ゲマトリア兼デカグラマトン所属、エンターと申します。以後お見知りおきを 作:エンター・■■■■
それはそうと実はコラボやってみたいという願望がある(とか言って自分から言う勇気がないなんて言えない)というかウチにコラボしたい人っているのかな
そんな願望はさておきほんへどうぞ
「さて、本気で倒すためには、と」
エリドゥ⋯⋯⋯⋯その中の管理ルームでは、色んな場所の監視カメラの映像が映し出されていた。ミレニアムの要塞都市エリドゥ⋯⋯今現在攻めてきている者たちを迎え討つために。
「思えば、この銃は⋯⋯初日に買ったものでしたねぇ」
あれは、確か自身をコンビニ近くに転送して買ったんでしたっけ。懐かしいものですね。ですが、この銃もメタロイドに使わねばならない。
その拳銃にシールを貼り付け、赤色のカードを取り出す。
《xbig》「メタウイルス、『撃つ』インストール」
私のパソコンに繋がれた拳銃は繋がれたエネトロンによるエネルギーで緑色に発光する。そして、手を放つと空中に浮かび上がる。
ダンガンロイド
ダンガンロイド
ダンガンロイド
その拳銃がガシャガシャと言いながら変形していく。そして、その変形の最中に懐から2つの神名文字を取り出す。
「さて、検証実験です」
その2つの神名文字⋯⋯⋯⋯『小鳥遊ホシノ』と『空崎ヒナ』の神名文字を投げ入れる。100個分のものを凝縮した、純度の高いもの。
それは変形する拳銃へと溶け合う。メタウイルスに神秘を入れるのではなく、直接入れる行為。これがどうなるか⋯⋯⋯
「お待たせしました。Monsieurエンター、ご命令を」
「成功です⋯⋯⋯!さぁ、幕開けです!」
「まず、初めましてだな。空崎ヒナよ」
空崎ヒナは目の前のメタロイド⋯⋯もとい、それを見る。
外見もこれまでのメタロイドの中では最も人型に近いスリムな体型で、特殊部隊の武装がそのまま人型になったような姿をしている。
黒い顔の左側にはメタロイド特有の四つ目を持ち後ろに垂れている銃弾ベルトがまるでドレッドヘアーのように見える。ただ、四つ目の中の中央2つはピンク色と紫色に光っていた。
そのメタロイドの名は『ダンガンロイド』
声はまるで軍人のように冷徹であった。
「放送を聞いた限りは、あなたが相手みたいね」
「そうだ、Monsieurエンターの命令により貴様を排除する」
ダンガンロイドはそう言いながら自身の持つ武器の剣先をヒナに向ける。
それはまるで話すのは時間の無駄、とっとと始めようと言わんばかりの行動。ヒナはそれを察して言葉を漏らす。
「長話は無用みたいね⋯⋯⋯」
そう言いながらヒナは自身のデストロイヤーで奇襲を仕掛ける。だが、ダンガンロイドは腕にある銃で言う加速トリガーを引き上げると、豪速での移動が開始された。
「なっ!?」
瞬きをする間レベルと言えようか。まるで銃で放った弾丸かのような速さを見せたと思えば、ヒナの懐にいて剣と銃が合体した武器を振り上げる。それをギリギリの所でロンダートして避ける。
「今の一撃を避けたのは見事だ⋯⋯学園最強の名は伊達ではないということか。フンッ!」
ダンガンロイドは先ほどと同じ動きをし、また高速移動を開始する。それをヒナは目で追うが⋯⋯⋯⋯元々、原作といえる特命戦隊ゴーバスターズでのダンガンロイドはおもちゃである。
だが、このダンガンロイドはこのキヴォトスで出されている本物の銃。それ故にダンガンロイド固有の能力、ヒロム⋯⋯もとい、レッドバスターの能力である高速移動よりも早く行動が出来る。
その早さは⋯⋯言うとするならばパワードカスタムのレッドバスターと同程度か、その少し下か。だが、そのレベルの速さなのだ。普通の生徒程度では簡単に潰されてしまうだろう。そして、強者でも同じことが言える。
なにせ⋯⋯
「まずっ」
空崎ヒナでさえも、対応するのはギリギリなのだから。
「フッ!」
その瞬間には目の前に迫り斬撃を放つ。それをデストロイヤーで防ぐと、空手の要領でその身体を外してダンガンロイドを蹴る。だが、ダンガンロイドは高速移動によって簡単にその攻撃を避ける。
ヒナはバックステップを踏んでまた迫ってきたダンガンロイドの剣を防ぐ。ガキンガキンと鉄がぶつかり合う音が聞こえ、ヒナはバックステップして翼を広げ、廊下の奥に滑空しながら移動する。
「フンッ!」
「はぁっ!」
ダンガンロイドはまま加速トリガーを引き上げると、瞬時にヒナがいる場所にへと瞬間的な高速移動をして剣を振りあげる。ヒナは即座に対応するために蹴りを打ち込みつつも一定の距離を保ちつつやっていた。
「はぁっ!!!『終幕・イシュ・ボシェテ!!』」
「ほう⋯?」
距離を保ったヒナは翼を広げて壁を走り抜けて距離を開かせ、銃口をダンガンロイドに向ける。この範囲の廊下なら確実に当たると判断したが故に、壁を蹴って翼を広げて空中で射撃態勢に入る。
ヒナがEXスキルを使用すると扇型に、さながらレーザーのような紫色の弾が何発も発射される。だが、ダンガンロイドは加速トリガーを引き上げる。
「今の私ならこの弾丸を避けることができるのは必然、物量攻撃では無駄な足掻きよ」
まるでスケートでもするかのように、ダンガンロイドはスラスラと紫色のレーザーの雨を抜けていっていた。
その紫色の弾丸は廊下の奥の壁を幾つも破壊していくが、肝心のダンガンロイドには傷一つついていなかった。ヒナは自身の弾が全て躱された事実に驚愕しながらも考える。
「(広範囲攻撃は目の前の敵には避けられる⋯⋯オートマタ、又はロボットだから体力的な問題はなし。便利屋68や補習授業部の話を聞けば半永久的に動き続ける⋯⋯かなり辛い)」
「その程度かッ!!」
「舐めないでッ!!」
右の壁にはダンガンロイドが、反対の壁にはヒナがそれぞれ張り付く。そしてデストロイヤーと剣で牽制し合いながらも弾丸を放つ。
「フンッ!」
「ぐっ!」
だが、ヒナが一瞬の隙をダンガンロイドに見せた瞬間に弾丸が撃ち込まれヒナは蹴られてしまい、壁が壊れていない方の廊下の奥へと飛んでいき転んでしまった。
ヒナは咄嗟に起き上がるが、ダンガンロイドが正確に弾を発射したのかヒナの顔面スレスレを通過していく。
ヒナはギリギリのところで横転して避けるが、ダンガンロイドは銃を既に構えていた。
「フ、ハハッ」
放たれた弾は3発。だが、それはヒナにダメージを与えるには十分だった。ヒナはデストロイヤーで支えながらも崩れ落ちてしまう。はあっ⋯はあっと息を吐きながらもダンガンロイドを睨む。
だが、ダンガンロイドは冷徹ながらもヒナを認めるような声で言う。
「勝負は見えたな。強さは同レベルだったとは言え所詮は人間。Monsieurエンターとの戦いとエリドゥ中央タワーまでの道のりで疲れが溜まっている」
「つまり、スピードを奪われる。それ即ち私と相対するならば死と同義」
「大人しく降参しろ、空崎ヒナ。もう抗うことなどできん」
大人しく降参しろ⋯⋯⋯⋯その言葉に、ヒナは痛む腕がピクリと動く。降参⋯⋯?私が⋯⋯?というのがヒナの心情と言えよう。ゲヘナでも、エデン条約でも降参という言葉は口に出したことなどなかった。
敗北はしても守り切る、それが出来ていたから。
「まだ、終わりじゃない⋯⋯!」
だからこそ、彼女は立ち上がった。それにダンガンロイドは感嘆の声を漏らす。
「成程、見事だな。Monsieurエンターのように言うならば
「⋯⋯⋯っ」
ヒナはダンガンロイドの余裕そうな顔に苦虫を噛み潰したような顔をする。相手は満身創痍、だがそれに見合う実力と火力。自身の体力がなくなりつつある。
これはまずい⋯⋯そう思いすること、それは
「ハァっ!」
壁を破壊すること⋯⋯いわば、戦略的撤退だった。そして、幾つもの壁を破壊し続けて窓がある廊下に出る。だが、ダンガンロイドは逃亡する姿をじっと見つめ、一言。
「逃げても無駄だということを教えてやろう」
ダンガンロイドは加速トリガーを引き、加速する。上下左右から迫る瓦礫をスイスイと、移動していく。当然、当たるはずがない。なにせ、ダンガンロイドからは瓦礫などは全て加速による影響でゆっくりに見える。
そんな瓦礫を避ける事など、造作もないことだった。
「外が近いわね⋯⋯⋯これで大体の位置を把握できるといいのだけれど⋯⋯」
そう呟きながらヒナは壁に寄りかかる。はぁはぁと疲れの籠った息を吐きながらもまだ闘志は衰えておらず、どうやったら奴⋯⋯もとい、ダンガンロイドを倒せるか考えていた。
あの高速移動⋯⋯⋯まるで、エンター・ユナイトのような攻撃。だが、彼とは違うのが
あの攻撃は、間違いなく私を倒しに来ていた。それをヒナは肌で感じ取れたのだ。
どうすればダンガンロイドを倒せる⋯⋯?そう考える。だが、そんな時間を彼が与えるはずがなかった。
「言っただろう、降参しろと」
横から高速で弾丸が飛んでくる。それを頭の横側、それもスレスレの所で避ける。弾丸が飛んできた方を見れば、ダンガンロイドが仁王立ちで立っていた。そしてヒナのすぐ近くににある巨大な窓を見て言う。
「成程、外に逃げようとでもしたのか?」
「いいえ?違うわね」
「クハハッ!ゲヘナ最強が逃げるなどあってはならないからなぁ!」
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯」
その言葉に、ヒナは押し黙ってしまう。一度、風紀委員会自体から逃げ出そうとしたから。
―――――エデン条約機構『ETO』
それが設立されたら、ヒナは風紀委員会を辞めようとしていた。仕事も仲間も、受け継ぐことも⋯⋯自分一人で何とかなってしまう、そんな孤独のようなものが彼女を蝕み、逃げようしていたから。
結果的に、それはなかった。
だが、ダンガンロイドはそれを突きつけていた。だが、ヒナにも決意があった。
「⋯⋯⋯⋯何があっても、後輩や仲間を守る。それが、私だから」
「やっと本調子に戻ったか⋯⋯!さぁ、始めようか」
ヒナとダンガンロイドは構える。窓から注がれる月光はヒナとダンガンロイドを照らし、まるで神秘のような⋯⋯⋯そんな光があった。
「次で決める」
ダンガンロイドが加速した瞬間、ヒナは武器を捨て近くにあった尖った壁の瓦礫を持つ。そして、ダンガンロイドの銃剣と瓦礫の刃が交差する。
「なるほど!武器を捨て、スピードを保ったか!」
「ハァッ!!」
「フンッ!」
ダンガンロイドの斬撃に押されて、一時的に遠のいてしまうが、窓を走って滑空し、上空から攻めつつ回し蹴りを行う。それをダンガンロイドは既で躱すと銃剣を発砲する。
だが、それをスレスレで避けて瓦礫でダンガンロイドを横薙ぎ一閃した。ダンガンロイドの腹からは火花が散るが、その瞬間にダンガンロイドが蹴ってヒナの武器がある場所へと飛んでいった。
その際に瓦礫は落としてしまったが⋯⋯⋯⋯
「武器を捨ててどうやって!」
ヒナは即座に自身の銃を拾い、神秘を込める。
「また広範囲攻撃か!無駄なことを!」
「いいえ、違うわ」
ヒナのEX『終幕 イシュ・ボシェテ』は確かに広範囲攻撃だ。だが、ゲーム上ヒナにはドレス衣装というものが存在し、EXスキルもそれで変化する。
今、姿こそは変わっていないがその力は十二分に扱える。故にこそ、ヒナはトリガーを押す。
「『開演:イシュ・ボシェテ』!!」
「何っ!?」
それは一つの弾丸⋯⋯⋯紫色の神秘を纏いしレーザーのような弾丸だった。ダンガンロイドは真っ直ぐ進みヒナを切ろうとしていたためか、その加速をとめることはできず⋯⋯貫通してしまった。
「グァッ⋯⋯⋯⋯」
月光が照らされる廊下にコロコロとダンガンロイドは転がる。その身体からは火花が散り、今にも爆発しそうなものだった。そして、立ち上がると称賛の言葉を口にする。
「それが、風紀委員会の決意の弾丸か⋯⋯⋯見事!」
銃剣をヒナに向けつつも、ダンガンロイドは爆散した。
ヒナは体力が切れたのかその場に座る。
「はあっ、はあっ⋯⋯⋯強敵だったわね⋯⋯」
下手したら自身が倒されていたかもしれない、そんな思いがあった。ヒナ自身も傷だらけで分散された他の仲間を助けようにも、動き辛い。
「手助けに、行かないと⋯⋯⋯」
デストロイヤーを立てながらも、何とか立ち上がる。
アリス破壊まで、残り5時間
ダンガンロイドはまた出場予定あります
前に言ってたけどデュエマの背景ストーリーの小説書いてみたい丁度逆札編でジョー編の逆札きたしウルトラマンオーブみたいにカード組み合わせてクリーチャーに変身させてみたい。前にも書いたけどガチ目にプロットとか組んだ気がするから改めて書いてみようかな⋯⋯
閑話書そこねたのでごめんなさい!!!
次回
「Mission77 【演奏曲目】風凛の前奏曲」