とある異世界の問題児達   作:平井 慎太郎

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どうもお待たせしました!他の作品からネタを貰うという名目で小説読みふけり爆笑してました。うっせぇ……俺には快楽が必要なんだよ。むしろ生活と快楽が有れば他に何も要らないまである。
と素が出た所で後は遅れた主の理由は他の作品読んでたらブラウザ落ちて書いてた小説全消去したり不注意で消してしまったりブラウザ固まったりして小説三回消えたからですかね( ;∀;)
絶望した!この世界に絶望した!
後は胃腸炎くらいですが対した事でも無いので。さあ駄文をどうぞ
今回こそはインデックス達の出番を出さねば……


問題の有るコミュニティ:後編

その言葉を聞いた時、黒ウサギは一方通行に詰め寄った。

 

「ど、どうしてですか!?」

 

だが一方通行はめんどくさそうに、

 

「どうしても何も当たり前だろォが糞ウサギ」

 

「なっ、何故なのか聞いているんです!」

 

一方通行だって大戦力、ここで手放す訳にはいかないのだ。いくら十六夜や上条が大戦力でも、限界は有るのだから。だが一方通行は汚物を見る目で、

 

「はァ?自分は勝手に人の日常破壊して引っ掻き回して今更被害者面して助けて下さいだァ?何様だよ糞野郎が」

 

「………!そ、それは」

 

「それはもなンもねェンだよ。有無を言わさず連れ込んだ挙げ句騙そうとしていた奴の元になンか行ける訳ねェだろっつの」

 

そう。黒ウサギは彼らを騙して無理矢理コミュニティの再建を手伝わせようとしていたのだ。だが―――

 

「一方通行さんの言い分も……もっともです。私には止める権利なんてどこにも……ありません」

 

ですが!と黒ウサギは続け、

 

「それでも!許されない事でも、私はコミュニティを救わなければいけないのです!身勝手な事は分かっています!だとしても……一方通行さん。私達のコミュニティに、入っていただけませんか?」

 

黒ウサギは地面に頭を擦り付けながら懇願する。その姿を見た一方通行は、

(……チッ、クソがァ……!)

激しく揺れていた。コイツらの弱さがコミュニティを崩壊させた、身勝手に人の日常を破壊した。理屈ならいくらでも断る理由が出るのに、明らかにおかしい。こんな風に自分の世界も捨てて誰かを助けるなんてそこにいるヒーローの仕事だ。だが、それでも考えてしまう。彼女らで無ければいけなかった理由は何か?光の道を、ただ楽しく過ごしていた筈の彼女らが天災に踏み潰される、まるでそれは自分が昔行った―――

 

(………ナニ感傷に浸ってやがンだァ。そンなもンで協力するようなちっぽけな――――)

 

だが気付いてしまった。どんな御託を並べようとも、

それで彼女らを見捨てる理由にはならない。

それはとある少女を救った時にも思った事だった。もし、彼が見捨てる事で無くなる命が有るのなら?

一方通行だって万能ではない。だからこそ、全てを救おうなんてバカな事は考えないが、だが救える命を救える範囲で救わないなら、何のためにこの力を振るっていたのか?疑問は新たな疑問を呼ぶ。だが最後にはやはりこんな所に居るより、有力な所に行きとっとと帰れば良い。とりあえず彼は帰らなければいけないのだ。一方通行は答える。

 

「わりィが」

 

「ちょっと待てよ」

 

だが口を挟んだのは上条だった。一方通行は面倒臭そうに、

 

「あァ?」

 

「なあ一方通行。本当にこの〝ノーネーム〟への誘いは悪いもんかよ?」

 

はァ?といよいよ一方通行は訳が分からない。こんな事のどこにメリットが有るのだろうか?

 

「だからよ。一方通行、この〝ノーネーム〟はよ、十六夜みたいなヤツが居るんだぜ?それと同じように二人呼び出されてる。そこにお前も加わりゃそこら辺のコミュニティ何かよりよっぽど有力な場所になると思わないか?」

 

一方通行は絶句した。彼が考えなかった可能性。そう、

〝ノーネーム〟に入ることが帰る一番の近道だという事。そんな理屈を入れられたら均衡を保っていた天秤を覆すには充分すぎた。結果一方通行は、

 

「………チッ、分かったよ。仲間になってやンよ。」

 

「よし!やったな黒ウサ――――っておわっ!?」

 

「良かったのですよ!ありがとうなのですよ上条さん一方通行さん!」

 

黒ウサギは二人に抱き付く。そんな彼らを遠目に見ていた十六夜は、

(あの白もやし、デレやがった)

場違いな事を考えつつ蛇神からギフトを貰いに行くのだった。

 

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

 

そのしばらく前、ジン達はガルド=ガスパーという2メートルを超える巨体をピチピチのタキシードで包む変な男だった。それは空席に勢いよく腰を下ろし、飛鳥と耀とインデックスに愛想笑いを向けるが、相手の失礼な態度に三人は冷ややかな態度で返す

 

「失礼ですけど、同席を求めるならばまず氏名を名乗ったのちに一言添えるのが礼儀では無いかしら?」

 

「そんな事も出来ないなんて森の猿にも劣るかも」

 

「これだから最近の若いのは困る」

 

『いや、お嬢もまだまだ若い筈やで?』

 

女性三人の侮蔑に耀にだけ聞こえる声で三毛猫が突っ込みをいれる。心なしかガルド=ガスパーは少し青筋を立てながら、

 

「おっと失礼。私は箱庭上層に陣取るコミュニティ〝六百六十六の獣〟の傘下である」

 

「烏合の衆の」

 

「コミュニティのリーダーをしている、ってマテやゴラァ!!誰が烏合の衆だ小僧ォォ!!!」

 

更にジンにまで横槍を入れられたガルドの顔は怒鳴り声とともに激変する。口は耳元まで大きく裂け、肉食獣のような牙とギョロリと剥かれた瞳が激しい怒りとともにジンに向けられる

 

「口慎めや小僧ォ……紳士で通ってる俺にも聞き逃せない言葉はあるんだぜ…………?」

 

「森の守護者だったころの貴方なら相応に礼儀で返していたでしょうが、今の貴方はこの二一〇五三八〇外門付近を荒らす獣にしか見えません」

 

「ほんとだよね。大体あの程度でキレるなんて紳士の風上にも置けないかも」

 

「ほんとよねー。あんなに外見も中身も品も無い紳士何ていないわよね」

 

「最近は〝自称〟紳士が大量発生していて困る。あれもきっと中身は変態紳士」

 

「…………」

 

ガルドは威勢の良い反論も出来ず、出鼻を挫かれ、少し涙目なガルドだった。

 

「だ、だが貴様は過去の栄華にすがる亡霊と変わらんだろうがッ。自分のコミュニティがどういう状況に置かれてんのか理解できてんのかい?」

 

もはやヤケクソ気味の負け台詞をガルドは吐く。だが効果は確かに有ったようで飛鳥は眉を潜めながら

 

「ねえ、一つ質問したいのだけど」

 

彼女はジンを睨みながら、

 

「ねえ、ジン君。ガルドさんが指摘している、私達のコミュニティが置かれている状況……というものを説明していただける?」

 

追及する声は静か、されどナイフのようにジンを責める

それを見ていたガルドは顔を人に戻し、含みのある笑顔と上品ぶった声音で、

 

「レディ、貴女の言う通りだ。コミュニティの長として新たな同士に箱庭の世界のルールを教えるのは当然の義務。しかし彼はそれをしたがらないでしょう。よろしければ〝フォレス・ガロ〟のリーダーであるこの私が、コミュニティの重要性と小僧――――ではなくジン=ラッセル率いる〝ノーネーム〟のコミュニティを客観的に説明させていただきますが」

 

飛鳥は訝しげな顔で一度だけジンを見る。ジンは俯いて黙り込んだままだ。

 

「………そうね。お願いするわ」

 

「承りました。まず、コミュニティとはよん」

ここで作者の都合により割愛。決して面倒だからとかガルドだからとかではない。まあこの場面で重要なのはコミュニティの縄張りである旗、もし自分のコミュニティを大きくしたい場合には旗印のコミュニティに両者合意で『ギフトゲーム』を仕掛ければ良い、ガルドのコミュニティもそうして大きくした。今いる場所と本拠がここではない所にある場所以外は自分の支配下という所だろう。後は黒ウサギと大体同様だ。

 

そして黒ウサギと十六夜が合流する半刻前。

説明を聞いていた飛鳥と耀とインデックスは、それぞれに出されたカップ片手に話を反復する。

 

「なるほどね。大体理解したわ。つまり〝魔王〟というのはこの世界で特権階級を振り回す神様 etc. を指し、ジン君のコミュニティは彼らの玩具として潰された。そういうこと?」

 

「そうですレディ。神仏というのは古来、生意気な人間が大好きですから。愛しすぎた挙げ句に使い物にならなくなることはよくあることなんですよ」

 

「それにしてもこの世界ってば既存の魔術世界と照らし合わせても規格外かも……数多の修羅神仏が居るって事はこの世界の概念的には何なんだろう?革命が起きるかも…………」

 

「せかいの ほうそくが みだれる」←耀

 

ガルド=ガスパーは無視し、カフェテラスの上で大きく手を広げながら皮肉そうに笑う。

 

「名も、旗印も、主力もすべて失い残ったのは膨大な居住区画の土地だけ。もしもこの時に新たなコミュニティを結成していたなら前コミュニティは有終の美を飾っていたんでしょうがね。今はどこにでも居る名誉も誇りも失墜した名も無きコミュニティの一つでしかありません」

「………………」

「そもそも考えてみて下さいよ。名乗ることを禁じられたコミュニティに、一体どんな活動ができます?商売ですか?主催者《ホスト》ですか?しかし名もなき組織など信用されません。ではギフトゲームの参加者ですか?ええ、それなら可能でしょう。では優秀なギフトを持つ人材が、名誉も誇りも失墜させたコミュニティに集まるでしょうか?」

 

「そうね…………誰も加入したいとは思わないでしょう」

 

「そう。彼は出来もしない夢を掲げて過去の栄華にすがる恥知らずな亡霊でしかないのですよ」

 

「じゃあ何でそれがいけないの?」

 

ガルドはピチピチのタキシードを破きそうな品の無い、豪快な笑顔でジンとコミュニティを笑いながら、

 

「当たり前でしょう。そんな出来もしない虚言妄想を掲げている実質寄生虫のリーダーなどしていない奴なんですよ?」

 

「…………っ」

 

「私は本当に黒ウサギが不憫でなりません。ウサギと言えば〝箱庭の貴族〟と呼ばれるほど強力なギフトを持ち、何処のコミュニティでも破格の待遇で愛でられるはず。コミュニティにとってウサギを所持してるというのはそれだけで大きな〝箔〟が付く。なのに彼女は毎日毎日糞ガキ共の為に身を粉にして走り回り、僅かな路銀で弱小コミュニティをやり繰りしている」

 

「…………そう。事情は分かったわ。それでガルドさんは、どうして私達にそんな話を丁寧に話してくれるのかしら?」

 

飛鳥は含みのある声で問う。ガルドもそれを察して笑う。

 

「単刀直入に言います。もしよろしければ黒ウサギ共々、私のコミュニティに来ませんか?」

 

「な、何を言い出すんですガルド=ガスパー!?」

 

ジン=ラッセルは怒りのあまりテーブルを叩いて抗議する。

しかしガルド=ガスパーは獰猛な瞳でジンを睨み返す。

 

「黙れ、ジン=ラッセル。そもそもテメェが名と旗印を新しく改めていれば最低限の人材はコミュニティに残っていたはずだろうが。それを貴様の我が儘でコミュニティを追い込んでおきながら、どの顔で異世界から人材を呼びだした」

 

「そ……それは」

 

「何も知らない相手なら騙しとおせるとでも思ったのか?その結果、黒ウサギと同じ苦労を背負わせるってんなら………こっちも箱庭の住人として通さなきゃならねえ仁義があるぜ」

 

先ほどと同じ獣の瞳に似た鋭利な輝きに貫かれて、ジンは僅かに怯む。

 

「………で、どうですかレディ」

 

「結構よ。だってジン君のコミュニティで私は間に合っているもの」

 

は?とガルドだけではなくジンまで飛鳥の顔を窺う

彼女は何事もなかったようにティーカップの紅茶を飲み干すと、

 

「春日部さんとインデックスさんは今の話をどう思う?」

 

「別に、どっちでも。私はこの世界に友達を作りに来ただけだもの」

 

「私はとうまがいればどこでも良いんだよ」

 

「あら意外。じゃあ私が友達一号に立候補していいかしら」

 

「あー!私も私も!」

 

と、女子軍がキャッキャッキャッキャッしている。この後もかなり長いので尺的に割愛。重要なのはガルドは女子供をさらって無理矢理ギフトゲームを挑んで居たこと、そいつらはもう殺した外道だった事だろう。襲いかかってきたガルドは耀に倒され、インデックスにネチネチ心に刺さることを言っていた。ガルドの上には魔王が居るが関係無い。

 

「私達と『ギフトゲーム』をしましょう。貴方の〝フォレス・ガロ〟存続と〝ノーネーム〟の誇りと魂を賭けて、ね」

 

結局こうなったのだった




駄文に心が折れた。何かって全消去に心が折れた。
自動保存された分もあったのでかなり楽でしたがね……まあ無茶な切り方は分かっています。これが作者の技量なんです。
では次回が有ったらお会いしましょう
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