親友のスパダリに勝ってハッピーエンドを迎えたい 作:スイートズッキー
世の中、見つけない方がいい物もある。
──
いつだって、貴方は私のヒーローだった。
優しくて、頼りになって、
大人しいように見えて活発で、冷静かと思えば涙腺が脆かったりもする。友達になってから見えてきた色々なところが面白くて、初めて男の子とちゃんと友達になれた気がした。
そんな君に『好きだ』と言われた日のことを、よく思い出す。
胸の中に留めていた気持ちを誰かに伝えたくて、私はその相手に君を選んだ。最低だったなと今でも思う。私を好きでいてくれた君に、私は自分の好きな人を伝えてしまったのだから。
それでも君は──私の気持ちを否定しなかった。
同性のことを好きになったなんて言われても、君はただ静かに話を聞いてくれた。気持ち悪くなんてないって言い切ってくれた。
それが私にとってどれだけ嬉しかったか……多分、君には分かってないんだろうね。
私はいつも泣いてばかりだ。
嫌われたくないから何も出来なくて、迷惑に思われたくないから踏み込めなくて、気持ちに気付かれたくないから近寄れない。どこまでも自分本位で、臆病者な私が──私は大嫌いだった。
でも、君はそんな私を好きだと言う。
訊いてもいないのに好きなところを次々と並べてきて、挙げ句の果てには『友達思い』なんて評価を私に与えてきた。
そんな君に、私は救われてたんだ。そして、憧れてた。
誰かのために全力で戦う君が──私には眩しかった。
『──分かった。約束する』
かぐやちゃんが連れて行かれた時も、君は彩葉のことを助けてくれた。
憧れちゃうのも当たり前だよね。だって君は、約束したことを絶対に守り抜いてくれるんだもん。
だからかな。
今回の約束も守ってくれるはずだって勝手に決め付けて……みんなで過ごす日常が続いていくと思ってたんだ。
──天野がっ! まだ向こうの世界にいるのっ!!
──し、真司がねっ! かぐや達を助けて……!!
彩葉と一緒に月の世界へかぐやちゃんを取り戻しに行った君は……
「…………天野くん」
秋風が入り込む病室で、私はベッドの上に横たわる男の子の名前を呼んだ。
返事はない。私のヒーローは静かに目を閉じたまま、穏やかな様子で呼吸を繰り返していた。
天野くんが眠りについて、
彼が目覚めることは──もうない。
それが、ヤチヨから聞かされた残酷な現実だった。
月の世界に行くために、天野くんと彩葉は自分の魂をデータに変換。一時的な電子生命体として、向こうの世界に乗り込んだ。
見た目は【ツクヨミ】のアバターでも、魂が宿った本物の身体だ。HPが0になれば本物の『死』が訪れる。魂を失った肉体は生命活動こそしているものの、意識を取り戻すことはない。
脳死とも違う、ただ
ヤチヨはそう言っていた。
彩葉とかぐやちゃんが言うには、2人のことを庇ったせいで天野くんが敵の攻撃を受けてしまったらしい。
天野くんに投げ飛ばされたお陰で彩葉とかぐやちゃんは何とかこちらの世界に戻ってくることが出来たのだと、2人は泣きながら話していた。
私以上に、彩葉とかぐやちゃんの精神が危ない。
無理もないことだ。自分達のせいで天野くんが助からなかった、そう考えてしまうのが彼女達にとっては自然な流れ。私が2人の立場なら絶対に同じことを考えてしまう。そういう嫌な自信があった。
「そろそろ……起きてよ。……私、まだ天野くんに言いたいことが……たくさんあるんだから」
私はほぼ毎日、この病室に通っている。
彩葉とかぐやちゃんがショックで家に引き篭もってしまっているため、2人の分も私が天野くんに話しかける必要があるからだ。この後は彼女達の家にも行かなければならないし、早く目覚めて欲しい。そんな奇跡が起こるはずがないと分かっていても、そう願うのをやめられなかった。
「……みんな、天野くんが起きるのを待ってるよ? 真実なんて、ご飯が喉を通らなくて体重減っちゃったんだから。あの食いしん坊な真実がだよ? ……あははっ、私達も、そうなんだけどね。……天野くんのせいで、みんながダイエットしちゃってるよ。罪な男だね……天野くん」
軽口を叩いてみても、返答はない。
ただ規則正しい寝息を立てながら、天野くんは眠っている。
「……っ! ……起きて、よ。……天野くんっ」
泣いたって何も変わらない。
涙を流せば彼が目覚めるわけじゃない。またあの優しい笑顔を向けてくれるわけじゃない。私が少し、楽になるだけだ。
「──あら、芦花ちゃん。やっぱり今日も来てくれてたんだ」
「……あっ、ど、どうも。こんにちは」
どうにか涙を止めようと目を擦っていると、病室の扉が開かれる。入って来たのは天野くんのお母さんだ。
まだ顔を合わせるのは3回目なのに、何故か
私は涙を振り払って無理矢理に笑顔を作った。
「いつもありがとね。芦花ちゃんみたいな可愛い子が毎日顔を見せに来てくれてるってのに……このバカ息子は起きないんだから」
「い、いえ……」
「何が原因なんだろうねぇ。人の気も知らないで、気持ち良さそうに寝ちゃってさ」
笑ってはいるけど、声は震えてた。
天野くんのお母さんは強い人だ。私とは違って。
「……わ、私、そろそろ帰ります。お邪魔しました」
そんな強い人の近くにいると、自分の弱さを自覚させられるようで辛かった。泣いているところも見られてしまったし、少しでも早くこの場から立ち去りたい。
そんな私の思いを見透かしたのか、天野くんのお母さんは申し訳なさそうな顔をしながら私に声を掛けてきた。
「芦花ちゃん、少しだけ待ってくれる? 貴女に渡す物があるの」
「……渡す、物?」
「──真司に頼まれた物よ」
その言葉を聞いて、思わず息を呑んだ。
天野くんに頼まれたという部分は聞き捨てならない。だって天野くんは……あの日から意識を取り戻していないんだから。
「なんか、日付指定でうちの家に郵便を頼んでたみたいでね。今朝届いたの、親の私達の分と……お友達みんなの分がね」
「そ、それって……なんですか?」
「……見れば分かるわ」
そう言って差し出されたのは、1枚の茶封筒だった。どこにでもありそうな、普通の茶封筒。
でも、表には『綾紬芦花様へ』と書かれていることから、間違いなく私に向けた物であることが分かった。
「中を見るのは家に帰ってからにしなさい。良いわね?」
「は、はい……」
両肩に手を置かれながら、真っ直ぐな瞳でそう告げられた。
私は素直に頷くことしか出来なくて、少し頭を混乱させながら病室を出て帰路に着く。
どうやって家まで帰ったのか、あまりよく覚えていない。
鞄に入れた茶封筒のことが気になりすぎて、他のことが何も考えられなかったのだ。家までの帰り道で一度もスマホを見なかったのは初めてのことかもしれない。
「……私に、天野くんが送った封筒」
帰宅してすぐに、私は自分の部屋のベッドの上に腰掛けた。
本当は彩葉とかぐやちゃんの様子を見に行きたかったけど、今はこちらの方が優先だ。それに多分、2人にも私と同じように天野くんからの封筒が渡されているはずだ。何故かは分からないけど、
今は、自分以外のことに気を向けている場合じゃない。
緊張で震える手をどうにか動かして、私は封筒を開いた。
何かが変えられるかもしれないという僅かばかりの期待を胸に。
しかし、私の目に飛び込んできたのは……辛い現実だけだった。
「……ッ!! ……こ、これって……!」
中に入っていたのは──『
天野くんは事前に、月の世界に行けば死ぬ可能性があるとヤチヨから聞かされていたんだろう。でなければ、こんな物を書いているはずがない。
これが彼から私達への……最後の贈り物。
読みたくないと思っているのに、手紙を開く手が止まらない。
身体中が熱くなりながら、私は天野くんの書いた文字に目を通した。
『──綾紬へ。
君がこの手紙を読んでいるってことは、俺は生きて帰れなかったってことになるな。嫌な思いをさせてごめん。本当にごめん。
でもきっと、かぐやちゃんと酒寄だけは無事に助けられたと思う。そうじゃなきゃ、俺は絶対に俺を許さない。だから少しだけ未来の俺を信じて、助けられたと決め付けることにする』
天野くんだ。
これは間違いなく、天野くんからの手紙だった。
『死ぬつもりはなかったんだけど、死ぬかもしれないから遺書を書いた方が良いってヤチヨに言われたんだ。酒寄も書こうとしてたみたいだけど、俺が必要ないって言ってやめさせた。それなのに自分は書いてるんだから嫌な奴だよな。俺の代わりに、綾紬が酒寄をフォローしてやって欲しい。自分勝手でごめん』
……本当だよ。……そんなの、自分勝手すぎるよ。
『何を書けば良いのか分からなくてもう2時間ぐらい悩んでる。他のみんなに書いたやつは終わってるのに、綾紬のだけ手が止まるんだ。
死んだ後に伝えたい言葉なんて、君には思いつかなくて』
手紙を持つ手に、力が入った。
くしゃっと、紙にしわが出来る。
『悩んだ結果、他のみんなと同じように出会った頃のことを書こうと思う。
俺の綾紬に対する第一印象は……〝派手な女の子〟だった』
「……あははっ、なにそれ」
『正直、苦手なタイプだと思ったよ。
キラキラしてて、眩しくて、仲良くなれないなって勝手に思ってた。昔の俺は面倒で、捻くれてたから。酒寄の紹介で初めて会った君に、俺は苦手意識を持ってたんだ』
……まあ、私も彩葉が男の子を紹介したいって言ってきて警戒してたから、お互い様だ。
『でも、その苦手意識はすぐに消えた。
君がとても優しくて、とても真面目で、とても友達思いな女の子だったから』
……そんなことない。私は泣いてばかりいる、弱い人間だ。
『多分、こうやって書くと綾紬は否定するんだろうな。
私はそんなんじゃないとか、過大評価だとかさ。当たってるだろ? 綾紬のことはずっと見てきたから、なんとなく分かるよ』
……涙が、溢れてきた。
『忘れないで欲しい。君はとても素敵な女の子だ。
どうか幸せになってくれ。それが俺からの最後のお願いだ』
……なれるのかな。
天野くんがいない未来で、私は幸せになれるのかな……?
『元気でな、綾紬。
君に出会えて、本当に良かった』
そこで、手紙は終わっていた。
読み終えた瞬間、我慢していた涙が私の目から溢れ出した。
「……ぅっ……ひっ、すんっ……ううっ……」
短い手紙だった。
でも、天野くんの思いが伝わってきて、涙が止まらなかった。呼吸が上手く出来なくて、身体に力が入らない。手が痺れて、頭が熱い。
もうめちゃくちゃだ。
心が折れるという感覚を、私は生まれて初めてハッキリと理解させられた気がした。
何もする気が起きない。
目の前が真っ暗になった。
私のヒーローは……もうこの世界にはいないんだ。
「……どうして?」
思い浮かぶのは、楽しい記憶ばかりだった。
「……なんで?」
彩葉と真実と天野くん。
大切な友達3人と一緒にカフェでケーキを食べたこと。
「……こんなのっ、ダメだよ」
かぐやちゃんを加えて、一緒に海で遊んだこと。
「……天野くん。……天野くん……!」
観客席に隣同士で座って、『KASSEN』を見たこと。
「…………帰って、来てよ」
夏休みの終わりに、夜の公園で話したこと。
「天野くんがいないと…………嫌だよ」
泣いて、泣いて、泣いて。
私はベッドに顔を埋めながら、泣き続けた。普段から涙脆い方だけど、こんなに泣き続けたのは人生初の出来事だったと思う。それぐらい私の中で天野くんの存在は大きくなっていて、彼を失ったという事実を頭と身体が受け入れたくないって騒いでいた。
夢であって欲しいと、心の底から願った。
何度も、何度も、何度もそう願い続けた。
これは悪い夢だ。
目が覚めたら天野くんは生きていて、みんなが笑っているはずだ。
「──……花」
だってこんなの、あまりにも酷い。
天野くんだけが、いなくなるなんて。
「──花」
何も出来なくてごめんなさい。
役に立たなくてごめんなさい。
私は結局……天野くんに何もしてあげられなかった。
「──芦花」
天野くんがいなくなってから自分の気持ちに気付くなんて……あたし、本当にバカだなぁ。
あの優しい笑顔はもう見られない。あの優しい声はもう聞けない。いくら後悔しても、あの時間は戻ってこないんだ。
「──芦花ッ!」
誰かが、呼んでる。
私の名前を、呼んでる。
「──……芦花ッ!!」
誰だか分からないけど、放っておいて欲しい。
泣くことしか出来ない私なんかに、構わないで欲しい。
自分の全部に嫌気が差して……私は目閉じた。
そして──。
「──
私の意識は、私の名前を叫ぶ声によって……叩き起こされたのだった。
「…………えっ? ……あれ?」
身体中をとてつもない倦怠感に襲われながら、私は目を開けた。
触らなくても分かるぐらい全身に汗をかいていて、薄手のパジャマがずっしりと重い。
頭には鈍い痛みが走り、思わず手でおでこを押さえた。
ここは……どこ?
私は確か、自分の部屋のベッドの上にいたはずだ。でも今いるのは親に買ってもらったベッドじゃなくて、
「芦花っ! ……良かった。起きた」
状況が理解出来ない私を、誰かが抱き締めてくる。
壊れ物を扱うかのような優しい力加減だ。触れ合った場所から体温が伝わってきて、汗で冷えた身体を少しずつ温めてくれた。
私は、この人を知っている。
私は、この声を知っている。
私は──この温もりを知っていた。
「…………真司、くん?」
自分でも驚くぐらいに細い声しか出なかったけど、私を抱き締めていた男性──天野真司くんはすぐに反応を見せてくれた。
「大丈夫か? 芦花。酷いうなされ方してたから、無理矢理起こしたんだ。帰るのが遅くなってごめん」
真司くんはそう言って、泣きそうな顔で謝ってきた。
そうだ、昨日は仕事で帰りが遅くなるって連絡があったから、1人で寝たんだった。何でも味覚再生プログラムの完成が近いとかで……あれ? 真司くん?
「……真司くん。真司くんだ。……真司くんが、生きてる……!」
「……ああ、生きてるよ。ちゃんと生きてる」
「〜〜〜ッ!! ……真司くんっ」
思いきり抱き付いて、力いっぱい抱き締めた。
確かにここにいる。夢の中で願い続けた人が、私の腕の中にいる。これが夢じゃないんだって思うと、また身体が震え出した。
「悪い夢を見たんだな。……ごめん、芦花。
「……うん。昨日、偶然見つけちゃって」
真司くんが言った手紙とは──夢に出てきた『遺書』のことだ。
遺書の存在だけは夢ではなく現実。昨日の夜、掃除をしていた時に発見した茶封筒の中から出て来たその遺書を、私は読んでしまった。
真司くんが遺書を残していたという事実が衝撃的すぎて、私はパニックになってしまったのだ。
仕事が大詰めだから家に帰るのが朝になると連絡を受けた手前、不安だから連絡するなんて選択肢はあり得ない。私は家で1人、乱れた心のまま眠りについた。
その結果が──あの夢だ。
真司くんのお母さんに見覚えがあって当然だ。
この間、みんなで海へ遊びに行った時にプロポーズしてもらってからすぐに、真司くんが会わせてくれたのだから。もう何度も一緒に食事をしているし、仲良くさせてもらっている。
私以外のみんなにも遺書を残していたという確信についても同様だった。
昨日の夜に発見した茶封筒は6つ。つまり、私の物を除いて5つ存在した。彩葉、かぐやちゃん、ヤチヨ、真実、『ブラックオニキス』の人達の分という感じだろう。そう考えれば色々と納得もいく。
「か、勝手に見ちゃって……ごめんなさい」
「謝らなくて良いよ。あんな物を残しておいた俺が悪いんだ。……なんか、捨てられなくてさ。……でも、こんなことになるなら、さっさと捨てておけば良かったな。──本当にごめんな、芦花。怖い思いをさせて」
「……っ! ……怖かった」
「大丈夫、俺はここにいるから。芦花のすぐ側にいるから」
窓から差し込む日光を見る限り、時刻はもう朝だ。
これ以上ない程に最悪な目覚めだったけど、真司くんに抱き締められていると少しずつ元気になっていった。自分の単純さに笑えてくる。
「どうだ? 落ち着いてきた?」
「…………うん」
真司くんを抱き締めながら、自分の左手の薬指に嵌められた婚約指輪に視線を向ける。
そして私の中で──何かのブレーキが壊れた。
「……ねぇ、真司くん。……私、今日は仕事休む」
「あ、ああ、そうだな。そうした方が良いよ。今日はゆっくり休んで──えっ?」
私は真司くんを背中からベッドに押し倒して、両手をしっかりと繋いだ。
これでもう、彼に逃げ場はない。
「……えーっと、芦花? これは……どういう……?」
目をパチパチさせながら困惑している真司くんが、とても可愛く思えた。
この人が、私の婚約者。
この人が──私の好きな人だ。
「……真司くん。……んっ」
「ちょっ、んぐっ……」
真司くんの身体に跨りながら、体重を乗せて唇を奪った。
寂しさを埋めるようにキスを重ねると、頭が沸騰しそうになるぐらい真司くんのことが愛おしくなった。
「ぷはぁっ……真司くん。今日は……ずっと一緒にいて?」
「ろ、芦花さん? わ、分かったから……ちょっとだけ落ち着いてもらえると」
落ち着く? そんなの無理に決まってる。
私がどれだけ怖い思いをしたのか、君には分からないもんね。今日だけは、私の好きにさせてもらう。
君が絶対にいなくならないっていう『証』が──私は欲しい。
「真司くんも……今日は仕事休んでね?」
「だっ、だから、落ち着い……ちょっ、待って待って! 俺まだ帰って来たばかりだからっ! うがいと手洗いぐらいしかしてないからっ! せ、せめてシャワーだけでも──」
「だめ。そんなの良いから……私と一緒にいて」
真司くんの両手をベッドに押さえ付け、私は自分の身体に彼の存在を刻み込んだ。
もう二度と──
以上、番外編第3弾でした!楽しんで頂けたなら幸いです。
時系列的には本編最終話から2ヶ月後といったところですね。
『月に叢雲花に風』という言葉を見つけて思わず書いてしまった芦花のバッドエンド√だったわけですが、これで一応バッドエンドは完結とさせて頂きます。
結局、アンケートで出した話は全部書いてしまいましたね(笑)。
共依存√ではヤチヨとかぐや。オリ主の消失では彩葉。今回の話では芦花と、4人の女子を泣かせ終わったのでもうバッドエンドは終わります。元々ハピエン厨なので。