ゲマトリア兼デカグラマトン所属、エンターと申します。以後お見知りおきを 作:エンター・■■■■
予約投稿の日がズレていたことに気が付かなかったので初投稿です。後今回は短いです
『――――、――――?』
何処かから通信をしている音が聞こえる。その音の主はエンター、ミレニアムの戦場を歩いて回っているその姿は、まさに軍服であった。何時も通りのコスプレである。
「ええ、そうです」
そう言いながらとある所に近づく。
『――――――』
「それでは私は私なりのやり方で、アレを奪い取り、彼女らの力を試す⋯⋯⋯両方やって見せましょう」
そう言うと懐からノートパソコンを取り出して先のシールを目の前の戦車に付けると、電子版のようなシルエットが広がる。そして、カードを取り出す。
「メタウイルス、『放つ』インストール」
私のパソコンに繋がれた戦車は繋がれたエネトロンによるエネルギーで戦車が緑色に発光する。そしてインストールが完了したと同時にその戦車が変形し始める。
タンクロイド
タンクロイド
タンクロイド
誕生しようとしているメタロイドの名前が電子音声で3回コールされた。その戦車にエネトロンが流し込まれ、その形を変えていく。
ペリスコープとセンサーの塊潜水艦や戦車に使われるペリスコープが重なり合ったような無機質な頭部。主砲が右に砲撃用として装備されていて、胸の中心に太い戦車の主砲がそのまま突き出ていて、腰辺りには識別番号T―01の文字がある。
戦車から生み出されしメタロイド
『タンクロイド』
「Monsieurエンターに、敬礼!」
生み出された直後、タンクロイドは私に向かって敬礼する。まるで軍人であるかのような形であるそれは、エンターにとっては中々に形容し難いものだった。
「Bonjour、タンクロイド。私が貴方に送る命令は⋯⋯⋯」
《同時刻・ミレニアム地下駐車場》
コツコツと歩く音が聞こえる。腰にゴク、マゴグを携えているのはエンターに仕える者。名をアリス・エスケイプ。その人は頭に付けていたサングラスを外してその場においてあるソレを見る。
「古びた鍵⋯⋯⋯⋯多分そのまま放置されたもの?」
冷徹のような機械の目は地面に落ちてある鍵を見る。その鍵は凄いくらいに錆びていて、もう誰にも拾われず放置されたものなのだろうと感じさせるものだった。
「うん、Missionコンプリート♪」
「メタウイルス、『閉じる』インストール」
そう言うとタブレットに表示された黄色のメタウイルスカードをスライドすると、鍵にインストールされていく。
エスケイプのタブレットに繋がれた鍵は繋がれたエネトロンによるエネルギーで鍵が緑色に発光し浮かび上がる。そしてインストールが完了したと同時にその鍵が変形し始める。
キーロイド
キーロイド
キーロイド
右腕が自動車のキーの形状になった騎士の様な姿をしており、左腕はあるで鍵穴の様な形をしているメタロイドが生み出され、そのキーの形状の右腕を動作確認の様に動かす。
鍵から生み出されしメタロイド
『キーロイド』
「これで1体目、完了ですね」
そう言うとキーロイドを連れて何処かに行っていった。
《sideエンター》
さぁて、どう対応しましょうかねぇ⋯⋯⋯⋯そんなことを思う私であるが、事実である。目の前にはパンパカパーンと満天の笑みを浮かべているアリスと、その後ろに苦笑いをしている先生がそこにはいた。
なんでストレス発散しようとした時に来るんですかねぇ⋯⋯!そう思いながら私は一旦外に出てアリスを見る。
“ごめんね、レイチ。アリスがどうしてもって言うから”
こいつ甘いっ⋯⋯⋯!甘すぎますよぉ⋯⋯!まぁ確かに私もたまに餌付けすることありますけど、ありますけど⋯⋯あぁ!!もう!!
「ええっと、今日は非番なので一応暇ですけど⋯⋯」
何ですかそのキラキラした目は??えっ?えっ??これどうすればいいのでしょうか⋯⋯⋯⋯エスケイプならどう判断したでしょうかこれ。あっ、そういうことですか!
「成程、折角来てくれたことですし何か⋯⋯あぁ、素材の持ち運びでも手伝ってくれませんか?持てはするんですが多いので」
「パンパカパーン!アリスはクエストを受注しました!」
「ははっ、アリスらしいと言えばそうでしょうね」
それを見て先生は少しだけ珍しい表情をした。まるで初めてそれを見るかのような目である。それに私は首を傾げて先生をサングラス越しで見る。
“そういえば、珍しいね”
「? 何がですか?」
珍しい⋯⋯⋯?
“レイチが笑うのって、見たことなかったから”
「⋯⋯⋯!」
それに私は目を見開いた。サングラス越しではあるが、その様子は先生に伝わったようだ。わーお、よく見てますねぇ⋯⋯⋯確かに笑うことそこまでありませんもんね、私。
「見たことないですか?ならこれが初めてって奴ですね」
“そうだね!”
そう言いながらグッドサインをする先生。それに私は少しだけ笑みを浮かべてアリスを見る。
「クエスト開始です!!さぁ、案内をお願いします!」
天真爛漫とはまさにこの事を言うのでしょうね⋯⋯まぁ別に構いませんけど。そうして、私は庭に案内して鉄材やら持ち運びするのを手伝ってもらいました。セミナー関連で一応家に置いていたものなんですが、そろそろ持っていかないといけなくなったのでね。
確か、持っていくのはエンジニア部用のものと⋯⋯もう色々多いですねほんと!
「パンパカパーン!レイチが新たにアリスのパーティーメンバーに加わりました!」
そう言って鉄材を持ち上げて一緒に移動する。その姿を先生は苦笑いを浮かべながら見る。まぁこれ普通に異質な光景ですよね⋯⋯⋯
アリスのクエストも終わり、私と先生、アリスは一緒に歩いていました。そうしているとアリスが指を指す。その方向にはエンジニア部の人たち。
「あ!アリスは顔馴染みの姿を見つけました!」
直ぐ様移動を開始したアリス。そして、ウタハの前まで来た。
「あぁ、先生とアリスとレイチか」
「やほ」
「こ、こんにちは!」
「こんにちは、エンジニア部の皆さん」
会って挨拶するのは礼儀なので当然ですね。というか口調変換してしまうの本当に面倒くさいですね!!まぁ、
“こんにちは、エンジニア部がここにいるのは珍しいね”
⋯⋯⋯⋯確かにそうですね。案外エンジニア部ってあの部室で何かもの作ってるイメージが物凄い多いですから。というか実際事実ですし。
「先生は私たちのスケジュールにご興味があるんですね!いいでしょう!私から説明しましょう!私たちエンジニア部は朝7時に起き⋯⋯」
さぁて、これ総勢何文字使うんでしょうね。もしかしたら少女説明中と東方の如く省略される可能性がかなり高い気がしますけど。というか、私もこれ真面目に聞いてるの殆どないですからねぇ⋯⋯⋯
「⋯⋯してここに至った訳です!そうですよね、ヒビキ!ウタハ先輩!」
あっ、説明終わっちゃいました。ヤバいです8割も聞いていませんでしたどうしましょう。
「あ、うん、まぁ、そんな感じ」
これヒビキさんも聞いていませんね⋯⋯ヒビキと聞くと仮面ライダー響鬼を思い出しますけど、響鬼とヒビキは全く関係ありませんからねぇ⋯⋯⋯そんな与太話はさておき。
「つまり、足りない装備を補充するために出てきたってわけさ」
その言葉を聞いてアリスは深く考え始めた。
「ふむふむ、毎日新しい武具を作り続けるその姿⋯⋯さすが、光の剣を作ってくれた鋼鉄の鍛冶屋ですね!アリス!感激しました!」
ゲーム用語というかゲームそのものの言葉を使うのは何時も通りですね。あ、でも皆さん困惑してらっしゃる。
「武具⋯⋯?」
「よく分からないが、褒め言葉として受け取っておこうかな」
「鍛冶屋⋯⋯アリスらしい言葉選びですね!」
「まぁ、広義で言えば確かにそうだね」
鍛冶屋⋯⋯スーパーノヴァを作った所であり色んな物を作っているから鍛冶屋と。ゲーム表現とはいえこんなに的確なのは面白いですね⋯⋯⋯
「アリスの武器はエンジニア部の自信作だし⋯⋯」
「そう言えば、アリス。レールガンの⋯⋯いや、光の剣の調子はどうかな?不調とかはない?」
「バッチリです!アリスにとって、光の剣は宝物です!そう、勇者の象徴ですから!大切に扱っています!」
そう言ってニコリと笑顔を浮かべるアリス⋯⋯⋯勇者、ですか。
“アリスにとって掛け替えのない宝物なんだね。たまにそれで天井を破壊してしまうのは難点だけど”
「えぇ、毎回修理するの大変なんですよね。他の生徒もよくやらかすから大変なんですよ」
ニコリと圧をかけながら笑顔を浮かべる私。えぇ、毎回毎回天井を修理して修理費と材料費のお金を捻出するの苦労するんですよ?決して何度もぶち壊しやがって、本当一旦電気のない1日を過ごしてもらおうかとか思ったことはありませんけど。
「え?それって問題なんですか」
「ミレニアムではよくあること」
「技術の発展にはある程度の犠牲が伴うものだからね」
「へぇ〜?そうなんですか。よく毎回天井修理している私の前で言えましたね?」
『あっ』
「⋯⋯⋯⋯部費削減」
「そこを何とかっ!!!」
えぇ、えぇ、決して怒っているわけではありませんよ?ただ毎回壊しやがる代表のエンジニア部には少しお灸を据えてやろうかなと思っただけで。ウタハさん、肩を掴むのを止めて下さい。前後に揺らすのも止めて下さい。
「冗談ですよ。まぁ、もう慣れたので」
“レイチ、お疲れ様⋯⋯”
「はははっ⋯⋯⋯」
可笑しいですね、私データの筈なのに何故こんなに疲れているのでしょうか。
「まぁでも、大切にしてくれているのなら、私たちとして嬉しいよ。これからもよろしく頼むよ、アリス」
「はいっ!」
そう言って別れようとした時に、私が鉄材について言わないといけないことを思い出した。
「そう言えば鉄材などをそっちに持っていたんですけど、確認作業をお願いできますか?私もそちらに行くので」
「そうか!分かった、今すぐ行こう」
そう言うと、私は改めて先生とアリスの所に行く。
「先生、アリス。ではまた付き合いお願いしますね」
「はいっ!」
そう言ってエンジニア部と鉄材を確認した後、冒険を続けた。なお、セミナーが緊急で招集をしてきたのですぐに別れることになった。話の話題は天井破壊による損失についてだった。
無いはずの胃が破壊された。
そう言えば言うの忘れてたのでパヴァーヌ2章には解放条件があります。その解放条件とは
解放条件
vol1アビドス編
vol2時計仕掛けの花のパヴァーヌ編第1章
vol3エデン条約編第1章〜第4章
volEXデカグラマトン編第1章
を全部クリアしている必要があります。
カルバノグはやらないことに決定しました。
実はタンクロイドは初期案として一番最初に出るメタロイドの予定だったりする。だけど最初ならとショベルに変更したのが初期この頃。
そして、私がアリスに特撮のものを渡すならジクウドライバーかガシャットギアデュアルβを渡します。