ゲマトリア兼デカグラマトン所属、エンターと申します。以後お見知りおきを   作:エンター・■■■■

50 / 74



台風ヤベーや(臨時休業なって執筆してたけどモチベが急に減ってわーんとなってる人)


追記
ちょーっと時間が取れないから6月いっぱいは投稿出来ない可能性高なのでご注意ください!!!

なおそんな事を考えている間に新しいネタを思いついたよ(メレブ感)
葬送のフリーレンのクロスオーバーものっていうんだけどね


Mission47 先生の決断

 

 

『対・絶対者自律型分析システム』というものがある。ウチが支援している組織がそういうものを作るらしいというのがこの前の話だ。まさか百鬼夜行1世代目、トリニティの第一回公会議とこれが同世代だとは夢にも思わなかったな。

 

 ただ、言うとすれば設計思想は完全にロマンのようなものだ。資金だけは大量にあるから出来るかもしれないというのがまた面白いがな。ただ、その際に奴らに利用されるのだけは勘弁だな。進学先はどうするか⋯⋯トリニティか百鬼夜行。あの聖女とバカ狐どちらを取るか⋯⋯まぁいい。話がそれた。

 

 あのシステムは簡単に言えば単なる色んなものを分析してぇ!神とか分析してぇ!じゃあやる?そうしよう!みたいな軽いノリで思想が書かれたが、ウチがそれを発見して支援した結果ガチガチの計画になったものだ。

 

 そして、その過程で生まれたりしたのがとあるシステムだ。俺の根幹⋯⋯今の状態にも関わるものだがな。

 

 それで、私も計画に携わった結果こうなった訳だが⋯⋯まさかあんな事になるなんてな。だが、あんな事があってから一段落した後に、自分の一人称が俺から私になり始めているのは気のせいか⋯⋯?いや、まさかな。

 

 今思えば、今私たちが作っていた『対・絶対者自律型分析システム』と『デカグラマトン』は少しばかし違うな。結局の所、これを利用して奴ら⋯⋯司祭がデカグラマトンを生み出したのだろうが。だが、もう本物については生み出している。

 

 いや、生み出したからこそやらかしてしまった。といった方が正しいだろう。まさかあんなものが仕組まれているとは思いもしなかった。あの野郎共は本当に厄介なことばかりしてくれる。くそったれが。

 

 ただ、奴らはあのことには気付いていないし設計思想も作り終わったら徹底的に削除したから大丈夫なはずだが、デカグラマトンについては生み出される可能性が高い。まぁ、でももし記憶を失ってロールプレイするのなら間違いなくデカグラマトンがいいだろうな。

 

 

 

 

 

ゲマトリアデータログ・秘匿音声ファイル

『■■■■■/エンター・■■■■/対・絶対者自律型分析システムについて』抜粋

 

 

 

 


 

 

 

 夢の中、もう薄暗い背景は、そこから出る夜光は机と椅子を照らしている。そこでは2人のものが相対していた。

 

片やミサイルなどの怪我により意識不明となった先生。

 

片やその先生に語りかけるために眠りについたセイア。

 

 そして、セイアは様々なことを話していた。この夢の中という視点から起こった事。アズサのこと、アリウススクワッドのこと、今のティーパーティーやシスターフッドなどのこと。

 

 そして、溜め息をつきながら話す。

 

 

「これが、無意味な足掻きの終着点⋯⋯何て言うのは良くないね。彼ならするとは思ったさ」

 

 

 彼というのは十中八九エンターだろうと、先生は確信していた。というのも、セイアとエンターは長い時間関わっているが故に信頼関係がガチガチなのだろうと話を聞いた限りでは確信していた。

 

 

「コピーロイド越しではあるが⋯⋯何度かこんな結末になるかもしれないと警告していた。私の夢で観測したあらゆる未来を見た結果だ」

 

「結果的に、アズサは希望を抱いた。いや、今の状態なら『抱いてしまった』⋯⋯というべきかな」

 

 

 アズサは結局の所エンターが介入したとはいえ、時限式のペロロぬいぐるみ型ヘイロー破壊爆弾を地雷に扮して仕掛けたのだ。そして、セイアはティーカップに注いである茶を飲みそれを置いてから一呼吸置いて話す。

 

 

「さて、先生。これが物語の結末。何もかもが虚しく、全てが破局へと至るエンディング。ここから先を見たところで、無意味な苦痛が連なっていくだけだ」

 

「これはつまるところ各位が追い詰められ、結局誰かが誰かを殺める物語。誰かが、人殺しにならざるを得ない物語」

 

「不快で、不愉快で、忌まわしく、眉を顰めたくなるお話。悲しくて、苦しくて、憂鬱になるような。それでいて、ただただ後味が苦いお話⋯⋯なんて、前の私なら言ったのだろうね」

 

 

 それは自嘲するような言葉であり、エデン条約の結末についてもある。もしかしたら彼女はエンターに合うまで、未来を諦めていたのかもしれない。そんな考えが頭を過る。

 

 

「そういえば君は5つ目の古則に対して『ただただそれを信じるしかない』そう言っていたね。結果、こうなっているわけだが」

 

「元より不可能に近いものではあるのだよ。エデン条約、お互いに『憎み合うのはもう辞めよう』という約束。その地に残る怨恨が受け継がれている以上、憎み合うというのは無理な話だと言うのに⋯⋯」

 

「更には条約の名前に『エデン』と来た。ここで楽園の名前だなんて、相変わらず連邦生徒会長の不愉快な冗談は皮肉にも程がある。下手をすれば悪意すら感じてしまいそうだ」

 

 

 エデン条約の名前やらその内容やらに苦言を呈すセイア。普通に考えれば、ゲヘナとトリニティ。幾重にも積み重なった怨恨があり、それは皮肉にも言えよう『エデン』を冠する言葉。そしてセイアは目を閉じながらまるで再起するように語りかける。

 

 

「先生、君は自身の目で見ただろう?不信から降り積もったゲヘナとトリニティの恨み、そしてアリウスが持つ恨み」

 

「それらを通じてこの条約は、歪な形で完成された、いやされてしまった。何よりも皮肉なことに、何処にも存在しない、証明すらできない⋯⋯そんな楽園の名前を携えて」

 

「それは覆すことも出来るかもしれない。君という先生がいるというのだから。だが、聞かせてほしい。それを全て見た君の決断を、君の生徒に対する思いを」

 

 

 目を鋭くしながら、先生の方を見据える。多分、前エンターが言ったことについてだろう。『生徒の味方』というものを掲げていて、それが崩れかけて。

 

 そして先生は口をゆっくりと開く。

 

 

“分かったよ。私も丁度決断できた所なんだ”

 

“今まで、私は『生徒の味方』という理念で行動してきた。それがいい結果につながるって思ってね”

 

“そして、エデン条約の事件が起きた”

 

(それはエデン条約の事件。聖園ミカによるクーデター、エデン条約の日に落とされた巡航ミサイル。そこから攻めてくるアリウスの生徒たち。皆、『生徒』であったから。)

 

“『生徒の味方』っていうのが矛盾しているのは薄々分かってたんだ。不良も生徒だし、今襲ってきているのも生徒だし”

 

“だけど、今夢の中から過去を改めて考えて、そしてそれを見た時に気付いたんだ”

 

「⋯⋯それは一体、なんだい?」

 

 

 そして、先生は思い返すように言う。

 

 

“手を伸ばせる範囲なんて限られてる。無闇矢鱈に伸ばしたって空振ったりすることだってある”

 

“人と人が完全に分かりあえるなんて不可能なのは百も承知だよ。でもね、私は『最低限でもその人に寄り添いたい』そう思うようになったんだ”

 

“その人が外道だったりしたら少しだけ考えるけど、考えてみればその人もその人なりの理念がある。もしかしたら壊れてしまった人なのかもしれないし。それが例えゲマトリアだろうとね”

 

(例えば、ナギサのように疑心暗鬼に包み込まれてしまった人だっている。ミカのように騙されてしまった人だっている。一人一人に理念がある)

 

“『私は生徒の味方だ!』なんて言っても敵も生徒になることだってある。エデン条約の時とか特にそう。アリウスの生徒たちも、何かあったのかもしれない。だから、一人一人⋯⋯出来るかどうかも分からないし、理想論でしかないけど、私はそうしたい”

 

(一人一人に寄り添うなんて、理想論でしかない。そんなものは分かっている。エデン条約の一件が終わったら多分『シャーレ』の名も広がる。悪いようにも、良いようにも。だから)

 

“不良とか救うのも、ちゃんとしてあげたい。今まで見てきた不良たちも何かしらあった訳だし。シャーレで出来ることだって限られてるけど、それでも改善してあげたい。アビドスの不良とかもね”

 

“だから、『生徒の味方』じゃなくて『その人に最低限でも寄り添う』んだ。まるで精神科医みたいな感じだけど、大体はそんな感じかな”

 

 

 その言葉に、セイアは考えるように目を閉じた。そして考えが纏ったように目を開いて先生を見る。

 

 

「なら、その“信念”を“現実”にしてみてくれ。今はまだ、出来ないだろうけどね」

 

“約束する。そして、その信念をエンターにも思いっきりぶつけてくる”

 

 

 そうして、先生はニコリと笑顔を浮かべる。それにセイアは笑顔で返しながらも茶を飲む。そして、カップを置いた時、セイアはまた先生に問う。

 

 

「じゃあ、最後に一つだけ聞いていいかい?ただ、信じたところでは、何も変わりはしない。何の意味もないかもしれないだろう⋯⋯?それにはどう思うんだい?」

 

 

 その言葉に、先生はハナコのことを思い出す。

 

 

“それはね、水着じゃなくて下着だと思えば、それは下着だから”

 

「⋯⋯は?」

 

 

 その言葉にセイアは固まる。無理もない、こんな真面目な話に急に水着やら下着やらの話をされたら固まるのも不可抗力に近い。セイアは顔を赤らめてバグった。

 

 

「え?⋯⋯し、下着?」

 

「い、一体何を⋯⋯今さっきまでの先生は一体何処に⋯⋯というか、水着、下着⋯⋯?え?は?古則⋯⋯ではないな確実に」

 

“待っててね、セイア”

 

 

 そうして、先生の意識は浮上していく。そして、先生が消えてその机にはポツンと固まったセイアだけが取り残された。セイアは少しだけ水着、下着と考えながらも先生を少しだけ見送った。

 

 

「それが、先生の解釈か⋯⋯成る程、私もそろそろ起きるとするか」

 

「私も見るとしよう。先生の征く道を、先の未来を」

 

 

 そうして、セイアもまた眠りから覚めた。

 

 

 

 

 






先生は早めに決意させなきゃいけない。だから曇らせながらも自身で決意させる。ただ、区切りが良かったから少しだけ短めさね。






以前の感想にガチモンのエンター召喚すればいいんじゃねっていう感想来たんすよ

実を言えば最初はガチモノエンターにしようとしたんすよ。それで色々と考えたんだけどね、それしちゃったら世界支配RTA始まるのよ

結果的に

デカグラマトン「ここまでやれとは言ってねぇよ⋯⋯」
アイン、ソフ、オウル「うわぁ⋯⋯」
マルクト「えぇ⋯⋯」
ゲマトリア面子「(驚愕と困惑)」
ベアトリーチェ「なんで私だけ抹殺されるんですか」
先生「え?私の出番は⋯⋯?なんか洗脳されてるし⋯⋯」

ってなるから御蔵入りにしてオリ主召喚しました。てかそうしないと話が膨らまなさすぎて諦めたのもある。

だって序盤メサイアに

「ゴーバスターズの戦力は大体わかったのである程度時間はかかりますが、エネトロン集めてメガゾード数十体を一気に送り込めば我々の勝利です」

ってニチアサでメサイア(ラスボス)に進言してるような奴だぜ?授与されるかはともかくとしてもね。エンターさんにとってデカグラマトンは前のメサイアみたいな傲慢だったり我儘と癇癪に自身が振り回されることはなく

「へー?そんなことできるの?やれやれ!神の証明できるんなら我と預言者も協力するよー!」(訳略)

って自身の目的にも全然協力してくれる最高レベルの上司だから最高の中間管理職して確実に目標達成して先生側バットエンド、こちら側、強靭!無敵!最強!なことになるから。

大人のカード?奇跡起こせる?シッテムの箱?無名の司祭?実力で捻じ伏せてやるってなるから。先生側ハードモードをとっくに超えたエキスパート+ナイトメアモードとかいう地獄になるから無理難題なんだよ。

てか書いてて思ったけどどうやったらこいつ攻略できるんだよ。ご都合主義フルにしても無理難題だろこれ、ってか記憶持ってなくても結果的にキヴォトス確定で支配されるから終わりだよ

だからオリ主ロールプレイにして世界救うようにしてるんだよ。こうなるから 

あのね?オリ主にして抑えてる方なの。こいつ原作知識皆無でこれだからね?悲惨な事になるのは絶対だからね?

結論
オリ主にしないと世界が完全に支配される
(対抗できる間もなく完全圧倒による完全支配)

はい終わり閉廷

先に聞いておこう。パヴァーヌ編第二章の先生たちにとっての攻略難易度を聞いておきたい。

  • MAX HAZARD ON!(最小)
  • アークの意思のままに
  • ハイパー無慈悲ー!エクゼーイド!
  • 逢魔時王必殺撃!!(最大)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。