東方深空録   作:・落ち葉・

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え?タイトル?気にすることはありませんよ?


第二十一話 …と、思ったら終戦

私たち互いに睨み合い、正に一触即発の場面であった。

 

私、空神藍空は天照陣営の右軍総司令官とやらと闘うこととなった。

ぶっちゃけ勝てる気がしない。

私のスペックはただのそこらへんにいる…かはわからない一妖怪、そして相手のスペックは神々の社会を勝ち上ってきた実力がかなりあると確証できる神様である。

 

うん…もう一度言うけど勝てる気がしない…

 

もちろんそんなことは顔には出さず「御園生冷夏」を睨み続ける。

 

その時、一触即発な空気を打ち破るかのように

 

「御園生様っっっ!!!」

 

と、手下と思われる声が私たちの間に潜り込んできた。

 

「なぁにぃ、雫?これからこのゴミを完膚無きまでに…いや、形はちゃんと残して少しずつじわじわと潰していくところだったのだけれど…それと、御園生様って言うのやめてよね?なんか合わないから」

 

雫と呼ばれた少女は一見大人しそうで御園生冷夏と同じ位の背の高さであり、主従関係には見えなかった。

 

「すみません、御園…冷夏様、先程天照から入電が入りまして、『出撃は許可していませんよ?勝手は許しません、早くこちらへ戻ってきなさい』とのことです」

 

御園生冷夏はつまらなそうに、

 

「チッ…折角洩矢さんの最後の希望を掴みとってさしあげようとしたというのに…まあいいですわ。雫、行きますよ。」

 

そう言って彼女らは消えた。

雫と呼ばれる少女が伝えに来てこの間僅か約30秒ほどのことであった。

 

そんな突然の出来事に戸惑う三人…

 

「と、とりあえず、終わった?」

 

私は問う。

 

「あ、ああ」

 

八坂が答える。

 

「そ、そら!よかった!そらが無事で…」

 

諏訪子が私に抱き着いてくる。

 

諏訪子はこんなに喜んではいるが、根本的には何も解決、というかもう終わってしまっている筈だろう。

 

「諏訪子…でも、少し国民の内一人か二人くらい…」

 

「うん…あの二人は私がしっかり供養しておくよ。大切な私の民だからね」

 

諏訪湖は悲しげに言う。

 

「…それから諏訪子、これからどうするの?結局、八坂には負けちゃったし…」

 

これを八坂本人の前で言うのも何か変な気もするが、そんなことは気にしていられない

 

「大丈夫、もう皆を怖がらせたくないからね。負けは負けだよ。ねぇ八坂、さっきも言ったように私はもう降伏する、だから皆の安全は保障してほしい。」

 

「わかった、その願いは聞き入れた。今回の侵略は私の担当だ、冷夏はあんな奴だが普段は分かってくれる奴だ。天照様も処遇は全て任せて下さるだろう。表向きは傘下となり、書類上私が領主となるが、裏ではこれからは私達で国の方針は決めていくことにする。つまり貴様も今までと変わらず民を守ることができる。最も、私が受け入れられるとは限らないがな。という訳で保障の意味を込めて」

 

八坂は手を差し出した。

 

「これから宜しく頼む、『洩矢』」

 

 

「わかった、よろしく、八坂」

 

こうして諏訪大戦は表向きは完膚無きまでに叩き潰して天照陣営の勝利、裏では民の保障を約束、且つ今までの国王となんら変わりのない生活を約束され、集結した。




え?めんどくさかった?…いやいや、そんなことはありませんよ(困惑)

そしてやはり日常じゃないと長くかけないことに気がついた。まあ今回は区切りがついてしまったからなんですけどね((
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