「…セリカは見つかったか…?」
そうシロコ達に聞いてみたのだが。
「ううんセリカの家に行ってみたんだけどインターホンに反応無かった。ノノミ先輩はどう?見つかった?」
「いいえ…昨日私達が行った大将に聞いてみたら、どうや定時に店を出たみたいですね。」
「はい…それに電話にも出なくて…もしかして…ヘルメット団…ですかね?」
「やはり…か…。」
つまりヘルメット団はまだアビドスを諦めてなかったって事が判明したわけだ。しかし何故これほどまでに執着を…?そう疑問に思いつつも、セリカが失踪した事に気づいた時に念の為アロナに頼んでいたセントラルネットワークのアクセスと、セリカが持っていた端末の最後の場所を特定の情報を見る。
「先生は何かスゴイ権限持ってるんでしょ〜?それで調べたりとかは出来ないの?」
「…ある。そして今俺が持ってる権限を使って、連邦生徒会が管理するセントラルネットワークにアクセスできた。」
「セントラルネットワークに…先生、そんな権限までお持ちなのですね…。」
「うへ〜でもそれってこんな簡単に使って大丈夫なの?こっそりだったらバレたら始末書ですむのー?」
「ええっ!?だ、大丈夫なんですか、先生?」
「問題ない、生徒の安全のためならな。だが…一番心配なのは奴らはセリカをどう扱うのかだ。良くて人質…最悪八つ当たりで…。…早めに見つけないとな。」
「先生…....。セリカちゃんは無事でしょうか?」
「わからん。だから早めに見つけないとな。」
だが…一番心配なのは奴らはセリカをどう扱うのかだ。良くて人質…最悪八つ当たりで…。…早めに見つけないとな。
「連絡が途絶える直前のセリカちゃんの端末の場所、ここだったよー。」
「ここは…砂漠化が進んでいる市街地の端の方ですね?」
「住民もいないし、廃墟になったエリア…治安が維持できなくて、チンピラばかりが集まってる場所だね。」
「このエリア、以前危険要素の分析をした際にカタカタヘルメット団の主力が集まっていると確認できた場所です。」
「…ということは…やはりカタカタヘルメット団の仕業…!!」
「なるほどねー、帰宅途中のセリカちゃんを拉致して、自分たちのアジトに連れて行ったってことかー。」
「学校を襲うくらいじゃ物足りなくて、人質を取って脅迫しようってことかな。」
「考えていても仕方ありません!急いでセリカちゃんを助けに行きましょう!」
「うん、もちろん。」
「よっしゃー、そんじゃ行ってみよー!」
「よし!場所が判明した今速攻でセリカを確保しなければならない!出発だ!」
そして俺達は車を用意して最高速度で砂漠を突っ走った。
「う、うーん…。…へ?」(ガバッ)
「こ、ここは!?私、さらわれた!?あ、う…頭が…。(ガタン、ガタン)う…!?ここ…トラックの荷台…?ヘルメット団め…私をどこに連れて行くつもりなの…。暗い…けど、隙間から少し光が漏れてる。外…見えるかな。」チラッ
「…砂漠…線路!?線路がある場所って…ま、まさかここ、アビドス郊外の砂漠!?そ、そんな。ここからじゃ、どこにも連絡が取れない!」
「もし脱出できたとしても、対策委員会のみんなにどうやって知らせれば…。どうしよう、みんな心配してるだろうな…。…このままどこかに埋められちゃうのかな。誰にも気づかれないように…。連絡も途絶えて…私も他の子たちみたいに、街を去ったって思われるんだろうな…。裏切ったって思われるかな…。誤解されたまま、みんなに会えないまま死ぬなんて..。そんなの…ヤダな...。う…うぐう…うっ、ううっ…。」(ドカーーーーン!!!)
「う、うわあああっ!?」(ドゴーン!)
「カハッ、ケホッ…ケホッ…。な、何つ!?爆発!?トラックが爆発した!?砲弾にでも当たったのかな…一体どこから?」
「セリカちゃん発見!生存確認しました!」
「…あっ、アヤネちゃん?!」
「こちらも確認した、半泣きのセリカ発見!」
「!?」
「なにいー!?うちの可愛いセリカちゃんが泣いてただと!そんなに寂しかったの?ママが悪かったわ、ごめんねー!!」
「う、うわああ!?う、うるさいっ!!な、泣いてなんか!!」
「嘘!この目でしっかり見た!」
「泣かないでください、セリカちゃん!私たちが、その涙を拭いて差し上げますから!」
「あーもう、うるさいってば!!違うったら違うのっ!!黙れ一つ!!」
そんな反応できるのなら精神的な問題は大丈夫そうだな。
「…フッどうやら無事そうで安心したぜ、セリカ。」
「な、何で先生まで!?どうやってここまで来たの!?」
「ん…。伊達にセリカのストーカーじゃない。」
な…!?おいシロコ流石にそれは駄目だろ!?
「ふ、ふざけないでよ!この変態教師!!」
「待ってくれ!それは違う!」
「うへ、元気そうじゃーん?無事確保完了ー。」
「よかった…セリカちゃん…私、セリカちゃんに何かあったんじゃないかって…。」
「アヤネちゃん...。」
「まだ油断は禁物。戦術サポートシステムを使ってトラックは制圧したけど、まだここは敵陣のど真ん中だから。」
それがわかっているのなら安心だ。だが…シロコ。だが…それでもさっきのストーカー発言は駄目だろ。
「だねー。人質を乗せた車両が破壊されたって知ったら、敵さん怒り狂って攻撃してくるよー。」
「前方にカタカタヘルメット団の兵力、多数確認!!さらに巨大な重火器も多数確認しました!徐々に包囲網を構築しています!」
「敵ながらあっぱれ…。それじゃー、せっかくだから包囲網を突破して帰りますかねー。」
「…、気を付けて。奴ら、改造した重戦車を持ってるわよ。」
「フッ。そんなもんほっとけ俺達は目標のセリカを確保したんだ。後は全員揃って学校にトンズラすればいい。といっても出来る限りはヘルメット団の戦力は減らしときたいがな。」
「ん…。わかってる皆ここが正念場気を引き締めて行くよ!」
「おぅ!俺達の戦いはこれからだ!」
あっ打ち切りENDの様な最後のセリフですが私はまだまだ続けるつもりです。