ゲマトリア兼デカグラマトン所属、エンターと申します。以後お見知りおきを   作:エンター・■■■■

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毎日投稿から毎週木、日曜はお休みしてその他は投稿という日程に変更します。

時間が本気で足りない、本当に





Mission34 開始!補習授業部!

 

 

今回、私が依頼で来たのはトリニティ総合学園。なにやらきな臭い感じがするけど、そんなこんなで補習授業部というものを担当して欲しいとのこと。

 

そうして、そのことについてナギサと話した翌日。

 

 先生は早朝からトリニティ総合学園の教室を訪れていた。目的は補習授業部部長との待ち合わせだ。というか、それしか目的がないだろう。

 

 補習授業部は特別的な部活とはいえちゃんと存在する。そう、するんだけど⋯⋯⋯目の前に居る人、凄く見覚えがあるんだよね⋯⋯⋯⋯うん、何処かのファウストに良く似てる。

 

 

「え、えっと、そのですね⋯⋯」

 

“⋯⋯⋯⋯⋯”

 

「こうなったやむを得ない事情というのがありまして⋯⋯」

 

 

 うん、多分この子のことだからペロロ様のゲリラ講演会かペロロ様買いに行くためにブラックマーケットに潜っていたかの2択だろうね。分かるよ、うん分かる。

 

こういう時、こう言えばいいかな?

 

 

トップバッター・部長

 

ペロロ狂いの無自覚アウトロー

 

『阿慈谷ヒフミ』

 

 

「ペロロ様のゲリラ講演に参加するために、テストをサボってしまって⋯⋯それで⋯⋯」

 

“⋯⋯⋯”

 

 

 もう頭に手をやるしかない。このペロロ狂いを誰か止めてくれ。本気で頼むからほんとに。生粋の無自覚アウトローなのは分かるけど程々にして欲しいよぉ⋯⋯

 

 

「そ、そんな冷たい目で見ないでくださいぃ⋯⋯ちゃんと試験の日程は確認していた筈なんです!!何かの間違いと言いますか⋯⋯手違いといいますか⋯⋯」

 

 

 駄目だ、はやくこいつを何とかしないと。そんな思いでいっぱいになる。それで、色々あって正義実現委員会の部室へと来ていた。

 

“ここは⋯⋯”

 

「えっと、失礼します。どなたかいらっしゃいますか?」

 

 

 そう言いながらヒフミは正義実現委員会の部室のドアを開き、辺りを見渡してから中に入る。そうして目に入ったのは桃色の髪をした生徒。服装からして正義実現委員会であることは確定だろう。

 

 

「こ、こんにちは⋯⋯」

 

「⋯⋯⋯⋯⋯」

 

「え、えっと⋯⋯」

 

「何?」

 

 

 凄いくらいの眼光である。その気圧にヒフミは押されてしまったのかあうぅ⋯⋯としか言わなくなってしまった。

 

ヒフミ は こわれて しまった ようだ。

 

とテロップが付くくらいにはアワアワとしていて、目がぐるぐるしている。可愛い。そんな彼女をフォローするように私は口を開く。

 

 

“ただちょっと人見知りなんだと思うよ”

 

「だ、誰が人見知りよ!?た、ただ単純に知らない相手だったから、警戒しているだけなんだけど!?」

 

 

⋯⋯⋯⋯それを世間一般で人見知りと言うんじゃないのかな?なんだか⋯⋯こう、猫を相手にしているような気がする。気の所為だろうけど。

 

そんな心の声が聞こえていたらしく、桃色の髪の生徒は図星を突かれたかのように黙ってしまった。そんな気まずい中、話しかけたのは桃色の髪の生徒だった。

 

 

「⋯⋯そ、それで、正義実現委員会に何の用?」

 

「え、えっと探している方がいまして⋯⋯」

 

「はぁ!?正義実現委員会に人探しを依頼しようってこと?」

 

 

 そんなこんなで、ここに閉じ込められている生徒がいるということで話していると、なにやら桃色の髪の生徒が話しかけてきた。でも、その姿が少し⋯⋯大分おかしかった。

 

 

「こんにちは。もしかして私のことをお探しでしたか?」

 

 

 何故なら、水着だったからだ。それも、学校用の水着を着ていた。私は思考が停止した。ヒフミとコハルも驚いて固まってしまった。そして、真っ先に起動したコハルが驚きの声を上げる。

 

 

「え、は!?何でぇ!?あ、あんたどうやって牢屋から出てきたの!?ちゃんと鍵閉めたのに!?」

 

「いえ、開いていましたよ?私のことを話されているようでしたから、こちらへ来ました。何か御用ですか?」

 

「あら、大人のお方⋯⋯先生ですか。成る程、補習授業部の」

 

 

セカンドバッター

 

天才の爆発した露出狂

 

『浦和ハナコ』

 

 

 何でこの子水着になっているのかとか疑問が湧き上がってくるが、その口に出かかったそれを必死にせきとめる。生徒の⋯⋯こう、個性⋯個性なのか?を大事にしないと。

 

 

「何か問題でもありましたか?」

 

「あるに決まってるでしょ!?何で学校の中を水着で徘徊するの!?」

 

 

 ハナコの言い分はこうだ。学校の区内のプールで水着になるんだからほかの所でも水着になって良いじゃない。と。なんでそうなったのか、なんでそう転んだのかは私には全く分からないけどまぁ、そういうことなんだろう。

 

 で、ハナコを牢屋の方向に押し戻した後にマシロとハスミが帰ってきた。ガスマスクをした生徒と供に。シューッ、シューッと音が鳴るそれは、私たちを更なる混乱へと導くのはわけないことだった。

 

 

「惜しかった。弾丸さえ足りていれば、もう少し道連れにできたのに」

 

 

 そう言うと、その生徒はこちらを向いて言う。

 

 

「もういい、好きにして。煮るなり焼くなり。ただ拷問に耐える訓練はしているから私の口を割るのは簡単じゃないよ」

 

 

サードバッター

 

(ᓀ‸ᓂ)<ばにたす ばにたーたむ

 

『白洲アズサ』

 

 

で、なんだかんだあってカオスな状態から、ヒフミ達の状況も元に戻ったようだ。

 

ハスミに2人の補習授業部入部を承諾してほしい旨を伝えると、二つ返事で快く承諾してくれた。

 

 

「あははっ、良いじゃない!!悪党と変態の組み合わせ!そこに『バカ』の称号なんて、私なら羞恥心で死んじゃいそう!!」

 

 

 あのー、コハルさん。それ、フラグって言うんですよ?それ言ったらさぁ、多分もう未来が見えちゃってるよ。

 

 

「あのー、大変申し上げにくいのですが⋯⋯最後の人はコハルさんです」

 

「ぇ゙っ!?」

 

 

フォースバッター

 

エッチなのは駄目!!死刑!!

 

下江コハル

 

 

 

以上4名、愉快な補習授業部の始まり〜始まり〜!

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 その後、勉強したりして第一次特別学力試験を受けたんだけど⋯⋯見事ヒフミ以外脱落。合宿が決定した。そして、お掃除することになったんだけど⋯⋯

 

 コンコンとみんなが集まっているドアがノックされる音がする。その音に皆はビックリして、ヒフミとコハルは固まり、アズサとハナコは静かに警戒する。

 

 その第一声は、まるで機械の音だった。

 

 

「あれ?ここから話し声が聞こえたはずなんですけどねぇ⋯⋯」

 

 

 さながら、ホラーゲームだ。何処ぞの青鬼くらいにはビビる奴だ。そんな中、私がドアを開ける。怖い、すごく怖いけど。

 

 

“えーっと、どちら様?”

 

「あっ、やっと出てきてくれましたね。遅いですよ」

 

 

 それは、頭から伸びてる掃除機片手に立つ、青色のスタイリッシュなロボットだった。その赤色の目?らしきものは面倒くさそうに私を見つめる。

 

 

「ここに掃除屋として派遣された『クリーナー』です。どうも」

 

“くっ、クリーナー?”

 

「えぇ、ここを掃除しろとのことでしてね。面倒くさいですが、その掃除手伝わせていただきます」

 

 

 その姿を見て補習授業部のメンバーは一安心する。というか、幽霊が出る時間にはまだまだ早いよ。でもガチものの幽霊じゃなくてよかったー!

 

 そうして話していると、ハナコがクリーナーに問う。

 

 

「クリーナーさんはティーパーティーからのですか?」

 

「えぇ、それがどうかしましたか?」

 

「いえ、何でもありません。お掃除を始めましょう」

 

 

 

 その後、廊下、合宿部屋などなどを綺麗に掃除していった。クリーナーはかなり優秀で、届かない所や廊下などをスムーズに掃除することができた。

 

 正直、クリーナーはかなり怪しい。どちらかといえば、エンターが作ったロボットみたいな感じがする。でも、角張ったハートマークみたいな紋章はないし⋯⋯でも、少しだけ警戒しておこう。

 

 

 そうして、夜になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《sideエンター》

 

 

 

場面は変わってエンター。

 

 トリニティ総合学園の地下、カタコンベ。マエストロと共にヒエロニムスの完成までせっせと色々としていた。そして、入り組んだ迷路からpathより、ソウジキロイドから定期連絡が来る。

 

 

「大量の盗聴器が仕掛けられている?」

 

『えぇ、聞いていないんですよそんなこと。お陰でただの掃除がスパイ用語の“掃除”になってしまいましたよ』

 

「と言っても、分からないように細工してあるのでしょう?」

 

『ステルスロイドを派遣してくれて助かりましたよ⋯⋯前の影響も有ってか、お陰で“盗聴器が不良品”というものに仕立て上げました』

 

「merci、ソウジキロイド。最近、妙な事ばかりですからねぇ⋯⋯兎に角、あなたはステルスと共に神秘回収と監視を」

 

『分かりました』

 

 

そうして、連絡を切るとマエストロが聞いてくる。

 

 

「アビドスでは暗躍を、ミレニアムでは鏡争奪戦を。トリニティでは何をするかと思えば⋯⋯まさかの監視とはな」

 

「こちら側からしたら有利なことに変わりはありません。そして、今回はどちらかといえば『百合園セイア』の協力者であり『共犯者』ですから」

 

「預言の大天使の⋯⋯成る程、貴殿が動く理由に納得がいった」

 

 

 頭をギギギと鳴らしながら頷くマエストロ。私が動いている理由にも納得がいった様子。なら良かったです。それよりも大事なことは⋯⋯

 

 

「にしても、貴殿の作品『神名の欠片』、『神名文字』は素晴らしい。完成をより早められる」

 

「そう言って頂けると幸いです。にしても、ベアトリーチェの無茶な要求には私たちも頭にきますね」

 

「あぁ、ヤツは嫌いだ。芸術にリスペクトもない、品性の欠片もない。『太古の教義』もヤツは兵器としか見ていない。たまたま利害が一致したが、独自に動いておくべきだったか⋯⋯?」

 

「それは得策とは言えませんね。ここカタコンベはベアトリーチェの管轄。仕方のないことですよ」

 

「あんな舞台装置如きに良いようにされるのは嫌なことだが、それはそれこれはこれだ。私たちも芸術の仕上げに取り掛かるとしよう」

 

 

 ベアトリーチェ⋯⋯もといゴミ。又の名をゴミのように散り、生徒の絆を深めさせるためだけに存在している舞台装置。あんなやつに良いようにされるのは本当に嫌です。

 

 アリウスの人たちの扱いも悪いですし⋯⋯というか、あんな食事で兵士なんて機能できるわけないでしょうに⋯馬鹿とはまさにこのことですね。

 

 もうそんなことを見かねて私が直々にご飯あげに行くくらいですからね。ベアトリーチェとかいうカスが「は?何で与えてんだよてめぇ!!」みたいなことをほざいていましたが馬鹿でも分かりやすいように言って黙らせました。

 

 皆最初は怖がっていましたけど、顔の艶が戻っていってるし髪も何とかボサボサな髪からサラッとした髪にしたら何とか警戒心はあるものの心は少しだけ開いてくれた様子。というか、兵士とは言えども代わりなんて居ないんですからしっかりと管理してくださいよ⋯⋯

 

 私でさえもカイザー理事やらドリルロイドやらにメガゾードの整備やらお願いしていますけど、ちゃんと待遇良くしてますからね。ばにたすとか何とか言ってますけど洗脳ですよあれ。

 

 

「はぁ⋯⋯ここから先が思いやられます」

 

「奴が舞台装置として散るのはいいが、貴殿は散らせる気は全くないのだろう?」

 

「楽しみですよ。彼女が⋯⋯」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「メタロイドになった姿が本当にね」

 

 

 







うわーん!時間がないしエデン条約編見返してたから遅れたよぉーー!!!!!!!しかも短いし!!!!でもストックは書いたからここ2日くらいは大丈夫だよぉ!!!!

遅れてごめーん!!!!!!!!
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