「大将ー食べに来たよーっ。」
ガラガラとお店の扉を開けて入る6人。その中でピンク髪の女の子がそう言って他の人達は皆、思い思いの席に座りながら昼の会議の結果を話している。
「それにしても結局案は決まらなかったですね…。」
「ん。最後のアヤネは凄かった。」
「あわわ…それは言わないでください…。」
「まぁラーメン奢るから怒らなーい怒らなーい。」
「怒ってません…。」
「とは言えこうやってワイワイ過ごすってのも…案外良いものだな。」
鉄也はしみじみと呟くとその呟きに興味を引かれたのかノノミが質問する。
「そう言えば先生って外の世界では一体何をしていたんですか?」
「ん…?あぁ俺は先生になる前は…。まぁ科学要塞研究所って所で開発されていたロボットのパイロットをやっていたな。…ついでだから聞くが、科学要塞研究所かマジンガーって知ってるか?」
「いや…知らないけど…それよりも先生ってそんな凄そうな職業やってたの!?」
「確かに先生の体は凄かったですがまさかパイロットとは思いませんでした…。それとマジンガーと科学要塞研究所?は知りませんね…すいません。」
そう鉄也達が駄弁っていると4人組が入って来た。その4人組の会話に鉄也は少し話に耳を傾けると、どうやらお金が足りないようで1つのラーメンを4人で分け合うらしい。
(どこの世界でもやはり金は天下の回りものって奴だな…。)
そうラーメンを食べながら鉄也が思っていると、4人組から聞き逃がせない話が所々聞いてしまった。
「「アル…ん」じゃ…くて…長でしょ?ムツキ室長、…書はちゃんと…けてよ。」
「今日の襲…任務に投入する…員を…うために、ほぼ全財…使っちゃ…たし…。 」
「はぁ。ま、リ…クは減らせ…方がいいし。それに今回…ターゲットは、ヘ…メット団みたいな…コみたいには扱え…いってことには…意する。で…全財産を…たいて…を雇わなきゃいけ…いほど、アビ…スは危険な連中なの?」
(…アビドス…?聞き間違い…であって欲しいが…念の為に備えておくべきだな。)
そう考えながら見ているとセリカがとても量が多いラーメンを持ってきた。
そのまま大将は量を間違えたと言って4人で分けあって食べるよう促す。
大将に勧められた通りにラーメンを食べる4人組それぞれ柴崎ラーメンの感想を言っていると、ノノミ達もその輪に入りそのままトントン拍子で仲良くなったようだ。
(仲良くなったのはいい事だが、この後戦う事になる…。その事を灰色の髪の生徒二人は理解しているようだが、ホシノ達も大丈夫か…?)
そう思いつつも、この事態に対して鉄也はどうすべきか…心の中で既に決まっている。それは…今はただ生徒達の交流を見ていることだ。
(下手に話そうもんならこの場で戦闘に発展する可能性もある。ならば今は生徒達の交流を見守るべきだな。)
ふと鉄也の脳裏に"明日は明日の風が吹く"そんな言葉がよぎった。…だがそう割り切るのもまた人生だ。
ニコニコしてくるっすねハーッ第二部楽しみだのん