ゲマトリア兼デカグラマトン所属、エンターと申します。以後お見知りおきを 作:エンター・■■■■
パヴァーヌ編START!!!!
「さてと、次はミレニアムですね」
私は百合園セイア夢接続専用装置を解除して立ち上がる。身体が休んでいないような気がするのは気の所為ではないでしょう。そして、今回のミレニアム第一章での狙いについては2つ。
『神秘の奪取』
『鏡の奪取』
です。
鏡というのは正式名称『Optimus Mirror System 』
このブルーアーカイブ内においての、超天才清楚系病弱美少女ハッカーの明星ヒマリが直々に制作したハッキングツールです。
セミナーなんだから取り押さえられた場所に行けるだろ!!とか思うかもしれませんが、もう一つの神秘の奪取のためと、戦闘データを得るためにも、原作通りにさせなければなりません。
そして、何故鏡が欲しいのかについては、今後の活動にも影響か出るのでコピーしておきたい。まぁ色々な理由が有りますが、大部分はこれです。
「さて、今日は少し遅れると伝えていますから、さっさと用事を済ませましょうか」
まず、先にやっておかないといけないのはG-Bible⋯⋯もといケイがプログラムされているもの。それが保管されている所を見つけることです。
前にバグラーの人海戦術でアリスの肉体は見つけることができましたが、ケイが入っているものは何処を探しても見つからなかったのです。多分、そういう風に出来ているのでしょう。
ですが、ミレニアムが始まる以上、見つかる可能性は格段に上がる。ケイについては、少しだけ懸念がある為探しておいて損はない。でも、狙いについてはディビジョンシステムのデータにあるかもしれないとあることを調べるためです。
「さぁて、始めますか」
そして私はノートパソコンを開き、エンターキーを押す。すると、辺りがヒビ割れて粉々に砕けたものを修復するようにして風景が変化する。
「今回、ミレニアム編で作るメタロイドは全て決めてあります。まず、その1体目」
そこはビルの屋上、それもミレニアムサイエンススクール自治区のビルです。そして何歩か歩いた先にあったのは、パラボラアンテナ。
「Key⋯⋯いえ、ケイを見つけるためにはっと」
私はノートパソコンを取り出してUSBコードを付けて、そこから伸びるコードの先端を目の前のパラボラアンテナに貼り付ける。
つけた瞬間、そのパラボラアンテナに電子版のようなナニカのシルエットが広がり、少し経った後に消えた。
そしてカードケースから黄色のカードを取り出し、それをノートパソコンにスライドさせる。
「メタウイルス、『探す』インストール」
私のパソコンに繋がれたパラボラアンテナは繋がれたエネトロンによるエネルギーで緑色に発光する。
パラボラロイド
パラボラロイド
パラボラロイド
誕生しようとしているメタロイドの名前が電子音声で3回コールされ、インストールが完了したと同時にそのパラボラアンテナがエネトロンによるエネルギーで回転し始め、その形を変えていく。
パラボラアンテナが緑色の体のあちこちにパラボラアンテナが付いた姿をしており、アンテナ型のスピアで武装している姿へと変化していく。
パラボラアンテナから生まれしメタロイド
名を『パラボラロイド』
「キューイーン!」
そう言いながら、生成されたトライデントをまるでギターのようにして持つ。そして、私は命令する。
「うっし、パラボラロイド。名もなき神々の王女の鍵⋯⋯もとい、G-Bibleの場所を探してきてください。突撃ではなく、場所の捜索のみです」
「簡単に捜索出来る⋯⋯というのは自惚れでしょうか?」
「それならば尚良しです。あなたにはまだまだやって頂きたいことが沢山ありますからね。では、失礼します」
そして、パラボラロイドが捜索し始めたと同時に私はノートパソコンを開いて、エンターキーを押す。また、辺りがヒビ割れて粉々に砕けたものを修復するようにして風景が変化する。
今回はマーカーを敷いた場所、ミレニアムサイエンススクール近くにあるコンビニ『エンジェル24』に転移した。そしてもう一度エンターキーを押す。橙色のデータのようなものが私を包んで、ミレニアムサイエンススクールの制服に変化した。
そして、私は2度拍手をすると、何処から現れたのか、アリス・エスケイプが出てきた。そして、彼女に私は命令する。
「エスケイプ、あなたにはミレニアムの制服を着てもらいます」
「疑問、どうしてでしょうか?」
「簡単な話です。鏡争奪戦の時に、ちょっとだけ手伝って欲しいのですよ」
「了解、ミレニアムサイエンススクールの制服販売所の場所捜索⋯⋯⋯⋯完了。直ぐに買い、着替えます」
「確かに私制服買ってませんでしたね。なら、それもお願いします。ですが、仮面かプロテクトを張ってから行ってください」
「了解、お元気で。マスター」
そして、風が吹くといつの間にかアリス・エスケイプの姿は消えて、薄暗い路地裏とその闇だけが残った。そして、私は歩いてミレニアムサイエンススクールへ向かう。
「さて、先生が今日来ることは盗聴器で確認済み。つまりアリスがここに来るのも確定でしょう」
それは未来予知⋯⋯私の原作知識とセイアの未来予知によって確認した事実。さて、先生に挨拶をしに行きますか。
そうしてミレニアムの道を歩き始めた。自室の寮へ向かって。
《side先生》
ミレニアムサイエンススクールのとある部活から救援要請を受けた私は、何故か飛んできたゲーム機で気を失って、ゲーム開発部の部室で目を覚ました。
ここは真っ先に言う事がある。それは⋯⋯
“知らない天井だ⋯⋯”
「あっ!目覚めた!?」
声が聞こえて隣を見ると、ピンクの猫耳のカチューシャ?を付けている生徒と緑の猫耳のカチューシャを付けている生徒がそこにはいた。どうやら私を心配してくれていたようだ。
「気が付いたか!運がいいな!」
「急に変な喋り方しないで、先生戸惑っているでしょ?」
事情を聞けばなにやらゲームでブチギレてプレイステーションを放り投げた結果、私の頭に直撃したとのこと。ちゃんと謝ってきたため、許してあげた。
「先生ってあのシャーレから来たんだよね?」
“勿論さ!”
「うわっ、本当に!?じゃあ私たちが送ってくれた手紙読んでくれたんだ!!本当に来てくれるなんて思わなかったから!!」
あの手紙⋯⋯明らかに某クエストやらを少しだけ弄くったものらしき言葉を羅列した手紙ね。明らかに危機なんだろうということがひしひしと伝わってきた為直ぐに向かったけど、なんだか楽しそう。
「改めて⋯⋯ゲーム開発部にようこそ!先生!」
「先生に来て頂けて、嬉しいです」
「私はゲームシナリオライターのモモイ!」
「私はミドリ。イラストレーターで、ゲームのビジュアル担当をしています」
手を挙げて自己紹介するモモイとミドリ。多分カチューシャとか髪の色とかがにているし、行動が似てるから双子なんだろう。それにしてもかわ⋯⋯はっ!?私は今一体何を!?
「あとは今ここに居ないけど、企画周りを担当している私たちの部長、ユズを含めて⋯⋯私たちがゲーム開発部だよ!」
現在3人の部活動なのか⋯⋯それにしてもゲーム開発か、すごーい(小並感)もう私にはどれだけ大変なのかその方の知識がないから分かんないけどとにかく凄いことは分かる。
「よぉーし!先生も来たことだし『廃墟』に行くとしよっか!」
“は⋯⋯廃墟?”
何やら事情を聞いたら、ゲーム開発をしていたら生徒会に襲撃されて、一昨日には生徒会5人頭の1人のユウカから最後通牒を突きつけられていたらしい。すると、違う場所から声が2つ聞こえた。
「それに関しては、私たちから直接ご説明しましょうか?」
「久し振りですね。左右弾さん。初めましてですね、先生。説明してあげましょうか?」
「「こっ、この声は!!!」」
その声にギョッとして私は即座に振り返る。そこには腕を組んで仁王立ちしているユウカとそれにジト目を向けている男性の姿がいた⋯⋯男!?
このキヴォトスに男っていたんだ⋯⋯それが素直な先生の感想であった。そもそもの話で、ここキヴォトスで男性を全く見かけることがなかったが故に、少しだけビックリしたのだ。
そしてモモイはユウカと男の人を交互に指差して言う。
「出たな!生徒会5人頭の1人!!『冷酷の算術使い』の異名を持つ生徒会の会計、ユウカ!」
「そしてもう1人!!『
「勝手に私たちをモンスターみたいにしないでください」
「勝手に変な異名付けて、人をモンスターみたいに呼ばないでくれる?失礼ね」
少しだけ青筋を立ててゲーム開発部を見るユウカと少しだけ溜め息をつく男子生徒さん。しかも言葉が少し合ってるし⋯⋯でも、少しだけ顔が緩んでいるのは気の所為なのかな⋯⋯⋯⋯?
「それにしても⋯⋯先生」
“やぁ、ユウカ。それと⋯⋯”
「あぁ、
なんだか私に含みのある言い方をしたような気がしたけど、まぁいっか。
そうして彼はコホンとして、改めて私の方を見つめる。
「初めまして、先生。十条レイチと申します」
「セミナーの情報処理担当を務めております。以後、お見知りおきを」
そうして礼儀正しくお辞儀をするレイチ。初対面の印象は礼儀正しい生徒会役員ってところかな?というか、サングラスつけてるし⋯⋯頭につけているだけで掛けている訳ではないけど。
「先生には色々と話したいことが有りますが、それはまた後にするとして⋯⋯モモイ?」
そうして2人が目を向けたのはゲーム開発部のモモイとミドリ。その目には若干の苛つきとニヤリと笑う笑顔があった。
「本当に諦めが悪いわね。廃部を食い止めるために、わざわざ『シャーレ』を巻き込むだなんて」
「別にいいんじゃないですか?彼女たちも彼女たちなりでここが大切なのですよ」
「それでもよ。まぁ、どちらにせよ無意味よ」
「例えそれが連邦生徒会であっても、そのシャーレであっても、連邦生徒会長が戻ってきたとしても」
あぁ⋯⋯まるで私のお金を管理している時のユウカみたいだ⋯⋯しかも青筋立ててるってことはキレてるし⋯⋯駄目だ縮こまることしか出来ない。これが大型犬と小型犬の違いなのか?
「規定人数に達するか、部としての結果を残していればセミナーとしても特に文句はなく、何も言うことはなかったのですが⋯⋯⋯そのどちらともない状態が流石に何ヶ月も続いては流石の私も動かなければなりませんのでね」
「そっ、そんなぁ⋯⋯」
「何時までも擁護してあげると思ったら大間違いですよ?私はセミナー、つまり生徒会なんですから」
そうしてレイチがド正論をかますとモモイが手を挙げて抗議の声を出す。その声には必死さとヤバいという思いが入り交じったような声だった。
「いっ、異議あり!!私たちだって全力で部活動してる!!」
「ほう?勝手に校内に建物立ててギャンブル大会始めたり、レトロゲーム探すために古代史研究会を襲撃することが、あなた達の全力というわけですか」
「私も、いい加減頭に来ていたのですよ。いつもは部活動だからと擁護できていましたが流石に苛つくものは苛つくのでね」
「あっ、その⋯⋯と、時には、結果よりも心意気を評価してあげることも重要⋯⋯」
「それ、私がいつもしていることなのですよ?それでも尚成果が出ないのに、言い訳は無用です」
「全部言いたいこと言われちゃったわね⋯⋯取り敢えずそういうことよ。諦めなさい」
青筋を立ててゲーム開発部を見据えるユウカとレイチ。そこには明らかな怒りと、明確な殺意とも取れるような何かが後ろに鎮座しているような気がした。
多分、後ろに鬼が立っている。みたいなことはこんなことを言うのだろう。
そんな感じで見ていると、ユウカが提案するように話す。
「でも、あなた達がそこまで言うのなら『証明』してみせなさい」
「証明⋯⋯?」
「私たちはあくまで『あなた達が成果を出さないから』ここに来たのであって、ちゃんと功績を出せば認めてあげる。ということです」
「とはいえ、出せば何とかなるとも思えないわね。あなた達の能力は『クソゲーランキングワースト1位』が証明済み」
クソゲーランキングワースト1位⋯⋯?あぁ、時間が出来たときにスマホ見ていたら見つけたものだった奴⋯⋯確か『テイルズ・サガ・クロニクル』だったっけ?あれ意外とキチガイさが目立って面白かったんだけどなぁ⋯⋯
「どうせなら、お互い楽な形で済ませましょう?今すぐ部室を空けて、この辺のゲームたちも何処かに移動させて」
そうユウカが告げると、モモイが1度、目を閉じて何やら考え始めた。そして、考えが終わったのか、目を空けてユウカとレイチを見据える。
「分かった。証明するよ。結果で」
「ほう?どんな方法で、ですか?」
「それは秘密!秘密の切り札があるんだよ!!その切り札を使って、今回の『ミレニアムプライス』に私たちのゲーム⋯⋯」
「テイルズ・サガ・クロニクル2を出すんだから!!」
テイルズ・サガ・クロニクルの続編⋯⋯!!あのキチガイから何処まで成長できるのか、何処まで行くのかは分からないけど、楽しみ♪楽しみ♪そういえば⋯⋯
“ミレニアムプライス”って何?
「先生、『ミレニアムプライス』というのはミレニアム内の部活動が各々の成果を競い合うこの学園内での最大級のコンテストです」
「そうそう!これで受賞さえすれば、文句無しでしょ!!」
「なら、楽しみにしてるわね。ここから先2週間⋯⋯何処まで成長できるのか」
「では、私たちはこれで失礼します。では、さようなら」
そして、レイチとユウカがゲーム開発部の部室から出て、その部室には静寂だけが残った。そして、ミドリが口を開く。
「取り敢えず部員を確保しなきゃ⋯⋯どちらとも確率が低いけど」
で、そんなこんなで話し合った結果⋯⋯
“ここが⋯⋯廃墟”
「そうそう!ここでG-Bibleを見つけるの!!」
私たちは、今廃墟に来ています。何でも、『G-Bible』というものを探すためにここに来ています。さて、いっちょ頑張っちゃいますか!!
現在、大まかな道筋がエデン条約編&デカグラマトン編1章&パヴァーヌ編2章まで出来上がりました。
カルバノグをやろうか少し迷っています。だってあれ、殆ど介入できそうな場面なさそうなんだもん。
それはそうと、『曇らせ』タグあるのにホシノに説教しただけで殆ど機能していないという⋯⋯まぁ、時間をかけてゆっくりと煮込んで出来上らせるので、しばしお待ちを。