

 

「………ぶつかってくるなんてな。惜しかったな、フィフスの犬が」

 

スレスレで避けた黒月

 

安藤「ちっ」

 

舌打ちしながらも、そのまま上がって行く安藤

喜多に高めのロングパスを出した

ボールをカットしに、西園が高くジャンプをした

だが、天河原の選手に肘打ちをくらい地面に叩きつけられてしまう

流石にこれはファール所ではない

だが、これも取らなかった

審判から見えない様、遮っている

これが、フィフスセクターに逆らった者に対する、処罰なのだろう

喜多はパスを繋いで行く隼総に渡った

止めに行く松風

パワーチャージで松風は吹っ飛ばされる

 

松風「うわぁ!」

 

神童「皆んな止めるんだ!」

 

だが、雷門メンバーは動かない

DFの霧野は視線を外し、俯いた

やはりと言うべき

 

「埒が開かない。神童さん!」

 

神童「分かってる」

 

神童は1人で隼総の前に立ち塞がる

 

隼総「お前程度で俺を止められると思うな。はあぁぁ!」

 

隼総から黒い影が現れる

天河原のシード──そして

 

隼総「【鳥人ファルコ】」

 

化身【鳥人ファルコ】が現れた

 

「やっぱあいつが化身使いか。どれ程の力を持っているか、見せてもらおうか」

 

黒月は隼総の鳥人ファルコがどれ程の力を持っているか興味を示していた

 

隼総「ファルコンウィング!」

 

鳥人ファルコの化身シュート──ファルコンウィングを放った

それに負けじと、神童は化身を発動させる

だが、黒の騎士団との試合の時の様に、化身が安定しておらず、ノイズの様に見えていた

止める事が出来ず、そのまま雷門ゴールへと入ってしまった

 

神童「くっ」

 

隼総「お前程度の化身で、俺の化身が止められると思うな」

 

「その程度の事でイキがるな、三流が」

 

隼総「何だと?化身すら使えないチームが何言ってる。そもそもお前達は、初戦敗退が決まってるんだ。いい加減諦めろよ」

 

「後ろ盾が無ければ、吠える事の出来ない駄犬が」

 

隼総「好き勝手言いやがって……」

 

「そんなにイラついてんなら、俺を倒してみろよ?」

 

剣城と同じく、隼総にも挑発をした黒月

ここで前半終了のホイッスルが鳴り響く

隼総は、三国に何か言おうとしていた

だが、黒月が止める

 

「嫌味を言う努力があるなら、俺達に勝つ算段でも考えたらどうだ?」

 

隼総「っ!お前!」

 

喜多「やめろ隼総。君もだ」

 

「まともに試合出来ないチームなんて、意味が無い。サッカーってのはお互いのぶつかり合い、高めて行くものだ。それを忘れたサッカーなんて、サッカーじゃねぇ」

 

神童「一夜……」

 

その後、黒月達は雷門の控室に集まった

次の後半戦に向けて

 

松風「まだ同点です、これから追い上げていけば」

 

剣城「ふっ…無様だな。あいつの化身シュートは俺と同じ威力だ。黒月は兎も角、お前達じゃあ止められない。残念だったな」

 

同等の力を持つ隼総

今の雷門では、隼総の化身を止められない

だが、可能性のある神童が要になる

それでも、勝ちに行く気持ちを持っているのは4人だけ

肝心の三国は従う派

これではゴールが常にがら空きも同然だ

 

「なら、俺が止めて点を入れればいい。それだけだ」

 

神童「それだと、一夜の体力が持たなくなる」

 

「なら、俺はDF専念するんで、神童さんと松風で攻めてください。攻撃力は落ちますが、それの方がいい。キーパーの居ないゴールを俺が守る。それだけです」

 

今の雷門はゴールすらも守ろうとしない

ならばと、黒月はDFまで下がり、守りに徹する

先程の様に、攻められる事は無いだろう

ただ、このままホーリーロードを勝ち抜く事は出来ない

かなり強い黒月でも、この戦法を続けるのは難しいだろう

サッカーは一人でやるものでは無いのだから

松風達は先にフィールドへ向かって行く

残った黒月と剣城

 

剣城「どこまで持つか」

 

「勝つ為に戦う、それ以外ない。フィフスのやり方は自由がない。結果の分かっている試合に熱いものは無い」

 

剣城「それが、今のサッカーだ。その為に俺達シードがいる」

 

「シード…ね」

 

黒月は遅れて松風達のいるフィールドへ向かった

 

────────────────────────

 

そして、迎える後半戦

思いは変わらず、従う派の三国達

そしてホイッスルが鳴った

後半は、雷門ボールで再開

南沢達がボールを持っていたが、松風のパス要求に浜野が応えてしまい、パスを出す

 

「松風!繋げ!」

 

松風「キャプテン!」

 

神童「(GKも化身使いと思った方がいい、なら)」

 

神童はそのまま上がっていく

本当に勝つ為に神童は今、戦っている

 

神童「フォルテシモ!」

 

シュート技のフォルテシモを放つ

だが、ゴールへ向かって行かず、上空へ放たれる

 

神童「一夜!!」

 

「っ」

 

神童は黒月に信じてシュートパスを出した

これに

 

「繋げる…サンキューキャプテン!!」

 

応えない黒月では無い

炎の渦を纏い、向かって行く

 

「ファイアトルネード!改!」

 

フォルテシモに強化されたファイアトルネードが加わったシュートチェインだ

GK三波は止めに行くが強すぎるあまり、得点を許した

雷門追加点を得た

 

「とりあえず、点を取った(けど、1番の問題は、雷門メンバーのやる気の無さ。これをどうにかしないと)」

 

天河原ボールで再開

松風はボールを奪いに、食らいつく

だが、相手が上手である以上、中々ボールが取れない

それでも諦めず、食らいつく

その様子を、三国は見ていた

ゴール前にいる隼総にボールが回ってしまう

 

隼総「調子に乗るな!雷門共!!鳥人ファルコ!」

 

化身シュートで同点にするつもりだ

黒月ならば、容易に取れる

だが、それではいけない

黒月は単独プレーをするのでは無い

チーム全体のレベルを上げたいが為に、無茶な要求を出す

後に、いい方向に行ってくれる事を願いながら

シュート先に神童がDFまで下がっていた

 

神童「はぁぁぁ!頼む!化身よ!」

 

神童の化身が発動

だが、未だに不安定の化身

 

隼総「ファルコンウィング!」

 

化身シュートが放たれる

例えシュートブロックをしても止められるかどうか

何とか止めに行く神童

だが

 

神童「ぐぁ!!(やっぱり、俺じゃ無理だったのか…)」

 

諦めかけたその時!

 

「いや!確かにシュート力は弱まってる」

 

まだ、止められない

ならもう一度弱めればいい

 

「はぁぁ!!!!」

 

蹴りで止めに行った

 

「くっ(確かに、剣城並…下手したらそれ以上だな。でも!!)俺が諦める訳ねぇだろぉ!」

 

少し黒月は後ろに跳び下がる

そして、超低空で回転した

まさかの

 

「ファイアトルネード!改!」

 

シュート技をシュートブロック(・・・・・・・・・・・・・・)しに行ったのだ

 

隼総「シュート技を、ブロック技として使ってるだと!?」

 

ブロック技を使い、止めるのは分かる

オフェンスをブロックとして、応用して使うのならばまだ分かる

だが、シュート技をブロック技として使うのは、誰も予想していない

 

円堂「っ!あいつも出来るのか」

 

だが、流石の黒月でもか、止められなかった

でも

 

「あんたなら止められる。だから、止めてくれ!GK!!!」

 

三国「っ………任せろ!」

 

答えた

黒月の言葉に答え、止めに行く

 

三国「バーニング…キャッチ!!!」

 

神童と黒月のお陰で威力は弱まっている

そして

 

三国「よし!」

 

止めて見せた

 

神童「三国先輩っ」

 

三国「神童!ゴールの事はもう気にするな!思いっきり攻めて行け!天馬!さっきのプレー良かったぞ!あの調子で敵陣に切り込んで行け!」

 

松風「三国先輩っ」

 

三国「一夜!」

 

「っ」

 

三国「ありがとう。お前の思い、伝わった。ここからは、雷門のGKに恥じない様やる。だから」

 

「分かってます。点取りは、俺達に任せてください。だから、ゴールは頼みます!三国さん!!!」

 

三国「ああ!」

 

これで三国は黒月達と共にフィフスセクターと戦う事になった

だが、まだ試合は続いている

ボールは黒月に

 

「神童さん!上がってください!」

 

神童「分かった!」

 

「(後は貴方だけです。神童さん)」

 

自陣からシュート体制を取った

 

喜多「まさか、あそこからシュートするのか」

 

黒月は勝つ為に、放つ

そう───繋ぐ為に

 

「ファイアトルネード!改!」

 

ボールは敵陣へと向かって行く

だが、真ん中を過ぎたあたりから威力は激減していく

そこに

 

松風「っ!!」

 

松風が、ボールを持った

 

喜多「行かせない!」

 

松風も繋げる

ボールは渡さない

 

松風「そよかぜステップ!」

 

喜多をそよかぜステップで抜いた

 

松風「キャプテン!」

 

ボールは神童に渡る

 

「貴方なら出来る!化身を自分の物に出来る!」

 

神童「っ!一夜」

 

呼応するかの様に神童は化身を発動させる

だが、今度は

 

神童「俺は勝ちたい。本当のサッカーを取り戻す為に!だから応えてくれ!俺の化身!」

 

姿が先程よりもはっきりしており、まるでオーケストラの指揮者の様な見た目だった

 

神童「【奏者マエストロ】!」

 

神童の化身は完全に顕現した

 

松風「あれがキャプテンの」

 

三国「神童の化身か!」

 

神童「【ハーモニクス】!!」

 

そのままマエストロの化身シュート───ハーモニクスが炸裂した

三波は止める事が出来ず、得点を許した

そして、ここで試合が終了

3-1で雷門中が初戦突破を果たした

だが、他のメンバーはこの結果に不安が募る

フィフスセクターに従わず、逆らってしまった

どうなるのか分からなくなる

この様子を見ていたフィフスセクター聖帝も見ていた

 

聖帝「……面白い結果になった」

 

果たして、勝ち続ける事が出来るのか

 

 

 

 

 

 

?「あの技術……本当に凄いねあの子」

 

 




化身使いが天河原中に居たが、神童の化身【奏者マエストロ】を物にし、三国が共に戦える様になった
結果、3-1で勝つ事が出来た
だが、他のメンバーは変わらずフィフスセクターに従う
このまま雷門は全員では無く、少人数で戦い抜くのだろうか

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