ゲマトリア兼デカグラマトン所属、エンターと申します。以後お見知りおきを   作:エンター・■■■■

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恥ずかしいことに、誤字報告されるまでゴルコンタをゴルゴンダと勘違いしていた。

しかも与太話も与田話にしてた。

報告ありがとう。
間違えるとは、一生の不覚ぅ!!!!ごめぇん!!

そしてぇ!!予約投稿間違えたぁ!!!

以上、お知らせでした。では、ほんへどうぞ



Mission11 便利屋68+α、襲撃前準備!

 

 

 

セミナーの仕事を終えた次の日、朝早くに来てユウカとノアの分の物を終わらせてから私はとある所に立っていた。

 

行き先はゲヘナ自治区、ビル街。腐臭やら爆発音やら銃撃音やらが日常がゲヘナである。

 

場所にとってはいつも通りなのだろうが、私にとっては嫌なものです。自由と混沌を肯定する学園の自治区らしい、という感じですけどね。

 

その一角、数多の企業のオフィスが点在する場所である。その中の一つの場所。

 

 

Je suis sûr(確か)⋯⋯ここが便利屋68の事務所でしたか」

 

 

そうして目の前に聳え立つは、ポンコt⋯ヴッヴン!アウトローなリーダー率いる便利屋68の事務所である。まさか私を便利屋68への派遣者として出すとは。カイザーの書類削除の依頼もあると言うのに⋯⋯面倒くさいものですね。

 

 

Excusez-moi(ごめんください)、ここが便利屋68で合っていますか?カイザーから派遣されたものです」

 

 

そう言いながら私はドアをコンコンと叩く。ハードボイルドやらアウトローやらは仮面ライダーWの左翔太郎や鳴海宗吉を思い出しますが、まぁ今は関係のない話です。

 

そうしていると中から声が聞こえてくる。これ防音性皆無ですね。私は耳をドアに押し付けると、なにやらバタバタと声が聞こえてくる。

 

 

 

「ちょっとムツキ!!本気で来ちゃったじゃない!!!なんであんなこと言っちゃったのぉ!?」

 

「え〜?電話だけかと思ったら本気で来ちゃうなんて思わないじゃ〜ん?だから私はむざ〜い!」

 

「ア、アル様を困らせた⋯⋯⋯カイザーの人を殺して⋯⋯!!」

 

「待って待って待って!ストップ!ストップ!ストップ!駄目よっ!!クライアント殺しちゃダメェェ!!!」

 

「はぁ⋯⋯⋯助けて」

 

 

 

⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯これは、もう面白いですね。駄目です、平常心を保ちなさい、エンター。顔が緩んでいます。でも、これはちょっと陸八魔アルの愉快な仲間たちはホントに愉快ですね。

 

 

「え、ええっと、歓迎します!!」

 

 

ガチャっとドアを開けて出てきたのはすっごくいいの笑みを浮かべている少女⋯⋯もとい便利屋68の社長、陸八魔アルである。そしてアルについて行って中に入る。

 

 

「くふふっ、なんだか凄そうな人が来たねぇ〜」

 

「はわわわわ!?!? アル様の敵ですか!? やっちゃいますか!?」

 

「やらなくていいよ⋯⋯」

 

 

なんか凄くワチャワチャしていますね。あと小声で言っても全然聞こえてますよ。右から順番に『伊草ハルカ』『鬼方カヨコ』『浅黄ムツキ』でしたか。   

 

 

「さあ、お掛けになってください」

 

 

そうして社長こと『陸八魔アル』は便利屋にあるソファーに座って、私は対面に座る。その他三人はアルの隣に座っていきました。今そんな感じになっても今さっきのポンコツ感は拭えないですよ?

 

 

「さて、早速だけど、クライアントから送られてきた人で良いいでしょうか?」

 

Il n'y a pas d'erreur(間違いありませんよ)。私の名はエンターと申します。以後お見知りおきを。あとそんなに緊張しなくても、いつも通りで構いませんよ。私はそういうのあまり好きではないのでね」

 

 

男の声に軽く驚く者が数名、成る程、カヨコさんは私について少し警戒しているのか、目を鋭くしてますね。ムツキさんもくふふと笑いながら後ろでC4の用意もしていますし⋯⋯そんなに私って怪しいですかね。

 

 

「じゃあエンターさんでいい?」

 

「別に構いませんよ。呼び名は自由にしてください」

 

「へぇ〜〜くふふっ、これからどんなものを見せてくれるか楽しみだねぇ〜

 

「成る程、いたずらっ子ですか。もし私の表情を動かしたなら何かあげましょう」

 

「へぇ?言ったね?じゃあ⋯⋯」

 

「ムツキ、やめて!?流石に爆破は良くないわよ!?」

 

「ちぇ〜」

 

 

楽しげに笑ってはいるものの、瞳の奥には剣呑な色が隠せていないですね。そして仕掛けようとしたC4をムツキの持つバッグに直す。待ってください、貴方C4使おうとしてたんですか?

 

でも、少しだけ緩和された様子ですね。緊張感が無くなりかけていますが、皆さんまだ警戒している様子ですね。まぁ、仕方ありません、時間をかけるのみです。

 

 

「1つ聞いていいですか?」

 

「何でしょう?」

 

「失礼なことお伺いしますが、さっきからの視線は何ですか?エンターさんとは違う殺気の籠もった視線がするんですが⋯⋯」

 

 

おっと、聞いてきますか。というか、やはり気づいていましたか。流石は元風紀委員会の情報部に所属していた生徒。流石ですね。

 

 

「失礼、私は Mademoiselleたちとは違って加護がない身。ですので」

 

 

そう言いながら私はフィンガースナップをすると、便利屋の扉の前から少女が見えてきた。光学迷彩を施したアリス・エスケイプである。因みに鬼の仮面をつけています。

 

それに便利屋の方々は即座に警戒しますが、「大丈夫ですよ」と言いました。そして私は話します。

 

 

「こちらの方は私の⋯⋯メイドですね。エスケイプとお呼びください」

 

「初めまして。マスターから自己紹介はされてしまいましたが、アリス・エスケイプと申します」

 

「私の仲間ですのでお気にならさず。あと、護衛をつけていなければヘイローがない私にとっては銃弾1発が致命傷ですからね」

 

「かっ、かっこいい⋯⋯⋯!!」

 

「あー、いつもの感じになっちゃったよ」

 

「はぁ⋯⋯⋯」

 

「あわわわ⋯⋯⋯!!」

 

 

アル社長は私のした仕草に特撮のライブショーを見る子供みたいに目をキラッキラさせてアリスの方を見ました。それにカヨコは溜め息を、ムツキは「あぁ〜またか」みたいな顔をして、ハルカはアワアワとしていた。

 

そして、アリス・エスケイプは何かを察したのか私の隣に座る。ソファーのアリスの両脇にゴクとマゴグを即座に取れるようにセッティングしていた。

 

 

「改めて、協力態勢を築きましょう。お名前をお伺いしても?」

 

 

私の問いに、便利屋68の社員たち一同は名前を言い始める。

 

 

「私は室長のムツキだよ。よろしく」

 

「課長のカヨコ」

 

「ひ、平社員のハルカ、です」

 

「そして、私が便利屋68の社長アルよ!」

 

 

フンスと胸を張るアル社長。このまま純粋でいてくださいね?

そして私は契約関係の紙を取り出して取引を開始する。

 

 

「じゃあ、確認とアイスブレイクもできたことですし、取引の時間といきましょう」

 

 

その紙を凝視する皆さん。見ていくうちに、警戒、困惑、驚愕、面白いほどにコロコロと顔色が変わりますね。面白いですねこれ。そうしていると、カヨコが私に問いかけてくる。

 

 

「本当にこんな契約でいいんですか?私たちに相当利がありますけど」

 

「えぇ、構いませんよ。なにより Mademoiselleたち金欠でしょう?ま、追加項目に関しては私からの依頼ですが」

 

「えっ、何で知って⋯⋯」

 

「流石に調べたら分かります。ブラックマーケットの銀行口座も凍結されているようですし⋯⋯まぁ、だからせめてもの慈悲的なものです。気にしないでください」

 

 

そう言うと「うっ」と黙ってしまうアルさんとアルさんを見つめる便利屋68の社員たち。アウトロー()はいいですけど浪費癖どうにかしなければ経営回りませんよ?本当に。

 

 

「で、契約を結びますか?」

 

「⋯⋯⋯え、えぇ、結ぶわ!!少しの間だけど、宜しくお願いします!!」

 

「くふふっ、面白くなってきたねぇ〜」

 

「相変わらずだね⋯⋯ほんとに」

 

「アル社長を敵に回したら撃ち殺します!!」

 

「ちょっ!?ハルカ!!そんな事言わないで!!あっ、ごめんなさい!!エンターさん!!!」

 

「別に構いませんよ、楽しそうで何よりです」

 

 

本当にワチャワチャしていますね。楽しいですねこれ。あっ、そうでした。

 

 

「そうそう、契約にあるオートマタですが⋯⋯」

 

「今から作ります」

 

「「「「へ?」」」」

 

 

その言葉に便利屋68の皆さんは固まってしまいました。流石に私の能力を知らなければ当然でしょうが、まぁいいでしょう。始めます。そして私は立ち上がり、近くにある扇風機のカバーを外す。

 

 

「少し、こちらの扇風機を拝借させていただきます。merci。後で補填を出しますので」

 

「えっ?」

 

 

アル社長が困惑の声を出す。流石に今から作るとは誰も思わなかっただろう。そして私はエネトロンタンクを置いて、ノートパソコンを開いて机に置く。

 

私はノートパソコンを取り出してUSBコードを付けて、そこから伸びるコードの先端を目の前の扇風機のファンに貼り付ける。そしてつけた瞬間、その扇風機に電子版のようなナニカのシルエットが広がり、少し経った後に消えた。

 

そしてカードケースから青色のカードを取り出し、それをノートパソコンにスライドさせる。

 

 

「メタウイルス、『吹き飛ばす』インストール」

 

 

 

INSTALL

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

 

 

私のパソコンに繋がれた扇風機は繋がれたエネトロンによるエネルギーで緑色に発光し、宙に浮かび上がる。完全に物理法則を無視しているが、そこは関係のない話だ。

 

 

 

 

INSTALL COMPLETION

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

 

 

 

ファンロイド

 

ファンロイド

 

ファンロイド

 

 

 

誕生しようとしているメタロイドの名前が電子音声で3回コールされ、インストールが完了したと同時にその扇風機が変形し始める。

 

扇風機がその姿を変え、扇風機が人型に変形した。 

 

某機動戦士を思わせる白い機体に水色の羽根を思わせるパーツ、そして名前通り体の真ん中には扇風機のファンが付いた姿を持ち、頭に伸びた一本角がある。

 

扇風機から生まれしメタロイド

 

『ファンロイド』

 

 

「ウィーーーン、ウィーーン!」

 

 

そして動作確認をし始めるファンロイド。その異質というかおかしすぎる光景に、便利屋68の皆さんは思考が停止していた。

 

当然でしょう、まさか目の前で扇風機がオートマタになるとは夢にも思わなかったでそしょうし。思考を覗くとすれば、「えっ、扇風機が、オートマタに、は?」でしょう。

 

 

「ウヴーン!!ウォィーーーン!!!」

 

 

室内でもお構いなしに胸に搭載されているファンを回し始めて、風を起こし始める。だが、その先は何もなかったため、何とかなった。

 

 

そして一番最初に再起動したアルが言う。

 

 

「なっ、ななな⋯⋯⋯」

 

 

「何よそれーーー!?!?!?」

 

 

便利屋68の事務所に白目を剥いたアルの絶叫が響き渡った。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

まだ時間はあるからと、便利屋68の皆さんと離れて、私は一旦アリスを連れて研究所に戻っていた。そしてポケットから何かを大量に取り出す。

 

 

「成功ですね」

 

「肯定、こんなに上手くいくとは」

 

「便利屋68の神秘、回収完了、といったところでしょうか」

 

 

その手にはアル、ハルカ、カヨコ、ムツキの神名文字があった。あの契約書を見るために集まっていたあの時、そしてファンロイドを作って固まっている時。

 

エスケイプに命令して抽出しておいたのだ。尤も、1つか2つずつやったので皆気づいていませんでしたが。

 

 

「今の所、ホシノの神名文字が51個、ノノミの神名文字が24個、セリカ、シロコの神名文字が13個、アヤネが0個。そして便利屋68はそれぞれ5個ずつと。残りはアヤネのみですね」

 

 

対策委員会編第一章までの出てくる生徒なら、という前書きがつくが、大体そんなところでしょう。そして神名文字保管庫へと向かった。

 

そこには何個かのポッドと、その中にある神名文字。そして研究資料や培養液体ポッドなど、可笑しなマッドサイエンティストが使いそうな物が勢揃いしていた。

 

 

「さてさて、実験を始めてみましょうか」

 

 

そして私はノートパソコンを開き、()()()()()()

 

 

「やはり、ですね。私はデータ体、つまり何でも対応できるわけです」

 

 

そうして私が写っている強化ページらしき所には、神名解放の文字はなく、代わりに神秘獲得という文字があった。そして数、手に入れたのは51個。丁度1つ余る。

 

 

「丁度、ホシノの神秘がありますね。後で襲撃も仕掛けますし、試してみますか」

 

 

そしてパソコンをカタカタと動かし始める。私の体のデータとホシノの神秘の結合。やったことはないというか、始めての試みだが、一応バックアップとデカグラマトンの作成があるため大丈夫なことは確認済みだ。  

 

そのデータの一部分の書き換えと、それに準じてホシノの神秘が流れ込み、それが適合できるようにデータが改竄されていく。

 

 

「グッ⋯⋯うぅっ!?」

 

 

身体に回るのは、データ体では決してあり得ないはずの"痛み"。その辛さがどんどんと身体に回っていく。久々の痛みであり、その辛さは絶大。いつの間に私は胸を抑えていた。

 

アリス・エスケイプはそんな私の様子に気づいたのか、直ぐに医療キットを持ってきていた。

 

そして、何分か⋯⋯何十分経過したか。いつの間にか痛みは引いており、私は鏡を見る。

 

 

 

 

 

 

そこには⋯⋯私には決してあり得ないはずの⋯⋯ヘイローがあった。

 

 

 

 

 

 

「これは⋯⋯⋯⋯!!」

 

 

 

 

 

ヘイロー、それもヴァグラスのマーク。いつもの疑似ヘイローではなく、本物のヘイロー。まさか、神秘と適合できたのですか!! 

 

 

「Très bien!!素晴らしい実験結果ですよ!!」

 

 

デカグラマトンとはいえども、私はデータ。それ故にヘイローを持っておらず、何時までも疑似ヘイローを照射する機器をつけていた。だが、今!!ヘイローを手にした!!!

 

 

「流石に外に出るときは、疑似ヘイローを展開しますが⋯⋯」

 

 

少しだけ興奮していた脳を抑えて冷静に考える。流石にヘイローを手にしたからといって、先生視点からはヘイローは見えてしまう。ならば、私のときはそのままで、生徒の時⋯⋯十条零壱のときだけに疑似ヘイローはつけますか。

 

 

「この力、もしや小鳥遊ホシノのEXスキルを使える⋯⋯?」

 

 

そう思いながら、神秘解放と言ってみる。だが、何も変化はなかった。

 

ただ、これでヘイローの加護を得たから弾丸一発でも死ななくなった。これでデカグラマトンに毎回毎回、死んだら復活してもらうという手間が省けるもの、有難い限りです。

 

 

「Hmm⋯⋯まだまだ実験は必要そうですね」

 

 

そう言って私はノートパソコンを閉じる。そしてアリス・エスケイプがジト目になりながら話しかける。その眼には、光が存在していなかった、というか機械よりも冷徹な瞳を私に向けた。

 

 

「マスター⋯⋯実験は良いですが、身体は注意してください。たとえ Majestéデカグラマトンの力で復活できるとはいえ、やり過ぎです」

 

「Oh⋯⋯⋯わ、分かりました」

 

 

 

その圧に、その剣幕に私は少しだけ引いてしまった。アリス、強くなりましたね。というか少しだけヤンデレ混じってません?気の所為でしょうか。目がガンギマリな気がします。

 

そして目の光を取り戻さないまま、アリスは私に話しかける。

 

 

「疑問、神秘を手に入れた⋯⋯と言っておりましたが、エンター・ユナイトならばそれを使えるのでは?」

 

「その手がありましたか!!確かに戦闘形態ならば可能性はある⋯⋯⋯!!」

 

 

その考えを実戦しようと思ったが、まだまだ物語は序盤も序盤。まだ、実戦はダメですね。ならば

 

 

「アリス、襲撃が終わった後少しだけ訓練に付き合ってくれますか?」

 

「肯定、今度こそは負かしてやります」

 

「かかってきなさい、私も本気でいきますので。そのつもりで」

 

「当然です」 

 

 

そして予定の時刻になっていたので、私はファンロイドを呼び起こして準備し始める。

 

 

「さぁ、あの潰したいほど愛おしい、先生方のご相手を致しましょうか」

 

 

その顔はとてもとても、良く、恐ろしいほどの笑顔であった。また一つ、完璧に近づいた。完璧じゃなければ何も守れない。そうでしょう?先生?

 

 

 





現在

ヘイローを入手

ただ、ヘイローは見た目だけの為、忘れられた神々のような身体強度はない模様。ただし、身体の中にあるナニカが緩和され、少しだけ身体が硬くなった気がする。

因みに、描写はしませんが神秘観測機も数値を示しません。ただ適合しただけで神秘の本当の獲得へと至ったわけではないことをここに書いておきます。

器的に言えば、本物の神秘が10とすればエンターはまだ1にも満たっていません。現在0.3位だと思っていてください。キヴォトス最高の神秘でこれくらいなので、ネームドの神秘が0.1くらいだとも思っていてください。

また、崇高には全然到達していません。なぜなら彼の崇高は神秘と恐怖を持って、人に成ることですからね。

全く、無茶は程々にしてくださいよ?

本編更新順に関してどっちがいい?(最終編以降は除く)

  • ブルアカ原作の更新順
  • volごとで一気にやってほしい
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