先生のアマチュア剣鉄也
世界が終わる…?だが、終わり方ってもんがあるだろう!
「行くぜ!」
グレートブースター緊急射出!!!
ブースターッ!オン!
出し惜しみ無しだ!
「マ ジ ン ゴーーッ!」
畳み掛ける!ターボスマッシャーパァァンチ!ギガントミサイル!グレートトルネード!グレートブラスター!ゴッドサンダーッ!
「ちったぁ効いたか!このグレートマジンカイザーは!!!引導を渡してやる!」
カイザーソード!!!
「カイザーソードに断てぬ物無し来い!マジンガーZero!うぉぉぉぉ!…っ!後はキャノピーを引き剥がしっ兜を…っ!」
だがその瞬間!カイザーの動きが止められた!?まさか時間切れになったのか…?
因果ハ紡ガレタ 百ノ残骸スラ残サン ブレストファイヤァァ
…そして…グレートの下半身は溶けて…だから?
「無様だ?死だぁ?リスクが怖くて戦えるかっ!グレートと俺は受けた仕事はきっちりやり切る!どんなにボロボロになろうが!死ぬ寸前だろうが!」
最後は必ず勝利を掴む!プロの勇者なめんなぁあっ!
ビシッ
俺達の 勝利だ!!!
果てしなき戦いを終わらせろ 兜
そして俺は溶岩に溶けていった…筈だった…。
―
『・・・我々は望む、七つの嘆きを・・・我々は覚えている。ジェリコの古則を』
『持続パスワード 承認。『シッテムの箱』へようこそ剣鉄也先生』
―
そんな音声が聞こえた瞬間、何故か電車に乗っていた。
「何だ?ここは?グレートは?Zeroは?いや地球は…世界はどうなった…?」
俺は死んだ筈だ…なのに…今は電車の中で見知らぬ一人の少女らしき存在の前にいた。
『…私のミスでした』
「おい…何を言ってる!?何を間違えたと言うんだ!いや…それよりも…世界は?ここは?何かを…動けない!?」
少女はボロボロ…という感じで電車に座っていた。だが、そんな事はまるで些事とでも言うかの如く喋り始める。
『私の選択、それによって招かれたこの全ての状況。結局、この結果にたどり着いて初めて、あなたの方が正しかったと悟るだなんて…今更図々しいですが、お願いします鉄也先生」
「どういう意味だ?それに俺の質問を…いや今は大人しく聞くか…」
『きっと私の話は忘れてしまうでしょうが、それでも構いません。何も思い出せなくても、きっとあなたは同じ状況で、同じ選択をされるでしょうから…ですから、大事なのは経験ではなく選択。あなたにしかできない選択の数々』
(忘れる?選択?これじゃ…まるでミネルバXによる過去への…)
『責任を負う者について、話したことがありましたね。あの時の私には分かりませんでしたが今なら理解できます。大人としての責任と義務、そしてその延長線上にあったあなたの選択。それが意味する心延えも…』
「大人としての責任…!?いよいよ分からなくなってきやがった…」
その瞬間鉄也の脳内に溢れ出す…存在しない記憶
「…っ!今頭に流れ込んできやがった記憶は何なんだ…?」
『ですから先生、私が信じられる大人であるあなたにならこの捻れて歪んだ先の終着点とはまた別の結果を…そこへ繋がる選択肢は…必ず見つかるはずです…だから先生、どうか…』
「言い終えたみたいだな!なら次は俺の質問を…!」
鉄也は謎の少女に世界やこの場所の質問をしようとして…気絶した。
―
「少々待っていてくださいと言いましたのに、お疲れだった様みたいですね。なかなか起きないほど熟睡するされるとは」
…ここは…?っ!そうだっ!俺はZeroに…?
「おいアンタは一体?それにここは…どこだ…?それにZeroはっ!世界はどうなった!」ガシッ
「?…夢でも見られていたようですね。ちゃんと目を覚まして、集中してください」
「…いや……あぁ…いや…俺は…夢を見ていたのか…?」
それは違う…と心の中で俺が叫ぶ…だが…いや…今は情報が足りない…一先ず後で情報を集めるとして…はっきり言って急な展開に俺は困惑していた。
「もう一度、あらためて今の状況をお伝えします」
「わかった」
「私は七夜リン、学園都市「キヴォトス」の幹部です」
「俺は戦闘のプロ!剣鉄也だ!」
「わかりました。そしてあなたはおそらく、私たちがここに呼び出した先生…のようですが」
「待て、何故疑問を感じるような感じで喋る?」
「それは、私も先生がここに来た経緯を詳しく知らないからです」
「なっ!?」
「…。混乱されてますよね、分かります。こんな状況になってしまったこと、遺憾に思います。でも今はとりあえず私に付いてきてください。どうしても、先生にやっていかがなければいけない事があります。…。学園都市の命運をかけた大事な事…ということにしておきましょう」
「そうか…ならそのやるべき事って任務、受けてやるぜ!」
「ならばお願いします先生。…そして遅れましたがキヴォトスへようこそ先生」
「おぉ…」
そう歓迎の言葉と共に、俺が乗ってるエレベーターの窓から見えた光景。そんな光景に、俺は圧倒されていた。
「キヴォトスは数千の学校が集まってできている巨大な学園都市です。ここで先生は働くところでもあります。きっと先生がいらっしゃったところとは色々なことが違っていて最初は慣れるのに苦労するかもしれませんが…。それでも先生なら大丈夫でしょう。なぜなら生徒会長が選んだ方ですからね」
「あぁ!このプロに任せとけ!」
「ちょっと待って!代行!見つけた、待ってたわよ!生徒会長を呼んできて!」
「…今生徒会長はいません」
そこから連邦生徒会の本部であるサンクトゥムタワーには、風紀委員会のチナツ、正義実現委員会のハスミと自警団のスズミ。生徒会のユウカが集まり。不良生徒の増加に不法な武器の流通…現在のキヴォトスには問題が溢れ返り、各自治区の治安維持も限界に達しようとしている事を言われた。
「そして俺がシッテムの箱…とやらに認証すればいいんだろ?」
「はい。なぜならあなたは生徒会長が特別に指名したキヴォトスの先生として働く方なのですから」
「行方不明になった生徒会長が指名?ますますこんがらがってきたじゃない」
「そうだな…正直俺もよくはわかっていない…な。だがその前にここキヴォトスで先生として働く、剣鉄也だ。よろしく」
「こ…こんにちは、私はミレニアムサイエンススクールのセミナー早瀬ユウカ!覚えていてくださいね!」
「あぁ、よろしく」
そうファーストコンタクト…とやらが終わった後。リンの説明により、俺は超法的機関連邦捜査部シャーレの顧問として来る筈だった事を知った。だが…それよりも…。
「なっ…!?何だこの無法っぷりは?こんな権限普通一人に持たせるべきものじゃないだろ!?」
そう口に出るほどのシャーレの権限は凄かった。特に学校の自治区でも戦闘が出来るというのが破格であった。
「なぜこれだけの権限を持つ機関を、生徒会長が作ったのか…それはわかりません。…とりあえずシッテムの箱があるのがここから30km先にある外郭地区のシャーレの部室…そしてその地下にあります。それでは行きましょう。モモカヘリを…「今そこで暴動が発生してる。今戦場だよ。あっ今お昼のデリバリー来たからなじゃあね。ブツッ」…フゥーッ。…(じー)…今学園の危機に暇を持て余した皆さんの力が必要です。行きましょう」
「えっ…ちょっ…ちょっとどこ行くのよーっ!」
「俺も行くぞ!」
そしてタワーから出た光景はエレベーターの光景とは打って変わって銃声が鳴り響き、弾が飛び、戦車が走る…そんな地獄絵図になっていた。
「なっ…!?」バァン
そんな光景に一瞬足を止めた瞬間隣のユウカが倒れた。
「ユウカっ!」
そしてすぐに駆け寄ろうし…
「いっ、痛っ、痛いってば!アイツら違法JHP弾を使っているじゃない!?」
「ど…どういう事だ…!?何故無傷なんだ…?」
「伏せてください、ユウカ。それにスローポイント弾は違法指定されていません」
「うちの学校ではこれから禁止になるの!傷跡が残っちゃうじゃない!」
「弾丸で傷跡残すぐらいなのか…」
「それと我々と違い、キヴォトスの外から来た先生は銃弾一発で命の危機があります。その点はご注意を。なので安全な場所に…」
「大丈夫だ!鍛えてあるからな!銃弾の一発2発は耐えられる!…だが…今…俺は戦闘のプロではない!先生だ!指揮を執る!指揮に従ってくれ!」
「え、えぇ?戦術指揮をするんですか!?まぁ…先生ですし…」
「わかりました。これから先生の指揮に入ります」
「生徒が先生の言葉に従うのは自然なこと、ですね。よろしくお願いします」
「よし!じゃあ行きましょうか!」
「ぁぁ!任せろ!」
という事で真マジンガーZero対暗黒大将軍の最初に出てきた鉄也さんが先生になるって感じの初めです。色々と訂正や誤字、脱字などを教えてくれるとありがたいです。それに感想もお待ちしています。