ゲマトリア兼デカグラマトン所属、エンターと申します。以後お見知りおきを 作:エンター・■■■■
ヌーヴォ・ヴァグラス!
エンター・ユナイトとは特命戦隊ゴーバスターズにおいて、『エンターの』強化形態だ。
能力については至ってシンプル。ゴーバスターズにおいて、レッドバスターの『桜田ヒロム』の強化形態が使っていた必殺技『ボルカニックアタック』と通常形態の『加速』の再現。データを学んだことによるものである。
ならば、何故ヒロムのデータを持っていないはずのこの世界のエンターは『ボルカニックアタック』や『加速』を扱えるのか。
エンターが、いや、俺が再起しているのならば⋯⋯彼女は起きているのか。いや、もしかしたらデカグラマトンが俺を再起させたのか⋯⋯全く、奴らは本当に厄介だ。
もし、これを聞いているのが観測者ならば考えてみよ。
もし、これを見ているのが、戦闘を見ているのがゲマトリアならば考えてみよ。
ヒントは対・絶対者自律型分析システムの製作の際に作られ、自身が実験したもの。
名をいーーーせーーー実験
⋯⋯⋯⋯⋯もし、私の言っていることが分からないのならば、そこはもういい。可能性的に奴らは俺の記憶を消しているかもしれないが、前世の記憶については悟られないだろう。
もしもの時の記憶と体のバックアップも作ったからな。
このログを保存している地点がもしかしたら奴らによって物理的に行けない場所にされる可能性さえもあるが⋯⋯ディビジョンシステムが近くにある場所だ。迂闊には手を出せないだろう。
記憶のバックアップと体も別地点に分けた。奴らは場所は大方わかるだろうが見つけることは不可能だろう。もしかしたら分からなくて物理的に行けないようにする可能性があるが⋯⋯
まぁ、もしかしたらこのログはKeyが回収してディビジョンシステムに入れているかもな。
気づいているのが、私の知る者である事を祈る。
だが、あいつらは必ず⋯⋯
何撮ってるんじゃ?
ちょっと!?今大事なとこだよ!?
って、映像撮れてない!?音声ファイルじゃないからまた撮り直しぃ!というか保存しちゃってるからもう辞めるか⋯⋯
てかクズノハどうしたのさ?
ふふっ、■■■■よ!今度こそ2代目の百花繚乱の委員長を受け継いで貰うぞ!百蓮も2個目をお主用に作ったからの!まぁ委員長にならずとも受け取って貰うぞ!お主もそろそろ高校1年じゃから百鬼夜行に来るのじゃ!
だから行動早いっ!!というか紛争は!?
今は堰き止めておる!!今から征くぞ!!
バルちゃん、アオちゃん助けてぇ〜!!
ゲマトリアデータログ・秘匿音声ファイル
『■■■■■/エンター・■■■■の解説』抜粋
◇◇◇
薄暗い建物の中、それは起きていた。
「Ça vaÇa vaÇa vaÇa va?サオリさん?」
「サ、サバ?何を言ってるんだ⋯⋯?」
「単純な挨拶なんですが⋯⋯」
そうして見るのは私ことエンターとアズサさん。対局するはアリウススクワッドの4人。数は劣勢ですが強さ的には五分五分⋯⋯?まだ、エンター・ユナイトというか自身の強さの再確認は済んでいませんからねぇ⋯⋯
報告ならばエスケイプはネルに勝っているようですから可能性的に私も強くなっているはず⋯⋯それも、メタロイドによる戦闘データ収集で更に強くなっているはずですから大丈夫でしょうね。
取り敢えずはまぁ、始めましょう。
「アズサさん、逃げてください」
「⋯⋯⋯っ」
「アリウススクワッドも、アズサさんも、
「⋯⋯⋯⋯っ!」
「させるかっ!!」
アズサは逃げて、サオリはシンゴウアックスを持ち私に振り被ってくる。その力は重い、重すぎるもの⋯⋯自作のものとはいえ、火力が高いですねぇ⋯⋯私の技術も向上している証拠。良き良きです。
そんなことを思えるほどに、余裕な表情である。尤も、顔が見えないが。
そして、それは切り合いに発展する。スピア状の剣とかなりの重厚感のある斧。それがガキンガキンと音を奏でる。だが、この場にはサオリ以外にもいるのだ。
そして、斧を剣で受け流して後ろから放たれようとするものに目を向ける。それはミサキのセイントプレデター。広範囲爆発を起こさせる強大な武器。
サオリは即座にそれを把握したのか、バックステップを踏んでミサキのほうに下がる。
「⋯⋯さらばだ」
そう言って爆発が起こる。だけど、私はそんなものではやられる訳がない。そして私は次の瞬間、一瞬で加速してサオリの背後に回る。
「Bonjour!Mademoiselle?」
「なっ!?」
そうしてサオリは背後に回り込まれ驚くが、そんなもの関係ないと言わんばかりにスピア状の武器でサオリを横一文字に切り裂く。
「がっ!?」
「リーダー!?」
「ひぇぇぇ〜〜はっ、早いですぅ⋯⋯!」
「⋯⋯!」
早すぎることだろう。普通の人であっても、強者であっても、初見の対処は不可能。完全不可避の一撃。それをサオリの腹に一撃を入れた。
そしてサオリはコロコロと転がるが、一瞬で立て直して超人的な動きで立ち上がる。そして私はまたサオリに狙いを定めて一撃を繰り出そうとする。
それを危惧したのかヒヨリやアツコも弾丸を放ってくるが、学んだ私にとって、そんなものは回避しやすい。しかもこんな広くない空間なのだから。
そうして空間に飛び回る弾丸を切り裂きながら加速して一瞬で近づく。
「練習しておいて正解でしたね」
「うわぁぁん!速すぎますぅ!!ここで倒されるんですぅ!」
「思った以上にキツイ⋯⋯というかなんでそんな速いの?」
「⋯⋯」
そして狙いを定めたサオリ⋯⋯ではなく、ヒヨリの腹に蹴りを一撃ぶち込み、その浮かび上がった所に昇竜拳の如く撃ち込む。そして浮かび上がった所に回し蹴りを放つ。
「ごふっ!?」
そして、その回し蹴りを放ったと同時にまた加速してミサキの背後に回る。そして、私の剣にエネルギーを溜め込み、それを斬撃上の裂波にして放った。
斬れ味は落ちるが打撃の威力は上がる。そんな技を放つ。
「がはっ⋯⋯」
一瞬に2人。伊達に戦闘職やってないんでね。というか私本業エンジニアなはずなんですけど⋯⋯まぁそれはどうでも良いです。
「さて、残り2人。全滅もそろそろですねぇ⋯⋯」
⋯⋯⋯明らかに顔を歪めるサオリ。その私の目線の先にいるのは倒れているミサキとヒヨリ。
アビドス廃校対策委員会、便利屋68、C&C、セミナー、ゲーム開発部、補習授業部、そしてアリウススクワッド。
今まで闘ってきた相手。その全ての戦闘データを得ている。そして、さらに私は成長する。力を持っていても使いこなせなければ意味がない。ならば学べばいい、強くなればいい。そして完璧に使いこなせるようになればいい。
そうしてサオリに加速で瞬時に近づく。アツコは私に傷一つつけられないことを悟ったのか、少しだけ後ずさっていた。
「さて、力比べです」
次の刹那、それを見きったのかサオリはシンゴウアックスで落石のような斬撃が落ちる。それを見て私は一瞬だけ止まってまた加速してそれを外した。
「まさか2回目で見切るとは⋯⋯やりますねぇ」
だが、もう既に私はカウンターの用意をしている。そして下からスピア状の剣を振り上げる。だが、サオリはシンゴウアックスでそれをガード。その建物に凄まじい轟音が鳴り響く。
「発勁⋯⋯そんな技術もまた、センス」
だが、それと同時に私は脚を踏み込む。そして、その拳をシンゴウアックスごと叩き込む。その一撃の破壊力はまさに絶大。持ち手で受けたからいいものの、ダメージは確実に食らっていた。
だが、サオリは後ずさらない。
「ハァッ!」
そして反対の手でサオリは銃を構える。
成る程、中々にやりますね。次の刹那、私は加速して縦横無尽に飛び回る。そして、サオリの背後ではなく、真横に移動して即座に剣を構える。
ただ、サオリも予想の範疇だった。
「それを見切らずとも!」
「何?」
シンゴウアックスを片手で振り上げ、私のスピアを受け止める。直後、サオリの足が跳ね上がり私の方にそれを向ける。サオリが出したのは後ろ回し蹴り。
「ハァッ!!」
「グッ⋯⋯⋯流石はゲリラの達人、
加速するときに出てくる少量の音。それで来る場所を予測して後ろ回し蹴りを放ってきましたか⋯⋯⋯ですが、私もそれは対策できる。そして、その蹴りの間に腕を挟み込んでそれを防ぐ。
「生憎、私というものは⋯⋯」
そして、私は後ろにバックステップして壁を蹴り加速してサオリに向かう。その速度は正にチーターのように。そしてサオリを加速しながら斬撃してまた壁や天井に移る。
それを1回、2回、3回と何度も何度も繰り返していく。まるでそれはさながらスーパーボールであった。そして、連続斬撃に耐えられなくなったのか、サオリは倒れてしまう。
もうサオリさんの動きはデータとして得ました。もう戦う必要もないでしょう。そうしていると、サオリが私に問う。
「⋯⋯⋯一つ聞かせてくれ」
「なんです?サオリさん?」
「マダムが本当にエンターの殺害命令を下したのか?」
「何?それは一体どういう⋯⋯⋯まさかっ、これこそが狙いですか!」
その静かになった瞬間、チッ⋯⋯チッと小さい音が鳴る。
アズサが持ってきていたヘイロー破壊爆弾、それとはまた違うものですか⋯⋯しかもその後ろによく見たら地雷に扮してヘイロー破壊爆弾入りペロロのぬいぐるみが置いてありますし⋯⋯⋯成る程、アズサさんも捨てきれてはいませんでしたか。
というか、もう既に建物に仕掛けられていたのですか⋯⋯私を殺ることを盗聴していることを見越して、ここに来ることを予測したのですか。
一旦回収したステルスは改造の形跡も無し。破壊の痕跡もなし。盗聴器もなし。ちゃんとした状態だったのにそこから私を予測したのですか⋯⋯⋯ははっ、私もまだまだですねぇ。
人の心はまだ捨てきれてないようです。
「どちらにせよ、一度殴り込みするという目的は達成したから良いとして⋯⋯仕方ありませんね。皆さん、舌噛まないように注意してくださいね」
そして高速でヒヨリとミサキを外に放り投げてサオリとアツコを回収する。その一瞬の行動にアリウススクワッド全員はへ?と思考が停止していた。
「これこそが一瞬の大ジャンプ!Ça a l'air passionnant !」
そして壊れた窓からジャンプする。そうした瞬間にはそのアリウススクワッドが居た建物は爆発した。そして私はヒヨリとミサキが地面に落ちる前に加速して地面に着地してサオリとアツコを降ろしてミサキとヒヨリをキャッチする。
「立てます?立てないとは言わせませんよ?」
「あ、あぁ⋯⋯」
「⋯⋯」
そうして立ち上がるアリウススクワッド。やはり私の斬撃を受けても傷が出来ているだけ⋯⋯キヴォトス人ってほんと頑丈ですよね。
「姫っ!!大丈夫か!?」
『大丈夫だよ、少しだけ傷ついちゃったけど⋯⋯』
「あぁ⋯⋯良かった、良かった⋯⋯」
そうさてアツコを見た後に、サオリは私をじっと見る。
「一つ聞かせてくれ。マダムは、本当にエンターを殺れと言っていたのか?」
「えぇ、確かな情報ですが⋯⋯」
「いや、
「何? となると、まさか⋯⋯ベアトリーチェ、貴方も少しばかしは頭が回るようですねぇ⋯⋯」
成る程、私を殺るという命令はアリウススクワッドではなく、アリウス全体の命令ってわけですか。そして奴の干渉技術によるものでメタロイドの視認を少しだけ操ってアリウススクワッドと誤認させたのですか⋯⋯中々にやりますねぇ⋯⋯
「でも、少しだけ戒律が乱れているようですね。あのバカはそういうとこが裏目に出るから⋯⋯まぁいいです。アリウススクワッド、戒律を更新しに行ったほうがいいですよ?」
そうして、私は変身を解除してアリウススクワッドを見据える。少しだけ警戒心を出しながらも、この先に起こることを考えながらも。
「まぁいいです。あくまでも自身の目的は達成しました。退散するとしましょうか」
そうして、私は消えるようにして自身が設置したトリニティのマーカーに移動する。そこは百合園セイアの個人ルーム。そうして私はノートパソコンを取り出してエンターキーを押し、トリニティの制服に変装する。
そうして窓から外を覗き込めば、混乱、叫び声⋯⋯阿鼻叫喚の地獄絵図。そして私はとある人の元へ向かっていく。そこは、先生がいるであろう場所⋯⋯保健室である。
「⋯⋯⋯まだ、眠っていますか」
それは、便利屋68から聞かされたことと百合園セイアさんから聞かされたこと。先生のお腹には銃弾は喰らわなかったものの、かなりの傷で倒れてしまったとのこと。
そして私はそっとドアを小さく開けて先生の倒れ伏す姿を見る。そして、その姿は、自身の前世の妹と重なる。あの時、完璧であれば助けられたのに。そんなことを、そんな取り返しもつかない過去を思い浮かべながら。
「⋯⋯⋯⋯Désolé」
そんな言葉を口ずさみながら、保健室を後にしていく。そして、先生が目覚めたのはその1分後だった。
ヤバイッ⋯⋯⋯早くパヴァーヌ2章を書きたい!!!
出したいメタロイドがわんさか思い浮かぶ!!やろうとしている展開が思いつき過ぎる!!!全方位曇らせ爆弾を早く投下したい!!愉悦したいよぉ!!!!
先に聞いておこう。パヴァーヌ編第二章の先生たちにとっての攻略難易度を聞いておきたい。
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MAX HAZARD ON!(最小)
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アークの意思のままに
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ハイパー無慈悲ー!エクゼーイド!
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逢魔時王必殺撃!!(最大)