シャーレの先生剣鉄也   作:ライディングデュエル!

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今回はセリカ視点で話が進みます


筋肉ムキムキマッチョの先生

(何なのよあの筋肉ムキムキマッチョの先生…確かにヘルメット団を追い返した事はとても感謝してるし、物資を渡してくれた時はとても嬉しかった。けれど…どうせこんな借金を知られちゃったからにはきっとここを諦めて戻るんだから!!)ゴンッ

 

「うっ…な、何っ…!?」

 

 マズイ余所見しちゃって何かに当たっちゃった…!?謝らないと…!!そう思って前を見ると…。

 

「よぉ、セリカ。…昨日はあんな風に別れちまったがな…。俺はお前達の思いを尊重する。それが言いたかっただけだ。それと朝だからな、おはよう。」

 

 …剣鉄也先生だった。な…。

 

「な、何が「おはよう」よ!なれなれしくしないでくれる?私、まだ先生のこと認めてないから!まったく、朝っぱらからのんびりうろついちゃって。いいご身分だこと。」

 

 そう先生に対して言い放つが、先生はそんな私の反応を楽しんでるようにニヤニヤしている。

 

「フッ。そんなセリカは、これから学校なのか?だとしたら俺も行こう、先生だからな。とはいえ、だ。授業は余り出来ないがな。まぁ授業代わりと言っては何だが金を手に入れるのに少し案がある。」

 

「な、何よ!何でそんな嬉しそうな反応なのよ!変人なの!?私が何をしようと、別に先生とは関係ないでしょ?朝っぱらからこんなところをうろちょろしてたら、ダメな大人の見本みたいに思われるわよ?じゃあね!せいぜいのんびりしてれば?私は忙しいの。それに金を手に入れる案?そんな風に言って私を騙そうとしているんでしょ!他の大人のように!私は騙されないんだから!」

 

「落ち着け。まずは何故嬉しそうな反応だったのか?それは反抗した事に対して元気が良いと思ってな。それと案に関してだがこれは騙すつもりは無い。だが、一つ訂正をしてもらう。俺は駄目な大人じゃねぇ、戦闘のプロ!剣鉄也だ!…まぁ、とりあえずだ学校行くか?」

 

「え?学校に行くなら一緒に行こうって?あのね、なんで私があんたと仲良く学校に行かなきゃならないわけ?それに悪いけど今日は自由登校日だから、学校に行かなくてもいいんだけど?ん?それなら、どこに行くのかって?…そんなの教えるわけないでしょ?じゃあね、バイバイ。」ザッザッ

 

 そう言って私はバイトする為に走って行ってるんだけど…。…何なのよ!?あの先生!?追いかけて来るし、早い!

 

「うう…しっこい。…え?バイト先が気になる?ああもうっ!意味わかんない!あっち行ってよ!ダメ大人!!あっち行けってば!ぶっ殺すわよ!?」

 走りながら先生に銃を向けて脅す…が効果がなさそう。なら…嫌だったけれど…!しょうがない…。こうなったらもっと走る!それしか無い!そうして私は何とか先生を巻くもその頃には息切れしていた。

 

「ハァハァ…ハァ…。それじゃ今日も頑張るわよっゴホッゴホ…。」

 

 フゥーッ一旦深呼吸して、それじゃ改めて頑張るわよ!…っ客が来た!

 

「いらっしゃいませ!柴関ラーメンです!何名様ですか?空いてるお席にご案内いたしますね!少々お待ちください!3番テーブル、替え玉追加です!」(ガララッ)

 

 そう言って扉を見る…。

 

「いらっしゃいませ!柴関ラーメンで…。…わわっ!!」

 そして私は入って来た客を見て…つい変な声を出してしまった。

 

「あの〜★5人なんですけど〜!」

「フッ。また会ったなセリカ、こんな時間もバイトをしているとは偉いな。それとお疲れだろう。ゆっくりで大丈夫だ。

 

「ん…お疲れ。」

 

 そう 3人は反応する。だけど私の心は全く落ち着かずにバクバクと激しく動く。

 

「み、みんな…どうしてここを…!」

 

「うへ〜やっぱここだと思った。」

 

「どうも。ラーメン期待しているぜ!」

 

「せっ、先生まで…やっぱストーカー!?」

 そんな事はあり得ない…そう頭ではわかってる…。だけどつい口からそう溢れてしまい、大急ぎでホシノ先輩に視線を向ける。

 

「うへ、先生は悪くないよー。セリカちゃんのバイト先といえば、やっぱここしかないじゃん?だから来てみたの。」

 

「ホシノ先輩かっ…!!ううっ…!」

 

 やっぱりかぁ…。とはいえ先生にストーカーって言っちゃった。後で謝らないと…でも…。ウゥ…そう小さな声で顔を赤くしていると大将が来た。

 

「アビドスの生徒さんか。セリカちゃん、おしゃべりはそれぐらいにして、注文受けてくれな。」

 そう言われたからにはしっかり気持ちを切り替えて対応しないと!…でもやっぱり厳しいわ…。

 

「あ、うう…はい、大将。それでは、広い席にご案内します…こちらへどうぞ…。」

 

 そして先生達は思い思いの席に座る。

 

「はい、先生はこちらへ!私の隣、空いてます!」

 

「…ん、私の隣も空いてる。」

(先生はシロコ先輩の隣に座ったわね、それじゃ…。)ゴホン

「ふむ…。」ギュッ

 

 ご注文は何ですか…。そんな言葉を言おうとしてシロコ先輩が先生にギュウギュウとくっついていることに気づいた。

 

「狭すき!シロコ先輩、そんなにくっついてたら先生が窮屈でしょ!もっとこっちに寄って!」

「いや、私は平気。ね、先生?」

 

「何でそこで遠慮するの!?空いてる席たくさんあるじゃん!ちゃんと座ってよ!」

 

 そう言って離れさせようとする。…絶対先生体デカイから狭いと思うってるよシロコ先輩。そう思いながら注意する。

 

「わ、分かった…。」

 

「セリカちゃん。バイトのユニフォーム、とってもカワイイです★」

 

「いやぁー、セリカちゃんってそっち系か。ユニフォームでバイト決めちゃうタイプ?」

 

「ち、ち、ち、違うって!関係ないし!こ、ここは行きつけのお店だったし…。」

 

「ユニフォーム姿のセリカちゃん、写真撮っとけば一儲けできそうだねー。どう?一枚買わない、先生?」

 

「変な副業はやめてください、先輩…。」

 

「すまないがセリカ、一つ気になることがあってな。バイトはいつから始めたんだ?」

「い、一週間ぐらい前から…。」

 

「そうだったんですね★時々姿を消していたのは、バイトだったということですか!」

 

「も、もういいでしょ!ご注文はっ!?」

 

「「ご注文はお決まりですか」でしょー?セリカちゃーん、お客様には笑顔で親切に接客しなくちゃー。」

 

「あうう…ご、ご注文は、お決まりですか......。」

 

「俺は…そうだな、味噌ラーメンを頼む。」

 

「私は、チャーシュー麺をお願いします!」

 

「私は塩。」

 

「えっと…私は味噌で…。」

 

「私はねー、特製味噌ラーメン!炙りチャーシュートッピングで!先生も遠慮しないで、ジャンジャン頼んでねー。この店、めちゃくちゃ美味しいんだよー!アビドス名物、柴関ラーメン!」

 

 頼まれたラーメンをメモし…厨房へ行く。とはいえそれでも話し声は聞こえてくる。

 

「…ところで、みんなお金は大丈夫なの?もしかして、またノノミ先輩に奢ってもらうつもり?」

 

「はい、私はそれでも大丈夫ですよ★このカードなら、限度額までまだ余裕ありますし。」

 

「いやいや、またご馳走になるわけにはいかないよー。きっと先生が奢ってくれるはず。だよね、先生?え?初耳だって?あはは、今聞いたからいいでしょ。」

 

「…。そうだな。これぐらいは払ってやる!安心しろ!俺の奢りだ!」ピカーンッ

 

「うへ~大人のカードがあるじゃん。これは出番だねー!」

 

「大人のカードを使うような場所でもなさそうですが…先輩、最初からこうするつもりで、私たちをご飯に誘ってくれたんですね。」

 

「先生としては、カワイイ生徒たちの空腹を満たしてやれる絶好のチャンスじゃーん?」

 

「(ボソッ)先生、こっそりこれで支払ってください。え…?大丈夫ですか?でも…。」

 

 どうやらノノミ先輩が払おうとしていたが、先生が全て払うようだ。…ハァ、このアビドスの借金もこんな簡単に無くなればいいのに。

 

「いやあー!ゴチでしたー、先生!」

 

「ご馳走様でした。」

 

「うん、お陰様でお腹いっぱい。」

 

「早く出てって!二度と来ないで!仕事の邪魔だから!」

 

「あ、あはは…セリカちゃん、また明日ね…。」

 

「ホント嫌い!!みんな死んじゃえー!!」

 

「あはは、元気そうで何よりだー。」

 

「お疲れ様…だな。セリカ。とはいえたまには学校に来てもらいたいものだな。」

 

「余計な御世話よ!!それじゃ私は行くから!」コツコツ

 

「はあ…やっと終わった。目まぐるしい一日だったわ。みんなで来るなんて…騒がしいったらありゃしない。人が働いているってのに、先生先生って、チヤホヤしちゃって。ホント迷惑、何なのアレ。ホシノ先輩、昨日のことがあったからってわざと先生を連れてきたに違いないわ!…ふざけないで。私がそう簡単に折れると思ったら大間違いなんだから。」

 

「あいつか?」

 

「…はい、そうです。アビドス対策委員会のメンバーです。」

 

「準備はいいか?次のブロックで捕獲するぞ。」

 

(ふう…。)

 

「…そういえば、この辺も結構人がいなくなったなあ。前はここまでじゃなかったのに。治安も悪くなったみたいだし...。このままじゃダメだ。私たちが頑張らないと…そして学校を立て直さないと…。とりあえずバイト代が入ったら、利息の返済に充てて…」ザッ

 

「…!?何よ、あんたたち。」

 

「お前…黒見セリカ…だな?」

 

「…カタカタヘルメット団?あんたたち、まだこの辺をうろついてんの?ちょうど良かった。虫の居所が悪かったの。二度とこの辺りに足を踏み入れられないようにしてやるわっ…!!」チャッキッ

 

(ダダダダダダダダッ!!)

 

「くっ、ううっ!!」

 

(背後にも敵!?......こいつら、最初から私を…っ!マズイ!)

 

(捕らえるっ!)「喰らえ!」(プシュウーーーー!!)

 

「今だ!放てぇーっ!」ドドドドドーーーーーン!!!

 

「ケホッ、ケホッ......。」

 

(対空砲…?違う…この爆発音は、Flak41改…?)

 

(火力支援?どこから…?ち、違う、これは…まさか)

 

(こっ、こいつら、ハンパじゃない…ヤバい…)

 

(意識が…)

 

(......)

 

(ドサッ)

 

「…。続けますか?」

 

「いや、生かさなければ意味がない。この程度でいいだろう。車に乗せる、ランデブーポイントへ向かう。」

 

 (ホンット最悪な1日だった…わね…。ごめんなさい…皆…。)




そろそろ休みが終わり投稿期間が一週間に1話から一ヶ月に1話になりそうです
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