トリニティにて……
「誰が助けて…」
『もぉ…そんな言い方だと私が虐めてるみたいじゃんね。』
「ミカさん…年下虐めて楽しい…?」
『ちょ…虐めてないって…』
「なら…なら……!」
「尻尾引っ張るのやめてください…!!」
「クソ痛いんすよ!?」
『だって!ミスラ君が撫でさせてくれないからじゃん!!』
「やだぁぁ!!ゴリラに殺されるぅぅ!!」
『……』ピキッ
『あはっ☆誰がゴリラなのかなぁ?』
「ア…イヤ…コ…コレハソノ…チ…チガク――」
『――んー?声が小さくて聞こえないなぁ〜?』
「ゴ…ゴメンナサ――」
『――謝るぐらいなら言わないでよね。あーあ、傷ついちゃったなぁ〜あー気分悪〜』
「な…撫でていいから…」
『……』ニヤリ
ミカさん(ゴリラ)の手が俺の頭を撫でる。
その瞬間、喉がゴロゴロと鳴る。
あぁ…ダメなのに…
気持ち良すぎて…帰るの遅くなっちゃう…
誰か…この快楽から助けて…
『ほら、嫌嫌言ってながら気持ち良さそうに喉慣らしてるじゃん。』
「こ…これは違う…」ゴロゴロ
「ク…クソ…止まれっ…止まれってば…!」
『ほ〜ら、耳とか〜』
次の瞬間、とてつもない快楽が俺を襲う。
「んにゃぁっ!?」
『ふふ、やっぱり耳が弱いんだ〜』
耳元でミカさんに囁かれる。
『正直になったら?堕ちちゃえ…』
「にゃ…ぁ…//」
俺は快楽に抗うこともできずに、夕方18時57分を迎えた。
ミレニアムにて……
俺が廊下を歩いていると、前からユウカさんとノアさんがやってくる。
あっちもこっちに気づいたのか、手を振ってくる。
俺は手を振り返す。
ユウカさん達は歩いてこっちにやって来た。
『この前はありがとうね。』
ユウカさんの手が俺の頭を撫でる。
とても気持ちいい。
ミカさんよりかはちょっと下手だけど…
「先生、あの後どうなったんですか?」
『ん?私がお小遣い制度でお金管理するって言ったら絶望したような顔になったわ。まぁ、それが妥当よ。』
『はは…ユウカちゃんはちょっと優しくしたらどうです?先生も、それだと少し辛いでしょうし…』
『いいや!ダメよ!ノア!先生を甘やかすとすぐ無駄遣いするんだから!』
『それより…ミスラ君はどうして今日はミレニアムに…?』
「暇だから!」
『へぇ…暇ならちょっと付き合えよ。ミスラ。』
「あ、ネルさん。」
『ネル先輩、ちょうどいい所に…』
『あん?なんだ?ユウカ。私に用事か?』
『えぇ…ちょっと用事がありましてね……』
あれ…?笑顔なのに急にユウカさんの顔から恐怖を感じ取れるように……
あ、絶対ネルさんなんかやらかしたな。
『ネル先輩?ちょっとあっちの部屋、行きましょうか?』
『あ、あー、いや、私、そういや用事が――』
『用事はないでしょう?リーダー?』
『なっ……!?いつの間――』
『――じゃ、逝きましょうか?ネル先輩?』
『離せぇぇ!!』
ネルさんはユウカさんに連れて行かれた。
怖い…
『さ、私たちはどこかへ行きましょうか。』
俺は頭を撫でられる。
いい気分。
「うん!」
「あ、やべ…」
「はい!」
『ミスラ君って本当に猫みたいですね。』
「……猫扱いはやめてください。」
ゴロゴロ
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電話にて……
『あ、ミスラ、明日、当番行ける?』
「行けるっすよ!」
『ごめんね〜急に当番の子、熱出しちゃって…』
「大丈夫っす!」
『じゃあ、よろしくね!』
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