ゲマトリア兼デカグラマトン所属、エンターと申します。以後お見知りおきを 作:エンター・■■■■
誤字報告ありがとうございます!
メタロイド募集
活動報告にてメタロイド募集します。よろしく!
一発ネタ○○ケイ
“待て!伏井出ケイ!”
「誰ですかその可哀想な人」
“待て!外世界観測用自律型人工知能ケイ!”
「ほんとに誰ですか!?」
“てなわけでよろしくケイ”
「私はKeyです!二度と間違えないように!」
てなわけで深夜テンションです。ほんへどうぞ
場面は変わって便利屋68と補習授業部。今さっきアバンギャルドロイドを仕掛けて移動した際に、マーカーを仕掛けておいたのだ。エリドゥのシステム⋯⋯⋯ビル移動などのシステムはメガゾードを送る都合上、どうしても使えないことがある。
そのビル移動でショートカットができないため、色々な所にマーカーを仕掛けて、ステルスロイドはC&Cの監視に当たらせる。そうすれば擬似的なワープ装置の出来上がりというわけだ。ただし、アスナには要注意である。という旨はステルスロイドに伝えているため、自衛していてくれとこればっかりは願うしかない。
そして、ビルの麓を補習授業部と便利屋68が通り過ぎる。その姿を見て一言。
「なんとなんとなんと、私の為にあーんなに集まってくれるとは、C'est bon, shubon, très bien」
屋上に何故か置かれている自転車にシールを貼り付け、青色のメタウイルスカードを取り出す。あのメガゾード⋯⋯タイヤゾードにおいてはメタロイドを作った際に送られるオプションパーツ付きメガゾードではなく、先に作って送ったメガゾード。
先にその姿を見せてしまっては意味がないとか思うかもしれないが、演出のためには仕方のないことである。ロールプレイにも気合が入るのがこのパヴァーヌ編なのだから。一応この小説はロールプレイが基本形態なのを忘れてはいけない。
「メタウイルス、『走る』インストール」
タイヤロイド
タイヤロイド
タイヤロイド
エネトロンによって緑色に発光し、その自転車が変形し始める。それをじっとエンターは見つめていた。
補習授業部と便利屋68の2グループチームは先を急いでいた。一つ言いたいのが、これがエデン条約と言われるなら皆納得するだろう。学園の垣根を超えて、相反しようが関係なく手伝って解決しようとする姿は正にエデン条約そのものなのだから。
「(不穏な気配がする⋯⋯⋯注意しないと)」
『(なにか来そうな予感がしますね)』
カヨコとハナコはビル群に視線を巡らせていた。過去で培ったそのスキルをフル活用して何か来ないか見渡す。だが、そんな時だった。後ろの方で何かが降って着地する音が聞こえ、補習授業部と便利屋68は止まる。
「何か⋯⋯来たわよね?」
「よ、予想は当たってると思います⋯⋯」
アルとヒフミは少しだけ苦笑いを浮かべる。
「⋯⋯⋯これ、もしかしなくても、そうだよね?」
「えっ、どういうこと?」
ムツキは察して、コハルは何が何だか分からないと首を傾げる。
「⋯⋯⋯来る」
「はわわわ⋯⋯⋯!」
アズサは何かを確信して銃を握る手の力を強め、ハルカはアルの障害となろうものを片っ端から潰そうとポケットに手を伸ばす。
『⋯⋯⋯これは』
「⋯⋯⋯うん、メタロイドだ」
いっーせーのーでっ!という言葉とともに振り返ると、一つのロボがそこには立っていた。顔が自転車のタイヤの様になっており、頭部にも自転車のペダルの様な物が付いた姿をしていて、T-18と描かれているメタロイドが一体。
自転車のタイヤから生み出されしメタロイド
『タイヤロイド』
「ふんっ!はわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわぁ!!!!」
その瞬間、猛スピードで補習授業部と便利屋68に迫って来た。それを見た皆さんがする行動はただ一つ、突発的すぎて驚き、逃げるのみである。
「いやぁぁぁぁぁ!?!?」
「ちょっとぉ!!!?」
アルとヒフミは叫びながら走る。どちらともアウトロー()と生粋のアウトローであるが、ビビリであることには変わりない。やる時はしっかりとやるのだが⋯⋯⋯こう言う時では、こうなってしまうのも無理はないといえよう。
「ははははっ!アルちゃん面白いっ!」
「そんな事言ってる場合!?」
「アル様の敵はブッ壊してやります⋯⋯!」
『まだ相手の出方を待ってみてください!』
ムツキとコハルも方や笑いながら、方や叫びながら走る。ハルカは何時も通りアルの障害に値するものを倒そうと振り返ろうとするが、ハナコの言葉によって食い止められた。カヨコ、アズサは黙って出てきた⋯⋯推定、タイヤロイドを黙って走りながら様子見していた。
「止ぉまれぇ!!!俺は止まらないが、止ぉまれぇ!」
「⋯⋯⋯何だか変なの来たね」
「一旦足元を撃って様子を見るっ!」
その瞬間、アズサが後ろを振り向き止まる。そして、銃口を足に狙いを定めて弾を発射した。タイヤロイドは弾に被弾した瞬間、倒れた。その何とも言えないようなものに、アズサは少しだけハトが豆鉄砲食らったかのような顔になった。
「⋯⋯⋯えっ?」
それだけで倒れるものなのか⋯⋯?という声を心の中に漏らして先に進む。だが、タイヤロイドもそんな簡単にやられるわけがない。即座に立ち上がり、走り始める。
「チャリンチャリン〜チャチャチャチャチャチャチャチャチャ!!!」
補習授業部と便利屋68が進む。そうして突き当たりを右に回ったら行き止まりであった。確かに地図通りに行ったはず⋯⋯だが、このエリドゥの得意性をハナコは思い出した。
『まさか、ビル移動⋯⋯!』
つまり、今ここでこのタイヤロイドを倒さなくてはならない。2つのグループは振り向き、タイヤロイドを見る。便利屋68はファンロイドを、補習授業部はソウジキロイドが一時的に所属していて交友関係を深めているが故に、メタロイドを倒しづらそうだった。だが、少しだけ決意を固めて全員はタイヤロイドを見る。
◇◇◇
「ふむ、数が多いですねぇ⋯⋯⋯一旦、バラしてみましょうか」
その手にはフォークが握られており、ノートパソコンに繋がれたシールを貼り付けている。メガゾードに関してはタイヤロイドと同様、先に作ったものである。非効率的だとか言いそうではあるが、何度も言うがロールプレイをしている以上、メタロイド作りの印象は大事である。
「メタウイルス、『抉る』インストール!」
エネトロンが流し込まれ、フォークが緑色に発光するのを確認すると、ビルの屋上からフォークを落とす。
フォークロイド
フォークロイド
フォークロイド
その電子音が鳴り響くと同時に、変形が完了して降り立った。
◇◇◇
また背後になにかが降り立つ音が聞こえ⋯⋯また振り返った。
「フォーッ!フォッフォッフォッ!!!」
頭部と両肩にフォークの先端の意匠があり、両腕も鋭く尖ったフォークの先端となっており、カラーリングも全体的にモノクロである。さながら骸骨の印象を受ける外見で、胸部にもEGURUと書かれているのが特徴のメタロイド。
名を『フォークロイド』
「嘘ッ!またメタロイド!?」
『あちらもかなり本気の様子ですね⋯⋯』
前にはタイヤロイド、そして後ろにはフォークロイド。つまりは挟まれてしまっていた。しかもメタロイドを破壊するのを躊躇うような人たちに対して、だ。それほどまでに本気と言えよう。だが、会議の際に覚悟を決めていた。
エンターが敵対した時点でメタロイドと戦うことは決定していたのだから。
フォークロイドは降り立った瞬間に右腕にある巨大なフォークを振り上げてキランとフォークを光らせ、叫んだ。
「てめぇら!!ギタギタにしてやんよ!!!でやっ!!」
その巨大なフォークを地面に振り下ろした瞬間にその地面が『抉れ』地割れが発生しだした。フォークロイドの能力は至って単純、地面などを文字通り『抉り取る』能力である。
その地割れを補習授業部と便利屋68のメンバーは避けて、ハナコとカヨコは結論を出した。
「私たちはフォークロイドを相手する」
『分かりました、では私たちはタイヤロイドを』
今は合計7人。2つのグループを統合して向かっていて相手も2体のメタロイドならば、一つのグループが1体のメタロイドと対峙したほうが効率も戦い方も良くなるだろうという判断であり、同時に戦力分析をした結果でもある。
便利屋68はフォークロイドの相手を始めた。見た目的には騎士のような見た目をしているが⋯⋯なんか今さっき凄い口が悪そうな声が聞こえた気がするんだよなぁ、という思いが重なる。
「ハーハッハッハッハ!!!貴様ら!かかってこいやァ!!」
こんな風に、フォークロイドは気性が荒いというか戦闘狂な一面が存在する。騎士の姿とは裏腹に本当に気性が荒い。フォークロイドは手をクイックイッとさせて挑発するようにして言い放つ。
「おいおい、こねぇのかァ?弱っちいなァ⋯⋯!雷帝の事を知ってんのにその程度かァ⋯⋯?」
ゲヘナは舐められれば終わり。だが、それ以上の触れてはならない線が存在する。瞬間、即座に動いたのはカヨコであった。高速で走り込んで頭に回し蹴りを食らわせ、フォークロイドを横に吹っ飛ばすと頭に向けて銃口を向けて狙い撃つ。
「⋯⋯⋯潰す」
早すぎて他の3人がハトが豆鉄砲食らったかのような顔をしてポカンとしている。そんな事を気にせず、カヨコは目を鋭くしてフォークロイドを見つめる。まるで、何を知ってるんだという目で。
「イイ顔じゃねぇかァ!!!勝負勝負ゥ!!!」
その弾をフォークロイドは左腕で防ぐと直ぐ様駆け出して右腕の巨大フォークでカヨコを斬りつけようとするが、それをカヨコはまるで水鉄砲の水を避けるようにスルッと避ける。
「課長⋯⋯?」
「なーんかすっごい真面目な顔してるね」
「アル様の敵となる者は潰しますぅ!!!」
ハルカが動いた。その手に持つのは幾重のもの爆弾。元はファンロイドと行動するために持っていたそれは、フォークロイドに向けられていた。
何個もの爆弾がフォークロイドに襲いかかる。だが、フォークロイドはその右腕の巨大フォークを横薙ぎすると爆発物が全て抉り取られ、フォークロイドに届くことがなく爆発した。
アルとムツキは、銃口を向ける。
同時に、補習授業部とタイヤロイドの戦いは難航していた。タイヤロイドが放った謎の針⋯⋯⋯⋯それがリオが操縦していたAMASに刺さると暴走を始めたのだ。それを破壊するのに手惑い、更にはエリドゥ防衛システムまでもが敵対する始末。
通信越しで聞いたアバンギャルドロイドと同じようで違う使い方であった。設備が当たり前のように破壊され、ハッキングされ、魔改造され、奪われているリオは泣いていいと思う。
「ペロロ様!お願いします!」
「チャリン?何だこのキモい鶏」
「は?」
タイヤロイドの目の前にペロロの等身大人形が現れたが、タイヤロイドが言っちゃ駄目な言葉を言ってしまった。
『⋯⋯イッちゃいましたね』
「エッチなのはダメッ!!死刑ッ!!!」
『あら、私はただ言っちゃったと言っただけですが⋯⋯コハルちゃん、もしかして⋯⋯⋯』
「あっ、えっ、いや⋯⋯⋯」
ヒフミの顔が強張り、天使であり悪魔のようなもうなんかすごい(語彙力皆無)怖い笑顔を浮かべた。背後のハナコとコハルは苦笑いを浮かべてコントを始めていた。
因みに皆知っているだろうが、ヒフミはペロロ大好き人間である。ただ、ペロロが大好きすぎてペロロを貶す者は容赦なく潰すという点においては一線を画すだろう。つまり何を言いたいか、簡単な話だ。
「ペロロ様を貶す者は誰であろうと許しませんッ!!」
死刑宣告である。ヒフミが猛スピードでタイヤロイドの懐に駆け込み、顔目掛けて弾丸を放つとタイヤロイドはくの字に飛んでいった。すかさず、アズサは空中にいるタイヤロイドを狙い撃つ。だが、タイヤロイドは空中で身体を捻って着地し、ペロロの人形を狙い撃つ。
「邪魔だから消えてくれ!」
ペロロ人形は収縮して消えてしまうが、その後ろに待機して銃を構えていたコハルと通信越しのハナコがAMASを操縦し、両手目掛けて弾丸を放つとそれは見事命中してタイヤロイドから火花が散る。
所で、皆さんはスタンディングウェーブ現象というのをご存知だろうか。空気が足りないまま走るとタイヤの側面が波のように激しくたわむことであり、高熱で耐えられなくなるというものだ。
今、両手、頭とタイヤの部分のみ撃っている。そして、爆発物などで凸凹しているのだ。当然、そこは機械であろうがタイヤであることは変わりない。ハナコは当然、アズサたちも知っている。ならば、することは簡単だった。
『3、2、1、今です!』
『自爆スイッチオンするよー』
AMASをタイヤロイドの間近に迫らせて自爆させた。その爆発によって起きた高熱は、タイヤロイドのタイヤを爆発させるには十分強い熱であった。そして、タイヤロイドの両手のタイヤは爆散し、頭のタイヤもなんとか爆散しなかったものの傷が大きかった。
「ぐぅわぁぁぁぁ!!!」
両手を抑え悶絶するタイヤロイド。だが、タイヤロイドの背後に背中合わせでくっつく者がいた。吹っ飛んで止まり、立ち上がったフォークロイドである。
「クッ、ハハハッ!!!強いなァ!!確か、カヨコだったかァ?」
「⋯⋯⋯⋯気安く私の名を呼ばないで」
カヨコは端的に言えばブチギレていた。補習授業部とタイヤロイドが戦っている間にフォークロイドはカヨコに対してかなり煽りを入れていた。だが、スイッチを入れたのはとあるひと言。
「貴様には才能があるというのに、何故そんなチンケな便利屋などに入っている?」
その言葉が、彼女の怒りに火をつけた。否、業火とも言えようか。便利屋68への冒涜、ファンロイドとは真反対の言葉。ムツキやハルカも怒っていた。メタロイドだからと少しだけ手加減してしまっていたが、もう手加減しない、という圧が目だけで伝わった。
辺りはビルの窓や地面、周りにあるドローンなど全てが抉れていて、便利屋68は一撃喰らえばかなりの大ダメージを負う。だが、そんなものを気にせず攻撃していた。フォークロイド自体はかなりボロボロであり、便利屋68の面子は傷が殆ど無い。
そして、一番に怒りを抑えていたのは⋯⋯社長である、アルだった。彼女はアウトローと自称していても仲間思いであり、優しい人であることは変わりない。大切に思っている仲間を、貶し、傷つけた。そのことに、アルが怒らない訳がなかった。
「⋯⋯⋯⋯巫山戯ないで。私の社員を貶すなら、許さないわ」
その目に宿すのは怒気。
「私が何を言われても、少しだけなら我慢できるわ。便利屋自体のことも、貶すのは我慢できる」
「だけど、社員たちのことを貶すというのなら容赦はしないわ。それが『アウトロー』だもの」
銃を握る力を強める。
何時ものコミカルな感じではなく、本気の力。
限界にまで積もった怒りが、爆発しようとしていた。ヒフミとアル、色んなところが似ている彼女たちは、同時に言う。
「ペロロ様を貶すというのなら」
「社員を貶すというのなら」
「誰であろうと
その瞬間、ヒフミとアルは同時に弾丸を放った。ヒフミは精一杯力を込めた弾丸を、アルは奥の手を。同時に放たれた弾丸はタイヤロイドとフォークロイドの腹を貫き、爆発した。
「さら、ばだァ!!!」
「自転車事故には、ご注意⋯⋯!チャ、リン」
という断末魔を添えて。
「(⋯⋯⋯⋯⋯エンターも本気みたいね。多分私たちを敢えて怒らせにフォークロイドを送ったのかも)」
カヨコは怒りながらも冷静に頭を回していた。彼が何を企んでいるのか、彼の所属しているゲマトリアの狙い。それが分からない。だが、一つ言えるのが⋯⋯⋯⋯
「(次会ったら殴ろう)」
メタロイドが言ったこととはいえ、便利屋68や仲間を貶された仕返しに殴ってやる、そう決意したカヨコであった。
そして、ヴェリタスがマップの更新をしたため、その誘導通りに進んで行った。
アリス破壊まで残り9時間
与太話『ビッグシスターモード』
「トキさん、なんでまた私呼ばれたんです?」
「リオ様が幼児化しましたので、最適解を。あと私もご褒美としてナデナデを所望します」
「⋯⋯⋯⋯今月で3回目ですよ?どんだけ泣いてるんですか」ナデナデ
「どちらかといえば強制的に仕事をさせているレイチが悪いと思います。でもリオ様もやってないのでお互い様ですけど」(ご満悦な顔)
「当然の義務です。当たり前のように横領してるんですから当然でしょう?⋯⋯⋯もう幼児化するならいっそ、そのことをビッグシスターモードとでも呼びましょうかねこれ」ナデナデ
「それいい案ですね」(超ご満悦)
「ぶいぶい✌」ニコニコ
「ブイブイ✌」ナデナデ
解説『ビッグシスターモード』
簡潔に言えばリオが幼児化(大きい妹)化すること。
書類仕事をリオがエリドゥ制作やらでやろうとしないため、レイチが持ってきてやらせている。そして耐えられなくなったときに発動する。今回はエリドゥとアバンギャルドくんを奪われたため幼児化しかけた。
ユウカは会長が仕事をしてくれて少しだけホクホクしている。その人横領してるよユウカさん。
感想でビッグシスターモードについて言っていた人、大当たりだよ。