ゲマトリア兼デカグラマトン所属、エンターと申します。以後お見知りおきを 作:エンター・■■■■
妖怪ウォッチリメイク新作ッゥゥゥゥ!!!!!しゃぁおらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
早速メタロイド案募集で来たメタロイドを出しますよー!
多分タイトルで察したと思うけど、またまだ続くよ
因みに、メサイアって救世主って意味もあるんだって!
エンターは辺り一面が暗闇に染まっている場所にただ一人、そこに座っていた。そこはプラネタリウム⋯⋯⋯そこが機能していたのは大昔の話だが、見たことがないが見たことがあるような、そんな表情をしていた。
「プラネタリウム」
「懐かしのTrès bien〜なもの⋯⋯ゲマトリアのログを見れば、私とここはかなりの親和性がありますからね」
「一つの星々は孤立していながらも、他の星と合わさって星座が作られる。それは、極夜の空でも同じ⋯⋯嗚呼、Très bien 」
笑顔を浮かべながら、映像として浮かんでいる星を掴もうと腕を伸ばす。その先には星々が線で彩られ、新たな星座が作られていた。まるで儚く、砕け散りやすい⋯⋯そんなことを表しているかのように。
「さぁ、始めましょう」
エンターはノートパソコンを取り出してUSBコードを付けて、そこから伸びるコードの先端を目の前のプラネタリウムの投影機に貼り付ける。そしてカードケースから青色のカードを取り出し、それをノートパソコンにスライドさせる。
「メタウイルス、『投影する』インストール」
エンターのパソコンに繋がれた投影機は繋がれたエネトロンによるエネルギーで緑色に発光し、宙に浮かび上がる。ファンロイドやコピーロイドと似たように空中に浮かび上がる。
プラネタロイド
プラネタロイド
プラネタロイド
誕生しようとしているメタロイドの名前が電子音声で3回コールされ、インストールが完了したと同時に投影機が変形し始める。
球体のレンズブロックがいくつも連なった、大型プラネタリウム投影機のような頭部。全身は夜空をイメージしたダークブルーとメタリックシルバーの装甲で覆われ、体中に星図のような光るラインが走っている。両肩と胸部にも強力なレンズユニットが埋め込まれている。
プラネタリウム投影機から生まれしメタロイド。
名を『プラネタロイド』
作られた瞬間に動作確認をして叫ぶプラネタロイド。
「月のように綺麗な彩りを⋯⋯!」
それをエンターはニヤリと笑みを浮かべていた。
指令室組が通信切断される少し前、先生たちは要塞都市エリドゥを進み、遂にたどり着いた。まるでテーマパークのような大きさであり、太陽が昇り始めていてもその輝きは消えていなかった。
その名も要塞都市エリドゥ中央タワー。先生はあまりの大きさに“で、でっかいね⋯⋯”と呟くくらいには巨大であった。ユズはその中央タワーを睨見つけている。当然、アリスが捕らえられている場所なのだから当然だろう。
「アリスちゃんが、ここに⋯⋯」
「かなり大きいな⋯⋯罠が仕掛けられているのは確定だろう」
「うへ〜ずっと動き続けて少し疲れたや⋯⋯ほらユメ先輩シャキッとして」
「ひぃんっ!?ちょっとヘトヘトだよぉ⋯⋯」
「待て」
「「ひゃっ!?」」
アズサはその建物の外壁などを警戒していた。モモイとミドリがすぐに行こうとしたのをネルが止める。何も対策せず突入してしまえば、相手の思う壺なのだから。それがあの策士のエンターならば当然だろう。
そして、先生は指令室に連絡を取る。
“リオ、チヒロ、ここにアリスがいるの?”
『えぇ、間違いないわ』
『エンターはアリスを破壊するって言ってた。それなら、相応の施設は必要になる。エリドゥの構造を聞いて真っ先に目星をつけたのがここだからね』
『元々、アビ・エシュフのシステム⋯⋯計算された高度な行動予測のエネルギーを補うためにここに電力を集めたのだけれど、合理的に考えてもここにいるとしか言えないわ』
「これ程の物を作れるとはな⋯⋯」
マコトは薄々察していた。エリドゥの管理なども含めてもあるだろうが、飛鳥馬トキ⋯⋯彼女が使う武装のシステム。それが会長一人の財力で造られたとは到底思えない。横領か、または偶然宝くじでも拾ったか、または株で稼いだ金を使ったか。
リオの言う合理的に考えるとすれば、株か横領だろう。だが、今は前のことに集中しよう⋯⋯そう思いながら目の前の建物を見ていた。
「つまり、ここを登ればいいってことね」
ヒナが呟くが⋯⋯目の前に人影が現れる。通信越しに、ハナコとアヤネ、ナギサが言う。
『⋯⋯あのエンターが、何も用意しないわけがありません』
『門番⋯⋯或いは罠。何かしら仕掛けているのは間違いないでしょう』
『――――――来たみたい、ですね』
目の前に現れたのは⋯⋯⋯⋯⋯他でもない
「Bonjour、Mademoiselle?お待ちしておりましたよ。先生御一行様?」
エンターであった。何処からツッコめばいいのかは分からないが⋯⋯一つ、一つだけ言いたいことが、聞きたいことができた。
“⋯⋯⋯なんで執事服?”
そう、彼は執事服であったのだ。黒色のスーツに、まるでお辞儀するかのように、お嬢様を出迎える爺やみたいな、綺麗な顔をしていた。ヒフミは頭の中が銀河になった。
「? あぁ、これですか。気にしなくていいですよ。私はコスプレが趣味ですので」
そんなことを聞きたいんじゃない。という心の内が一致した瞬間だった。ただ、ネルは青筋を立てながら聞こうとする。それはまるで⋯⋯
「まだ余裕そうじゃねぇか。そう言いたそうですね。美甘ネル」
「! てめぇ⋯⋯⋯」
「確かに、まだ余裕ですよ?なにせ私の手札はまだまだ残っていますから。例えば、こんな風に」
パチン、エンターがフィンガースナップをした音であった。その瞬間、立体で映し出された通信映像にガガガッという音が聞こえ始め、姿が消えてしまった。姿が消えてしまったのなら、当然音も聞こえなくなってしまった。
「ステルスロイドの能力をご存知ですか?彼は水があれば透明化できるのですが⋯⋯⋯他にも、能力があるのですよ。例えば⋯⋯通信などの管制を一時的に麻痺させる能力、とか」
「嘘でしょ!?通信を麻痺させる能力なんて⋯⋯」
「⋯⋯⋯」
ステルスロイドの能力の一つに、胸のパーツから特殊な電波を放ち、通信などの管制を一次的に麻痺させる。という能力がある。だが、一度使うと1時間のクールタイムがあるため、注意が必要。
これを今使ったのだ。
「そして、貴方たちの相手はこの二人です」
その瞬間、エンターの頭上から2つの影が生まれ、エンターの目の前に着地する。
「お久しぶりですね、先生」
その声は、聞いたことがあるものだった。その影は立ち上がると、自身の銃を見せつけながら自己紹介をする。
「こっちがゴクで、こっちがマゴグ。そして私はアリス・エスケイプ」
白色の縁に電子板のようなシルエットがあるゴーグルをつけている人⋯⋯⋯アリス・エスケイプがそこにいた。そして、もう一人。
「我が名はスチームロイドォォォ!!!さぁ、征くぞォ!」
頭部や両肩に煙突の付いたスチームパンクな外見をしており、本格的なロボのような姿をしているメタロイド⋯⋯もとい、スチームロイドがそこには立っていた。
それを見たC&Cは即座に動く。
「先生、コイツラはアタシたちに任せてくれねぇか?」
C&C⋯⋯というよりかは美甘ネル自体がアリス・エスケイプとは因縁がある。時系列的にはパヴァーヌ一章の鏡システム時の対戦。それを圧倒的消耗と奇襲で倒されてしまったのだ。これじゃ00の名折れだ⋯⋯そういうこともあり、ネルはエスケイプを目の敵にしていたのだ。
「成程、アレがスチームロイド⋯⋯⋯」
トキはアビ・エシュフを稼働させながらもスチームロイドを真顔で睨見つけていた。
「では⋯⋯Adieu」
その言葉が出された瞬間、エンターが消えた。比喩でも何でもなく、物理的に消えていた。そしてエスケイプとスチームロイドは先生たちに襲いかかろうとする。トキはアビ・エシュフでエスケイプのゴクとマゴクの剣部分を押さえると叫ぶ。
「先生、行ってください!」
“分かった!行くよ!”
そうして、先生たちはエリドゥの中央タワーの中に進んでいった。
先生たちはエリドゥ中央タワーの中を進んでいた。かなり複雑な構造をしていたが⋯⋯⋯少しだけおかしいと感じた部分が存在した。先生はシッテムの箱のアロナに向けて言う。
“アロナ、エリドゥ中央タワーのマップ表示できる?”
『任せてください!えっと⋯⋯これですね!』
そうして表示されたマップは、単純⋯⋯⋯ではないものの、自身が進んだものよりももう少し簡単な構造をしていた。先生は瞬時に警戒するが、それよりもおかしいことが起きていた。辺りを見回したモモイが言う。
「あれ⋯⋯人、少なくない?」
その言葉に、今いる人たちは辺りを見渡す。いつの間にか、アビドス廃校対策委員会組も、ゲヘナ組も、補習授業部組も便利屋たちも消えていた。
今、ここにいるのはモモイ、ミドリ、ユズ、エイミ、そしてエンジニア部の3人であった。
「これは⋯⋯不味いかもしれないね」
「うん⋯⋯」
ウタハとエイミは、何かを察したようだ。なにせ、目線の先には⋯⋯大きなドアがあるのだから。先生は今気付いたが⋯⋯警戒しながらも、そのドアを開く。
そこは、まるでプラネタリウムのような風景をしていた部屋であった。
このエリドゥ中央タワー内部は、ムシカゴロイドによって壁を投影させ、大迷宮のようになっている。タイミング良くすれば、分断させることだって可能。一番に厄介なのはアスナの勘であったが、それはスチームロイドとアリス・エスケイプが対応する。
正に完璧な布陣だったのだ。
同時刻、分断されてしまったチームは独自に動いていた。補習授業部と便利屋68は共に行動を、アビドス廃校対策委員会組は5人で独自に、マコト、ヒナはそれぞれ分断されてしまっていた。そして、全員⋯⋯否、一部は違うが同時刻に見つけていたのだ。そのドアを。
「これ⋯⋯明らかに何かありますよね?」
ヒフミは少しだけ冷や汗をかきながらも言う。その言葉に便利屋と補習授業部の面々は頷いた。そして、ドアを開くとそこには⋯⋯コンサート会場のような風景が広がっていた。
同時刻、分断されたことにホシノは少しだけ警戒心を置きながらも、そのドアを見る。ドアの前にはセリカが立っていた。
「⋯⋯開くわよ」
セリカがそう言うと、ドアを開く。そこは⋯⋯まるで、映画館の一室⋯⋯⋯大きなモニターがあり、沢山の椅子がある、映画を見る部屋。まるでそんなものであった。
同時刻、分断されていたヒナは廊下を駆け抜けていた。早く誰かと合流しなければ⋯⋯一応、構造は頭には入っているが、このエリドゥ中央タワー内部の仕掛けに気付いたため、その通りに進んでいた。
そして曲がり角を進んだ瞬間⋯⋯その足を止める。
なにせそこには明らかにメタロイドと呼べる人型の何かが立っていたのだから。
同時に、エンターが施設内のマイクで音声を流す。
『Ça va?先生御一行様?』
「エンター⋯⋯」
ヒナはデストロイヤーを構える。
『あなた方全員に、素敵な『ご相手』を用意してみました』
「時間稼ぎのつもり⋯⋯?」
『これはゲームですよ?Mademoiselle?ボルシャァ〜ンス?』
目の前の存在⋯⋯又の名をダンガンロイドは剣を構える。それはまるで騎士のように、今から戦闘する猛者のように動いていた。
「空崎ヒナ⋯⋯貴様を倒す」
その言葉とともに戦闘が開始した。
便利屋と補習授業部は、その光景に目を見開き狼狽えていた。エンターの放送⋯⋯⋯それと同時にステージのライトが光り、その姿が見えた⋯⋯見えてしまった。
なにせ⋯⋯⋯
「お久しぶりです。補習授業部の方々」
「風の赴くままに、ここに来たみたいですね〜」
「さぁ!奏でよ!歴史的な音楽を!!!」
ピアノロイド、ソウジキロイド、ファンロイド⋯⋯⋯会ったこともあり、仲良くしていたメタロイドたちが、襲いかかろうとしていたのだから。
アビドス廃校対策委員会組は、ステージの上に立っているメタロイド⋯⋯であろう存在を見る。そのメタロイド⋯⋯もとい、フィルムロイドは足をジタバタさせ、指を指しながら言う。
「んー!遅ーい!!!遅い!遅い!遅い!遅い!遅い!なーにやってるのまったくもー!」
「ん、遅くない。というか指図される筋合いはない」
シロコは反応して反論するが、そんなもの関係ないと言わんばかりにフィルムロイドはまるでピエロのように一回転しながら言う。
「今から面白いもの見せるから、ちゃーんと見てよ!いい?いいね?」
「はい!3.2.1⋯⋯スタート!」
フィルムロイドの胸の投影機が光を帯びて、まるで映像を映し出すかのように光る。そこから出てきた存在を見て、ホシノは目を見開き狼狽えていた。
「嘘⋯⋯」
その姿は⋯⋯過去の、自分だったのだから。
エンターは、目の前の人と相対しようとしていた。自分が目的を果たすために向かっていたが⋯⋯やはり立っていた。
「聖園ミカ⋯⋯」
「あはは☆セイアちゃんを何処にやったのかは知らないけど⋯⋯あなたを、祈るね」
そして、新たな戦いが始まる。
アリス破壊まで、残り6時間30分
閑話
「先生、少しだけお時間、頂戴致します#15」
“今日の当番って確か⋯⋯”
先生はカレンダーを見ながら確認する。毎週月曜日に来る生徒たちの確認、いつも通りのものであるが⋯⋯⋯⋯
「⋯⋯⋯おや、先生。早朝にご苦労様です」
“わぁっ!?”
横を見ると⋯⋯⋯黒と白が織り混ざったセミナーの制服を着ていて、サングラスをかけており、ユウカのヘイローの配色を灰色にしたようなヘイローをしている生徒⋯⋯十条レイチがそこはいた。
ただ、手には沢山の書類を抱えていたが。
「この前まで、ユウカとノアが世話になったと聞いたので⋯⋯それなら、と思いまして」
“やぁ、レイチ⋯⋯⋯その書類は?”
「ミレニアムの書類ですよ⋯⋯主にエンジニア部などの修理費ですが。毎度毎度似たようなことをしてくれやがっていい加減キレそうになっています」
“⋯⋯お疲れ様”
「先生のほうが仕事は多いんですから⋯⋯」
明らかに目が死んでいたが、そこは関係ない⋯⋯⋯そう思っていたい。すると、レイチは書類を机の上において人差し指をピンと立てる。
「そういえば、ユウカに求婚している人がいるというのを噂で耳にしたのですが⋯⋯本当ですか?」
“何の話!?”
「いえ、ユウカは可愛いから求婚する人がいて当然だな。と⋯⋯それはそれとしてノアと共に調べ上げたいですが」
“あはは⋯⋯⋯”
乾いた笑いを出すしかなかった。なにせレイチはニッコリと笑みを浮かべていたが目が笑っていなかった。
はっきり言って怖い⋯⋯⋯とても怖い。圧がすごいもん。
「まぁでも、ユウカは正直な告白されたら面白いくらいに動揺しますからアリだと思いますよ?アタックしたらどうなるか楽しみですね。ただ奪われたくないという思いもありますが⋯⋯⋯⋯⋯そろそろ」
“何か言った⋯⋯?”
「いえ、何もありません。ただの独り言です」
(転)
レイチ、ユウカ、ノア、コユキの4人で撮った写真をレイチは眺めながら言う。
「ブルー、アーカイブ」
少しだけ哀愁が漂っていた。
(因みに公開された時期はパヴァーヌ2章が発表される7週間前くらいである)
(あとがきに閑話としてこれ挟みますのでよろしく)