都市少女ノ鏡世界   作:都市の大魔女

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サボりにサボり散らかしてたらいつの間にか4,5日経ってました。


南部ディエーチ協会4課 シェリー

「シェリーちゃんの推理によれば……これはパズルなんですよ!」

 

 少女が小さな立方体を手に自信ありげに語る。

 

「パズル、っていうと?」

 

「ルービックキューブって知っていますか?一見ただの箱に見えますけど、こうして絵柄を揃えれば……」

 

 少女は立方体の表面をじっと見ながら、慎重にパーツを動かしていく。

 描かれた絵柄を揃えた時、箱が光り出して……中に新たな遺物が現れた。

 

「この箱はこいつを守るためのセキュリティだったって訳か……」

 

「それにしても流石だな。一見そうは見えなかったから、まさかルービックキューブだとは思いもしなかったよ。」

 

 男は感心したように言う。

 解いてしまえば簡単ではあったけど……箱には偽装がいくつも施されていて、その道筋を見つけ出すのは困難だったから。

 

「シェリーちゃんにかかれば、このぐらいの謎はお手の物ですよ!」

 

 少女は謎に対する好奇心が非常に強かった。

 気になることに対してはどんどん追求していって……そのための行動には躊躇いがない。

 身寄りのなかった彼女が今こうしてディエーチの一員となっているのも、偶然ではなかったのかもしれない。

 

「確かに少し変わった子だったけど、あの発想力は凄いな。見習いたいよ。」

 

「いい子なのは間違いない。けど……少し不気味じゃないか?」

 

「不気味?いや、笑顔も良いし、そんな感じはしなかったと思うけど。」

 

 男の発言に、もう一人の男は不思議そうに言う。

 

「その笑顔が最近怖く感じるんだ。なんというか、張り付いたような感じがしてな。」

 

「お前……疲れてるんじゃないのか?」

 

「いや、仕事は沢山詰め込んでないし、睡眠もしっかり取っているが。」

 

「いや、嘘だろ。ここんとこ侵入者を片付けるのに動きっぱなしだったでしょ。」

 

 男には心当たりがあったのか、気まずそうな表情になる。

 

「う……そ、そうだな……」

 

「今日は終わったらゆっくり休んでおけよ。」

 

 そう話していると、急に大きなアラームが鳴り響く。

 どうやら、何かを狙って誰かが侵入してきたようだ。

 

「……休むのはもう少し後だな。」

 

「おーいシェリーちゃん、行くぞ!」

 

「はーい!任せてくださいよ〜」

 

 

 

 一方で、侵入者の一団は建物の中を走り回っていた。

 

「くそっ……聖物ってどこにあるんだ!?」

 

「下調べしてなかったのかよ……?」

 

「どうせ、リーダーはそこまで頭回んなかったんだろ。期待するだけ損。」

 

 侵入したはいいものの、聖物についての情報がほとんどなかったせいで、こうして探し回る羽目になっているようだ。

 当然だけど、そうしていれば……

 

「く、くそっ!」

 

「……まさか、情報も無しに乗り込んでくるとは。あまりにも愚かだ。」

 

「逃がしませんよ〜」

 

 こうして、包囲網に捕まってしまう。

 

「あーあ、やっぱこうなったか。」

 

「チッ、やってらんねぇ……」

 

 侵入者の内二人はそうやって不満を吐く。

 

「こうなったら突破して逃げるしかねぇ!」

 

 それでも、リーダーはまだ諦める気はないようだ。

 

「お前ら、あいつだ!あいつをボコボコにして走り抜けろ!」

 

「え、私ですか?」

 

 リーダーは少女を指差す。

 取り囲んだ三人の中だと一番弱そうに見えたからだろうか。二人を除いた侵入者の集団は少女の方へと駆け出していく。

 けど……それが一番愚かしい選択だということには気づけなかったようだった。

 

 集団で襲いかかった襲撃者達は、次の瞬間には壁へと叩きつけられていた。

 

「は……はへ……?」

 

「見た目で判断しないでくださいよ〜」

 

 意外に知らない人が多いけど……ディエーチの者は積み上げられた知識で己の力を強めることができる。

 その特性は、元より人並外れてる力を持っていた少女と相性が良かったのだ。

 

 リーダーは辺りを見回す。

 残った二人は、他の協会員と戦っている。

 彼を助ける者は、いない。

 

「それじゃあ……ちょっと眠ってもらいますね。」

 

 少女は拳を振りかぶり、次の瞬間。

 

「ま、待て!やめ─」

 

 男の世界は闇へと沈んだ。

 

─────

台詞集

 

 人格獲得:私の知識と閃きの推理、お見せしましょう!

 

 朝の挨拶:おはようございます!……元気ありませんね?でもこれから勉強会ですよ!一緒に行きましょう!

 

 昼の挨拶:お昼の時間ですよ!……そのまま机をじっと見てるなら引っ張っていきますけど、どうしますか?

 

 夜の挨拶:夜ですね。シェリーちゃんはいい子なので、一夜漬けとかはせずにちゃんと寝ますから!

 

 対話1:私がこうして勉強しているのが意外に見えますか?名探偵は常に色んな知識を取り入れるものなんですよ!

 

 対話2:元から力はちょっと強いんですけど、そのせいか遺物に触ってるとみんなこっちをじっと見てくるんですよ。ひどいですね〜、別に壊したりしませんから!

 

 対話3:私って、親に捨てられたんですよね。ここは身寄りのない子を引き取ったりしてるのはご存知だと思うんですけど……私も色々あって拾われた一人なんです。

 

 同期化後の対話1:見た目で判断しない方がいいですよ?パッと見は何の変哲もないようなものでも……中身はとんでもないってこと、いっぱいありますから!

 

 同期化後の対話2:勉強が大変って言う人もいると思いますけど、私はそうは思ってないんですよ。だって、難しい問題の方が燃えてくるような気がしません?

 

 放置:うーん、これは少し難しいですね〜?

 

 同期化進行:こうして直接示すのが、分かりやすくて明快じゃないですか?

 

 人格編成:勉強の成果を見せる時ですかね?

 

 入場:シェリーちゃんにお任せくださいね!

 

 戦闘中選択:何か気になることでもありましたか?

 

 攻撃開始:教えてあげましょうか!

 

 敵混乱:勉強が足りませんよ〜

 

 混乱:あれ?

 

 敵討伐:これで解決ですね!

 

 本人死亡:もっと知りたい事、あったんですけど……ね……

 

 選択肢成功:これは……こうすればいいんじゃないですかね!

 

 選択肢失敗:あれ?間違えちゃいましたか?

 

 戦闘勝利:色々気になりますけど……まずは喜んだ方がいいですかね?復習するのはそれからでも遅くないですし。

 

 EX勝利:完璧ですね!こういう時はこうやって喜ぶんですよ!わ〜い!

 

 戦闘敗北:失敗しちゃいましたか。こういう悲しい時は…………悲しいって、どうやるんでしたっけ?




推しの誕生日が終わった。
終わるとどうなる?
知らんのか。
推しの誕生日が来る。
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