お題でのアドバイスありがとうございます。
AIさんに任せたのはさっきの2話のみですので、ご安心ください。
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「おい、俺はあれに関わるの嫌だぞ」
こそこそと日下部。
「うーん。五条呼ぶのも手だけど……」
「だけど?」
「駄猫が殺されちゃいそう。あれだけ夏油はダメって言ってたし」
「猫さんと五条さんって付き合ってんのか?」
「違うって言ってた」
「五条さんと夏油って付き合ってんのか?」
「違うって言ってた」
「じゃあ誰と付き合おうと勝手だろ……」
「本人に言ってやって」
「やだよ怖いじゃん」
そう言いながらも、2人は見学する。
家入は善戦している。というか魔法を駆使して普通に強い。
その上、実は他にも尾行者はいたらしく、美々子と菜々子まで乱入して暴れ始めた。
でも呪詛師まで混ざり始めて大変な感じになってきている。
家入は隅っこに投げ出された夏油を避難させるべく茂みから出た。
「やばい、夏油起きる……! 目を開けんな夏油!」
「硝子? なんで」
「お前にさっき、一度眠って目を開けて初めて見たやつに対する惚れ薬を食わせたから!」
「は?」
「さっき食わせたの、惚れ薬!」
「はぁー!? 解除方法は!?」
「相手の精液の摂取……」
「しょ、硝子……それは一線を越えてるだろ」
とにかく、万が一がないようにラルゥがスカーフで夏油に目隠しをする。
「惚れ薬ってどんなの? どの程度の威力?」
「そいつの為になんでもするようになるやつ」
夏油は絶望し、戦いは激化した。
悪は滅びた。
総監部も駄猫も無事縛り上げる事ができた。
だが美々子や菜々子と言った夏油一派も縛り上げられていた。
「クリスマスぐらい大人しくしててくれよマジで!」
勝者・魔法使い悟。
夏油のピンチを見逃さない男、夏油の人権の守護者である。面構えが違う。
夏油が言いなりにできるとなり、高専に援軍要請がかかったりバタバタした為、気づいて駆けつけたのだ。
「大丈夫? 傑。悪は滅びたから安心して」
「悪は私だけどね。いや、参ったね。一生目を開けられないのかな、これ」
「男に戻ってから鏡見て、自分の精液塗り込めばいけるはず」
「ウゲェ」
夏油はゲンナリした。安心したのもあり、五条への絶対の信頼もあり、瞬時に図にのった口角をあげる。
「私、綺麗かな?」
「ん? すげー綺麗。流石硝子だなって思った」
「いっその事、サクッと正規の方法で解除したいって言ったら、相手してくれるかい? ふふっ 冗談だよ」
「傑」
「なんだい。悟」
ふわりと悟は傑を抱きしめる。ぎゅー。思いよ、伝われというように。ぎゅー。
そして、その想いは、確かに夏油に伝わった。じっと五条が話し始めるのを待つ。
「傑は性転換魔法に興味ある? 女でいて、また女になりたいって思った?」
「興味深いとは思ったけど、硝子ほど情熱を持って異性になりたいとは思わないかな」
「男が女になる魔法を覚える魔法試験さ、傑相当金と時間を費やしてるけど、まーだ受かんねーの。試験内容と答え知っちゃうと受からねーんだけどさ。言っていい?」
「何かあるのかい? いいよ」
「シミュレーション装置内で、ナンパされたり、男の力がないとできない仕事を振られたりして、助けてって言ったり、力を貸してって頼んだり、周囲を頼るだけ。防犯ブザーと渡されて、試験内で困ったら使ってねってヒントの概念を超えたことされて、どうしても受かれねーの。真剣にやってんのに、真面目に落ちるんだわ」
「……」
「でも俺、そんな傑が好きだよ。そういう強くて弱い傑だから、好きでしょうがねーんだ。傑のいいとこも悪いとこも、全部好き。傑もそうあって欲しいと思ってる」
「……君に欠点なんてないだろ」
ぎゅー。抱きしめる五条に、そっと夏油も腕を回し、力を込める。
「本当に?」
「……全部長所だよ。私にとってはね」
「本当に? 俺の弱いとこも好きで、友達でいてくれる?」
「君に弱いところなんてないだろ」
「あるよ。傑がいないと駄目なところとか」
「君はそんな感じする」
夏油は笑った。
そう、この五条は夏油の五条とは違う五条なのだ。
多分、だから夏油は道を踏み外さないで済んだのだろう。
女の体は、心臓を高鳴らせ、乙女回路全開で五条にキュンキュンする。
「……君の顔、見てもいいかな」
「俺も傑の顔みたい」
勇気を出して言った言葉は即座に受け入れられた。
両者は目隠しを外す。チャーラーン。感動的な音楽が鳴り響きそうなところで。
次の瞬間、魔法使い五条は蹴り飛ばされ、戸惑う夏油は蹴り飛ばして割り込んだ五条の顔を見た。
「俺だってお前の事、親友って思ってるから!!!」
「……悟♡」
そうして、夏油の心は塗りつぶされ、2人はホテルにしけ込んだ。
縛られ山と積み上げられた一行は、それをポカーンと見送った。
五条はフルフル震えて起き上がる。キューンキューン。
「大丈夫かい? 悟。硝子みたいな真似するからだよ」
駄狐が手を差し伸べると、五条は涙を拭う。
「俺には傑がいなくても傑がいるし!」
「そうだね」
「せっかく……せっかく今度こそって思ったのにー!」
「お前には話がある」
「ひっ……」
「まあ、聖夜に説教は俺も嫌だし。このまま飲みに行こうぜ」
「私も連れてけー。あっ 日下部さん、あとお願いします」
そうして、ダブルデートということで、硝子(女)はもふもふ尻尾にありついたのだった。
マシュマロ
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