____楽しかった日々はあっという間に過ぎた。
私の恩人、八意永琳や自然大好き、火竜葉さん
沢山話した、沢山笑った、沢山元気をもらった。
…でもそんな日々も唐突に終わりを告げた___
「はあっ!」
今、私は進軍してくる妖怪共を片っ端から潰しているところだ…うん、潰している。
グシャッ、ブシャッ…
何故こんなことになっているかというと、事の発端は、二週間前まで遡る。
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二週間前
最近、永琳は多忙のようだ。
いや、普通に忙しいのならこんなことをわざわざ言わない、でも明らかに永琳の様子がおかしいのだ、例えば仕事の内容を聞こうとすると、
「あ、えっと…ちょっと、ね?あ、そうだ!夕飯は何がいい?」
という具合にはぐらかされてしまう。
そして私はあることを思いついた、それは…
「じゃじゃーん!藍空の〜永琳密着24時!いえーい!」
つまりは潜入調査でもして秘密を探ってやろうということだ。
「ではでは早速!朝食後、すぐに仕事に行く永琳の後をつけてみよー!」
そして、私の潜入調査は始まった。
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永琳に見つからず、無事到着することができた。
ここは永琳の職場のようだ、なんだかんだ言って2年くらい一緒にいるけれど、ここに来るのは初めてだ。
ちなみに永琳の職場というのは研究室ではないらしい、寧ろあの研究は趣味だと言うのだ。
「って、永琳見失っちゃう!」
慌てて着いて行くと、改札みたいなカードキー式の入口があり、その先には空港にあるような金属探知機があった。
(あれどうやってすり抜けよう…あ!能力があるんだった、完全に忘れてた…てへっ?)
そして私は見事すり抜けることができた。
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…それから永琳の後をつけてもまだ着かない。
(広くない?あれから十分も歩いているのにまだ着かないってどういうこと?)
今日は重要な会議があるって独り言言ってたから多分会議室だとは思うけど…
そう思った矢先…永琳はある部屋へと入って行った。
(会議室…か、やっぱり合ってたんだ。)
そして私も一緒に入る、すると中には…多分全員かなりの地位にいる人達であろうと思われる役人さん達がいた、議長は月夜見様のようだ。
「永琳も来たようだ、では、これから『月移住計画』の最終段階についての会議を始める。」
(…月移住計画?確か、かなり前に散歩に行こうとしていた時にそんな言葉が出てきたはず…)
「決行日は前回決定し、二週間後となった。異論のある者はいないか?」
(二週間後!?ついに決定されるのか…)
「いないようだな…では本題に入る____
____この時聞かなければよかったんだ…
____潜入調査なんてやらなくて、火竜葉さんとかと話していればよかったんだ…
…でも、そんなことを知らなかった私はその先を聞いてしまう____
____永琳の家に居候している『あの妖怪』の月移住計画時の処遇についてだ…今のところ、『アレ』を囮にしてその隙に飛び立とうということになっている」
「お待ち下さい!月夜見様!藍空は妖怪でもとてもよい種族なのです!囮にするのは…」
「では君はどうやって攻め込んでくる妖怪を押し留めるつもりなのかね?…いや、それ以前に『アレ』は妖怪だ、穢れた種族など月には連れていかぬ、それからいつ反乱を起こすかわからんだろう?」
「…藍空は!そんな人じゃ「じゃあ何かね、何かいい作戦があるとでも言うのかね?」…っ」
「では、『アレ』は囮として使う、それでよいな?」
周りから賛成の声があがる。
「…」
「では、過半数超えのため、議題を可決する。これにて、会議は終了!」
……言葉にできなかった。
……やはり、人間と妖怪の壁は大きいんだ、そこを超えることは難しいのだ…
……でも、それと同時に感謝の意も出てきた、これまでお世話になった永琳、火竜葉さん、そしてこの街……
(今度は、こっち側が助ける方になるんだ!)
そして、私は決意をするのであった。
お前は秘密を知ってしまった…だから消さなければいけない…
(  ̄ー)o┳※・・・・・・ \(^o^)/
なんだこれ(´・ω・`)