ゲマトリア兼デカグラマトン所属、エンターと申します。以後お見知りおきを   作:エンター・■■■■

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そういやデュエマの背景ストーリーって誰も小説にしないよねぇ

考えたネタなんだけど、なんか、こうウルトラマンオーブみたいに2つのカードの力合体させて抗うみたいなさ。ディスペクターとは違う両方のリスペクトのあるいい奴⋯⋯⋯書こうかな。主にジョーの十王編からの背景ストーリー




Mission52 太古の教義と巨大なメタロイド!

 

 

 

 先生はサオリ率いるアリウススクワッドを追いかけて古聖堂の地下に入っていた。だが、その先に見たヒエロニムス⋯⋯マエストロと呼ばれるゲマトリアの一人が生み出した『芸術作品』を見る。

 

 

「■■■■■■ー!!」

 

“⋯⋯⋯⋯っ”

 

 

 この手だけは使いたくなかった。そんな思いが頭の中でいっぱいになるが、そんなことをも関係なくその先の怪物らしきものを見る。

 

 アズサたちも、「逃げないと⋯⋯」と言っているところから相当ヤバいものと見て考えていいだろう。だからこそ、逃げる訳にはいかない。虚しくても、変わろうとしている人がいるのなら支えなきゃいけない。それが私の信念だから。

 

 だから、逃げちゃいけない。立ち向かわなきゃいけない。

 

“どうやら⋯⋯反則みたいだね”

 

 そして、懐にあるとあるカードを取り出そうとしたその時だった。横の壁が爆発したのは。

 

『!?』 

 

 何事かとその方向を見れば、その先には影が2つあった。

 

「さ、続きしよっか」

 

「少し戦闘狂すぎませんか?私を止めると言う思いは何処へ行ったのですか?」

 

「それもあるから続きしよって言ってるんだよ?まだまだ私は動けるからねぇ⋯⋯消耗もそこまでしてないし」

 

「タフネス過ぎますよ⋯⋯まぁ私も疲れていませんが」

 

 

 それに私は目を見開いた。周りの生徒達も何が何だか分からないようで呆然としていた。そう、目の前にいたのは⋯⋯⋯小鳥遊ホシノと⋯⋯誰?

 

“ホシノ⋯⋯!?なんでここに!?”

 

 思わず、声が出てしまった。その声にギョッとして此方を見る2人。その瞬間、謎の騎士⋯⋯?みたいな人がヒエロニムスの方に近づく。今さっきの衝撃でヒエロニムスが倒れてしまっていたのに今更気づいたが⋯⋯えぇ⋯⋯

 

「先生!? 先生、下がってて。アイツは⋯⋯」

 

 ホシノが私の前に近づき、目の前の騎士?みたいな人に最大級の警戒態勢を取る。その気迫を見て相当に危険な人物なのだろうと推測したが、次の瞬間にその予想は大きく覆った。

 

「Bonjour、Mademoiselle?お久し振りですね。先生、そして補習授業部とアリウススクワッド」

 

 そう言いながら橙色のデータのようなものが変身を解除するように離れていき、その姿が現れる。その姿は、私にとって特に見覚えがあった。そう、特に。

 

“えっ、エンター!?”

 

 そう、エンターだった。今さっきの姿は一体⋯⋯という考えやらヒエロニムスやらの色々な考えがごちゃごちゃに混ざる。だが、それについて説明したのはホシノだった。

 

「先生、話は後。今さっきのはエンターの戦闘形態⋯⋯エンター・ユナイトっていうらしいんだけど、注意して。強いよ」

 

 ホシノはそう言いながら自前の銃をエンターに向ける。だが、エンターなこれまた予想外な行動に出た。

 

「すいません、マエストロ。貴方の作品をこんなにしてしまって」

 

「いや、構わない。神秘の極致をこの目で見れたのだから上々だ。だが、ヒエロニムスは【合作】だ。仕上げは頼んだぞ」

 

「ウィー⋯⋯⋯了解しました。マエストロ」

 

 エンターはノートパソコンを取り出してUSBコードを付けて、そこから伸びるコードの先端を目の前の倒れ伏すヒエロニムスに貼り付ける。

 

 つけた瞬間、そのヒエロニムスに電子版のようなナニカのシルエットが広がり、少し経った後に消えた。

 

「改めまして⋯⋯本来の予定とは違いますが、まぁ誤差でしょう。取り敢えず⋯⋯」

 

 そしてカードケースから赤色のカードを取り出し、それをノートパソコンにスライドさせる。

 

「メタウイルス、『信仰する』インストール」

 

 

 

INSTALL

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

 

 

 パソコンに繋がれたヒエロニムスは繋がれたエネトロンによるエネルギーで緑色に発光し、その形を変えていく。まるでデータが組み変わるように分解され、ヒエロニムス自体が再構築されていく。

 

 

 

 

INSTALL COMPLETION

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

 

 

 

ヒエロニムス

 

ヒエロニムス

 

ヒエロニムス

 

 

 

 誕生しようとしているメタロイドの名前が電子音声で3回コールされ、インストールが完了したと同時にそのヒエロニムスの変化が完了する。

 

 今さっきの赤い服装だったのが白い服装に変化して、今さっきの圧が数倍にも増していた。まさに、これが本来のヒエロニムスかと物語っているように。

 

 白い服装の端っこには、V-04の文字が描かれているメタロイドが一体。

 

『ヒエロニムス完全体』

 

「Très bien、太古の教義とメタウイルスとが化学反応を起こすと⋯⋯これ程までの出力を誇るとは。想像を遥かに超えていますよ!!そうでしょう?マエストロ」

 

「あぁ⋯⋯⋯⋯!!!素晴らしい!!!これが、完全体!!感無量とはまさにこのことだ⋯⋯!!」

 

 

 その言葉に、私は冷や汗が出た。今さっきのものが不完全だったという事実に。そして、それを目の前のものたちが完成させてしまったという事実に。

 

“本当に、反則だよ⋯⋯皆、下がってて”

 

 

 

 

“大人のカードを取り出す”

“大人のカードを取り出す”

“大人のカードを取り出す”

 

 

 そうして、懐からとあるカードを取り出す。その瞬間、マエストロが喜びの声か⋯⋯それとも、それを上回るほどの歓喜の声か⋯⋯

 

「おおっ、おおおおおっ⋯⋯アレが黒服の言う例の『カード』か⋯⋯!人生を、時間を代価として得られる強力な力⋯⋯その根源も限界も、私たち『ゲマトリア』でさえ把握できない代物⋯⋯!」

 

「嗚呼、ゴルコンダならアレをどう表現しただろう⋯⋯何か高次的な表現を教えてくれたのだろうか。エンターにも後で感想を聞いてみるとしよう」

 

「分かりました、マエストロ。では、先生。Adieu」

 

 そう言いながら彼は何処からか取り出した発煙弾を取り出してそのピンを外し地面に投げて煙が宙を舞う。そして、それが晴れたとき⋯⋯ソレは現れた。

 

「見せてくれたまえ、先生。そなたが支払ってきた代価を⋯⋯そうして、手に入れたものの輝きを⋯⋯⋯!!!」

 

COMMUNIO SANCTORUM

 

HIERONYMUS

 

 

「さぁ、私たちの合作に全力で応えて見てくれたまえ!!」

 

 

 その言葉とともに、戦闘が始まった。私は懐から大人のカードによるバフを補習授業部全員に、そして今さっき来たホシノにシッテムの箱を通じて入れる。その瞬間、ホシノが目を見開いたような気がした。

 

「こりゃぁヤバいねぇ〜〜」

 

「楽観的に言ってる場合ですか!?来ちゃいますよ!!」

 

「来るぞっ!!」

 

 

 そう言いながら、そこに繰り出された槍をひとっ飛びで避けながら、ホシノはまるでスーパーボールのように壁やらを弾きながら跳んで動く。

 

「今さっき本気でやってたのに途中で離脱されちゃって不満だからさ⋯⋯犠牲になってね」

 

 その顔はまさに修羅。エンター・ユナイトとの戦闘で本気で戦っていたのに、途中で抜け出されて新たなものが出てきたのだから消化不良も良い所だろう。だからこそ、嬉々としてヒエロニムスを破壊しようとしていた。

 

 そうして、ホシノは空中に飛んで弾丸を放つ。そうして、一つの槍を持つ手を撃って、その掴む手を離させた。ソレと同時にもう片方の槍がホシノを襲うが、ソレをギリギリで回避して地面に着地する。

 

 その戦闘スキルを見た補習授業部の反応は様々。強いなと見るものもいれば、これなら行けると希望を見出すもの。だが、ヒエロニムスは負けじと槍を上に上げると、目の前にユスティナ聖徒会が現れた。

 

“ホシノは重点的にヒエロニムスの腕を攻撃して!アズサはそのサポートを!”

 

“ヒフミはペロロを使ってユスティナ聖徒会のヘイトを集中させて!!ハナコとコハルは回復などの援護を!!”

 

『了解!!』

 

 そうして、先生の指示通りに動き始める。

 

「ペロロ様!お願いします!」

 

 ヒフミがペロロを背中のバックから取り出してそれをユスティナ聖徒会の前に投げてそれが展開されてペロロになる。そして、召喚されたユスティナ聖徒会のヘイトがそのペロロに変化して、その間に総攻撃して破壊する。

 

「はぁっ!!」

 

「うへー、もうちょっと歯応えのある奴がいいなぁ⋯!」

 

 そう言いながら強烈な弾丸をアズサとホシノは同時に放つ。それでもう一つの槍を持つ手を攻撃してそれを落とさせ、もう二度と握れないようにさらに弾丸を放って遠ざける。

 

 そうして、丸裸にしたヒエロニムスを見るがいつの間にか落としたはずの片方の槍を持っていて、それをガンと叩きつける。その瞬間、地面からドス黒い何かが吹き出てアズサを攻撃する。

 

「グッ!!」

 

「「「アズサちゃん!!」」」

 

 ギリギリの所で外したものの、顔にかすり傷が出来ていた。またドンと槍を地面に叩きつけると同じような攻撃が出てきてヒフミなどを攻撃する。その瞬間に、ホシノが引き寄せてそのすべてを避けさせる。

 

「成る程ね⋯⋯自動的に戻って来るシステムがあるみたいだね。通りで気にしてない⋯⋯⋯⋯いや、気にしてはいるけど心配していないって言ったほうが正しいのかな?」

 

 高速で頭を回転させて考察するホシノ。今まで見たポヤポヤ感とは違ってガチの戦闘モードのようだ。そして、ヒエロニムスがその槍を上に上げると、ユスティナ聖徒会が出てくる。

 

「またか⋯⋯!」

 

「ちょっと多すぎ!!自粛してよ!!」

 

「これは中々に⋯⋯」

 

 そう、ユスティナ聖徒会が出てきたのは3体や4体ではない。20体ほどの中隊レベル。それに私は心の中で舌打ちしながらも指示を出す。

 

“ヒフミはもう一度ヘイトを集中させて、ホシノはユスティナ聖徒会を一掃して!”

 

 そして、指示を出すとハナコが近づいてきてユスティナ聖徒会を牽制する。15体ほど直ぐに倒された時、ヒエロニムスについてハナコは話す。

 

「先生の言うことが事実で、エンターさんによってあのヒエロニムス?が機械化されていても、ユスティナ聖徒会と同類ならダメージを与え続ければ倒せるはずです」

 

 確かにそうだ。芸術作品とは言えどもアレはユスティナ聖徒会と同類なのかもしれない。ユスティナ聖徒会はダメージを与えれば崩れて消えた。エンターのメタロイドもデカいダメージを与えれば倒れて爆発した。

 

 それが正しいのなら⋯⋯

 

“皆!ヒエロニムスにダメージを与え続ければ倒せるかもしれない!だからユスティナ聖徒会に注意しながら攻撃して!”

 

『了解!』

 

 そうして、攻撃を与えていく。そして、一瞬。一瞬だけだがヒエロニムスが少しだけ怯んだ。その隙をアズサが、ホシノが、私が、補習授業部が見逃すわけがない。

 

「今っ!!!」

 

「はぁぁぁ!!!」

 

 その瞬間、アズサからはドリルのような銃弾が、ホシノからは重い神秘の銃弾が。ヒエロニムスの体を貫いた。そして、ヒエロニムスは倒れ伏し⋯⋯⋯爆発した。

 

 その光景をマエストロとエンターは見ていた。

 

「心から感謝しよう、先生。完全体を完璧に倒し切るとは、本当に素晴らしい。黒服の言う通りだったな⋯⋯普段はあまり共感はできないものの、この件は感謝せざるを得まい」

 

「ええ、本当に本当に本当にTrès bien。完全体だとしても、まだ改良の余地はありそうですね。マエストロ」

 

「あぁ、また合作の際は呼ぶとしよう。では、先生よ。そなたにまた会える時を、心待ちにしている。また、夢の中で」

 

 そうして、マエストロはゲートのようなものを開いて何処かに消えていった。そして、辺りを見渡してもアリウススクワッドの影も形も見当たらなかった。

 

 何処かに、逃げられてしまったようだ。

 

 ホシノもどこか苦虫を噛み潰したような顔をして、私の方を向く。

 

 まだまだ、黒い渦は巻いているようだった。

 

 






ヒエロニムス(メタロイド完全体)

元はヒエロニムス(不完全)

メタウイルス『信仰する』

見た目は完全に難易度トマトなどで見る白いヒエロニムス。

識別番号はV―04

推定動作環境『古聖堂地下カタゴンベ』

能力『聖光と不光なる浄化』

簡潔に言えばユスティナ聖徒会を強化したものが出てくる。なお、大決戦の際はバルバラ、ユスティナ聖徒会が出現してくるというおまけ付き。

それに元の能力が加算される。ストーリーモードなので弱体化してるようなものだが、大決戦では上記のようになる。一言で言えば鬼畜だね☆

でも、私ヒエロニムスについてはあんまし詳しくないので長くはしませんでした。早くパヴァーヌ行きたいのでサクサク進んでいきます。よろしく

先に聞いておこう。パヴァーヌ編第二章の先生たちにとっての攻略難易度を聞いておきたい。

  • MAX HAZARD ON!(最小)
  • アークの意思のままに
  • ハイパー無慈悲ー!エクゼーイド!
  • 逢魔時王必殺撃!!(最大)
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