―――ううっ…ここはどこだ?
(確か、一度死んで、なんか真っ白な空間に飛ばされて、なんか幼女がいて『幼女じゃないもん!』…なんか聞こえた気がする…まあそれで願いってなんかまた飛ばされて、光に包まれて、今ここにいるわけだ……うん、よくわからない、どうしてこうなった。夢でも見てるんじゃないのか?ってこの状況なんだよ!ああああ!落ち着け、こういう時には素数を数えるといいって友達に聞いた気がする…えっと、えっと、ああああ!パニックになり過ぎて数えられねえ!とりあえず、2 3 5 7 11 13 15 17 19 21 23 27…って27は素数じゃねぇ!ってか、いつまでやるんだよ!ああああ!とりあえずヤバイヤバイ!)
と、脳内で壮絶な思考を掻き巡らせた俺は、落ち着くのに十分程度の時間をかけた。
(…ふぅ、やっと落ち着いた…そうだ!俺はどうなったんだ?)
今更ながらそれを思い出し、辺りを見回してみると周りには草原が広がっているだけだった。
起き上がって辺りを見渡していると一枚の紙がひらひらと落ちてきた。
(ん?何だこれ?)
裏返して見るとあの幼女サマからの手紙の様だった。
『はーい♪調子はどうですか?』
「おかげさまで、どこかの誰かさんのせいでパニックになったけどな…」
と、皮肉に返してみた。
…というか、こんなところで独り言言ってる俺って…
『実はですね、あなた、容姿については何も言っていなかったのでこちらで勝手に決めさせていただきました♪』
あ、それ願いに入れるの忘れてた。
「…悪くしてないよな?」
『ご心配なさらずとも、しっかりと幼女の姿に設定しときましたので♪』
そうかそうか、しっかりと幼女の姿にしてくれたか幼女に......
「ファッ!?」
(よく見たら着物来てるし、髪は…青か)
と、顔をペタペタと触る自分。
(む、胸は…無いな……って!俺はロリコンじゃねえ!……というか、自分の体で欲情するって事自体ありえないだろ!)
そんなこと出来たら犯罪なんて起こらないな、と思いながら
『まあまあ♪これも私のことを幼女呼ばわりした仕返しだと思ってください♪...あ、それから少し記憶が欠けてるところがあるかもしれませんがそこのところはあまり気にせずお願いします。それでは、さようなら♪』
うーん、色々酷いな…
…でも今はとりあえずこれだけは叫びたい...
「あのクソ幼女おおおおおおおおおおおおおおお!!!」
そう言うと、頭上におもりつきのタライが落ちてきた。
解せぬ…そう思いながら俺は意識を手放した…
プロローグ完!…え?プロローグなんて言ってないって?気にしない気にしn((