ゲマトリア兼デカグラマトン所属、エンターと申します。以後お見知りおきを 作:エンター・■■■■
誤字修正、修正案を出してくれるの助かります。見直しはしているのですが、見逃しとか文章表現ミスが多いっ!!多すぎるっ!!
もしかしたら私疲れてるのかな⋯⋯という言い訳はともかく、誤字脱字、文章表現ミスは普通に私のミスなので今後とも指摘等、宜しくお願いします。マジで学びになるので
ガチャ結果
イブキとイロハ
そしてすり抜けで臨戦ホシノ
これは運命が私を呼んでいるのか⋯⋯!?
てなわけでほんへどうぞ
「はーい、では技術ノートを開いてー」
キーンコーンカーンコーン⋯⋯⋯という学校ならではの音が鳴り響く。現在の時刻は午後7時。ミレニアムの寮の門限の時間帯。それは校舎内にも響くために、この一つの教室にも響いていた。
その場所で、エンターは明らかな教員のコスプレをしていた。手には教員が持っている技術ノートやファイル、BDなど、教員が持ってくるもの一式を揃えて置いていた。因みにこれを揃えるために各地のショッピングモールを見て回ったのはここだけの話。
何故、こんなコスプレをするために道具揃えたのと聞かれるだろうから答えよう。これもロールプレイの一環である、と。
「放課後」
少し寂し気な表情をすると、技術ノートをストンと教壇の上に置く。そして、ノートパソコンに繋がっているシールを摘み、教壇の上にある消しゴムを持つ。
「さて、始めましょう」
そして、消しゴムにシールを貼り付けると、赤色のメタウイルスカードを取り出す。
「メタウイルス、『消す』インストール」
そして、ノートパソコンにカードをスライドさせる。
エンターのシールによって繋がれた消しゴムがエネトロンによって緑色へと変色し、それが浮かび上がる。
ケシゴムロイド
ケシゴムロイド
ケシゴムロイド
その消しゴムが浮かび上がって、そのものが広がるかのように機械が展開されるが、すぐに消しゴムの形に戻って縮小し始めて、教卓の上にドンという音とともに置かれる。
「⋯⋯⋯これは?」
カッターロイドなどの小物から作られるメタロイドでも、等身大のものが多かったために、この小さい消しゴムへと戻った姿を見るのは少しだけ異質な光景だった。なので、様子見として消しゴムについていたシールを剥がして消しゴムを教卓の上に置く。
「どうやら、失敗⋯⋯?」
「おやめぇ〜〜オヤメッ!」
その消しゴムを眺めていると、ニョキッとゴムの部分が出て目が合う。消しゴムのフォルムはそのままで、MONOの書かれていた所がKESUとなっていて、両腕、両足が生える。
消しゴムから生み出されしメタロイド
『ケシゴムロイド』
「成程、こんなに小さいメタロイドになるとは⋯⋯好都合です。一度、キーロイドの所へ向かいますよ。ケシゴムロイド」
「了解しやした!」
「さて、授業を終わります」
そう言うとノートなどを纏めて、持ち上げる。あとは薄暗くなった教室のみが残っていた。
――――――Key、名もなき神々の王女及びエンター、メタロイド、メガゾード対策会議。
簡潔に言えば、順調に終わった。
ただ、私⋯⋯調月リオがエンターがこの会議を聞いている可能性を察して、会議の前にとある仕掛けをした。
エンター対策のためにしたことは2つ。1つはジャミングである。エンターは先生の話によれば電子機器に強く、ノートパソコンを持ち歩いていることなどでハッキングなども簡単に出来る可能性があるとのこと。
そして、実際にエリドゥを乗っ取られて、初めてその異常さを思い知った。だからこそ、盗聴器を仕掛けられている可能性が高いために盗聴妨害機を設置した。これが1つ目の対策である。
私がした2つ目の対策⋯⋯⋯それは、言う事と書類に書いてあることが違うことである。先生からメタロイドについて聞けば、ステルスロイドという透明化できるメタロイドがいるということ。
そして、コピーロイドという人の外見をコピーできるメタロイドがいること。その2つが特に危険であることは目に見えて分かった。
それにより少し慎重に動いていた。誰が見ていて、誰が聞いているのか分からない状況、迂闊に動けば相手の思う壺である。だから口と書類を分けることでどちらかが本当か分からなくした。
ただ、裏切り者⋯⋯というよりかは入れ替わっている可能性を視野に入れていた。
心拍音の計測なども秘密裏に行っていたが、異常なし。機械であるならば、心音などはないはずなのだから。
そして、この部屋から水分を徹底的に排除した。水は水滴一つ残らずトキに掃除させたりなどなど。ステルスロイドは水のある所ばかりに出没していたし、襲撃の際もエスケイプと呼ばれる存在が花瓶の水をばら撒いていたことから水が関係していると踏んだ。だから水系統を徹底的に排除し、この会議に臨んだ。
それ故に2つ目の行動に移ったのだ。この場にいる者たちは調べれば頭脳戦に長けている者が多いとのこと。だからモールス信号などの特殊信号も通じるだろうという憶測を立てて実行した。このほうが合理的である、というのが私の判断。もしも⋯⋯コピーロイドではなく、この中に裏切り者がいるとするなら、考えたくもない。
だが、もしものことを考えて視野に入れなければならない。例え、友達であろうと。
「あまり、友達は疑いたくないのだけれど⋯⋯覚悟は決めておいたほうがいいわね」
だからこそ⋯⋯レイチやヒマリ。その2人も疑わなければならない。ヒマリはあまり認めたくはないが⋯⋯レイチはエリドゥを建てるのに協力してくれた関係。
レイチが、裏切り者だったら。
そんな事を考えるだけで、胸が張り裂けそうになる。彼は私の言うことを肯定してくれた。無名の司祭、世界の滅び、そしてアリスの存在についてのこと。そして、リオがアリスのヘイローを破壊すること。それを、レイチは肯定してくれたのだ。
もしかしたら、恋をしているのかもしれない。これがそういうものなのかは分からないけれど。
「⋯⋯⋯⋯取り敢えず、ね」
アバンギャルド君をタブレットで操作してコンテナに入れる。燃費が悪いから、エリドゥに来た際にコンテナを降ろせばいい。アビ・エシュフと同じように。
ただ、エンターがメタロイドに出来る対象は物全般。つまり、アバンギャルド君やアビ・エシュフも含まれるということ。
迂闊にそういう物を持ち運べないというのは、何とも不便なものだ。ただ、アビ・エシュフに関してはエリドゥ付近で一旦コンテナを高速で落としてトキに着させる事が出来るのでメタロイドにする時間もない。
ただ、問題はアバンギャルド君である。
アバンギャルド君はかなり大きいからコンテナを降ろすのに時間が掛かってしまう。だからその隙にメタロイドにされては元も子もない。
だけど⋯⋯アバンギャルド君をメタロイド化されたくない。私がデザインした合理を突き詰めたかっこいいロボットなのだから。というのが本音である。
でも、火力が多いに越したことはない。と作戦に組み込まれてしまった。
メタロイドにされてもアタシがぶっ飛ばしてやるから安心しな!(ネル談)
という言葉とともに。私は泣きかけた。
そんな事を思いながら、ヴェリタスの部室に入る。
もし、レイチが裏切り者だったら、誘拐されていてコピーロイドとして出席し、被害を被っていたとしたら。私は耐えられないのかもしれない。そんな思いを胸に抱きながら。
ただ、そんな時だった。
ヴェリタスにエリドゥから通信が入ってきたのは。
「⋯⋯繋いで。逆探知もお願い」
入ってきたと同時に指示をする。その瞬間、モニターの画像が変わり角ばったハートマーク⋯⋯ヒマリ曰く、メタロイドやメガゾードに刻印されている紋章と一致した。確実にエンターだろうと察することができた。
その様子に、ここに残っているヴェリタスのメンバー、セミナーの4人、ハナコ、ナギサ、アヤネたち司令部は警戒態勢に入る。先生に対してタブレット越しに通信を入れながら、相手の反応を待つ。
『Bonjour Mademoiselle?』
声が聞こえた。可能性的に監視室のスピーカーを使ったのだろう。だが、ヴェリタスが困惑の声を上げる。
「何これ!?暗号!?」
「まるで誘導されてるような感覚だね、これ⋯⋯」
「というか、これ私できるんですかぁ!?と、取り敢えず、はちゃちゃちゃ!!!」
エンターのハッキング⋯⋯いや、プログラミング能力は常軌を逸しているという仮説は事実だった。いや、想定を遥かに超えている、といったほうが正しいのかもしれない。なにせ、コユキが苦戦しているのだから。
『話したいことは一つのみ。アリスの件についてです』
その言葉に全員が耳を傾ける。
『簡潔に言いましょうか。『アリス』の破壊までのタイムリミットです』
その言葉に口を噛みしめる者、拳を握りしめる者がいた。相手はまるで余裕そうな声に、少しだけ苛つく者も多数。だからこそ、私が冷静でなくてはならない。
『そろそろ、貴方たちがエリドゥへ突入する頃だと思いましてねぇ⋯⋯⋯だからタイムリミットを設けてあげます。すぐに破壊しないだけ感謝してくださいね』
それをタブレット越しで聞いていたネルは青筋を立てて今にでも突入しそうだったのを先生たちが抑える。多分⋯⋯敢えて苛つかせているのかしら。冷静な判断をさせなくさせる、まさに合理的ね。
『今は⋯⋯⋯成程、この時間ですか。なら、明日の昼まで待ちましょう。タイムリミットは明日の12時。アリスの言葉を借りるとしましょうか』
『ゲーム、スタートです!』
プツンとモニターに表示されていたものが切れて、画面が元に戻る。だが、メンバーを苛つかせるには十分なものだった。
「このままじゃ、不味いわね⋯⋯⋯」
そう言いながら、残ったAIMSを指揮しつつ突入隊を見守る。
現在午後8時。アリス破壊まで、残り16時間。
今回の作戦はこうだ。
5つの部隊と司令部に別れて同時に襲撃をかけるということである。
補習授業部と便利屋68のグループ
C&Cの5人グループ
特異現象捜査部とゲヘナ2人組のグループ
アビドス廃校対策委員会のグループ
ゲーム開発部と雷ちゃん含むエンジニア部。
そして、その他のサポートなどの人たちが送る司令部。計6つの部隊で構成されている。そして、皆はエリドゥの近郊で通信を聞いていた。それは、エンターからの通告。
その言葉に、苛つかせるには十分なほどの煽りが入っていた。つまりでいえば、それでキレるものがいるということを確信していての行動。先生は、ゲーム開発部についていったものの、そのことについて考えていた。
そして、突入した時であった。
『巨大エネルギー反応!?五つ同時です!』
ヒマリの通信が聞こえると同時に、巨大な緑色の球体が突如として現れ、それが具現化してエリドゥに降り立つ。メガゾードα、β、γ、そして
補習授業部&便利屋グループは
メガゾードβ⋯⋯もとい、タンクゾードを。
特異現象捜査部とゲヘナ2人組には
メガゾードα⋯⋯もといタイヤゾードを。
アビドス廃校対策委員会には
メガゾードγ⋯⋯もといカッターゾードを。
C&Cの5人には
そして、ゲーム開発部&エンジニア部には⋯⋯⋯
「あれっ!?こっちには何も来てないよ!?」
モモイが叫ぶ。通信網を見れば、他の場所はメガゾードと交戦を始めようとしていたが、こちらには依然として現れる様子がない。だが、ヒマリ先輩が言うことが確かなら⋯⋯メガゾードは確実に存在するはずなのだ。
「確か、私たちはこの貨物列車から潜入するんだったね」
この場所は貨物列車⋯⋯リオが素材などを運ぶのに重宝していた場所である。そして、タイミングよく
「確か、ここに乗るんだったっけ?」
「そうそう、お姉ちゃん」
“何か、嫌な予感がする⋯⋯”
先生は少しだけ警戒する。当然、この電車の中に何かが仕込まれていてもおかしくはない。だが、エンジニア部のコトリとヒビキはこの電車を計測するが⋯⋯
「異常、なし。だね。逆に不自然すぎるけど」
「説明しようにも異常なしですからね⋯⋯」
やはり、何か違和感があるようだ。だが、先生たち全員はその電車の中に入ってみる。中は何の変哲もない普通の電車⋯⋯そう、
それにいち早く気付いたのはウタハだった。違和感の正体、それは貨物列車が来るはずの場所で普通の電車が来たこと。駅だからと違和感がなさすぎたが、あり得ないのだ。ここに電車が来ること自体が。
「そういうことかっ!不味いっ!皆外に出るんだっ!」
だが、声を張り上げても遅かった。もう皆が中に乗ってしまっていたのだ。そして、その扉が閉まって、電車の発車する音が聞こえる。
『メガゾードロイド、まもなく発車致しまーす』
電車の車掌のような声が電車の中に響き渡る。この電車⋯⋯否、このメガゾードはデンシャゾードにメタウイルス、『乗せる』をインストールした存在。本来ならば、メサイアロイドとして出るはずの1体であるメタロイド。
名を『メガゾードロイド』
先生たちエリドゥ攻略組の想像を覆すほどの、大きな戦いが幕を明けた瞬間だった。
リオ→レイチ(エンター)
一緒にエリドゥを作ってくれた友人で唯一の理解者。同じ学年だったなら良かったとも思っているし、もしかしたら恋心を寄せているかも⋯⋯という考えに至っているでっかい妹。
生活習慣を見直せと言われている。
アリスのヘイローを破壊することを認めてくれたし、罪を一緒に背負うとまで言われた人。つまり脳をこんがり焼かれている。レイチは友達であり、ヒマリに関してはライバル視してるけど関わってくれてるから友達認識している。ただし言うことはない。曇る姿が愉しみだ。
エンター(レイチ)→リオ
特異現象捜査部に潜入するためにセミナーへと入ってエリドゥ建設に付き合った。その際にエネトロンを通せるようにして、もしかしたらの可能性を視野に入れて動いていた。
その可能性が実行されてしまったため、メタロイドを総動員してリオ対策している。なお、リオが相談して来た際には本気で相談に乗ったし、個人的にもアリス⋯⋯否、ケイは破壊しておいても損はないと思っていたためヘイロー破壊に同意した。騙していることに罪悪感がある。
こりゃあどっちも重いな()