都市少女ノ鏡世界   作:都市の大魔女

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次の人格の内容が思いつかなくて気分転換に書いたやつです。
※ヒロちゃんが『同行人』として、LCBの旅の一部に同行している世界線での記録


番外編
観察日誌 正義の執行者


 正義の執行者

 TETH-03 IR-??-59

 

〇観察日誌

 ねじれたヒロ君について説明してしんぜよう!

 

 まず、形状は思っていたよりも人間の形からかけ離れてはいないように思える。身長は結構伸びた気がするが!

 

 しかし、頭には尖った帽子のようなものを被り、体は全体が羽毛のようなもので覆われていたのだ!

 その風貌はさながら、御伽噺に出てくる禍々しい魔女のようであるな。

 

 それに加え、首とその周りが硬い鎧に覆われており、そこを貫くことは非常に困難であった!

 その守りに戸惑っていると、今度は斧による鋭い攻撃が飛んでくるぞ!

 

 戦闘中は「正しくない」、と同じような言動ばかりを繰り返していた。恐らくはそれが彼女の大事な部分であり、ねじれの原因に近いものなのではないだろうか?

 

 実際どうかは分からぬが……少なくともその時のヒロ君が貫くべき正しさを見失っていたのは間違いないであろう!こういう時は我々が、進むべき道を照らしてやらねば!

 

 さて、初めはその守りに苦戦しておった我々だったが……幸いにも、羽毛の部分は大した硬さでないことが分かったのだ!

 

 一番強烈な攻撃を叩き入れた者を執拗に狙うなどの特徴はあったものの……特筆して危険な能力は持ち合わせていなかったおかげか、後は順調に大人しくさせることができたのである!

 

 当人は共に正義を語り合える同志が戻ってきてくれてとても嬉しいぞ!

 

 →今思い返してみるとよ……初めて会ったばっかの頃はああしろこうしろってあれこれ指図してきてたよな。

 

 →最初の頃は殺し合うほど険悪でしたからね〜。きっと、ヒロさんはそれが許せなかったのではないかと思います。

 

 →はっ、無・価・偽・正。

 

 →……たとえそうだったとしても、それを否定することはできないんじゃないかな。だって……(何かを書こうとしてやめた跡が残っている)

 

 →まあ……なんだかんだであの人には結構助けられてましたからね。そういう心がなければ、そもそも私たちを助けようとなんてしないでしょうし。少なくとも、その思いは本物だと思いますよ。

 

 

〇観察日誌2

 詳細不明の建造物内で極めて類似する個体と遭遇した。

 それと以前に相対した個体を比較したが、有意な差異は確認できなかった。

 以前挙げられた身体的な特徴に関しても違いは見受けられず、囚人たちが取るべき対処法もまた同一であった。

 したがって、該当個体は我々の知る同行人がねじれた個体ではないという一点を除き、類似個体との大きな差異は存在しないと仮定する。(これについては類似個体に関する十分な情報が存在しないため、事実ではない可能性がある)

 追加で記録すべき内容が増えた場合は、新たに記録する。

 

 

〇観察日誌3

 該当個体に関する新たな事実が判明したため、ここに記録する。

 該当個体は活動を停止すると約10秒でその場から消失した。

 その後約12秒で同一の外見をした個体が隣接する部屋から出現した。

 それは直前の個体と比較し、囚人たちの行った攻撃に対する有効的な防御手段の割合が増加していた。

 特に直前の個体に対する有効打となった攻撃に対しては強い警戒が見受けられる。

 再出現した個体も同様に、活動を停止すると約10秒で消失を確認した。

 その後、今度は21秒後に再び隣接する部屋から同一の外見の個体が出現した。

 その個体も囚人たちの行った攻撃に対して有効的な防御手段を行い、また強い警戒を見せた攻撃手段の数も増加していた。

 以降も再出現までの時間や出現場所に差異はあったものの、活動を停止する度に再出現を繰り返した。

 現在までに観察された特性から推察するに、再出現した個体はいずれも消失した個体と同一である、または記憶を引き継いでいるものと推定できる。

 現時点でこれ以上把握できる事実はないようであるため、観察日誌はここで終了とする。

 

 →も、もしかして……あの時のヒロさんも同じような能力を持っていたんですかね……?

 

 →完全に同一の個体ではない以上断定はできませんが……可能性は否定できないでしょう。

 

 →さながら、囚人のごとし。

 

 →死んでも死んでも復活してくるって、されている方はこんな感じなんだなぁ……

 

 →いくら来ようが関係ないだろう。向かってくる敵は全て倒すのみだ。

 




もちろんなれはてのヒロがモチーフです。
強さは、人間のヒロが(死に戻りありとはいえ)殺し合えるレベルという事で特別高くは設定してないつもり。
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