諏訪子の家に居候して数週間が経った頃、一通の手紙が届いた。
そして、その手紙を読んでいる諏訪子は目を丸くしている…そんなに驚くような内容なのだろうか。
「ねえ諏訪子?その手紙、なんて書いてあるの?」
諏訪子は答えない、体が小刻みに震えている。
「おーい」
「…そら」
諏訪子が重い口を開いた、そんなに重い内容なのだろうか。
「…えっとね、倭の神々からなんだけどね」
「うんうん」
その手紙の内容とはざっくり言うと、傘下に下れ、というものだった。
「それでね?一週間後、代表が来るっていうんだけど、その時下ることを拒否したら倭の神々で攻め込んでくるって言うの」
「…諏訪子はどうするつもりなの?」
「…正直に言えば、傘下になんか下りたくないよ?…でも私もミジャグジ様を従える一国の王兼土着神と言えどもそんな大量に攻め込まれたら耐えきれる筈がない、ねえ、どうしたらいいと思う?」
「…えっと」
「あ、ああ、ごめんね?…そうだよね、これは私の問題だし、そらには関係ないよね、まあでも大丈夫、私だけでどうにかす…」「諏訪子」
私は諏訪子の言葉を遮る。
「諏訪子、大丈夫、私も考えるから…いざとなったら、一緒に戦う、それに諏訪子にはお世話になってるしねっ」
そういえば、あの時もこんな感じだったなぁ…
あの時とは勿論永琳の時のことである、あの時もお世話になっているからとかどうたらで戦った、そして守りきった。だから今回も守りきる、私はそう決意した。
「…あ、ありがとう!そら!」
「うん!…でもどうしようか?」
「うーん」
「……あ、そうだ」
「え?なになに?」
「交渉してこよう!」
「え!?そら!そんなことしたらそらが…それに、いつ行くの?」
「明日の朝行こうかな?…そうすれば昼頃には着くと思うし…」
「明日!?」
「大丈夫、まだ見せてないけど、こう見えて私強いから!…まあでも見せることが無いように交渉してくるから!」
「いや、でも…」
「大丈夫、大丈夫だから」
「…」
「ね?」
「……じゃあ、よろしくね?…あ、でも、絶対に無事に帰ってきてね?」
「大丈夫、しっかり交渉して帰ってくるから、ね?」
「うん、わかった、ありがとう、そら?」
「ううん、いつもお世話になってるのはこっちだし、それに、これが最後じゃないし、というかさせない」
「あはは」
「はははっ」
「あははっ…じゃあ、お腹も減ったし…朝ご飯、たべよっか?」
「うん、そうだね…じゃあ、作ってくるよ!」
「あ、待って、そら!私も手伝う!」
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「統治は順調ですか?」
「はい」
「ふふっ、この国…大八州国の統一、楽しみですね、神奈子?」
「はい」
「ふふふっ」
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