東方深空録   作:・落ち葉・

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新学期です


第八話 決行2日前、前日…そして、人妖大戦へ…

決行2日前

 

草木も寝静まる丑三つ刻、会議室でたった2人の声が響く…

 

「月夜見様、いよいよですね…」

 

「…ああ」

 

「やはり、生まれ育ったこの地を離れるのは悲しいですね。」

 

「ああ…しかし、穢れた妖怪共から逃れるためにはこうするしかないのだ…」

 

『穢れた妖怪共』…その言葉が出てくる度、彼女…八意永琳の胸は痛む。

 

(藍空…ごめんなさい、本当にごめんなさい……)

 

そして今日も、彼女の懺悔は響き続ける。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

決行前日

 

私はいつも通り火竜葉さんと楽しく話し、いつも通り1日が過ぎた…はずだった。

 

家に帰ってみると、永琳が深刻そうな顔でこちらを見ている。

 

「あ、藍空…」

 

彼女は何か言いたそうだ…それを私は何かとても重い『何か』があるんだなと察した。

 

「藍空、ごめんね?本当にごめんなさい。」

 

「え、永琳?あはは、何言ってるの?そんな…深刻そうな顔しちゃってさ…」

 

「藍空……あのね?」

 

何故だろう、何故かその先の言葉が想像できてしまうんだ…

 

「…」

 

「…ついに、月移住計画が決行されるんだけど…その際ね?月夜見様は…貴女の、搭乗をね?………許可してくれなかったの……藍空…本当にごめんなさい。」

 

「…知ってたよ」

 

そう…私は優しく語りかける…

 

「…え?どうして…?」

 

「…永琳には悪いけど、二週間前のあの会議…聞いてたんだ…」

 

「…」

 

「その時、永琳は私を乗せてもらおうとするために説得しようとしてくれた…その気持ちだけで充分だよ、それに…永琳にはお世話になりっぱなしだし…あはは、だから、その…そろそろ恩返し、しなきゃなって…」

 

「…それって、つまりあの妖怪の大群と戦うってこと?」

 

「…うん、そのつもり…あ、大丈夫だよ!私、こんなでも、能力をしっかり使えるくらいには成長したから!ねっ?」

 

「…ううっ、藍空ぁ…」

 

「…大丈夫、大丈夫だから、私もそこらの妖怪と違うことがわかったし、かなり長生きもできるらしいし、ね?…だから…もう一度、もう一度いつか会える日が来るから!だから安心して、また…会おう?」

 

「…ええ」

 

「…さて!晩御飯にしますか!」

 

「…そうね!最後になるし…」

 

「あはは、『最期』じゃなくて、絶対に『最後』にするから!」

 

「ふふっ、なんか不吉ね」

 

「そこ笑うとこじゃなかったのにぃ…」

 

「ふふふっ」「あははっ」

 

その日の夜はいつもより賑やかに見えた…

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

そして____

 

決行当日

 

「いよいよ、ね…」

 

「…うん、いよいよ…」

 

「「人妖大戦が…」」

 

________________始まる…




シリアス展開now(  ̄▽ ̄)v((殴
ちなみに、作者はかなりのシリアスty((蹴
痛い(´・ω・`)
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