86二次銀髪の悪魔 完結   作:鯖缶詰

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86二次創作第5〜6部

 

第十三幕:偽善の温室と、見透かされる深淵

 

 ギアーデ連邦、大統領府の応接室。

 そこは、泥と鉄の匂いしか知らぬ者たちにとっては、眩暈(めまい)がするほど「無害」な空間だった。

 暖炉では薪がパチパチと爆ぜ、淹れたての紅茶からはベルガモットの優雅な香りが漂う。テーブルに並べられた焼き菓子の甘い匂いは、ここが死の気配から最も遠い場所であることを象徴していた。

 

「――よくぞ、生き延びてくれた。君たちの苦難を、連邦は心から悼み、歓迎する」

 

 連邦暫定大統領、エルンスト・ツィンマーマンは、溢れんばかりの善意をその柔和な貌(かお)に湛えていた。彼は、共和国から命懸けで脱出してきたヴィクトル・ローラン少佐を、保護すべき「同胞」として、そして「正義」の名において迎え入れようとしていた。

 

 だが、その温かな言葉は、ヴィクトルの氷のような銀眼に触れた瞬間に霧散した。

 

「無価値な感情論だ。私は取引の席に着きに来たのであって、貴官の博愛主義の観客になりに来たわけではない」

「……何?」

 

 ヴィクトルは、ベルガモットの香る紅茶には一切手をつけず、冷徹な声で切り捨てた。

 

「共和国の崩壊データ、レギオンの最新戦術解析、そして私の技術知見。それらを貴国へ譲渡する代価として、私と私の私兵部隊への『厚遇』を要求する。市民権などという実体のないものではなく、最新の兵器、弾薬、そして独立した指揮権だ」

 

 エルンストの表情が、困惑と一抹の恐怖に強張る。彼が信じる「人類皆兄弟」という理想を、この男は土足で踏みにじり、ただ己の生存戦略を有利に進めるための駒として連邦を利用しようとしていた。

 

 その時。エルンストの傍らに座っていた少女――フレデリカ・ローゼンフォルトが、小さく悲鳴を上げて椅子から転げ落ちた。

 相手の過去と現在を「視る」異能を持つ彼女の瞳に、ヴィクトルの内面が映し出されたのだ。

 

「……あ、ああ……っ! なんという、なんというおぞましき景色じゃ……!」

 

 フレデリカの視界に広がったのは、美しき連邦の応接室ではない。

 数えきれないほどの味方を、囮(デコイ)として、計算式の一部として見殺しにし、死体の山の上で一切の感情を動かさずに冷めたコーヒーを啜る『純白の悪魔』の姿。

 そこには悪意すら存在しない。ただ「自分が生き残る」という絶対の方程式を解くために、命を資源として使い潰す、機械のような精神構造があった。

 

「この男は、人の心を持っておらぬ! 己が生きるためならば、同胞すら平然と盤上の駒としてすり潰す化物じゃ……!」

 

 フレデリカの叫びに、応接室に同席していた連邦軍の将校たちは色めき立った。だが、傍らで控えていたシン・ノウゼンたちは、驚くほど静かにその光景を見つめていた。

 

「……知っていますよ」

 

 シンは、ヴィクトルを庇うでもなく、ただ凪いだ声で告げた。

 

「ですが、この男の打算には嘘がない。生存を約束すると言えば、血も涙もない方法で、確実にそれを成し遂げる。……エルンスト、あなたの偽善の涙よりは、俺たちにとっては信用できるんですよ」

 

 連邦という温室の中で、ヴィクトルの一切ブレない「合理主義という名の狂気」に触れ、86たちは逆に、自分たちが生きるべき戦場の匂いを再確認し、奇妙な安堵さえ覚えていた。

 

     *     *     *

 

第十四幕:モルフォ討伐戦、冷徹なる支援

 

 連邦の空を切り裂く、モルフォの長距離砲撃。

 ヴィクトルにとって、その脅威は「生存を脅かす害悪」以外の何物でもなかった。ゆえに彼は、連邦軍技術部(グレーテ中佐ら)に、自身の地下要塞で培った狂気的な改修データを惜しげもなく提供した。

 

「機動力を殺さずに装甲を削れ。不足する強度は、死への恐怖を排除した連中の操縦技術で補わせればいい」

 

 ヴィクトルの提案によって洗練された新型機『レギンレイヴ』を駆り、シンたちは死地へと飛び込んでいく。

 ヴィクトルはその様子を、自身の私兵部隊と共に後方の安全圏から見つめていた。自軍の損耗を極限まで避けつつ、最も効果的なタイミングで、彼は『支援』という名の、冷酷に計算された砲撃座標を送信し続ける。

 

「……アンダーテイカー。右翼から来る突撃型は、私の私兵をデコイとして投げ込んだ。三秒後に爆破する。その隙に、貴機は目標(モルフォ)の懐へ潜り込め」

 

 ヴィクトルは、囮にされた部下の86たちがレギオンの爪に引き裂かれる様を、瞬き一つせず見届ける。

 シンはそれを聞き、迷わずトリガーを引く。あの地下ドックから続く歪な信頼関係。この悪魔なら、自分が首を獲るために最適な、血塗られた舞台(ルート)を必ず用意すると確信していた。

 

     *     *     *

 

第十五幕:泥濘の再会、想定外の『女王』

 

 モルフォ討伐後、連邦軍による旧共和国領の奪還作戦が開始された。

 連邦軍と共に北上するヴィクトルの車列は、かつて彼が捨て去った第十四セクター、あの地下要塞へと差し掛かっていた。

 

「……まさか、まだ『呼吸』しているとはな」

 

 ヴィクトルの銀眼に、驚愕の色が走った。

 彼が「残飯」として見捨てたはずの要塞は、レギオンの波に呑まれるどころか、異様な、それこそ生き汚いまでの粘り強さで防衛線を維持し続けていたのだ。

 

 爆破され、穴だらけになった防壁。ヴィクトルが不要と判断して捨てていった固定砲台や増加装甲のスクラップが、継ぎ接ぎだらけの不格好な形で再配置されている。それは、持ち主の生存への執念をそのまま形にしたような、凄惨な『城』だった。

 

 連邦軍の圧倒的な火力がレギオンを薙ぎ払い、その城の門が、内側からゆっくりと開かれた。

 

 現れたのは、かつての王都の面影など微塵もない、一人の女だった。

 銀色の髪には血のような赤いメッシュが走り、軍服は泥と硝煙に黒ずみ、瞳には幾千の死を見届けてきた『鮮血の女王(ブラッディ・レジーナ)』の冷徹な光が宿っている。

 

「……あなたが、この城の主ね」

 

 ヴラディレーナ・ミリーゼは、シンたちに守られるようにして降り立ったヴィクトルを睨み据え、ひび割れた唇に獰猛な笑みを浮かべた。

 

「残飯(おきみやげ)には感謝するわ、少佐。おかげで、泥水を啜ってでも今日まで生き延びることができた。……もっとも、あなたには感謝の言葉なんて、無価値なノイズにしか聞こえないでしょうけれど?」

 

 ヴィクトルは、ボロボロになりながらも王者の威厳を失わぬその女を、じっくりと査定するように見つめた。

 王都で紅茶を啜っていたはずの無能な同胞。だが、彼女はヴィクトルのガラクタをしゃぶり尽くし、この地獄を自らの力で歩き抜いてみせた。

 

「……前言を撤回しよう、ミリーゼ少佐」

 

 ヴィクトルは軍帽に手をかけ、感情を排した声で、しかし最大級の賛辞を口にした。

 

「貴官は無能な白豚ではない。私の盤面に置く価値のある、極上の『女王(クイーン)』だ。……よくぞ生き残った。その生存本能は、私の計算を数パーセント上回っている」

 

 泥に塗れた女王と、血を啜る悪魔。

 二人の指揮官が、地獄の焦土で初めてその運命を交差させた。

 

 

 

 

 

第十六幕:女王の袋小路と、悪魔の再臨

 

 呼吸をするたび、喉の奥に焦げ付いた重油と、砂混じりの鉄の味がこびりついた。

 共和国第十四セクター、かつて『彼』が捨て去った地下要塞。その最深部にある薄暗い指揮所に、ヴラディレーナ・ミリーゼは一人立っていた。

 

 ――ついに、底を突いた。

 

 コンソールに表示される物資状況は、冷酷なまでに赤い警告色(アラート)で埋め尽くされている。

 弾薬、エネルギーパック、予備の冷却水。そして、共に抗ってきた戦友(エイティシックス)たちの気力までもが、限界という名の砂時計の最後の一粒を落とそうとしていた。

 

 要塞を囲むレギオンの群れは、潮が満ちるように包囲網を縮めている。数日前まで、この地下ドックに残されていた不格好な増加装甲や固定砲台は、文字通り「命を繋ぐための建材」だった。だが、それらも度重なる砲撃で砕け、今はもうただのガラクタへと戻りつつある。

 

「……誰も、助けに来ない」

 

 レーナは、血と埃で黒ずんだ拳を強く握りしめた。

 かつての彼女なら、この絶望に涙し、神に祈りを捧げていただろう。だが、今の彼女にそんな余裕はない。シンたちが去り、この地獄に放り込まれてから、彼女が学んだ唯一の真理は「生き汚く抗った者だけが、次の秒針を動かせる」ということだけだった。

 

「全ユニットへ。……最後の一弾まで、使い切りなさい。共和国は死んだ。けれど、私たちはまだ生きているわ」

 

 知覚同期(パラレイド)越しに放たれるその声は、かつての清廉な少女のものではない。

 死者の血を啜り、泥濘の中を這いずり回る『女王』の、冷徹で強靭な覚悟だった。

 

 その時だった。

 天井を揺るがすほどの、凄まじい衝撃波が地下要塞を直撃した。

 

「……!?」

 

 レギオンの自爆攻撃か。そう覚悟してコンソールに目をやったレーナの瞳が、驚愕に見開かれた。

 モニターの端、防衛線を蹂躙していたレギオンの光点が、一瞬で、それこそ地図から消し飛ばされるようにして消失したのだ。

 

 地鳴りのような、しかし秩序だった砲声。

 銀色の飛沫――撃破されたレギオンの流体ナノマシンが霧となって舞い散る中、要塞のハッチが外側から物理的にこじ開けられた。

 

 朝霧の向こう側から現れたのは、見慣れぬ、しかし圧倒的な出力を誇る重装甲の機体群。そして、その先頭を歩む、見覚えのある――いや、忘れるはずもない赤い瞳の少年だった。

 

「……シン?」

 

 幻覚かと思った。

 数ヶ月前、二度と会えないと悟りながら見送った、あの死神の少年。

 だが、そのシンの背後。連邦の最新鋭機を従え、塵一つない軍服を纏って悠然と歩み寄ってくる一人の男を見た瞬間、レーナの全身に雷に打たれたような衝撃が走った。

 

 氷のように冷たい銀の瞳。一切の感情を排した、彫刻のように端正な顔立ち。

 

「――お前か」

 

 レーナの唇から、絞り出すような声が漏れた。

 会ったことはない。話したこともない。だが、直感が告げていた。

 この地下要塞を築き、自らの生存確率を上げるためだけに軍の物資をしゃぶり尽くし、そして「不要」と判断した瞬間に、自分たちを見捨てて脱出した悪魔。

 

「……貴様が、この城を捨てた主(ヌシ)なのね。ヴィクトル・ローラン少佐」

 

 シンに案内される形で、ヴィクトルはレーナの数歩前で足を止めた。

 泥と硝煙に塗れ、赤いメッシュの入った銀髪を振り乱したレーナを、ヴィクトルはただ、壊れかけたジャガーノートを査定する時と同じ、冷徹な眼差しで見つめ返した。

 

「……驚いたな。あのガラクタ同然の残飯を使い、この絶望的な袋小路を半年近くも凌いでみせたか」

 

 ヴィクトルの声には、救済者としての優しさなど欠片もなかった。

 

「ミリーゼ少佐。貴官の生存本能は、私の最良の計算式すらも数パーセント上回っている。……投資(おきみやげ)に見合うだけの戦果だ」

 

 その言葉が、レーナの胸の内で複雑な激情となって爆発した。

 

 自分たちを見捨て、死地に置き去りにしたことへの、燃え盛るような『怒り』。

 だが同時に、この悪魔が残した「エゴイズムの塊(要塞)」がなければ、自分も、ここにいる86たちも、数ヶ月前にとっくにレギオンの餌食となって消えていたという、抗いようのない『恩義』。

 

 安堵と憎悪。感謝と侮蔑。

 善悪では決して割り切れない、泥濘の中を生き抜いた者同士にしか分からぬ、強烈な感情の奔流がレーナの瞳を潤わせ、そして鋭く輝かせた。

 

「……感謝なんて、しないわよ」

 

 レーナは震える声で、しかし傲然と言い放った。

 

「私はただ、あなたのエゴに便乗して、生き汚くあがいてみせただけ。あなたの計算通りになんて、させてあげない」

 

 ヴィクトルは、その獰猛な女王の言葉を聞き、初めてその薄い唇に微かな――本当に微かな、打算的な笑みを浮かべた。

 

「それでいい、女王陛下。私の盤面に、ようやく『価値のある駒』がもう一つ加わった」

 

 救われたのではない。

 新たな盤面、新たな契約が始まったのだ。

 泥を啜りながら抗った女王と、血を啜りながら歩み抜いた悪魔。

 対極の信念を持つ二人の指揮官が、ついに同じ地獄の焦土で、その手を組もうとしていた。

 

 

 

 

 

第十七幕:死神の天秤と、二人の指揮官

 

 ギアーデ連邦、第一機甲軍団の格納庫。

 無機質なナトリウム灯の下、整然と並ぶ新型多脚機甲兵器『レギンレイヴ』は、かつてのジャガーノートとは一線を画す、鋭利な刃物のような威圧感を放っていた。

 

 シン・ノウゼンは、自身に割り当てられた三番機のコックピットに潜り込み、コンソールを指先でなぞった。

 新しい機械の匂い。だが、その洗練された設計の端々に、彼は覚えのある「異物感」を感じ取っていた。

 

(――やはり、ここにもあるのか)

 

 連邦の技術者たちが「合理的だが、あまりに危うい」と評した、コックピット内の極限まで切り詰められたスペースと、防護を最低限に抑えた代わりに高められた出力特性。それは、あの地下ドックで銀髪の男――ヴィクトル・ローランに施された「狂気の改修」の、あまりに鮮やかなフィードバックだった。

 連邦の技術中佐が「悪魔の刻印」と呼んだその設計思想は、ヴィクトルが連邦へ提供したデータによって、今やシンたちの「新たな牙」として昇華されている。

 

 自分たちを使い捨てのカナリアとして扱い、冷酷な打算で死地へ放流した男。その男の遺した「生への執着」が、今こうして連邦の最新鋭機という形をとって自分を包んでいる。

 シンは、胸の奥に灯る奇妙な感慨を押し殺し、静かに目を閉じた。

 

     *     *     *

 

 戦場は、青白い雷光と鉄の咆哮に支配されていた。

 電磁加速砲型(モルフォ)討伐作戦。連邦の主力部隊が次々と地を這う中、シンたちはヴィクトルが用意した「血塗られた回廊」を突き進んでいた。

 

『――アンダーテイカー。前方五百、重戦車型二機が展開中だ。第二小隊を囮(デコイ)として突っ込ませる。三秒後に奴らの注意が逸れる。その隙に首を獲れ』

 

 知覚同期(パラレイド)越しに響くヴィクトルの声は、いつも通り氷のように冷たかった。

 囮にされる部下の断末魔にすら眉一つ動かさない、その徹底した合理性。かつての共和国の白豚たちが垂れ流した、無知ゆえの虐殺とは違う。ヴィクトルは、勝利のために「どの命を、いつ、どこで消費すべきか」を、恐ろしいほどの精度で計算し、実行していた。

 

「了解した」

 

 シンは、血を啜るような男の指示に、迷いなく応じた。

 打算に裏打ちされた死の宣告。だが、その冷徹な言葉の裏には、決して揺らぐことのない「勝利への最短距離」が示されている。

 偽善の言葉で死を飾るのではなく、むき出しの生存戦略として命を投げ出すヴィクトルの在り方は、死神として戦場を歩んできたシンにとって、奇妙なほど「信用」に値するものだった。

 

     *     *     *

 

 そして今、シンは共和国の焦土に立っていた。

 

 目の前には、泥と血に塗れ、赤いメッシュの入った銀髪を振り乱した一人の女。

 ヴラディレーナ・ミリーゼ。

 かつて、通信越しに「人間として寄り添おう」と涙を流した少女。彼女は今、ヴィクトルが捨て去った泥濘の要塞を守り抜き、数千の亡霊たちを率いる『女王』として、その威厳を放っていた。

 

「……あなたが、この城の主ね」

 

 レーナが、ヴィクトルを射抜くような視線で見据える。

 一方のヴィクトルは、その凄絶な美しさを湛えた女王を、壊れた部品を品定めするような冷たい瞳で眺め返していた。

 

 シンは、その二人の間に立ち、静かに戦場の空気を吸い込んだ。

 

 片や、他者のために自己を犠牲にし、泥水を啜ってでも正義を貫こうとした『光の女王』。

 片や、己の生存のために他者を踏み台にし、極限の合理性で地獄を渡り歩いた『影の悪魔』。

 

 水と油。決して交わることのない信念。

 だが、シンの目には、この二人が奇妙なほど似通って見えた。どちらのアプローチも、この狂った世界で「生き残る」という一点において、誰よりも強靭で、誰よりも純粋な意志に基づいている。

 

(……ああ。ようやく、ここまで来たのか)

 

 シンは、戦場の死神としての俯瞰した視点から、静かに、そして深く納得した。

 レーナの青い理想がヴィクトルの残した「要塞(物理的な力)」と出会い、ヴィクトルの冷酷な打算がシンという「最強の猟犬」を連邦まで繋いだ。

 

 どちらが欠けていても、自分たちはここにいなかった。

 善も悪も、理想もエゴも。それらすべてが絡み合い、縺れ合いながら、自分たちの命を今日この場所まで運んできたのだ。

 

 シンは、泥だらけの女王と、塵一つない悪魔を交互に見やり、口元に微かな、本当に微かな安堵の笑みを浮かべた。

 死者の声を背負い、どこにも辿り着けないまま彷徨い続けるだけだった死神が、ようやく見つけた共闘すべき真の戦友たち。

 

「――ミリーゼ少佐」

 

 シンは、戦い抜いた女王へ向けて、静かに語りかけた。

 

「……あなたの指揮(声)を、待っていました。そして、この男の打算も……今はまだ、必要です」

 

 二人の指揮官の狭間で、死神は初めて、帰るべき場所を見出したような安らぎを覚えた。

 地獄の焦土に、新たな戦列が組まれる。

 光と影、二つの意志が交差するこの場所で、彼らの本当の戦いが始まろうとしていた。

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